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曖昧さ回避編集

  • かつて国鉄~JR東海に存在した急行列車→ちくま

防護巡洋艦と重巡洋艦の名を継ぐ編集

DE-233「ちくま」は、中期防衛力整備計画に基づく平成元年度計画1,900トン型乙型護衛艦1233号艦として、ジャパンマリンユナイテッド(当時は日立造船)舞鶴工場で建造され1992年1月22日に進水、1993年2月24日に就役した、「あぶくま」型沿岸護衛艦の5番艦。

艦名は長野県の千曲川(新潟県に入ってからは信濃川と称する)の古名である筑摩に由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、日本海軍の筑摩型防護巡洋艦・初代「筑摩」、利根型重巡洋艦の2代目「筑摩」に続き3代目にあたる。

竣工当時は舞鶴基地を定係港にしていたが、2000年6月13日に大湊基地へ転属した。この際、それまで長らく大湊を定係港にしていた「やまぐも」型護衛艦「あきぐも」が練習艦に種別変更され、呉に転属している。

以来15年間、大湊一筋で、2015年4月1日現在では第15護衛隊に所属する。


→詳細なスペックは「あぶくま型護衛艦」の記事へ


プラモで2隻セットになった利根姉妹編集

本艦と並行する形で、同じく前述の利根型重巡洋艦「利根」の名を継いだ最終6番艦の「とね」が住友重機械浦賀工場で建造され、起工は「ちくま」が先だが、竣工は「とね」が16日先んじた。「利根」も日露戦争の時期に初代が存在したため、名前を継いだDEの「とね」もまたやはり3代目にあたる。

定係港が同じになったことはさすがにないものの、「ちくま」「とね」はハセガワから1/700スケールの2隻セットでプラモ化されており、護衛艦に転生した姿とはいえ、利根姉妹が2隻セットでスケールキット化されたことは特筆できる。


余談編集

本艦就役後、海自では沿岸護衛艦(DE)は建造されておらず、次級のもがみ型護衛艦では艦種がFFMに変わっている。したがって、「ちくま」は海自が建造した現状最後のDEとなった。



関連タグ編集

じんつう:同型2番艦で本艦と同じ日立舞鶴生まれ。

おおよど:同型3番艦で定係港は本艦と同じく大湊。

ゆうだち(4代目):本艦と同じく大湊を定係港に持つむらさめ型護衛艦(新)の3番艦。

いかづち(4代目):むらさめ型護衛艦の7番艦で本艦と同じく日立舞鶴で建造された。定係港は横須賀。

かしま(3代目):同じく日立舞鶴で建造された練習艦。定係港は呉。

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あぶくま型護衛艦 あぶくまがたごえいかん

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