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金田一少年の事件簿

きんだいちしょうねんのじけんぼ

『金田一少年の事件簿』は、不定期連載中の漫画およびそれを原作とするメディアミックスである。
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概要

原案・原作:天樹征丸(本名:樹林伸)および金成陽三郎、作画:さとうふみやによる本格ミステリー漫画。 

略称は「金田一」。

第19回(1995年)講談社漫画賞少年部門受賞。
単行本の発行部数は2015年時点で9000万部を突破している。単行本の他に文庫版、愛蔵版なども発売されている。

堂本剛主演ドラマの大ヒットなどもあり「週刊少年マガジン」において最も知名度が高いタイトルの一つにであるとともに、本作の影響もあり連載開始された名探偵コナン少年サンデー連載)と並んで日本のミステリー漫画の二大巨塔とも言える存在である(コナンとコラボを行うこともままある)。

第一部(定期連載、1992~2001年)

週刊少年マガジン」にて1992年から2001年まで第一部として定期連載された。

"FILE"シリーズ

「オペラ座館殺人事件」から「速水玲香誘拐殺人事件」まで。コミックス全27巻。事件の区切りと巻の区切りは全く関係なくまちまちであった。

"CASE"シリーズ

「魔犬の森の殺人」から「金田一少年の決死行」まで。コミックス全10分冊。1つの事件につき1巻または2巻ごとに綺麗に区切られており、その尺に合わせた都合で事件のラインアップは少し短めの話と非常に長い話の両極端。

第二部(2004年~)

2004年夏以降は不定期で新シリーズが連載されるようになっている。

  • 2014年3月から2017年10月までは『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』として連載。
  • 2018年1月からは青年誌である「イブニング」に移籍し、本作から20年後を舞台とした『金田一37歳の事件簿』を連載中である。
  • 2022年1月からはイブニングにてシリーズ連載30周年記念として『金田一少年の事件簿30th』を連載。

作風

主人公の周りで発生した重大事件の謎を解く、本格的なミステリーを題材としている。名探偵コナンのようなSF設定(未知の毒薬、近未来的アイテム、巨大な悪の組織とその対抗勢力…など)は一切なく、一部に少々現実離れした誇張や派手な演出は見られるとはいえ、現実世界の原理原則で説明困難な事象は基本的に発生しない。

作品構成の特徴として、多くの事件が連続殺人であり、なおかつ事件の大半は1エピソード読み切りの単発ストーリーで、一部の例外を除き事件どうしに大きな繋がりはなく、事件を順不同で読んでも理解可能であると言う点が挙げられる。

また、コナンと金田一は立ち位置に大きな違いがあり、どちらも表面上はあくまでも一般人という扱いであるが、小学生のため捜査に多くの場合関わらせてもらえず、独自に捜査をしなければならないコナンと違い、高校生の金田一は事件捜査に過去の実績から警察に協力を求められ、積極的に証拠や捜査資料を見せてもらっている。

そしてコナンの場合、日常に起こる謎や怪盗キッドとの戦いなど、人が死なない事件を取り扱うことも多く、最大の敵として黒の組織という犯罪組織が設定されている。また、曲がりなりにも探偵事務所の居候という形をとっており、事件の多くは事件解決を依頼されたという形で必然的に難事件に関わっていくスタイルをとっている。そして犯行動機が「自分のこだわりに反したから」など相当身勝手な理由の犯人が多く、さらに事件の真相解明後はコナンらを殺傷してでも逃げようとするなど往生際が悪い(そして蘭などに返り討ちに合う)。

しかし本作は主に、金田一がたまたま出向いた場所で連続殺人事件が起きると言う、ある種、行き当たりばったり的に事件が多発・遭遇する形式をとっている。複数の事件で暗躍し、金田一に挑戦するように事件の起こる場に呼び寄せる最大の敵として地獄の傀儡師が存在するが、犯罪組織ではなく天才的な犯罪コーディネイターという立ち位置。また作中の犯人たちの犯行動機も後述するが重いものが多い。そして事件の真相解明後は、自らの復讐は終えていることもあってか動機を明かした後、多くの場合は大人しく連行される。
 

ミステリーのスタイル

本作では主に、クローズド・サークルと呼ばれる外部から隔絶された状況下での連続殺人、見立て殺人を扱うことが多い。

また、事件の真相の詳細がいかなるものであったか?もさることながら、不気味な犯人の正体が登場人物の誰なのか?に重点を置いた、いわゆるフーダニットが強調されていることも本作の醍醐味である。

長編ではほぼ毎回、犯人が変装した姿やその土地に伝わる昔話などから、妖怪怪物のような二つ名(怪人名)であだ名されるのは本作の大きな特徴。事件の登場人物に覆面マスク、胡散臭い偽名などを纏ったあからさまに怪しい人間が含まれるなど、怪人との繋がりを類推(誤認)させるミスリードも多用されている。 

事件発生直後は、トリックによってもたらされた不思議な現象がファンタジーやSFホラーのような伝承の怪奇現象や呪いであるかのような、オカルトめいた演出がされる。一方、先述のように事件のトリックもその解決手段も基本的には現実世界の物理法則で説明可能なものとなっており(フィクションとして誇張されて描かれることはあるが)、オカルトの皮を被った人間の悪意に論理的思考で立ち向かう、見立て殺人の裏に潜んだ真意を暴くという形で現実的な結論に帰着することとなる。

犯人の殺害動機は色々あるが、圧倒的に多いのは被害者達に対する復讐である。被害者達が過去に極めて重大な罪(犯人の恋人や身内を自殺に追い込んでいた、事故に見せかけて殺害など)を犯していたが裁かれていないなど倫理的にかなり問題のある人間であることも多い。このような被害者たちの背景など動機の部分は漫画1~2話分程度にかけてしっかり描かれることが多く、複雑でウェットな人間ドラマの側面も併せ持つ。

中には、最近公開されているスピンオフを先に読んだ読者が、そこで面白可笑しくいじられていた犯人が原作では予想以上に重すぎる動機を抱えた悲劇的なキャラであったことを後に知り、ギャップの激しさに衝撃を受けたという人もいるほど。

なお動機自体には同情できても、結局犯人も犯行計画の途中で目撃された、犯人に気が付いてしまったなどの理由で無関係、無害な人間を多数殺害してしまう展開も多い(そして犯行計画が練られたものである程、イレギュラーな殺害が事件解決の大きなヒントになることも)。動機には同情の余地があったとしても、犯行自体を正当化するような描写はなく、金田一も犯行を容認したり犯人に妥協を見せるようなことは一度としてない。

ただ中にはそもそも私利私欲で殺しを重ねる人間もおり、復讐劇一辺倒というわけでもない。

キャラクターの扱い

ミステリー漫画としての本作の大きな特徴として、キャラクターの扱い方がある。

本作は、少年漫画に多くみられる「レギュラーキャラクターがどんどん増えていき、それぞれのドラマをも描く群像劇」というスタイルはとられていない。

レギュラーとして恒久的に登場し続けるキャラは両手で数えられるほどで、それらの掘り下げも本編ではほぼ描かれず、本編から独立したスピンオフに集約されている。本編は、あくまでもいかにしてミステリー要素で読者を楽しませるかに力を入れた内容となっている。

例えば、レギュラーや準レギュラーと思われた人物が殺害されたり犯人だったりという事態が当たり前のように発生するなど、キャラクターの扱い方に容赦が無い

そのため、金田一少年の母校である不動高校で連続殺人が多発したり、普通に金田一少年と仲の良い友人や知人が犯人や被害者になったりしており、読者によってはトラウマになったような回もある。

そして死亡したキャラが幽霊の姿で夢に何度も出てきたり、死んだ(が、よく考えたら死なれたら制作上困る)重要レギュラーのそっくりさんが新キャラとして登場したりなど、他の漫画ではあまり見られないような演出もしばしばみられる。

更には、原作者と作画担当公認のスピンオフでは毒を弱めるテコ入れがなされ、本編を別軸でギャグにして茶化すといった方法で人気を獲得したキャラクターもいたりする。

なお先述のように本編ではレギュラーキャラの掘り下げに重きが置かれていないなめ、作中の登場人物の役割変更や立場の入れ替えが容易に可能な構造である。原作では役割がどうにも悲劇的な役回りだったがドラマ版やアニメ版では扱いがマシになったというキャラクターも複数いるほか、このことが何期にもわたって心機一転で全く新しいシリーズのドラマを制作可能にしている(設定変更により過去のシリーズとは別物として制作しても不整合にならない)面もあると思われる。

ストーリー

主人公の金田一一(きんだいちはじめ)は少しぐうたらでひょうきんな高校生。
しかし、ひとたび事件が起きると大人顔負けの鋭い洞察力を発揮する。

実は彼の正体は、あの金田一耕助の孫であった。

登場人物


事件


テレビドラマ


アニメ

テレビ版

テレビアニメは、第1期が1997年4月7日から2000年9月11日まで読売テレビをホスト局に日本テレビとその系列(NNN)28局で月曜夜7時-7時30分に放送された。ほか遅れネットながら、四国放送でも木曜深夜に放送され、トリプルネットのテレビ宮崎と、TBS系列(JNN)の一つである琉球放送で放送された。全148話+3話(special)。

「金田一少年の事件簿R」は全47話+2話(OAD)。劇場版アニメは2作。

チャンネル5.5

DLE製作によるFLASHアニメ

カロリーメイトをスポンサーに名作漫画を原作無視でアニメ化するプロジェクトの第1弾として配信された。全4話。もちろん声優はテレビアニメなどとは異なる。

CV:金田一一、剣持勇(FROGMAN
CV:七瀬美雪(逢沢りな

関連イラスト

お誕生日おめでとう!!
R


金田一少年の事件簿
きんだに!


30周年!
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関連タグ

ジャンルミステリー
作者天樹征丸 金成陽三郎 さとうふみや
発行誌週刊少年マガジン 講談社
カテゴリー漫画 ドラマ ラノベ テレビアニメ ゲーム
キャラ金田一少年の事件簿の登場人物一覧
事件金田一少年の事件簿の事件一覧
犯人事件簿の怪人
ドラマ金田一少年の事件簿(ドラマ)
コンビ平行線コンビ 薔薇兄妹
NL金田一カップリングタグ一覧
BLK田一少年【腐】
users金田一100users入り 金田一500users入り 金田一1000users入り
公式コラボ名探偵コナン&金田一少年の事件簿めぐりあう2人の名探偵
二次コラボ死神コンビ タルト少年の事件簿
その他金田一 チャンネル5.5 地獄のビビンバ フクロウ

※クロスオーバータグ。

外部リンク

原作

公式Twitter

アニメ版

第1期、SP版

金田一少年の事件簿 TVアニメ公式サイト(東映アニメーション)
金田一少年の事件簿SP TVアニメ公式サイト(東映アニメーション)

第2期

金田一少年の事件簿R TVアニメ公式サイト(東映アニメーション)
金田一少年の事件簿R TVアニメ公式サイト(読売テレビ)

劇場版

金田一少年の事件簿 オペラ座館・新たなる殺人
金田一少年の事件簿2 殺戮のディープブルー

ゲーム版

名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵

パチンコ版

CR 金田一少年の事件簿

チャンネル5.5版

チャンネル5.5

まとめサイト

wikipedia
アニヲタwiki(仮)
ニコニコ大百科

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