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HTML5

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「HTML5」は、HTMLの5回目の大幅な改定版。2008年に草案が発表され、2014年に正式勧告され、2021年に廃止された。
目次 [非表示]

従来のHTMLと何が違うの?編集

今まで複雑だった処理が簡単にできて、ソースコードをより構造的にスッキリ書ける。


Canvas編集

HTML5では、JavaScriptで画像ファイルを使わずに図形を描写することが可能に。

CSS3を使えば、さらに細かい絵が描ける。


メディア関係編集

HTML5では、Web Audio APIで画面上オブジェクトの操作と音声を同期させることが可能になったため、音楽ゲームの製作にも使える。また、動画が仕様に含められており、YouTubeでは、2015年1月からHTML5での動画の再生が標準になった。


廃止されたタグも編集

文字の見た目を変更する要素などの、スタイルシートで扱えるものはそちらに一任される形となり、タグとしては廃止されている。たとえば「Font」「big」など。

また、「small」のように用途が変更されたタグもある(従来=文字を小さくするだけの意味、HTML5=注釈だの免責事項だのといった印刷物でよく補足的なテキストとして使われる意味)。


対応状況編集

2014年に仕様が確定し勧告される前から、多くのウェブブラウザがHTML5の機能を独自に実装している。SafariGoogleChromeFireFoxInternetExplorer(8以降)など、多くのブラウザで利用できる。iPhoneAndroidなどのモバイル端末でも利用可能。

最近(2020年頃あたりから)のテレビにも対応している事もある。


画期的なシステムなため、テレビのデータ放送サービスやNHKハイブリッドキャスト等でも使われている。


詳しくはこちら↓


廃止編集

元々はhtml5の運営元であるW3CがAppleMozillaOperaの3社によって設立されたWHATWGの意向によって開発された経緯があり、しばらくはW3CとWHATWGと共存関係が続いていたが、2012年に方向性の違いにより分裂。W3CのHTML5とWHATWGのHTMLが併存するカオスな状態が続いていた。


そんな中2019年。ついにW3CとWHATWGは雪解けとなり、2021年1月にHTML5は廃止された。後継はWHATWG主体のHTML Living Standardである。


関連タグ編集

HTML JavaScript Flash

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