どーも青山です!
人物
1963年6月21日生まれ、鳥取県北栄町出身の漫画家。日本大学芸術学部美術科卒。本名は青山剛昌(よしまさ)。
1986年、『ちょっとまってて』で小学館新人コミック大賞を受賞し、漫画家を志した。
学生時代は剣道をやっており、後の代表作『YAIBA』を描き始めるきっかけにもなった。
また、自他共に認める読売ジャイアンツの大ファンとしても知られる。
自身の代表作である国民的長寿作品『名探偵コナン』に内容が生かされているほか、同作のカバーの折り返しの名探偵紹介コーナーで遺憾なく蘊蓄を披露している。家族や知り合いに専門職や警察関係者がいるため、よくコナンを描くうえでのアドバイスをもらっているそう。
自動車にもかなり凝っていることが窺えるが(弟が継いだ実家は車屋だそう)、名探偵コナン2巻の巻末おまけのアシスタントが描いた4コマによれば、愛車であったアンフィニを仕事の忙しさにかまけて放置した結果バッテリーがあがりきってしまったという。
元々アニメーター志望で、学生時代は機動戦士ガンダムのキャラクターコスプレをしていたり、ルパン三世の峰不二子が初恋の相手だったりと、オタク気質がある。劇場版の絵コンテに加わる、ガンダムの主要キャラクターをもじったキャラクターを作中に出す、ルパン三世とコラボするなど、若い頃の夢も着々と叶えている。近年では、氷菓や響け!ユーフォニアムなど、京アニ作品にハマっている模様。刑事ドラマ「相棒」の元旦スペシャルに特別出演したりと話題の提供も多い。
特に艦隊これくしょんにおいては「山本ハーロック五十六」の名で知られるかなりヘビーな提督であり、2024年現在でも結構な頻度でランカー入りしたりイベントにおいて友軍艦隊(ボスの突破の一助になる支援システム)が解禁される前に最高難易度の「甲」を突破したりとその入れ込みっぷりには枚挙に暇が無い。そして何故かこれらの進捗は『名探偵コナン』の公式アプリ内で報告される。
2023年のサービス開始10周年の折には赤城を描いたお祝いイラストを寄稿している。
それ以外だと、日本テレビ系列で放送されている『THE突破ファイル』も欠かさず視聴しているらしく、『黒鉄の魚影』100億突破記念にアニメ放送局が同じ日本テレビ系列なのも相まって番組MC・内村光良が持っている扇を持ったコナンが「突破!」と言っている特別イラストを書いている。
2005年にコナン役の高山みなみ氏と結婚したが、お互いに多忙な生活を送っていたためすれ違うようになり、2007年に離婚。
なお、結婚祝いにアシスタント達から贈られたロシアンブルーの「カイト」くんは今でも愛猫として可愛がっている。(名前の由来は、もちろん「怪盗キッド」こと黒羽快斗。ちなみに、「コナン」も候補にあったらしいが、元妻の高山から反対されたため残念ながら却下された。)
近年、腱鞘炎をはじめけがや病気で入院しがちなため、ファンから心配の声も多い。そのたびに「しばらく趣味三昧だ~!」とお道化てファンの心配を和らげようとするのがお約束。
(一応補足として付け加えておくが週間連載は「健康より原稿」と言われるほどスケジュールがキツく、それ故漫画家の健康を害しかねない過酷なエピソードは多い。)
北栄町の観光関連
実家の北栄町においては、青山剛昌ふるさと館というコナン資料館的な名所ができたり、同町内にコナンの名を関した橋や通りなどが続々と出来ていたり、観光に大活躍している。ただし、なぜか町の観光大使にはなっていない模様(参考)。
作風
メリハリのついた線ではっきりとした描画で描かれる。
特に主人公や女性キャラクターは、目や瞳のハイライトを大きめに描き込んでおり(目の線などは『戦闘メカ ザブングル』が元ネタとのこと)、また丸顔になりやすい。特に、イケメンや美人は、どちらも顔の線が曲線的でシャープになり、瞳が大きくなる傾向がある。なお、一時コナンの連載初期(6巻「祭りの夜」など)にはやせ型のキャラクターの顔が顎が細く妙に面長になるなどしていた。
ストーリー面は多様だが、主人公とヒロインが「幼馴染」で「両片思い」という黄金パターンが多く、青山本人曰く「幼馴染への憧れ」が強いからとのこと。
特に作者最長の連載作品である『名探偵コナン』では、公式カップリングのほぼ8割が上記のパターンである。
代表作
連載
短編
いずれも「青山剛昌短編集」に収録済み
短期集中連載
単行本特典
関連項目
青山剛昌作品コンビ・CP一覧……一般向けのコンビ・トリオ・グループタグ
青山作品公式CP……公式CP
青山作品非公式男女CP……NLCP
まじコナ腐向け……BLCP
青山作品百合……GLCP