作詞・ 作曲:吉井和哉 / 編曲:船山基紀
概要
KinKi Kidsのデビュー20周年イヤー第1弾シングル。発売日は2016年7月20日。
表題曲「薔薇と太陽」は作詞・作曲を「THE YELLOW MONKEY」の吉井和哉が担当。吉井は同年9月20日に発売されたアルバム『N album』に収録されている「ホタル」でも楽曲提供している。
また、本作のCDジャケットは俳優の斎藤工が撮影。これは斎藤が「KinKiKidsのブンブブーン」(2016年6月5日)放送回にゲスト出演した際、「松尾寫眞館」にて2人を撮影したものであり、斎藤によると「被写体がいいので採用された」とのこと。
CDについて
「初回限定盤A(CD/DVD)」・「初回限定盤B(CD/DVD)」・「通常盤(CDのみ)」の3種類。
楽曲について
吉井によると楽曲のテーマは「大人になった硝子の少年」。
ロック、ラテンを基軸にしたサウンド、色気と哀愁を濃密に反映させた歌詞が特徴でスペインのフラメンコを意識的した曲調となっている。
吉井がKinKiのファンということもあり「少年から英雄」、「硝子のツノ」など、同曲をイメージした歌詞がちりばめられている。
サビの歌詞「バキュバン」とはワインの保存器具を指す。歌詞の表記は「Va・Cu・Van」だが実際のスペルは「vacuvin」である。
演奏について
この楽曲は剛はバンドを率いてギター演奏、光一はダンサーを率いてダンスというお互いソロ活動で培ってきた個性を押し出した形での演奏となってる。
同様のスタイルは『KinKi Kids Concert 「Memories & Moments」』の「SPEAK LOW」、「キラメキニシス」演奏時に行われていたがシングル楽曲では初。
『KinKi Kids Concert Tour 2019-2020 ThanKs 2 YOU』では剛の体調を考慮し、バラードナンバー以外の楽曲もこのスタイルにて演奏された。
「首筋に光る汗は~」という部分にて光一が首筋の汗を拭うという演出があるが、テレビでの演奏時にはこの時の光一の首筋をどれだけ魅力的にカメラは撮れるかという「シャルドネ選手権(まとめた動画がこちら)」なるものがSNS上にてファンの間で自主的に開催された。
ライブでは主に後半への場面転換にて披露されることが多い。
この時、ステージが緞帳(せり)を用いて上下二段になり上段に剛とバンド、下段に光一とダンサーという形で演奏される(下記関連のライブ動画参照)。