ピクシブ百科事典

ハッカー

はっかー

機転が利いてちょっとした仕事を得意とする人物。転じてコンピュータや電気回路一般について常人より深い技術的知識を持ち、その知識を利用して技術的な課題を解決する人。

概要

 この言葉は石橋を叩いて渡るような堅実な仕事ぶりとは対極に位置するもので、機転が利いてちょっとした仕事を得意とする人物を hacker と呼んだ。
 それゆえにこの言葉は、大規模な開発プロジェクトを何年にも渡って指揮してきた優秀なソフトウェア技術者に対して使用されるものではないし、使用するべきではない。
 ハッカーとは極めて個人的な属性に基づいた呼称であり、その人物のアイデア閃きを重視した言葉である。この意味では現在ではlifehack(仕事術)が用いられている。

 電話回線、特にアメリカ合衆国の回線網や、初期のパソコン通信インターネットのごく初期など昔のネットワークでは、あえてセキュリティを突破し、侵入した証拠を残すなどの方法で相手にセキュリティーホールを知らせるなど、互助精神的文化が存在していた。
 この事もあり、当初ハッカーが行うことは、技術的知識を利用しネットワークのセキュリティを突破することやコンピュータウイルスを作成したりすることなども含まれていた。
しかしながら情報化社会の急速な進展に従い、悪意のためにそれらの行為を行う者が増え、社会的に問題とされるに至った今日では、この様な行為をする者を「ハッカー」と呼ぶのは誤用とされ、コンピュータやネットワークを用い悪事を行うものをクラッカーと呼んで区別することによりハッカーという呼称を中立的な意味で再定義しようとする試みが行われたことがある。
しかし、クラッカーと呼ぶにふさわしいネットワーク犯罪者が、新聞などマスメディアにおいてハッカーと表記されてしまうことが現在の状況であり、またこのような試みを行う者自身がハッカーではない点、さらにそれらの人々が自分の主観のみにおいてハッカー像を語る場合が多いため、再定義に成功しているとは言えず、逆に「ホワイトハッカー」なる造語が(クラッカーとは言えないハッカーを指すものとして)生まれるまでに至っている。
中国においては日本からの意味と英語の音声を訳したもの「黒客」という漢字が一般的に使われている。

 クラッキングの元祖は、1970年代にアメリカ公衆電話回線網の内部保守システムに介入する方法を発見した「キャプテン・クランチ」ことジョン・T・ドレーパーであると言われているが、正確にはコンピュータへのクラッキングではなく、フリーキングと呼ばれるものである(この手法は、「特定の周波数により公衆電話の課金信号をごまかす」というものであり、彼は「シリアルおまけがその周波数の音を出すことを突き止め、電話をただ出かける方法を編み出した」人物である)。
 しかし、回線網の所有者である電話会社に無断で電話通話料を払わずに公衆電話回線を利用することは、セキュリティの意識が低い所有者自身にも問題があるとはいえ、このようなクラッキング行為自体は不法であるとの解釈もある。
 なお、前述の「キャプテン・クランチ」は逮捕され収監された

関連項目

ハッキング 荒らし

pixivに投稿された作品 pixivで「ハッカー」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 984707

コメント