あぶくま型護衛艦
4
あぶくまがたごえいかん
海上自衛隊が運用している沿岸護衛艦。
あぶくま型護衛艦は冷戦の末期に地方隊の中核を担うべく計画された沿岸護衛艦である。いすず型護衛艦を更新し、当初はちくご型(42DE)に相当する数(11隻)の配備を構想されていたが、冷戦終結による緊張緩和によって6隻の建造で終了した。
以後、汎用護衛艦であるはつゆき型護衛艦(52DD)・あさぎり型護衛艦(58DD)が地方隊へ配備されたため、あぶくま型をもってDEの新造は打ち切られ、沿岸護衛艦としては最後の艦型となった。
- 基準排水量:2000t
- 主要寸法:全長109m×幅13.4m×深さ7.8m
- 最大速力:27ノット
- 乗員:120人
- 武装
- 76mm単装速射砲×1基
- 高性能20mm機関砲×1基
- ハープーンミサイル4連装発射筒×2基
- アスロック8連装発射機×1基
- 324mm短魚雷用3連装発射管×2基
この他にもRAM近接防空ミサイルの後日搭載が予定されており、76mm単装速射砲と艦橋の間のスペースに搭載すると言われていたが、現在までに具体的な搭載計画は立てられていない。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です