テキストエディタとは
文字情報のみのファイル(テキストファイル)の編集に特化したアプリケーションソフトウェアをテキストエディタという。
ワープロソフトとの違いは、作表、レイアウト、画像の貼り付けなど、テキスト編集以外の機能を備えていないことにある。
活用と機能
プログラミングや設定ファイルの編集のためハッカーに愛用される。多くのテキストエディタはプログラムの構文や予約語などを見やすくするため、文字色を自動で変えてくれる機能や、正規表現による一括検索・置換機能がある。
また、レイアウト機能を必要としない著述家に愛用される場合もある。文章の校正や禁則処理、縦書き、アウトライン(文書を階層的に構成する機能)など、著述家向きの機能を付加したものもある。ただし、入稿フォーマットが決まっている場合はワープロの使用が必須となり、テキストエディタは使えない。
wiki投稿での利用
ピクシブ百科事典を含むwikiのシステムを使ったインターネット百科事典に記事を投稿・編集する際の下書きにも利用が推奨されている。投稿前に間違いや見落としを確認できるため、繰り返し投稿を避けることができる。
ただし、テキストエディタではリンクや見出し、テーブルを使った表などの記法ミスは確認できない点には注意が必要である。