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艦隊これくしょん

かんたいこれくしょん

『DMM GAMES』にて配信中の艦隊育成型シミュレーションゲーム。擬人化された実在した艦船「艦娘」を集め、自分だけの艦隊を作ろう!
目次 [非表示]

ゲーム概要編集

ブラウザには『艦隊これくしょん~艦これ~』と表記されるが、商標としては『艦隊これくしょん-艦これ-』が正式名として使用されている。

略称は「艦これ」。「これくしょん」の部分は平仮名が正式名称なので、タグ付け時は要注意。

艦隊コレクション」「艦コレ」は誤記である。また、戦艦コレクションでもない。


企画・開発:角川ゲームス(~2015年)、「艦これ」運営鎮守府(C2プレパラート角川アーキテクチャ)(2016年~)

出資・提供:DMM GAMES


ゲーム紹介編集

基本プレイ料金無料のPC/HTML5ブラウザゲーム。2018年8月15日まではAdobeFlashをプラットフォームとしていた。 また、2016年6月16日よりAndroid版も提供している。

iOS版は諸事情が重なり、HTML5化発表までは配信する事自体が絶望視されていた。HTML5への移行後はSafarichrome上で稼働することが確認されている(ただし、運営はiOSでの動作を保証していないのでサポートは無い。何かあった時は自己責任で)。

プレイヤーである「提督」の目的は、「艦隊の編成・育成・強化」。 両さん曰く、「まぁ、ザックリ言うと女子育成シミュレーションだ」


第二次世界大戦期に活躍した駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦航空母艦戦艦などを編成して無敵の連合艦隊編成を目指すわけだが、それぞれの艦艇うら若き少女に擬人化された艦娘(かんむす)であるところがポイント。


母港で艦隊を編成したり、工廠では艦娘や装備の開発を行い、資源を蓄えるために艦隊を遠征に派遣したり、艦艇への補給や近代化改修などを施し、しかるべき準備を整え、深海棲艦と呼ばれる未知の敵と戦う事になる。


艦娘のイラストは総勢20名を超える絵師・イラストレーターによって描かれており、キャラクターデザインの共通性と違いを楽しむのもまた一興。


リリース後10年を超えた現在も尚一定の人気を保ち続けている立派なロングヒット作品であるが、未だに公式サイトが存在しない(情報発信は公式Twitterが長らく担い続けている)など、最近のソシャゲに比べるとさすがにクラシックな部分も否めないという批判的な意見もある。


ゲームシステム編集

  • 艦娘は連続して出撃・戦闘を行うと疲労やダメージが蓄積され、攻撃の命中率や回避率に影響を及ぼす。戦闘から帰還した後は補給を行い、ダメージを受けていた場合はドックに入渠させ、傷を癒す必要がある。入渠が完了する時間は艦種やダメージの度合いによって変わる。
  • 一定量の攻撃を受けると艦娘の衣服や艤装が破壊され、中破大破)状態に。この状態はステータスの低下を招くだけでなく、大破した状態でうっかり進軍し、次の戦いで敵の攻撃を受けるような事があれば手塩にかけて育てた艦娘が轟沈してしまい、二度と戻らない。(逆に言えば、大破さえしていなれば何があっても艦娘が沈む事はない)
  • 艦娘を増やす方法は工廠(後述)で建造を行うか、戦闘終了後のドロップ入手を狙う2通りの方法があるが、レアリティの高い艦娘であるほどより多くの資源を投入したり、難易度の高い海域に赴く必要が出てくる。
  • 工廠では、一定量の資源と開発資材を消費して艦娘の建造や装備の開発を行う。何が完成するかは完全にランダムであり、既に所有している艦娘や装備と重複してしまう場合もあるが、装備に関しては艦隊司令部レベルと秘書艦の艦種によって完成する装備がある程度決まる(戦艦:主砲、空母:艦載機など)。特定の任務を達成する事で大型艦建造改修工廠が解禁となり、より強力な艦娘の建造や装備の強化が可能となるが、その分より多くの資源や開発資材などを必要とする。
  • 上記で解説した通り、艦娘の補給や修理、装備などの開発には燃料弾薬鋼材ボーキサイトの各種資源が必要不可欠である。艦隊司令部レベルごとに定められた最大資源備蓄量までは時間の経過によって微量の資源が自動で供給されていくが、遠征(後述)やマップ上の緑のマス、艦娘・装備の解体などでも資源を獲得出来る。
  • 遠征では、艦隊を「おつかい」に出して資源やアイテムを調達させる事が出来る(第2艦隊以降が編成可能である事が条件)。ただし、成功条件として必要な艦隊の人数や艦種、レベルが各遠征内容ごとに定められており、多量の資源を獲得可能な任務であるほど所要時間も長くなる傾向にある。遠征中の艦隊に帰還命令を出して呼び戻す事も可能だが、この場合は自動的に遠征失敗となる。
  • 一定の期間になると、難易度の高い特別な海域への出撃が解禁となり、クリア報酬として新しい艦娘や装備が手に入る場合がある。詳細は期間限定イベント海域の記事を参照。

サービス開始前の段階では艦娘や武器を他ユーザーとトレードする機能があると書かれていたが、リリース時には実装されていない。


小ネタ編集

本作には単なる萌え擬人化に留まらず、それぞれの艦の「史実」がそこかしこに仕込まれている。

  • 国の威信をかけて建造されたものの、欠陥戦艦のレッテルを貼られた不運艦である扶桑型(扶桑山城)姉妹は何かにつけて拗ねる辛気臭い姉妹と化す。
  • 当時の無敵艦隊と称された一航戦に所属する加賀は新参である五航戦の面々にキツく当たる。
  • 参加した実戦の大半が夜戦であった川内は重度の夜戦フェチと化す。
  • 同型艦系列は同じ絵師が担当するのが基本だが、長良型のように史実での製造時期が異なっていたり、高雄型のように元になった船の設計が途中で見直されるといった経緯を経るなど、史実で型系列内の差異点を持つ艦はイラストの絵師や声優・絵の特徴(服装など)が異なる。

…とまあ、細部の小ネタまで含めれば枚挙に暇がなく、そのこだわりは(ブラウザゲームの範疇では)「異常」ですらある。


日本海軍の艦船そのものに興味がある人には十分満足できる情報量を持ち、萌えの方面から入った提督もここから戦史を学ぶ興味が湧く事になるかもしれない。ただし、他の艦船擬人化ゲームは様々な国の艦船を幅広く実装しているのに対し、本ゲームはあくまでも日本海軍艦主体のゲームであり、海外艦の実装ペースは遅め。特に英米艦関係のネタは他の艦船擬人化ゲームに比べると明らかに薄味で、日本以外の艦船に興味のある人には物足りないかもしれない。


また、現実には到底有り得ない武装が積めてしまったり(金剛型大和型の46cm砲を積んだりとか)逆に史実では搭載していた装備が何故か積めない様になっていたりと、史実とはかけ離れた仕様も少なからずある(運営もこの不自然さを気にしていたのか、後に「フィット砲」と呼ばれるシステムが導入され、過大な主砲を積むと命中値が下がるようになった)。


なお、第二次世界大戦では日本の艦船は、大半の艦が大勢の乗組員と共に沈没しており、由来となった艦にまつわるエピソードを調べた後に艦娘と重ねて鬱な気分に陥らないように注意されたし。


声優編集

詳しくは、艦隊これくしょんの声優一覧にて


イラスト絵師編集

詳しくは、艦隊これくしょんのイラストレーター一覧にて


装備アイテム編集

詳しくは、艦隊これくしょんの装備アイテム一覧にて


歴史編集

リリース前編集

2011年頃にDMMでコンシューマー向けのゲーム事業への参入を計画した担当者がDMM会長へ直訴して会長直轄事業として承認され、かつて同じゲーム開発会社に所属していた角川ゲームズの担当者に話を持ちかけて開発を開始する。

また、当時のDMMは自前のプラットフォームを持たず他社に依存していたが、自社プラットフォームの開発も開始する。当初はDAU15,000程度を想定したシステム設計だった。

また、これらの経緯から開発資金や設備投資、ビジネスリスク等は全てDMMが持ち、リリース以後のマネタイズ部分は全てDMMが享受する事となる。では、角川側にはメリットが無いのか?と言えば然に非ず、リリース直後の2013年6月頃には株価が1,000円近くも上昇するという多大な派生効果を受けており、以後もコンテンツビジネスのパートナーとして関わっている。


こうして「艦これ」は、出資・プラットフォーム提供(DMM) - コンテンツ企画・開発(2016年まで角川ゲームズ→C2プレパラート)- コンテンツビジネス(角川KADOKAWAという協力関係の元に誕生する。


第一期編集

2013年4月23日サービス開始。

6月中頃まで順調にユーザー数が推移していたが、新規ユーザーの募集を一旦中止し、7月頭に再開。その直後から1万人/日単位で爆発的に増加し、開発当初は半年から1年で10万人登録が目標だったのだが、あっという間に10倍の登録数に膨れ上がった


この膨大な負荷によってユーザーの間でエラー時に表示される抜猫に掛けた「猫襲来」と呼ばれる接続エラーが多発。

以後、サーバーの補強・増設(これに伴い、初代サーバーを横須賀鎮守府とし、かつての日本海軍にゆかりのある鎮守府や地名などの固有名が付けられるようになった。詳細は鎮守府を参照)を繰り返すが、それを追い越す勢いで新規ユーザー登録が加速し、あっという間に登録数50万人を軽く突破(特に登録数50万人から60万人はたった二日で成し遂げたとも言われている)。

ユーザー増加の推移(運営鎮守府の戦史)はエラー娘の記事も参照。


同年10月にはアニメ化計画が発表され、2015年1月~3月に放送された後、続編の製作も発表された(放映未定)。2016年11月26日には劇場版も公開されている。


当初より新規プレイの開始は毎日の抽選制となっており、指定のサーバー開放日にアクセスしなければならなかったが、2015年7月3日より柱島泊地が常時着任可能サーバへ移行。これと同時に抽選制が廃止となる旨が発表された。(参考ツイート)


リリース当初の艦これはブラウザプラグインAdobeFlash上で稼働していたが、開発元のAdobe社が2020年12月31日をもってサポート終了を表明したため、2017年9月16日に18年春頃を目途にしたHTML5への移行および、友軍艦隊システムの実装を発表。まず、2018年2月から始まった第1期最後の期間限定イベント「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)」で、NPCによる「友軍艦隊」が実装された。


最終的に2018年8月15日から17日にかけての三日に渡る大規模メンテナンスの完了をもって稼働プラットフォームをHTML5へ移行し、同時に5年続いた『艦隊これくしょん第一期』が終了。

各提督のアカウント情報を引継ぎつつ、UIやマップなどを一新した『艦隊これくしょん第二期』のサービスが開始された


第二期編集

前述の大規模メンテナンス完了に伴い、2018年8月17日サービス開始。

大幅なリニューアルに伴い、通常海域の攻略状況などはリセットされ、母港でのUIは今までのものも含め、新たに英語表記の「三式改」を導入した4種類から選択可能となった。

海域経験値などもかなりの調整が加わっており、「キス島レベリング」や「オリョールクルージング」などの経験値や資源を簡単に稼げるとされてきた今までの手法は、新たに情報を精査し直すまでまともに使えなくなるものも現れ始めた。


HTML5への移行に伴って、HTML5に非対応のブラウザでは完全にプレイが不可能となった為、他ブラウザへの乗り換えが必要となるが、反対にHTML5に対応さえしていればスマートフォンに標準搭載されているブラウザでもプレイ可能となった。

2016年6月から提供されているAndroidアプリ版については、当初は第二期用の機能が一部使えなかったが、2023年12月に64bit対応を含めた大規模アップデートを行い、PC版と遜色ないプレイができるようになった。


キャラクター編集

艦娘(プレイヤー側)編集

艦娘(かんむす)は、今作に登場する艦船擬人化キャラクターの総称である。

プレイヤー側(提督)の指令を受け、敵である深海棲艦と戦ってくれる。

詳細は「艦娘」の項を参照。

なお、pixivにおける名前のタグ登録は、綾波レイ長門有希戦闘妖精・雪風のように艦名に由来するキャラクター名など他の用例も多い場合、「○○(艦隊これくしょん)」を推奨。


深海棲艦(敵キャラクター側)編集

提督が艦娘を率いて戦う謎の軍団であり、このゲームにおける敵キャラクター。

その正体や目的、そして何のために人類を脅かすのかは不明。

それぞれに「いろは歌」(いろはにほへとちりぬるをわかよたれそ…)の頭文字が割り当てられており、登場順ごとに追加されている。

詳細は「深海棲艦」の項を参照。


サポート・マスコットキャラクター編集

※自軍艦船としても使用可。


注意編集

二次創作について編集

基本的に二次創作については寛容な姿勢を取っており、ガイドラインに沿っていれば問題にならない。


しかし、サンリオが絡むキリン改二ボクカワウソについては二次創作が制限された。うっかり禁止ラインを踏み超えてしまわないように。


2020年8月、某同人誌即売会にて公式絵コラージュ画像を使ったグッズ販売、スタッフへの誹謗中傷や名誉棄損を伴う同人誌・グッズの販売等、悪質なガイドライン違反行為が相次いだ為「ガイドライン違反者はC2・艦これ関連の二次創作・同人活動及び付随活動を一切禁止する」事も明言された。


DMM.comの規約上の注意編集

このゲームは18歳未満のユーザーはご利用する事ができません。

(無論、受給18歳以上である他人のアカウントを使用する事も不可)

厳密には『艦隊これくしょん』自体は全年齢向けのゲームなのだが(そのためメディアミックスに年齢制限はない)、DMM.comは18歳未満の人物は登録することができない。これはアダルトコンテンツであるからではなく、アイテム課金などの問題に考慮したDMMの指針によるもの。

・・・であったが、現在は利用規約の改定に伴い、18歳未満でも法定代理人の同意を得れば利用できるようになっている(もちろん成人向けの機能、サービスおよび商品は利用不可)

出典・オンラインゲーム利用規約、第3条の第5項・「http://www.dmm.co.jp/rule/=/category=onlinegame_service/

未成年の艦これファンはもう、身分を隠してコソコソやる必要も、或いは成人まで我慢する必要もない。艦これは今や、大人だけのものではないのだ。


メディアミックス編集

複数誌並行連載が行われており、それぞれの作品における主人公(ヒロイン)も異なる。

作品毎に世界観に関する設定が異なっており、統一されていない。

艦これ派生作品の項目も参照。


コミカライズ編集

タイトル主人公・ヒロイン掲載紙・サイト等作者(※1)開始日~終了日(※2)
艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!吹雪ファミ通コミッククリア(リンク)、コミックウォーカー(リンク)桃井涼太2013年5月3日~2021年4月9日
艦これ 公式情報漫画 発令!鎮守府通信天龍型ファミ通コミッククリア(リンク)原田将太郎2013年7月9日~不定期更新中
艦これ プレイ漫画 艦々日和コミニー(リンク)、コミックウォーカー(リンク)水本正2013年8月23日~2018年9月14日
艦隊これくしょん -艦これ- side:金剛金剛コンプティーク、ニコニコエース、コミックウォーカー(リンク)SASAYUKi2013年11月10日~2014年4月10日(※3)
艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海でオムニバス形式コミックアライブ、コミックウォーカー(リンク)田中謙介、さいとー栄2013年11月26日~2017年2月28日
艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル天龍型暁型コンプエース、ニコニコエース(リンク)、コミックウォーカー(リンク)深山靖宙2013年11月26日~2016年11月
艦これなのです!ドラゴンエイジプレミアム七六2013年12月9日~2014年4月9日
艦隊これくしょん -艦これ- 島風 つむじ風の少女島風電撃マオウ、コミックウォーカー(リンク山崎かずま2013年12月27日~2016年2月27日
ゆる艦~女提督プレイ日記~コミックウォーカー(リンク仁藤砂雨、湧井想太2014年3月22日~2017年2月3日
艦隊これくしょん -艦これ- 止まり木の鎮守府鈴谷熊野電撃大王電撃マオウ、コミックウォーカー(リンク)ヒロイチ2014年5月27日~2017年6月27日
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱オムニバス形式電撃マオウ種十号2016年6月27日~2021年12月号
艦隊これくしょん -艦これ- 水平線の、文月文月コンプティークななてる2018年4月10日(2018年5月より本連載開始)~2019年12月
艦隊これくしょん -艦これ- ブラックオーダー(仮)長門型コミックウォーカー(予定)田口央斗(連載中止)

※1 リンク先はpixivアカウント。

※2 連載系は雑誌発売日・サイト更新日、単行本書き下し系は単行本発売日。

※3 実質最終回掲載日。連載終了報告掲載日は2014年10月10日。


ノベライズ編集

タイトル主人公・ヒロイン掲載紙・サイト等作者(※1)開始日~終了日(※2)
艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆瑞鶴富士見ファンタジア文庫ドラゴンマガジン(※4)内田弘樹、魔太郎2013年11月20日(※5)~2016年3月19日
艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!陽炎ファミ通文庫築地俊彦、NOCO2013年11月30日~2015年12月26日
艦隊これくしょん -艦これ- とある鎮守府の一日コンプティーク角川スニーカー文庫椎出啓、鷹見一幸、銅大、こるり2013年12月10日~2014年7月10日
艦隊これくしょん -艦これ- 一航戦、出ます!一航戦角川スニーカー文庫鷹見一幸、GUNP2014年2月1日~2014年12月1日
艦隊これくしょん -艦これ- 瑞の海、鳳の空瑞鳳角川スニーカー文庫むらさきゆきや、有河サトル2015年2月1日~2015年12月26日

※1 リンク先はpixivアカウント。

※2 連載系は雑誌発売日・サイト更新日、単行本書き下ろし系は単行本発売日。

※4 1巻序盤、外伝のみ。

※5 ドラゴンマガジン先行連載開始日。1巻発売日は2014年2月20日。


アニメ編集

2014年8月開催の公式ファンイベント「第一回 横浜観艦式予行」で2015年1月から放送が開始されることが発表され、同年11月には放送局も発表された。


原作の製作総指揮者によると、「原作ゲームの世界観との乖離がまったくなく、良い感じに再現されている」とのこと(「「戦闘シーンが無茶苦茶カッコいい」艦これの産みの親がアニメを語る」より抜粋)。

また、アニメ提督については「原作ゲームのプレイヤーであり、視聴者自身がアニメに登場する提督」とされている(『アニメージュ』2015年5月号より抜粋) 。


内容は「深海棲艦に制海権を奪われた人類がその対策としてかつての軍艦の魂を背負う女性達、名付けて「艦娘」を送り込むことになった」と言うモノ。

詳しくは、艦隊これくしょん(アニメ)へ……。


また、続編となる劇場版アニメが2016年11月26日に公開された。詳細は劇場版艦これの記事へ。


さらに、劇場版が公開されてから6年の時を経て、2022年11月より新作アニメとして「艦これ」いつかあの海でが放送された。この作品はアニメ1期及び劇場版との直接的なストーリーの繋がりは無いとアナウンスされている。


コンシューマーゲーム編集

タイトル名称(正式) - 艦これ改(ソース記事)←発売日の情報が古いのでそちらは下記のソース記事を参照 対応機種 - PlayStation Vita

ジャンル - 艦隊型育成ゲーム

発売 - 株式会社角川ゲームス

開発 - 「艦これ」運営鎮守府、KADOKAWA GAME STUDIO

エグゼクティブプロデューサー - 安田善巳(株式会社角川ゲームス)

プロデューサー/ディレクター - 田中謙介(株式会社角川ゲームス)

発売日 - 2016年2月18日

希望小売価格 - パッケージ版 5,800円(税別) ダウンロード版 5,300円(税別)

CERO - C

※2017年1月末日に販売・配信終了


アーケードゲーム編集

タイトル名称(正式) - 艦これアーケードソース記事

ジャンル - トレーディングカードゲーム

発売 - セガ ・インタラクティブ

開発 - セガ ・インタラクティブ第2研究開発室(セガAM2研の後継)

エグゼクティブプロデューサー - 大崎誠(株式会社セガ)

スーパーバイザー - 田中謙介(C2プレパラート・C2機関)

稼動日 - 2016年4月26日


アナログゲーム編集

  • 艦これRPG 冒険企画局
  • 艦これRPGリプレイ・願いは海を越えて
  • 艦これRPGぼっちリプレイ 空はこんなに青いのに 幸宮チノ

スマートフォン版編集

プラットフォームは『DMM GAMESストア』に対応するAndroidのみ。

配信開始日は2016年8月1日(先行試験版は同年6月10日)。

GAMESストアからダウンロードする事でプレイ可能。UIはほぼ全てがブラウザ版と同じ。アカウントはブラウザ版と連動。アカウント情報をGAMESストアから読み取るため、ダウンロードしたアプリ単品ではプレイ不可。また、連動しているのでブラウザ版との同時ログインも不可。


備考編集

  • 運営が同人サークルC2機関)を母体としていることから、運営のスタンスは良くも悪くも同人ノリが強く、商業ゲームらしくない。ソシャゲにありがちなDLC商法と無縁なスタンスがガチャゲーに疲れたプレイヤーの支持を集めた一方、運営への怨嗟を募らせたプレイヤー、外部における面白半分な対立やヘイトの扇動などといった、ソシャゲに付き物の因習からは逃れられず、結果としてプロデューサーの田中謙介氏への過剰なバッシングがしばしば起こっている。また、同人ノリ故にかビジネス度外視の瑞雲祭りなどのリアルイベントは、誰がここまでやれと言ったと言われるほどの公式の気合いの入れようもあり、おおむね好評を博している。
  • ゲームシステム的には、基本的にプレイヤーが関与できず祈るだけの運ゲーである(こういうゲームシステムは別に艦これに限った話ではないが)。このため発祥元は不明だが欲しい艦娘を描いてうpすれば手に入るという都市伝説がまことしやかに伝えられ、実践した結果ドロップ・建造成功の報告が多数あり、pixivの投稿イラスト増加や、それを見た新規ユーザーの人口爆発に拍車を掛けた。
  • コミックマーケット86(2014年夏コミ)で『艦これ』のジャンルコードは「301 艦これ」になるとの事。 サービスインから1年足らずして独立ジャンル獲得である。
  • ニコニコ静画では、長期に渡りランキングを独占し続けた末に、見事カテゴリの殿堂入りを果たした。この他に殿堂入りしているカテゴリは、現時点では『東方Project』と『VOCALOID』のみである。
  • 日本テレビの情報番組『ZIP!』2014年1月22日放送分の「チューモーク!」では、特集として『艦これ』が取り上げられていた。しかしながら、解説の為とはいえ比叡蒼龍が轟沈させられたり、女子アナウンサーが着用していた金剛の衣装の胸元が死装束を示す左前になっていた事から一部の失笑を買った。
    • そしてそのちょうど1年後の2015年1月22日未明、ある艦娘がアニメで轟沈するという、さらなる悲劇 が提督達を襲った。『艦これ』と轟沈は切っても切れないものであるとはいえ、プレイヤーの多くに忌み嫌われる要素を、ぼかすことなく直接投入した事への批判は根強い。
  • 2018年冬イベントにして第1期最後のイベントの後段作戦が開始された直後の2018年2月22日正午、突如公式ツイッターが凍結されるトラブルが発生。しかし、運営鎮守府とDMMとKADOKAWAによる迅速なTwitter社への対応により凍結は同日夜に解除された。冬イベント記事の「艦これ運営連続攻撃事件」も参照。

国外への影響編集

『艦これ』がプレイできるのは日本国内のみ。中国語版が存在しているわけでもなく、そもそもサーバーにアクセスできない(DMM自体が大半のコンテンツを日本国内以外からは利用できない)はずの台湾中国等の主にアジア圏の国外から接続が確認されており、以前は『艦これ』オンリーのイベントやコスプレイベントも開催されていた。


中国、あるいは台湾のユーザーがpixivでイラストをアップしている場合、『艦隊これくしょん』『艦これ』タグのほか、『艦隊收藏』や『??Collection』などのタグが付いている事が多い。


海外での類似ゲーム編集

『艦これ』が中国語圏で人気を集めたことから、中国・台湾(一部は韓国、英語圏でも)では同コンセプト・同ジャンルのスマホゲームが多数リリースされた。それらは悪質なパクリゲーから良質なフォロワーゲーまで玉石混交だが、そのうちの一つ『戦艦少女』はリリース当初は一悶着は合ったものの、2015年にシステムや内容を一新した戦艦少女Rとしてリメイクされたことで再出発し2016年からは日本でも配信されて一定の地位を築いている。さらに戦艦少女に刺激される形で『艦これ』の元ネタ(の一つ)と言われる台湾の擬人化作品『鋼鉄少女』もスマホゲーム化された(2018年に配信中止)。


2018年4月末には、『鋼鉄少女』の作者であるzecoも本作のキャラクターデザイナーの一人として参入を果たした。


このように、『艦これ』は政治的事情への配慮からか海外ではプレイできないにもかかわらず、海外(特にアジア圏)のオタク層、艦船マニア層等に影響を与えている。


関連タグ編集

※二次創作物および二次的に派生したタグについては艦隊これくしょん(二次創作)を参照。


艦種編集

潜水艦 / 潜水空母 / 潜水母艦 / 駆逐艦 / 軽巡洋艦 / 重雷装巡洋艦 / 重巡洋艦 / 航空巡洋艦 / 正規空母 / 軽空母 / 装甲空母 / 水上機母艦 / 戦艦 / 航空戦艦 / 練習巡洋艦 / 補給艦 / 揚陸艦 / 工作艦 / 海防艦


関連作品編集

BattleshipGirl_鋼鉄少女 - 台湾における日本海軍軍艦の萌え擬人化作品。作者・ZECO(皇宇)が『艦これ』の田中プロデューサーと友人であり、『艦これ』にも影響を与えたと言われている。スマホゲーム化もされたが2018年にサービスを終了。その後、ZECOも絵師の一人として『艦これ』に加わっている。


蒼き鋼のアルペジオ - 艦これと同じく艦船の擬人化作品だがこちらはSF色強め。アニメ化の時期が艦これのヒット時期と近く、アニメのエンドカードと13年冬のイベント海域にて公式コラボを行った。両作品に出演している声優も数名いる。


外部リンク編集

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