概要
もともとあった「建造」の大型版で、より多くの資源と開発資材をつぎ込んで艦娘を建造する。
ただし、この機能を解放するには、第3艦隊まで解放済みの上、「任務」の「大型艦建造準備」をすべてクリアする必要がある。
艦これアーケードでも2018年5月14日から解禁予定。(解放条件は3-4クリア)
2022年5月現在、恒常的な入手手段が「大型艦建造」のみの艦娘は以下のとおり(イベント海域や期間限定でのドロップは考慮しない)。
- 大和
- 武蔵
- 大鳳
- あきつ丸
- ビスマルク※ただし、Z1などのドイツ艦を秘書艦にする必要がある
- ザラ※2017年1月25日に追加。ビスマルクと同様にイタリア艦であるリベッチオかポーラを秘書艦にする必要がある。
- サラトガ※2017年9月12日に追加。ただし、アイオワか神威を秘書艦にする必要がある
- ウォースパイト※2020年10月16日に追加。ただし、金剛改二ないし金剛改二丙を秘書艦にする必要がある。
- アークロイヤル※ウォースパイトと同日に追加。ただし、ウォースパイトを秘書艦にする必要がある。
以下の艦娘は、通常海域でのドロップが確認されているが、建造では大型艦建造でしか出ない。
また、長門や翔鶴といった既存のレア艦艇も建造可能なほか、今までは難関海域でのドロップのみであった三隈も建造できる。
しかし、金剛型や伊勢型、扶桑型や最上、利根型、龍驤や飛鷹型といった通常の「建造」でも充分入手できる艦艇もよく出てくるため、リスクも大きい。(いずれも通常の建造では若干バラつきはあれど出にくいため総合的な消費資源量、および試行回数と建造時間とを鑑みれば妥当と取れないこともない)
30から999までの資源を必要とする「建造」と異なり、「大型艦建造」では1000から7000の資源を必要とし、開発資材も1、20、100のいずれかを選ぶ事となる。高速建造材も使用時は10必要になる。
そのため、通常の「建造」よりもハイリスクハイリターンなものとなる。
ちなみに全資材All7000に開発資材100で建造するレシピを一般的に聖帝レシピという時が多い。
ただし空母を弾くためにボーキのみ2000にして他は7000にする時もある。通称戦艦聖帝レシピ。
なお、建造開始前には運営側からの課金による資材投入を控える旨の警告文が常に出る。
これは、もしもアイテム課金に頼って大型艦建造を行った場合は非現実的な負担が発生するためである。
資源は時間経過や遠征などによって無課金でも徐々にだが回復できる。焦らずじっくり行こう。
運用は計画的に
前述のとおり、1回の利用に膨大な量の資源を要するため、無計画に何度も回し続けるとあっという間に枯渇してしまう。
利用をするときは、「週に1回」「資源の自然回復量を超えたら」など、何かしらルールを決めることをおすすめする。
万が一資源を溶かし切ってしまった暁には…
だが、大抵の海域は既存の艦娘の充分なレベリングと、装備の充実を実施すれば通常海域は大抵突破出来てしまうし、イベント海域に於いてもどちらかと言えばそちらの方が重要性が高いのも事実。
多くの提督が苦戦した2015年夏イベントでさえ、大和型、大鳳、ビスマルクなしで全て甲作戦で突破した提督が現れている(艦々日和の水本提督もその一人)。あくまで攻略の為に充分な資源や装備、艦娘の練度が充分である事が前提で、彼女たちを運用すれば若干攻略が楽になる程度と言うだけである。イベントに関しては、最悪でもクリアを目指すだけなら難易度を下げる等で対応も可能。
つまり身の丈を見失うな、ということである。
冷静に見つめ返せば「とんでもない資材と時間の無駄遣い」であることも否めないため、大型艦建造を封印する提督も珍しくないことをお忘れなく。
……だが、それでも大型艦建造に走り資材を溶かしきってしまう提督は後を絶たない。
中には大和や武蔵、大鳳を狙って大型艦建造で100連敗以上も喫してしまった提督も存在する。
どうしてこんなになるまで放っておいたんだ、なんて言われても・・・
空母中最高クラスの攻撃力・防御力を持ち、中破状態でも艦載機を飛ばせる装甲空母である大鳳。
大艦巨砲主義の権化とも言える砲撃戦の王者たる大和・武蔵。
ドイツが誇る、戦艦二隻と互角以上に渡り合った武勲艦ビスマルク。
一航戦に匹敵する搭載機数を誇り、ミッドウェー海戦影の功労者でもあるサラトガ。
みんな強い。特筆した実力を誇っている。
そして何より可愛い。
そりゃ欲しいに決まっているのである。
ビミョーな例
- まるゆ欲しさに最低値で回したときに限ってまるゆが出ない。
- あきつ丸欲しさに軽空母レシピで回すと大鳳が出る。
- 通常建造やドロップも期待できるが未入手の艦が出る(特に高レア艦)。この娘が最たる例。
- “開発資材”がカンスト(3000)してしまったためテキトーなレシピで回す(主に対空強化用の空母を狙う)。
pixivにおいて
pixivにおいては、「大型艦建造」を試した結果報告、あるいはそれをネタにした作品にタグがつけられる。
建造成功例
無事に大和や大鳳などの艦を迎え入れた例。
建造失敗例
大量に資源を溶かしてもお目当ての子が来なかった例。
いやまぁ、確かに大型だが…
中には「大型」艦建造なだけに、本当に建造された艦娘が大型だった、と言うネタも。
現実だって負けちゃいない
2015年3月3日、アメリカの資産家ポール・アレン氏による武蔵の船体が発見された(詳しくは戦艦武蔵へ)。
喜びに沸きかえった提督諸氏が勢いのままに大型建造をおっ始めたこと、そして大半が惨憺たる結果を迎えたことは語るまでもないが、運営はこれを記念して同月14日のメンテナンスにて次のメンテナンスまでの武蔵の大型艦建造率上昇を発表(武蔵の帰投2015)。
普段よりも激しいMNB(陸奥になるビーム)やYNB(大和になるビーム)が飛び交う事態となった。
関連タグ
泣ける艦これ / 本当は怖い艦これ / 艦これではよくあること