史実については長良型軽巡洋艦を参照のこと。
艦隊これくしょんの長良型
ゲーム中の基本ステータスは軽巡洋艦娘としては高めで、特に長女・長良と三女・名取は並の軽巡と比べて火力・雷撃の値が10高く、性能的には一部の改二艦に匹敵する。更に長良は耐久値が同じく改二水準の艦である球磨よりも1高く、対空も球磨同様に他の軽巡より10高い為神通改二実装まで長らく最強軽巡として名を馳せていた(それ以前の改二軽巡である五十鈴改二・那珂改二ともに球磨・長良の優位を揺るがすほどの性能ではなかったため)。
なお、その他の長良型軽巡も対潜値が高いという特徴があるが、ほぼ装備に依存する対潜攻撃力計算式の都合上これはほぼお飾りに等しいかったが、2016年6月30日の更新で対潜攻撃の仕様が変更され、「対潜:100(装備込み)&ソナー装備で“対潜先制爆雷攻撃”が可能」という強力な仕様が追加され、由良・鬼怒・阿武隈の三隻は「四式水中聴音機+三式水中探信儀+三式爆雷投射機」で100に到達可能になり、より強力な対潜用戦力に化けることになった。
五十鈴に至っては第二改装により無条件で対潜先制爆雷攻撃が可能という破格の性能を得ている。
ただ四式水中聴音機は改修工廠で九三式水中聴音機を改修するのが現状での入手法なので、その道のりは楽ではないのが欠点だろうか。他の“三式対潜セット”も低消費で開発可能だが、決して楽には出てくれない。
長良型は4番艦の由良からキャラデザと服装が変わっているが、これは彼女以降の艦の建造時期にブランクがあったためと考えられる。その為、由良以降は「由良型」と呼ばれる場合もある。この理由もあってか、長良型(長良・五十鈴・名取)は服装が巫女服の意匠を取り入れたセーラー服モドキを、由良型(由良・鬼怒・阿武隈)は現代風の女子学生のオーソドックスな制服を着用している。
しかしながら、阿武隈と鬼怒はかなりのレア艦(出現海域が後半の難所ばっかり)で、コンプリートにはかなり手間のかかる型でもある。コンプ目当ての提督は、レア駆逐艦レシピで島風、雪風、潜水艦ついでに建造を狙ってしまうのも手。ただし、キャラクター人気の点では他の軽巡洋艦姉妹と違ってアクの強いキャラクターがいないため、改二が実装された五十鈴以外は軽巡全体では埋もれがち。
……だったが由良型の3人に順次改二が実装。五十鈴改二も性能が見直され、そのどれもが個性的な性能で有ったためむしろ大注目の艦型となっている。
なお、ある理由からpixivでは最近、長良型に金剛と摩耶を組み合わせたイラストが投稿されることがある。
CVは長良・五十鈴・名取を井口裕香、由良をタニベユミ、鬼怒・阿武隈を野水伊織が担当。イラストは長良から名取までをくーろくろ、由良から阿武隈までをコニシが手掛けている。
艦これ稼動開始直後は姉妹関係を強調する艦型は重巡洋艦以上で軽巡洋艦から下の駆逐艦等は余り意識してる節が無かったが、軽巡洋艦の中にも姉妹関係を強調する艦型が増えたりしたのを機に途中で絵師が変わっている艦型でも姉妹関係を強調した二次創作が増え始めたの対して、長良型には余りその様な扱いが見られない特異な艦型となってきている。寧ろ下3人全員に改二が実装された事で上3名(前期長良型)と下3名(由良型・後期長良型)と分かれる傾向が強くなった(公式でも吹雪型・綾波型・暁型を24姉妹的に扱い出しているのにである)。
艦娘
長良
スポーティーな一番艦。総合力も一番。しかし、他の一番艦と違って何故か姉らしい描写が少ない。
五十鈴
勝気で気丈な艦隊のキャリアウーマン。
可動初期の潜水艦キラー。レベル50で改二に改造が可能。水上機運用こそ出来なくなったものの、対空・対潜に関してトップクラスの性能を誇り、2016年6月30日のアップデートで「対潜先制爆雷攻撃」が無条件で発動するようにもなった。
名取
気弱な三番艦。デカい。弱気な性格に反してなかなかの高火力。
由良
穏やかな性格の四番艦。五十鈴に次ぐ潜水艦キラー。
2017年6月23日に改二実装。先行して改二が実装された鬼怒と阿武隈の性能に、瑞雲や二式水上戦闘機をはじめとした水上機運用と補助スロットへの「8cm高角砲」装備が可能という、変幻自在な拡張性を最大の持ち味とする。
鬼怒
パナイ島がマジパナいスポーティーな五番艦。「おにおこ」ではない。対潜が意外と高い。2016年11月4日に改二が実装され、先に実装された阿武隈改二と同じくLv75で改装設計図が必要になるが、“大発無装備でも遠征での獲得資源を+5%できる”という、他の艦にはない固有能力を得た。
阿武隈
特徴的な髪形をしている六番艦。北上とは衝突事故の一件以降、苦手意識を持っている。
2015年7月17日に改二が実装。Lv75で改装設計図が要る分、艦種は変わらずに大発動艇と甲標的が装備可能な“ハイブリッド軽巡”となった。
余談
海上自衛隊には五十鈴、阿武隈が沿岸護衛艦(旧称は乙型警備艦。別の言い方でDE型護衛艦、乙型護衛艦、単に護衛艦とも)の「いすず」「あぶくま」として、由良が輸送艦「ゆら」として、また名取がFFM多用途フリゲート艦「なとり」として受け継がれた。
「いすず」「あぶくま」は2隻ともネームシップ(1番艦)になっている。
- いすず型護衛艦(全4隻:退役)
「五十鈴」・・・「いすず」 ※同型艦「もがみ」「きたかみ」「おおい」。ただし後期型2隻は装備の違いなどから「きたかみ」型とも。
- あぶくま型護衛艦(全6隻:現役)
「阿武隈」・・・「あぶくま」 ※同型艦「じんつう」「おおよど」「せんだい」「ちくま」「とね」。
- ゆら型輸送艦(全2隻:退役)
「由良」・・・「ゆら」 ※同型艦「のと」。
この「ゆら」の艦名は愛媛県の由良半島に由来する。
- もがみ型護衛艦(現在就役6隻、建造中数隻)
「名取」・・・「なとり」 ※同型艦「もがみ」「くまの」「のしろ」「みくま」「やはぎ」「あがの」「によど」「ゆうべつ」
ところで「ながら」と「きぬ」の復活まだですか・・・?(汗)
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