モチーフ元になったイタリア海軍の重巡洋艦については「ザラ(重巡洋艦)」の記事を参照。
図鑑データ
「Buon Giorno!ザラ級重巡、一番艦ザラです！粘り強さが信条です。提督、よろしくね！」
ザラ級重巡、概要！抜錨します！艦隊前に、いきます！
2016年2月10日のアップデートにて実装された重巡洋艦で、同日より始まった冬季イベント『出撃!礼号作戦』E-3海域突破報酬となっている（難易度は不問）。
同イベント期間中の期間限定遠征「親善艦参加観艦式」を実行すると、帰還時のカットインにザラが加わっているが、この時点ではあくまで親善艦として一時的に来訪していたに過ぎず、前述の通りプレイヤーの戦力として艦隊に加わるのはE-3攻略後となる。
2017年1月25日のアップデートで建造が可能になった。イタリア艦では初の建造落ちである。
ただし『大型艦建造』でのみ建造可能な上、旗艦をリベッチオ或いはポーラにする必要がある。
（俗にいう「伊401レシピ｣での報告が多いが、何故か大和が建造される提督が後を絶たない）
容姿発見！砲戦用意！さあ、ザラ級の戦い、始めます！
ゆるいウェーブのかかった金髪のロングウェーブに、肩と腋が露出した服装を身に着けている点はリットリオと似ているが、ノースリーブではなく、タイツを履いているせいか全体的な露出度は低い。顔立ちは幼いが、頭身は高めである。
胸元には赤地に白と緑のラインが入ったスカーフタイを付け、頭部にはリベッチオと同様に主砲用方位盤を模した帽子を被っている。
艤装はリットリオやローマと同じく、船体を左右に割ったような形状のもの。
ザラ級重巡洋艦の特徴でもある、艦首中央の水上機カタパルトは右舷側ユニットの艦首内側に据え付けられており、よく見ると拳銃状のユニットとして取り外しが可能になっているのがわかる。
中破・大破時は艤装の損傷こそ軽微なものの、コルセットが脱げて下乳が露わとなってしまう。
なお、幼い顔立ちのせいか、海外の提督達の間では「Lolittorio(ロリットリオ)」「Lolitalia(ロリータリア)」などと呼ばれてしまった模様。もうやだこの星。
![艦これ [log16]](https://i.pximg.net/c/260x260/img-master/img/2017/01/10/23/14/49/60879778_p0_square1200.jpg)
秋には秋刀魚modeに変わり、エプロン姿で秋刀魚を使ったイタリア料理を振る舞ってくれる。
何事も「性格」よ。
粘り強さが信条。基本的には明るく朗らかでハキハキとした性格である。
心配性で面倒見が良く、中でも妹分のポーラの事を良く話題にするのだが、その理由は彼女のある癖が大いに関係しているものだと思われる。
料理好きかつ料理上手でもあるらしく、季節限定ボイスでも度々その腕前を披露してくれる。
史実では魚雷を積んでいなかった為、魚雷は無くても良いらしいが、積んだら積んだで喜ぶ。また、史実の海戦ではレーダー装備のイギリス海軍の戦艦にやられた経験から、レーダーの重要性は痛感している様子。なお史実においては、艦上構造物を小さく抑えて設計された構造の問題で大型のレーダーを搭載できなかったが、ゲーム中では問題なく搭載可能。
「デンターン（電探）」「ギョラーイ（魚雷）」と、海外艦らしく妙な発音をするが、魚雷については改造前は普通に「魚雷」と発音できていた（あるいはプリンツの影響だろうか）。
秘書艦時の時報では、朝食にエスプレッソとクロワッサンを、昼食ではパスタを用意してくれる。また、演習に挑む際は「タカーオクラス」に挑戦したがる。20時から21時にかけての時報では、直前まで間宮のもとで休んでいた所、突然「ポーラ」と叫んで飛び出し、息を切らして帰ってくる。何か…あった。ネタバレになるので、ポーラの時報（21時）を参照して欲しい。
とりあえずポーラの登場がザラの印象に与えた影響は劇的で、当初はその言及頻度から心配性でややシスコンというイメージが強かった彼女が、ポーラ実装後はむしろしっかり者の常識人ポジションと解され、後に実装されたアクィラの面倒も見ているらしいところから、『イタリア艦娘きっての苦労人』とみられるようになった。
さらに2019年晩夏、L.d.S.D.d.アブルッツィ級の長女も戦列に加わったのだが、彼女もポーラに劣らずよく飲む上に酒乱の気があることが判明。水さえ飲めば回復は早いほうだが、今後ポーラとのダブルパンチで気苦労が増えそうな気配が……。
そのストレスの溜まりそうな境遇から、提督達からは胃の調子を心配されるようになり、とうとう公式でもマエストラーレから「そのうち胃炎になっちゃいそう」と言及されてしまった。
コンテ・ディ・カブールに至ってはザラ級とは関わり合いになりたくないらしく完全にザラに世話を丸投げしており、残念ながらザラの負担が減ることはなさそうである。
4番主砲、頼むわよ。ザラの性能、この砲戦で見せてあげるんだから！
史実で魚雷を搭載しなかった事もあり、初期状態の雷装値は大淀と同様に0であり、魚雷を搭載してもそのままでは雷撃が不可能だが、近代化改修で雷装値を上げると（申し訳程度の威力ながら）雷撃を放つ事ができるようになる。
また、素の状態での射程が「長」で、砲撃戦での行動が早めに行えるのが強みであり、同時に射程の調整ができないのが欠点でもある。
速力を重視した当時のイタリア海軍の艦艇にしては珍しく、ザラ級重巡洋艦は防御力に重きを置いた設計となっており、それを反映してか装甲値も並の重巡洋艦に比べてやや高めとなっている。
改造可能レベルは40と高めで、改造すると初期装備の203mm／53 連装砲を1基、それに『出撃!礼号作戦』E-3を乙以上の難易度で攻略すると入手可能なRo.43水偵を持参する。
203mm/53連装砲は射程が長となる中口径主砲であり、これを装備する事で他の重巡洋艦や軽巡も射程を長にすることができるが、命中率が若干低下するという難点がある。
Ro.43水偵は性能こそ非常に低いものの、火力を（わずか1だが）向上させる事が可能という特殊な性能を持っている。
基本性能は（射程と雷装を除いて）全般的に他の重巡洋艦の改相当と同レベルに収まっており、弾薬消費量がやや低い点を除いて特筆すべき点はない。
………と思っていたら、2016年2月24日のオンメンテにおいて、瑞雲をはじめとする水上爆撃機が搭載可能となり、これによって航空巡洋艦のように単艦で制空権を確保、弾着観測射撃を利用する事ができるようになった（改造後のイタリア戦艦も同様の能力を得た）。2-5で行う水上反撃部隊マンスリーではわりとありがたい。
また、水上爆撃機を搭載しても航空巡洋艦と異なり対潜攻撃を行わない為、潜水艦に攻撃を吸われたくない場合には非常に便利な特性も持っている。
ただし、搭載数はわずか2しかないため、敵艦隊に空母や対空装備を所持した艦がいるとアッサリと全滅させられてしまう点には注意が必要。
特に演習においては高角砲が駆逐艦の基本装備であったりするため対空能力が高く、全滅の危険が大きいので注意。
そんなわけで、制空値補助として載せる場合は水上戦闘機が推奨される。(こちらは対空砲火を受けない上、制空確保してしまえば消耗せず、優勢以上を保っていればまず全滅は起きない)
但し、その場合は弾着観測射撃用の偵察機も併用の必要がある。
ザラ・ドゥーエ（改二）
2017年2月28日のメンテナンスにて実装された。
頭身が増しており、やや幼さを感じる容姿から成長したように感じられる。
服装面での変化は小さいが、細かい変化でセクシーさが増している。
スカートのスリットと胸元の一部が繰り抜かれたコルセットが特徴的。
性能は耐久+6、装甲+10、火力+12、雷装+8、回避+1、対空+18、搭載数+7、運+5(上限+14)と昼砲撃戦能力が強化される形となった。
更に熟練艦載機整備員の装備が可能になり、主砲と合わせその最大火力は117にも及び、小型の戦艦と言えるレベルに。大型探照灯も装備できる。
反面、重巡改二の中では夜戦火力が最低クラス。
搭載数は1番目のスロットが+4、残り3つが+1と航巡に迫る。
また対空も高く、摩耶改二に次ぐほどとなっている。
改造レベルはなんと88。判明直後は十分レベルが足りているだろうと慢心していた提督達の嘆きの声が響いた。
なお、要設計図である。
名前系バラエティ……ザラはZaraだから……
実装発表と同時に某遺伝子操作受けたくせに生え際がヤバいコーディネィター殿の姓と絡めたネタが出る。
ただし彼のつづりは「Zala」であり厳密には異なる。
しかし、他作品のネタであるため、艦娘のザラと彼を絡めることに不快感を催す者もいるので注意されたい。
又、一部のファンからは"ザラ様"と尊称される(特に改ニ)が、同じ愛称を持つ『トランスフォーマーV』の破壊大帝デスザラスと同じく不出来の部下を持ち苦労する様など、面白い共通点を持つ。
はい！関連イラストはここに！いつでもやれます！
関連タグですね？はい、ザラがお持ちします！
ジュゼッペ・ガリバルディ - 同郷の軽巡洋艦でL.d.S.D.d.Abruzzi級2番艦。排水量ではザラ級が上だが全長ではL.d.S.D.d.Abruzzi級が上で実艦を比べるとほぼ同じ大きさな為「大してちげぇねーじゃん」と言いきっている。
伊13 - ザラ同様、大酒飲みの妹の世話に苦労している
シロッコ(艦隊これくしょん) - ザラ同様に、ガンダムシリーズのキャラ（パプテマス・シロッコ）との名前ネタが広く使われる。
