概要
タグ荒らし( - あらし)とは、タグを悪用して運営を妨害する荒らし行為である。
同じタグがあるサイト(ニコニコ動画・ニコニコ静画 など)でも同様の荒らし行為が問題化されている。
解説
この行為はタグで作品などを管理するサイトで行われる荒らし行為であり、具体的には必要なタグを削除したり、必要でないタグ付けをする行為など、不適切なタグにより管理された状態を故意に作り出す行為である。
これらの行為により、作品の閲覧に影響が出たり、タグの編集にて編集合戦が発生する場合がある。
pixivにおいては
pixivの場合、一つの作品に最大で10個のタグしかつけることはできないため、複数の属性を含む場合はタグを選別する必要が存在する。タグが多すぎる場合は基本的に必要でないタグから外されていく。しかし、そうではない場合が存在し、その場合はこの行為であるとみなされることがある。
以下に記述する例はユーザーによっては意見が分かれるが、主として以下の行為がそれであるといわれる。ただし、不注意(タグを付ける際の出てくる候補のどれかを間違えて付けてしまう)等によりこれらの行為が行われることがあり、注意が必要となる(此の際、自身の編集可能となったら直ぐに解除する事)。
- 検索妨害または自己満足などの利己的な目的で、作品やキャラクターと関係がないタグを付ける行為。
- 作品と直接関係のないタグや、作品の作者・投稿者の心を傷つけるタグを貼ったり、必要性の薄いタグを第三者がつける行為。
- 作品につけられたタグを勝手に削除する行為。
- ニコニコ動画・ニコニコ静画でも同様の事が起きている。こちらは暇つぶしや被害妄想に狩られて、何年も嫌がらせほ続けるに及ぶ事や、ネットストーカー化したユーザーによる嫌がらせが該当する。
特定など
もしあなたが絵師であり、タグを削除されたり変なタグを作品につけられた場合、まずはタグ付けされた時にメールに通知が届くよう設定をしておく事を推奨(ただし、タグ追加したユーザーが悪意を持ってブロックをかけた場合は通知が届かないようになっている)。
その上で、ユーザーの特定はタグ編集画面から可能であるため、復帰するとともにそのユーザーに対し注意するなりブロックする、あるいは運営に通報するという手段をとることが可能。
またあなたが閲覧者の場合、タグの編集欄の右側には問題があると感じたタグを報告することができる。項目があるため、そこから報告することも可能だ。ただし、固定されているタグ削除に関してはユーザーには運営への通報くらいしか対処ができないとされる。
ただし、不平不満を特定の絵師に言いたくても、無視されたり、悪意のあるコメントで潰しに掛かられる事を危惧、またはその様な仕打ちを受けた者が行き場のない怒りを爆発させ、それがタグ荒らしという行動に走らせた可能性も否定できない。
作品をサイトに出す側も自分の行動は行き過ぎていないか、二次創作ならば、その作品のファンに配慮できているか、見つめ直すことも忘れてはならない。
冤罪
pixivにおいて、自身が気に入った他者のイラストに好きなキーワードをタグ付けしようとしたものの、自身の意図とは全く異なるキーワードが誤って自動変換で付けられてしまうケースが多々見られる。これにより、投稿者が「タグ荒らし」と誤って見なしてしまい運営に通報されてしまうケースも少なくないものと思われる。
関連項目
作品等
【図解】タグ消し対策@復帰の方法(日本語)
【閲覧者用】ピクシブ機能まとめ(日本語)
参照
- ニコニコ大百科:同項目(日本語)
- 公式アニメタグ独占荒らし問題(日本語)
- Twitter:ハッシュタグ荒らし(日本語)