概要
歌い手グループ“すとぷり”のイラストタグ“すとぷりぎゃらりー”がX(旧Twitter)上で無関係な画像、動画が大量にツイートされた事象の通称(諸説あり。名前の由来は後述)。
詳細と経緯
2024年6月18日、突如としてTwitterにて歌い手グループ“すとぷり”のイラストタグ“#すとぷりぎゃらりー”が無関係の画像や動画などで埋め尽くされ、ファンアートが検索で見られないいわゆるタグ荒らしが発生した(発端のツイート。現在は凍結により閲覧不可)。
ここからすとぷりのアンチや淫夢厨、ヒカマーらが便乗してタグを乱用し「真夏の夜の淫夢」を初めとする無関係な画像・動画を投稿しまくったことにより本来掲示されるべきFA等が埋もれ、連日「#すとぷりぎゃらりー」が日本のトレンド入りする事態が発生した。
6月25日にはピクシブ百科事典のすとぷり関連の記事まで荒らしに遭い始め、事態を収集するべくピクシブ百科事典事務局が編集ロックをするという手段に一時的に踏み切った。
6月26日にSTPR公式が法的措置を発表しているが、「すとぷり」自体に商標権があったとしても「すとぷりぎゃらりー」には商標権がないので法的措置は難しいと捉える意見も見られた。
7月9日には元凶のアカウントは凍結されてしまっていることが確認されている。新アカウントを作ったものの再び凍結されている。
ここまで事象が拡大した理由として、
- 同時期にニコニコ動画がサイバー攻撃を受けたことにより淫夢関連のコンテンツが一斉にTwitterに投稿されるようになったため、淫夢厨がいつもよりTwitterに滞在する時間が多かった
- メンバーにしてリーダーのななもりが誕生日(6月23日)が近かったため(毎度彼の誕生日が近づくとアンチの動きが活発化する模様)。それに便乗してすとぷりを知らないユーザーも面白がって荒らしに加わった
- 外国人のユーザーが「#すとぷりぎゃらりー」を淫夢関連のタグと勘違いしてしまい、貼り付けてしまった
- 上記の騒動でインプレッション(閲覧数)を稼げることに気づいたインプレゾンビが便乗した事によりさらに広範囲に拡散された
結果、かくしてとんでもない混乱が生まれてしまったのである。
この一連の騒動は淫夢ファミリーの野獣先輩の「野」とすとぷりの正式名称“すとろべりーぷりんす”=“苺”から取って「野苺戦争」とネット上では呼ばれている。
また、それ以前から4月頃(確認できたものの最古は4月23日、この時点でまだ後述の映画は公開前)より、#劇場版すとぷりはじまりの物語で1番好きなシーン という非公式のタグにすとぷりとは無関係な画像、動画をアンチと思われる者により大量にツイートされる事態もあった。こちらはその後一旦は収まったものの、6月18日にすとぷりぎゃらりーの荒らしがあったためか再び爆発的に発生した。
余談
- 先述の法的措置についてだが、上記の通り「ハッシュタグの乱用は訴えられるのか?」「タグを私物化するな」と疑問視したり否定的な者が多いようである。
- ニコニコが機能停止したことにより刺激を渇望する者の中には本騒動を「祭り」と呼んで外部から火に油を注いだり、見守る者もいる。ある意味いつものニコニコ民といえよう。