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構造

小袖

純白のいわゆる「普通の着物」。下から赤い襟がのぞいている場合があるが、これは下に着た襦袢に赤い襟をつけている。(襟だけが赤い)

また創作で肩が割れた形状が散見されるが、これは一説で巫女服の原型とされる白拍子の水干姿の大元であり、神主の服装である狩衣姿が肩の割れた形状をしており、これを小袖に取り入れたものではないかと推察される。(ルーツ的には間違っていない)

この場合下の襦袢は赤であっても間違いではないと言える。

他にもメイン画像の様に袖口に赤い紐が通っている物も多いが、本来は概要のイラストの様にそういった装飾は無い。だが、これも水干や狩衣の「袖括の緒」を取り入れたものだとすればルーツ的には間違っていない(狩衣の袖括の緒が元々作業時に袖が邪魔にならない様に袖口を絞る物であることを考えれば、巫女服を作業着と見做した場合それほど的外れな装飾でもない)。

緋袴

赤い袴

細部などは論戦を避けるためウィキペディア等を参照されたし。

もしリアリティを求めるなら「どの時代で一般的だったか」に留意されるとよろしい。

あまりにこだわって他人の作品にまで口を出すと変なタグ作られるハメになる。

垂髪

後ろ髪に結い、垂らした髪を紙や布で円筒に包んで根元の方を水引で留める。

包んだ紙などの先から毛先が出なければならないので、髪が短い場合は着け毛を利用する。

この場合水引は根元側にもある。

また平安時代ではこのスタイルは十二単の袿を取り除いた姿であり、現代のTシャツGパン、もしくはジャージスウェット姿にあたる。

現代において

現実における神社においても宮司や巫女さんの采配で何らかのアレンジが加えられるものであり(信濃巫女と呼ばれる口寄せ系巫女は下着である湯文字が見える程度に袴が短かった。また香川県・金刀比羅宮の場合巫女さんの袴の色が濃色(こきいろ:パープル系)だったりする。)、創作ならばなおのことである。

というかアレンジなり何なりの手を加えることによっていっそう創作の深みが増すものである

この項目はあくまでも予備知識として、描き手は描きたいように描けば良いのである。

服装の構造に固執して発想の幅を狭める真似はしてはならない

博麗霊夢の服装ついて

多く扱われる題材であり、タグ検索で確認したため、編者の私見ながら言及しておく。

彼女の服装はいわゆる博麗神社独自の「巫女として神事を行う者の服装」であり、ここで説明したものとは異なるが巫女の服と言う意味では巫女服ではある言う形になる。

また他作品における同様の服飾に関しても同様の解釈をしておくのが大人というものだろう。

西洋風ファンタジーの巫女服

ギリシャ風ローマ風白ワンピースサークレットを付けた衣装が多く、他にも様々なパターンがある。

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巫女服
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