概要
「艦隊これくしょん」のメイン(母港)画面である「提督執務室」は、任務の達成や出撃などで出現する「家具コイン」を集めることにより(一部課金が必要なアイテムも存在する)、数々の「壁紙」 「床」 「椅子+机」 「窓+カーテン」 「装飾」 「家具」と交換することが出来る。
それらを組み合わせることにより、執務室を自分好みの部屋にコーディネート出来るのだが、中にはとても執務室=仕事部屋とは思えないような遊び心あふれるアイテムも多々存在する。
それはそれで結構なのだが・・・
そのようなアイテムの中、いつしか登場したのが「コンクリート壁」「コンクリート床」「鉄格子の窓」の3点を組み合わせ、装飾と家具類を排除した非常にシンプルな仕様である。
その中に、(特に夜間に)中破・大破してボロボロの秘書艦を入れると、まるで拉致・監禁・拷問を思わせるような犯罪臭溢れる怪しい部屋に様変わりしてしまうのだ。
発祥と拡散、そして衰退
この怪しい仕様の部屋は、2013年夏頃から自然発生的に掲示板等で晒されるようになり、特に「リンガ泊地サーバー」の提督達によって「リンガ部屋」として流行する。
さらに他サーバーの提督にも飛び火してその名を広めたが、次第に飽きられて忘れ去られ、現在ではほぼ「死語」と化しているようである。
それでも名前はとにかく、この手の怪しい部屋自体の需要は根強く存在するようであり、イベントやメンテナンスで新規着任艦や新規の限定グラが実装されると、さっそく中大破させられてリンガ部屋に入れられた、哀れな艦娘の姿をSNSや掲示板等で見かけることがある。
バリエーション
提督によっては3点セットの他に、「診療台セット」「温泉檜風呂」「シングルベッド」などを加えて、さらに怪しい仕様にしている者もいる。
なお、インテリアのアイテムは時々入れ替わり、姿を消すとなかなか再販されない物も存在するため、必要なアイテムはなるべく早めに押さえておくことをお勧めする。