ゆうばり型護衛艦
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ゆうばりがたごえいかん
海上自衛隊の沿岸護衛艦。
本級は、前級「いしかり」があまりに小型過ぎ運用に余裕がなかったため、いしかりに比べて全長が6m延長され、基準排水量が180トン増加された準同型艦として建造された。
装備はまったく同様であり、相違点は抗堪性向上のために上部構造物の鋼製部分を拡大したことと、近接防空用の高性能20mm機関砲(CIWS)を後日装備するべく後甲板のスペースを広げたこと程度である。なおCIWSの後日装備はいしかりと同じく実現しなかった。
いしかり退役までの間、共に大湊地方隊に配備されていた。しかしながら本型も過小との評価を受け、同型艦の建造は昭和55年度計画の「ゆうべつ」のみで打ち切られた。
2010年6月25日に2艦揃って退役した。
あぶくま型護衛艦(現役)···次級にあたる。
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