概要
青山剛昌による野球漫画で、「週刊少年サンデー」1991年1月増刊号から1993年2月増刊号まで連載された。全6話。
あらすじ
長嶋茂雄と同姓同名の高校球児・長島茂雄は試合で結果が出せずに落ち込んでいた。
ある時に雨宿りで入った名園運動具店から神様のバットの話を聞き夜中に再び訪れると、なんとそこには太平洋戦争で戦死したはずの沢村栄治が現れて長島にベーブ・ルースのバットをプレゼントした。
ユニフォームのズボンのポケットに現金を入れる事で打撃力が出せるバットを使い長島は甲子園を目指すのであった。
登場人物
- 長島茂雄
主人公。港南高校2年生。野球選手と同姓同名(※シマの字が違う)故に4番サードに抜擢されるが、努力しても試合で実力が出せなかった野球部員。バットの力を出す為にバイトや借金に苦しむ。
- 江夏豊
港南高校の女子生徒。長島のバイト先の喫茶店・景虎の店主であり阪神の大ファンである父親をもち、自身の名前も同名の野球選手に因むものの本人は女性らしくない名前を不服に思っている。
茂雄に好意を抱いている。
- 稲尾一久
大金高校の2年生エースで3番打者。沢村栄治のグローブを持つ投手。財閥の御曹司なので、キャッシュカードをポケットに入れている。名前は稲尾和久から。
- 野村勝哉
長島にポケットの秘密に気付いたキャッチャー。試合ではラフプレーを行うアウトロー。名前は野村克也から。