概要
トリプタミン系薬物の一種で、正式には5-メトキシ-N,N-ジイソプロピルトリプタミン(5-methoxy-N,N-diisopropyltryptamine)という幻覚剤の一種。
略称が5-MeO-DIPTであるため、これを読み下して「ゴメオ」という俗称がついた。
かつては規制が追いついていない脱法ドラッグの一種であった。
「性感が高まる」「肛門括約筋が緩む」という作用から一時期は特にゲイの遊び人の間で蔓延し、ハッテン場でも乱用されていた。
しかし理性がなくなった状態での性行為に浸ることで性行為感染症のリスクが高くなり、またうつ病になりやすくなるといった悪影響も指摘されている。
そのため日本では2005年に麻薬指定され違法となった。
しかし違法となってからもゴメオを使用して逮捕されるケースは相次いでおり、未だその中でゲイのプレイ用に使用された例は少なくない。