概要
迷惑行為とは他人に対し損害、あるいは不快感(つまりは迷惑)を与える、あるいは与えかねない行為である。嫌がらせもだいたい同じ意味だが、「嫌がらせ」は相手に不快感を与える目的で行われる(悪意がある)場合のみを指すのに対し、「迷惑行為」は悪意がない場合も含む。一般社会ではこれらを禁止する為のルールやマナーが明確化されている場合がほとんどであり、法律で決定されている、あるいは各種迷惑行為を禁じる為の利用規約が用意されている場合が存在する。また、不文律で決まっているものも存在する。
インターネット上でもそれは当てはまり、Webサイト、あるいはSNSなどの人が集まるサイトでも利用規約等により該当する行為を禁止している場合がある。 なおpixivやピクシブ百科事典において後述する行為を行う、あるいは繰り返すユーザーに対しては「活動制限」「アカウント停止」、「強制退会」などのペナルティが与えられる可能性がある。
一方、どのような行為に対しても、それを迷惑だと思う者は居るものである。中には、自分くらいしか迷惑に思っていない事を、針小棒大に迷惑行為と叫ぶクレーマーのようなものもあるため、そういうのに便乗させられないように注意すべきである。迷惑行為という程でもない行為を迷惑行為として叩く事も立派な迷惑行為なのである。
迷惑行為の例
実生活での迷惑行為
刑法などで取り締まられる行為については犯罪を参照。ここではその他の行為を挙げる。
- 他者に暴言を吐く行為
- 虐待やそれを見せる行為
- 公的な場所を不当に占有・私物化する行為
- 一静粛であるべき場所での私語、騒音、大音量の演説
- 厳粛であるべき場所での不謹慎な行為
- 商品の買占め、定価の倍の価格での転売(転売ヤー)
ネット上での迷惑行為
ネット内での迷惑行為としては、次のものがある。
- 交流サイトや掲示板での管理人や閲覧者への嫌がらせ
- 管理人でもないのにその場をしきろうとする行為(自治厨)
- 布教活動をふくむ過剰なファン活動・ありがた迷惑な行為
- 管理者に対する過剰な要求
- 当事者および第三者への誹謗中傷
- 用途が決まっているサイトやサービスにおける目的外利用
- 管理者や参加者に対するいじめ
- Dosアタック
- なりすまし
pixiv内の迷惑行為
詳細については、pixivマナーの記事やpixiv利用規約、pixivガイドライン、pixivヘルプを参照。
- 誹謗中傷や著作権侵害など利用規約およびガイドラインにて禁止された行為については規約違反を参照。ここではそれ以外の行為を挙げる。
- 特定の作者の作品に低評価の連打を行う
- 過剰なイラリクを要求する、それに対してお礼を言わない、あるいはけちをつける行為。
- 特殊な趣向の作品を漫画投稿機能等のクッション処置を使わずに投稿する行為。
- R-18( 特にナマモノや腐向け作品やハードなもの )、あるいはグロテスク、R-18Gなどのイラストをゾーニングなしで投稿する行為。
- 無関係なタグをつける行為。これは検索妨害になる行為である。逆に「腐向け」「擬人化」など、それらの嗜好を好まない者がマイナス検索に用いるタグを付けないのもこれに当たるとされる。
- 参加したグループの趣旨に合わない作品をグループ内に投稿する行為。現在のpixivのシステムではグループ趣旨に合わない作品を見つけてもただのグループ参加者にはスパム通報しかできず、スパム通報をしてもグループ管理人に連絡が行くわけではない上 ただのグループ参加者には他人が投稿した作品を消したりする権限がないので他のグループ参加者にとっては迷惑極まりない行動の1つでグループ内が荒れる大きな原因にもなり得る(その趣旨に合わない投稿をした人を排除しようとその人とは別のグループ参加者たちがその人にコメントなどで誹謗中傷や嫌がらせをするなど二次的迷惑行為を助長することも多々あるため)。特に初心者や外人などが読めない言語のグループなどに参加し悪気無しにこの行動をしてくるパターンは普通の荒らしユーザーよりもある意味たちが悪く対応が難しい。現在はまだこの状況を打開する策が運営からは一切出されておらず、通報して運営が対応を取ってくれるのは 運営の言う所のこれらに該当するパターン時のみであるため、運営の出る幕がない当事者同士での解決を促すレベルの迷惑行為の場合は一般のグループ参加者にはどうしようもない迷惑行為としてグループ内が荒れてしまう原因となる。しかも現在のピクシブの仕様では運営がその荒らし投稿者をアカウント停止したとしてもグループ内にされた投稿はグループ管理人が削除しない限り永遠に残ってしまう為、グループ管理人がしっかり仕事していない または管理人の権限が付与されている人が既にpixivアカウントが残っているだけでpixivに全く顔を出していないなどのグループ内ではどうすることも出来ない迷惑行為の1つである。グループ内で迷惑を掛けないようにするにはグループ参加時に初心者である事を伝え不適切と誰かに指摘されたらすぐに削除などの対応を行ったり、書いている言葉が分からないグループなどには参加はしても不用意に作品を投稿しないのが賢明な判断である。
ピクシブ百科事典での迷惑行為
ピクシブ百科事典特有の問題ではなく、特にwikiシステム全体で問題となる行為であるが、中にはピクシブ百科事典の仕様による問題も含まれる。
無断転載などに利用規約に明確に反する行為については規約違反を参照。
- 記事内容をテンプレートのまま、または十分な内容の無いままで記事作成し、そのまま放置する行為(立て逃げ)。
- 「記事を執筆したいが、文法等が難しい」という場合は執筆依頼を利用。
- 自演記事の作成。主に、オリジナルの物語やオリキャラの名前など、自分しか投稿しない作品のみで使うタグの記事を自作する行為が該当(「オリジナルキャラクター」も参照)。
- 複数の意味で用いられているタグを、特定の意味で独占する編集。そういう場合は「曖昧さ回避」を記事冒頭に設け、分割された記事が存在している場合はそちらへ誘導し、そうでない場合は同じ記事の中に内容を併記する。
- メイン画像を「自分で描いたイラストだから」「自分が好んだ趣向が含まれているから」といった利己的な理由で変更する行為。
- 事実に基づく内容を曲解・改変したり、独りよがりなユーモアや感情的・主観的な内容を多分に含んだ編集を行う行為。
- 二次創作の設定をあたかも公式設定の様に記述する行為。
- 他人の編集に対する、説明無しの差し戻し(あるいは記事内容全削除(白紙化)や親記事やリンクを悪意のあるものへの差し替えなど。
- タグとして利用できない記事の作成。例えば、記事タイトルに全角英数や空白を含む項目や、記事タイトルが30文字を超える項目。詳細は「ピクシブ百科事典」を参照。
- 不要記事の作成。
- 特定のキャラや作品等を一方的に貶す記述(キャラヘイト)。
- 編集合戦。特にピクシブ百科事典の場合、サーバーにダメージを与える行為である。
- 同じ記事で短時間の内に編集を何度も行う行為。一般的な百科事典系サイトにおいてもマナー違反とされており、pixivおよびピクシブ百科事典のサーバーに悪影響を与えるとも言われている。更新する度に「更新された記事」の所へ出て来るため、宣伝目的のようにもなってしまう。
- 編集したい内容をメモ帳などに書き溜めておき、一定日数経ったら編集、のようにするのを推奨。
- 編集内容欄に意味の無い文字の羅列やナンセンスな冗談、不十分な説明を記述する行為。あるいは編集内容コメントで喧嘩腰な文章の記述や暴言を吐く行為。
- 個人の趣味のみに基づいたような書式の押し付け。見易さなどにおいて、本当にそれは改善と言えるのか、押し付ける程の事なのか、冷静に考えてみる。
- 既に定着している記事の移転。右のコメント欄などで事前に相談しておく事を推奨。ピクシブ百科事典には百科事典としての側面もあるため、記事名はタグとして実用できる範囲で正確な方が望ましい部分もあるが、たとえそういう移転であっても反感を買い易い。pixiv上のタグ登録数よりも、ピク百上において定着しているかどうかを優先する者もいる。
- 記事の過剰な冗長化。文中に本題と直接関係のない余談が割り込むと読みづらくなる。余談を廃する必要はないが、「概要」の記述は要点に絞り、余談は別項目に分離するなどを心がける。
- 動画の記事内への過剰な貼り付け。記事の読み込み速度を著しく阻害する事がある。動画は1つでも貼り付けるとかなり重くなってしまうため、よほどの必要が無ければ貼らない方が良い。
- フライング記事の作成。
- コメント欄で他ユーザーへの暴言を吐く行為。コメント欄はユーザーだけでは編集不可能なので一度この行為を行ってしまうと、取り返しがつかない。
関連タグ
検索妨害 無断転載 規約違反 復元荒らし 削除荒らし 自治厨 繋がり荒らし