概要
『ルパン三世PART2』第145話。
テレビシリーズに不満を感じた宮崎駿が照樹務名義で脚本・演出した作品。
シリーズへの批判からか、作中でほとんど赤いジャケットをルパンが着ないなどの事から、最終回の「さらば愛しきルパンよ」と同様、イメージが違うとして日本テレビから、没にされかけたそうだ。
また、この作品は、当時のアニメで使用されていた手描きのセル画の枚数を、通常4,000枚~5,000枚のところ、なんとその2倍の9,000枚も使用して製作された。(どうやら同時期に製作されていた劇場アニメのリトルニモの製作費をプールしたからこそ実現したものらしい)
あらすじ
すき焼き鍋パーティー中のルパン達のところへ不二子が何かに追われながら逃げ去り、去った後に奇妙な部品を置いていった。それは小型原子爆弾用の発火プラグだった。作ったのは航空博物館の館長・ロンバッハ博士で、闇ルートで売ろうとしたものを不二子が狙ったためにルパンは騒動に巻き込まれてしまう。
かくして、小型原爆を阻止し不二子を取り戻すため、ルパンたちは巨大飛行艇・アルバトロス号を相手に戦いを挑む。
関連タグ
宮崎駿 ルパン三世 カリオストロの城 さらば愛しきルパンよ セル画
ルパンの娘(宮崎駿が映像化を企画していた)