解説
しかし、近年では脅迫同然の態度と言葉で非常に理不尽かつ自分勝手な要求、あるいは反映が困難か不可能としか言いようのない無茶苦茶な要求をしてきた挙句、それを理由に過剰な賠償まで求めてくる一種のモンスタークレーマーなど、もはやクレーマーという言葉自体がそういう傍迷惑なお客様を指す意味になりつつあるのも事実である。
クレームを付けられるのは店舗・施設・役場・学校はもちろん、警察・消防/救急の正当職務行為や真夏の水分補給まで様々。クマを射殺した自治体や猟師に対して自然のしの字もない都会の真ん中から入れてくる暇人もいる。
もはや罪悪感すらないまま謎の正義感を振り回す場合もあり手に負えない。
更に近年では、そうした迷惑クレーマーが裁判で営業妨害と認定されて有罪判決を受けるという異例のケースや、詐欺罪で逮捕される事件も起こっている。詳細⇒リンク1・リンク2
対策
監視カメラなどによる記録・録音(通話も含む)・通報・訴訟、安易に妥協して要求を飲まない、レシート(購入記録・来店記録)などを確認するといった対策が求められる。この辺りは後述のハラスメントと共通している。
不当な要求や抗議を行う人間を「お客様」として扱ってはいけない。
似たもの
不満や抗議に限らず、より広義の「お客様」の立場を悪用して騒いだり要求を行うものは「カスタマーハラスメント」と呼ばれ、クレーマーと並んで現場を疲弊させることから大問題となっている。
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サイレントクレーマー サイレントボム - こちら側は表面上、直接クレームを言わないが本質は同じ。