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ルパン三世

るぱんさんせい

「ルパン三世」とはモンキー・パンチの漫画および、それを原作としたメディアミックス作品。
目次[非表示]

キャラクターとしてのルパン三世→ルパン三世(キャラクター)

概要

フランスの大怪盗アルセーヌ・ルパンの三代目である主人公「ルパン三世」が、仲間の「次元大介」「石川五ェ門」「峰不二子」と共に、大きな事件を起こしたり巻き込まれたりして、宿敵「銭形警部」に追いかけられながらも、世界中で活躍を繰り広げる。

このシリーズの特徴は、作品や回ごとにキャラクターデザインや雰囲気が大きく異なる事であり、根幹以外の細かな設定やキャラ付け、来歴や人間関係などが、新しく制作される作品にまで持ち越されているケースは、殆どない(要は「正解」という概念がないのだ)。
そのため、一部のバラエティ番組では、各メンバーの汚点(例として「次元は帽子がないと真っ直ぐに標的を撃てない」「五ェ門の斬鉄剣は、コンニャクを絶対に切れない」など)をよく掘り返されているが、これらの汚点はいずれも、その話限定に近いものばかりである。

僕が見たいルパン三世


原作者のモンキー・パンチが描いた本来のルパンは、泥棒であると同時に一流の殺し屋という側面があり、「相手が悪党なら目的のために手段を選ばない」という冷血な面があった(ただし銭形の方も、原作ではルパン以上に有能かつ冷徹な設定である)。

だがアニメ化に伴い、ルパンの殺し屋という設定は(声を担当した山田康雄の「ルパンには相手が悪党でも、あまり人を殺させないでほしい」という希望もあって)破棄され、その後も時代が進むにつれ、監督や脚本家の独自解釈により、ギャグキャラや義賊ロマンチストとしての部分が強調して描かれる事も多くなっている(しかもこの事実は今や、原作者のモンキー・パンチ公認となっている)。逆に最近(2010年代以降)では、演出などにおける表現規制がかなり厳しくなっている中で、可能な限り原作に近い設定を取り入れる事も多くなっている

ルパン一味

ルパン三世

大怪盗・ルパン三世。


「俺の名はルパン三世。かの名高き、怪盗ルパンの孫だ」
「世界中の警察が俺に血眼。ところがこれが捕まらないんだなぁ」
「まっ自分でいうのは何だけど、狙った獲物は必ず奪う、神出鬼没の大泥棒」
「それがこの俺、ルパン三世だ」
声:山田康雄(TV第1シリーズ~『燃えよ斬鉄剣』)
  栗田貫一(『くたばれ!ノストラダムス』~)
  古川登志夫(『風魔一族の陰謀』)
  野沢那智(パイロットフィルム シネマスコープ版)
  広川太一郎(パイロットフィルム TV版)
演:目黒祐樹(『念力珍作戦』)
  小栗旬(2014年版)

次元大介

殺し屋・次元大介。


「次元大介、俺の相棒」。
「早撃ち0.3秒のプロフェッショナル、クールなガンマン
「そのうえ義理堅く、頼りになる男」
声:小林清志(パイロットフィルム~)
  銀河万丈(『風魔一族の陰謀』)
演:田中邦衛(『念力珍作戦』)
  玉山鉄二(2014年版)

石川五ェ門

十三代目・石川五右衛門。


「13代目石川五ェ門」
「いにしえの大泥棒、石川五右衛門の末裔」
居合い抜きの達人」
「なんでも真っ二つにしちまう、怒らせると怖い男」
声:大塚周夫(TV第1シリーズ)
  井上真樹夫(TV第2シリーズ~『the Last Job』)
  浪川大輔(『血の刻印』~)
  塩沢兼人(『風魔一族の陰謀』)
  納谷悟朗(パイロットフィルム シネマスコープ版)
  小林修(パイロットフィルム TV版)
演:綾野剛(2014年版)

峰不二子

センシティブな作品


「謎の女、峰不二子」
「女盗賊女スパイか、この俺にも分からない謎の女」
「いつもひどい目にあうが、憎めないんだなぁ」
「俺はカワイコちゃんに弱いからねぇ」
声:二階堂有希子(TV第1シリーズ)
  増山江威子(パイロットフィルム・TV第2シリーズ~『the Last Job』)
  沢城みゆき(『血の刻印』~)
  小山茉美(『風魔一族の陰謀』)
演:江崎英子(『念力珍作戦』)
  黒木メイサ(2014年版)

銭形警部

鬼警部・銭形幸一。


「銭形警部」
「ご存じ、銭形平次の子孫」
警視庁の敏腕警部」
「俺を捕まえるのを生き甲斐とする、俺の最も苦手なとっつあんだ」
声:納谷悟朗(TV第1シリーズ~『the Last Job』)
  山寺宏一(『血の刻印』~)
  加藤精三(『風魔一族の陰謀』)
  近石真介(パイロットフィルム シネマスコープ版)
  大塚周夫(パイロットフィルム TV版)
演:伊東四朗(『念力珍作戦』)
  浅野忠信(2014年版)
  鈴木亮平(テレビドラマ『銭形警部』)

メインキャラの主な呼称表

が・名\に・姓ルパン三世次元石川銭形
アルセーヌオレじげんごえもんふじこちゃん/ふじことっつあん/ぜにがた
大介ルパンオレごえもんふじこぜにがた
五ェ門ルパンじげんせっしゃ/それがしふじこぜにがた
不二子ルパンじげんごえもんアタシぜにがた
幸一ルパンじげんごえもんふじこワシ/オレ


※「主な」と記したのは、作品・相手・状況によって、呼称が異なるキャラがいるためである。
ルパンの「一人称」はたまに「オレさま」と変わることがある。
五ェ門もごく稀に「オレ」または「わたし」に変わることがある。
次元も(最近では殆どないが)銭形のことを「とっつあん」と時々呼ぶときもある。
不二子も相手が大金持ちなオーナーややんごとなき御仁だと「わたし」に変わることがある。
銭形に至っては上司の手前や公な場所では「わたし」に変えることもよくある。

メディア展開

テレビシリーズ

「ルパン三世(第1シリーズ)」

記念すべきテレビシリーズ第1弾。全23話。
この頃はルパンが単独で行動する事が多いため、メインメンバー全員が揃う事はめったに無かった。このシリーズのルパンのジャケットは

「アニメは子どもが観る物」という認識がまだ根強かった1969年、製作会社東京ムービーの当時の社長・藤岡豊の「初の大人向けアニメを作ろう」という発案の下、高校生以上の高年齢の視聴層をターゲットとして、芝山努演出のパイロットフィルムを経た後、原作者であるモンキー・パンチから正式にアニメ化の許可が下り、人形劇団を主宰していたおおすみ正秋(当時:大隅正秋)を演出家に立てるという異色の起用でテレビシリーズが1971年に製作・放送された。

その結果、飄々としながらどこかアンニュイニヒルなルパンのキャラクター像や、単純な勧善懲悪という図式を廃したシニカルで退廃的な世界観、多くを語らない硬派でスタイリッシュな演出、赤裸々な男女の絡み等、原作の持ち味を活かしたアダルトでハードボイルドな作風を前面に押し出し、当時のアニメとしては非常に斬新なピカレスクロマン的作品となった。
・・・が、これらがあまりにも斬新過ぎたのに加えて、内容に関して何の説明もなく始まったせいか、大阪よみうりテレビでの本放送では視聴率で大苦戦し、局の歴代ワースト記録を叩き出してしまった(当時の同時間帯のアニメ番組の視聴率が平均15~20%だったのに対し、ルパンの平均視聴率なんと4.5%!)。
これに関しておおすみは当時「大人向けのアニメなんだから、視聴率が低いのは当たり前」と述べたというが、高視聴率を徹底的に求めていた東京ムービーは、当然それで納得する筈がなかった

そこで、後半から演出を高畑勲宮崎駿に交代してのテコ入れによって子供向けのアニメに格下げされ、次第に誰でも楽しめるコミカルな作風に変わっていき、視聴率もそこそこ持ち直したものの、それでも15~20%には届かず、結局は全23話で放送打ち切りとなった。
しかしその後、5年間も続けた再放送で人気が高まって「ルパン三世」という存在が再評価がなされるようになり、局によっては夕方の放送枠でありながら20%台という異例の高視聴率を記録し、その人気を背景に第2シリーズの製作が決定した。
ちなみに、その事実を知ったおおすみはこの時、なぜ再放送で人気が出たのかテレビ局の関係者に尋ねたところ、「余計な説明をしておらず、非常に斬新」と、打ち切りの理由と全く同じ答えが返ってきて首を傾げたという(恐らくだが、多くの人が「ルパン三世」とはどんな存在なのかを、繰り返し行われたこの再放送によって、ようやく理解・認識したからだと思われる)。

なお、打ち切られたとはいえ、本作に影響を受けた後続のクリエイターやアニメ作品は多く、今でも「テコ入れ前の第1シリーズこそ真の『ルパン三世』である」と主張するファンも少なくない。
また近年では、時代が経つに連れて視聴者の嗜好の多様化してきたのに伴い、同じルパン三世シリーズでも、本作の作風を意識した作品も製作されるようになっていった。

「新ルパン三世(第2シリーズ)」

全155話とアニメシリーズで最も長く、子供でも楽しめる作品。
再放送にて高視聴率を挙げた第1シリーズの好評を受けて製作されたシリーズで、テコ入れされた第1シリーズ後半の方向性を継承し、1977年~1980年までの3年間にかけて放送された。
お馴染みの赤いジャケットと音楽「ルパン三世のテーマ」はこのシリーズで生まれたものであり、現在に至るまでのルパンの一般的な作品イメージが確立された。

ハードボイルド調のドラマから、本作で脚本家デビューした浦沢義雄によるドタバタコメディまで、長期シリーズだけあって非常にバラエティに富んだエピソードが存在するのが特徴である。
故に「スーパーマン」や「ベルサイユのばら」といった既存作のパロディも少なくない。

ちなみに、代表的な劇場版にして今も続く長編の原点でもある「ルパンVS複製人間」と「カリオストロの城」が公開されたのは、ちょうどこの第2シリーズの放送が継続していた頃の事だ。

「ルパン三世 PARTⅢ」

全50話でややアダルト風のシリーズ。1984年~1985年にかけて放送された。
このシリーズにおいては元々ルパンは白のジャケットの予定だったが、第2シリーズのイメージを少しでも保つため「白+赤」でピンクのジャケットになっている。前述の第二シリーズと放送局が異なるために著作権の関係で、「ルパン三世のテーマ」を含んだ全ての楽曲が使用出来ず、音楽担当は前シリーズからの引き続き大野雄二が担当したものの、OP~BGMまで全てこのシリーズ独自の曲を作曲し使用している。本作は『PARTIII』と表記されており、後年の『ルパン三世 PART5』と同様番組名で区別できる作品となっている。
当初は全26話の予定だったが、シリーズの人気も合わせた高視聴率を受けて2クール追加で延長され、全50話で終了する。しかしその後、当時人気のあった野球と放送枠が同じに設定されたために放送休止が相次ぎ、視聴率は徐々に低下していった。映像ソフト化はされたものの再放送もなく知る人ぞ知るシリーズとなったが、2010年代以降にルパン三世DVDコレクションに収録されたり、アニメ定額配信サイトが配信したりして再評価をされるようになる。
なお、PARTⅢの放送話数最終回は、第1シリーズと違ってあまりに中途半端な終わり方だったせいもあり、五ェ門役の井上真樹夫は、当時ルパン役の山田康雄が「PARTⅢが放送打ち切りになる」という知らせを本気にしてなかった事を、ごく最近になって語っている。
次元大介役の小林清志以外は本作が最後の連続テレビアニメシリーズ出演となった。

「LUPIN the Third -峰不二子という女-」

テレビアニメ40周年記念、27年ぶりの第4弾。2012年に放送。
峰不二子を主人公としたスピンオフ作品。ルパンが登場しない回がある初めての作品。
深夜に放送された原作以上のアダルト向けの作品で、不二子を中心とした女キャラの乳首が頻繁に露出されるなどの性的表現もある。全13話。

ルパン三世(2015)

2014年10月、フランス・カンヌで開催されたエンタテインメントコンテンツの見本市「MIPCOM」において製作が発表された。TVシリーズトータルでは第5弾、ルパンが主人公のTVシリーズとしては30年振りの第4弾。また、今世紀のルパンシリーズとしては始めて、正式タイトルが単なる「ルパン三世」となった作品でもある。
アニメーション制作を「テレコム・アニメーションフィルム」に移管される事になった。
ルパンが日本国外で最も評価されているイタリアにおいて、2015年8月から先行放映。順次他国でも配給された。そして日本での放送は、発表から1年を経た15年10月1日から16年3月17日まで半年放送。全26話(日本未放映2話を含む)。
このシリーズでルパンは、イタリア現地での調査により青いジャケットを着用。

ルパン三世 PART5

2018年1月16日に突如発表され、同年の4月4日から放送開始。TVシリーズトータルでは第6弾、ルパンが主人公のTVシリーズとしては2年振りの第5弾に該当する。キャラクターデザインは2015年版と同一の人物が行っているものの、ストーリー等も大きく異なり過去作を踏襲したシリーズになっている。
前作と同様「テレコム・アニメーションフィルム」がアニメーション制作を行っている。
シリーズ構成の大河内一楼をはじめ、雑破業野島一成大倉崇裕綾奈ゆにこ時雨沢恵一西田シャトナーの合計7名が、脚本担当として参加している。そのため、このシリーズでのルパンのジャケットは基本的に青(前作とは少し違う)だが、1話完結回では物話によってジャケットの色が変わっており、それぞれのルパン像を象徴すべく、これまでの作品を意識しているともいえる。
なお、年内で放送終了したTVシリーズは、「峰不二子という女」とこの「PART5」だけである。

長編・短編アニメ

劇場版・TVスペシャル・OVAに関しては、「ルパン三世長編シリーズ」を参考。

アーケードゲーム

「ルパン三世」(1980年)
タイトーから発売。ゲーム内容やグラフィックに関しては、発表された年代およびスペースインベーダーの基盤を流用している事実を踏まえてお察しください
「ルパン三世 THE SHOOTING」(2001年)
セガから発売されたNAOMI基盤によるガンシューティングゲーム。TV第2シリーズを元に作られており、BGMは勿論のこと各ステージ開始時のムービーや、ステージ中のカットイン画像にはその第2シリーズのものが用いられている。

家庭用ゲーム

「ルパン三世 パンドラの遺産」
「SDルパン三世〜金庫破り大作戦〜」
「ルパン三世 伝説の秘宝を追え!」
「ルパン三世 THE MASTER FILE」
「ルパン三世 カリオストロの城-再会-」
「ルパン三世 クロニクル」
「ルパン三世 ピラミッドの賢者」
「ルパン三世 D2MANGA」
「ルパン三世 魔術王の遺産」
「ルパン三世 海に消えた秘宝」
「ルパン三世 コロンブスの遺産は朱に染まる」
「ルパン三世 ルパンには死を、銭形には恋を」
「ルパン三世 史上最大の頭脳戦」

コラボレーション作品

両津勘吉VSルパン三世
2006年の「超こち亀」に収録、伝説の大怪盗VS下町の最強警官。こち亀とのコラボ漫画。
ルパン三世VS名探偵コナン
絶対出会うハズの無い運命の戦い。名探偵コナンとのコラボ。製作会社が同じトムス・エンタテインメントである事と、コナンの原作者である青山剛昌が「ルパン三世の大ファン」だという事実が幸いし、2009年と2013年に2度も実現したコラボアニメ作品。

ミュージカル

「ルパン三世 I'm LUPIN」
「ルパン三世 王妃の首飾りを追え!」
2015年上演。宝塚歌劇団の舞台に登場。革命前夜のフランスにルパンファミリーがタイムスリップ!? ルパンファミリー含む登場人物を女性が担当。

関連イラスト

逃げるルパンと追う銭形
LUPIN THE 3RD


犯罪者達
新シリーズ


Lupin the 3rd



関連タグ

ルパン 次元大介 石川五ェ門 峰不二子 銭形警部
ルパン一世 ルパン二世 シャードック 万屋十完 刑事メロン
ルパンファミリー ルパン一味 ルパン帝国
モンキー・パンチ 大塚康生 宮崎駿
大野雄二 ルパン三世のテーマ
トムス・エンタテインメント テレコム・アニメーションフィルム 東宝 スタジオジブリ
日本テレビ 読売テレビ 金曜ロードショー
ルパン三世officialマガジン 双葉社
銭形ロボ HEIWA
腐パン

ルパン三世長編シリーズ

ルパン三世100users入り ルパン三世500users入り ルパン三世1000users入り
ルパン三世5000users入り ルパン三世10000users入り

こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治
名探偵コナン 青山剛昌 ルパンvsコナン 次元パパ

サブタイトル

華麗なるチームプレイ作戦 荒野に散ったコンバットマグナム ベルサイユは愛に燃えた
「壁なんてのは、越えるためにあるんだ」
さらば愛しきルパンよ 死の翼アルバトロス
私が愛したルパン ベネチア超特急 次元と帽子と拳銃と

関連作品

ゴジラ:東宝製作の映画に登場する怪獣王で、ルパンよりも20年以上先に誕生している。劇場作品の配給会社繋がりというのもあるが、どんな手段でも確実に殺すのが困難という点でも、他の怪獣と共に1つのキャラクターでありながら「正解」という概念がないという点でも共通する。
快盗戦隊ルパンレンジャー:ルパン繋がりかつ、敵組織との戦闘で警察と協力する繋がりがある(ただしこちらは渋々)。
ゲゲゲの鬼太郎製作会社放送局も異なるが、ルパン三世と同じく作品ごとに雰囲気が大きく異なり、基本以外の設定が毎回リセットされている人気の妖怪漫画シリーズ。ただし、原作が誕生したのもアニメ化されたのも、鬼太郎の方が先である。

関連外部リンク

ルパン三世NETWORK
ルパン三世 - Wikipedia
ルパン三世とは - ニコニコ大百科
ルパン三世 - アンサイクロペディア

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