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私が愛したルパン

わたしがあいしたるぱん

これは南米のベネズエラで繰り広げられるルパンとゾンビの壮絶な戦いの物語である。
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概要編集

ルパン三世のTVアニメ第2シリーズの第50話&第51話でルパンシリーズではじめての前後編となっている。

ナチスドイツの残党関係に、ルパン本人のラブロマンスを描いた話しでもある。


あらすじ編集


前編である第50話では、ルパンがとある墓地の墓を掘り返すシーンから始まる。

フロリダ州のパンテオンホテル、冬の夜空を楽しむ会という星座ショーに見せかけた美術品の密輸オークションを襲い美術品を盗もうとしたが霊柩車ごと峰不二子に奪われてしまう。

しかし、石川五ェ門斬鉄剣を見て良くないことの前触れか、剣に不吉な影が宿っていると呟く。


会場で、一人残ったオークションのアナウンス嬢の謎の言葉を合図に霊柩車に載っていた棺の死者が蘇り不二子を襲い、消息を絶った。

その頃ホテルの屋上に不二子の匿名の垂れ込みで駆けつけた銭形警部率いる警官隊に追い詰められたルパンは、アナウンス嬢と邂逅を果たしていた。

しかしそのアナウンス嬢の正体は、昔自らを庇って死んだはずのコーネリア

実は美術品密輸組織の元締めであったのはかつてナチス崩壊後に南米ベネズエラに落ち延びていたナチス親衛隊の科学者のドクター・ゼルであり、コーネリアは彼の一人娘だった。


若い頃にルパンは、彼が持ち出した美術品を盗もうとゼルの秘密研究所がある霊園に忍び込みゼルに捕まってしまうが、コーネリアがルパンを助け、ルパンを庇いコーネリアは命を失った。

そのコーネリアがルパンの姿を見ると動揺してしまう。


真相を探るべくベネズエラに赴き、次元と五ェ門は霊園に潜入するがなんと墓場から死体が復活したのである。

得意のマグナムや斬鉄剣ですら手応えがなく撤退を余儀なくされた二人、一方でルパンはコーネリアの亡骸のあるはずの墓を訪れていた。

しかし、墓を見ると掘り起こされた跡があり、棺のなかには枯れた薔薇一輪のみで眠っているはずのコーネリアの姿はなかった。


今度はルパンが霊園に行くとそこで墓守のセルジオと再会しコーネリアと復活した死体達の正体が判明した。


第二次世界大戦中、ドクター・ゼルは戦死した兵士達の死体に神経ユニットを埋め込みコントロールさせる死体催眠術を研究していた。コーネリア達の正体こそ死体催眠術によって操られているゾンビであった。


ゲストキャラ編集


コーネリア編集


CV 上田みゆき


本話のゲストヒロインでドクター・ゼルの娘。1950年生まれ。

作中では、冬の夜空を楽しむ会のアナウンス嬢として登場していたが、実はルパンが若い頃にドクター・ゼルの霊園に忍び込んだ際にゼルの放った銃弾で亡くなっており本来は生きているはずのない者だった。

コーネリア自身は、父の非人道的な研究等に疑念を抱いており、ルパンとも心を通わせ逃げ出す道を選んでいた。

亡骸は連れ出されて、ゼルの霊園から離れた墓地に埋葬されていた。

しかし、その死を惜しんだゼルの手によって墓を暴かれて自らの研究していた死体催眠術で神経に超小型神経ユニットを埋め込まれて蘇った。

その後は、記憶を操作されて過去を思い出せぬまま美術品密輸組織のオークションのアナウンス嬢として活動していたが、ルパンが来たことによって記憶が戻りつつあった。

ゼルに過去の記憶を聞いたが、ゼルは彼女を人質にして、足手まといと見たルパン自身の手で殺されたと嘘の記憶を刷り込んでいる。

そして、全てを知ったルパンがゼルの霊園に忍び込み、再び対峙するがゼルの記憶操作と思い出そうとすることで板挟みに合い、次元に撃たれて記憶を全て取り戻した。

超小型神経ユニットは、記憶を思い出すと死体の保存能力が維持できなくなるという弱点もあり、再び永遠の眠りについた亡骸はミイラとなっていた。


ドクター・ゼル編集


CV 真木恭介


コーネリアの父。元ナチスドイツ親衛隊の将校で、非人道的な人体実験でその地位を築いたマッドサイエンティストだった。

ナチス崩壊後は、南米ベネズエラに落ち延びてナチス復活を夢見て人体実験を続けていた。

落ち延びた際に共に盗んだ美術品を闇オークションで売りさばいた金を軍資金としており、美術品密輸組織としてICPOもマークしていた模様。

そんな中、美術品目当てで自ら根城としていた霊園に忍び込んだ若かりし日のルパンと共にコーネリアが逃げたときに、ルパンを狙った銃弾を庇ってコーネリアが受けてしまった時には、不本意であり動揺しており、コーネリアの墓を暴いて死体催眠術によって蘇生させた。

前編では、今も生きているように思われたが、後編では自らの人格をコンピューターへと移しており、肉体の方は死んでコーネリアやゾンビにつかった死体保存の技術を使ってガラス張りの箱の中に閉じ込めていた。(作中登場したゾンビの群れは、過去の描写も含めて考えれば、ナチス時代の部下のなれの果てと推測できる)

コーネリアにルパンが彼女を人質に逃げて、足手まといと見たルパン自身の手で殺されたと嘘の記憶を刷り込んでいる。

しかし、ルパンが美術品の闇オークションに狙いをつけたことがきっかけで、コーネリアの記憶が戻りつつあり、彼が再び霊園を訪れると今度こそ殺そうとする。

次元の手でコーネリアが撃たれたあとは、ルパンにコーネリアの亡骸を見ないでくれと言い残して自爆、研究所もろとも吹き飛んだ。



セルジオ編集

CV 田口昂

ゼルの研究所のある霊園の年老いた墓守。

若い頃にルパンが忍び込んだこともあり、彼と面識もある。

棺に入って研究所に潜入したルパンを助け出すと、コーネリアの真実を伝えている。

爆発した研究所から、銭形を助け出しており、ゼルからコーネリアが過去の記憶を思い出すと死体保存の能力が失われてしまうため、過去を思い出させぬように命令されていたことを明かした。

ルパンから霊園の一番陽当たりのいい場所にコーネリアの墓を建てて欲しいと頼まれて物語の幕は閉じた。


関連タグ編集

ルパン三世 ナチス ゾンビ ベネズエラ


ナチス関係者の登場したエピソード編集


ヒトラーの遺産 ヘクサゴンの大いなる遺産 五右ェ門無双

ハリマオの財宝を追え!!

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