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警察戦隊パトレンジャー

けいさつせんたいぱとれんじゃー

警察戦隊パトレンジャーとは、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場する戦隊。
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国際警察の権限において、ギャングラー及び快盗に対し、実力を行使する!!

概要

市民の正義と理想の未来のために戦う国際特別警察機構所属の戦力部隊の三名が、VSチェンジャーを得て変身した姿。
作中においては、国際特別『警察』機構『戦』力部『隊』の略称とされる。
ルパンレンジャーに次いで登場した作品世界中二つ目の戦隊。
ゴーグルは警官の制帽型。
エンブレムはSの字が刻まれた盾。一部の関連グッズでは「警察Sエンブレム」と呼ばれている。
変身後は頭部の制帽型部分中央(実際の制帽にあるマークと同じ位置)と左胸にゴールドのエンブレムとして現れる。なお、パトレンジャーになる前の制服の胸やジム・カーターの帽子部分にも同じマークがついている。
両肩と上腕部にプロテクターを装備しており、パワーと装甲重視で相手の攻撃を受けながらも怯まず反撃するパワフルな戦いを本領とする。ただし結果的にギャングラーの犯罪技やルパンコレクションによる特殊攻撃の影響を真っ先に受けやすいという一面もあり、ストーリー上でルパンレンジャーが戦う前の実験台のような扱いになることもしばしば。

戦力部隊は対ギャングラー及び快盗において超法規的な権限が与えられており(警告無しの射撃、ある程度二次被害を出してもお咎め無し等)、所属する三名も厳しい訓練を積んだ精鋭なのだが、本編開始時点では装備が専用パトカーと通常の拳銃のみでギャングラーに対して有効なものを所持しておらず、市民からはルパンレンジャーばかりが持ち上げられ、戦力部隊は役立たずと揶揄されていた。

しかし、#1終盤、新たな装備品としてVSチェンジャーをヒルトップ管理官から与えられパトレンジャーへの変身が可能に。ようやくギャングラーに、そしてルパンレンジャーに対抗しうる戦力を得ることになった。

警察という立場上、民間人に危害を与える恐れのあるギャングラーへの対処が最優先とされ、危険度が低いルパンレンジャーの逮捕やルパンコレクションの回収は二の次となっている。

当初は、彼らはルパンコレクションの重要性をあまり理解していないようだったが、#5で新装備であるVSビークルがギャングラーとルパンレンジャーに狙われたことからその重要性は理解している模様。だがその上で、やはり市民への安全度を優先する姿はまさしく絶対のヒーロー
しかし、パトレンジャー側には金庫を開ける手段がなく、またルパンコレクション自体パトレンジャー側には奪う必要性がないものなため、ギャングラーの撃破を優先することに変わりはない点がルパンレンジャーにとっては相変わらず厄介となっている(むしろパトレンジャーはその危険性を理解すればこそ、ギャングラーごと破壊することも視野に入れる可能性がある)。そのため#9にてシザーダイヤルファイター&ブレードダイヤルファイターを躊躇なく撃とうとし、さらにはとうとうルパンコレクションごとギャングラーを倒す出来事が起きてしまった。しかし次の話である♯10にてそのギャングラー怪人、ブレッツ・アレニシカが自分の犯罪技を使って生き延びていた事が判明した(勿論コレクションも無事で、後にルパンレンジャーに回収された)。

なおパトレンジャーをパトレンと略されることもある。これはメンバーのコードネームからも確認できる公式の略称。

#19でパトレンまんじゅうが登場したことから、劇中の一般社会でも略称として用いられていることが判明した。

パトレンまんじゅう



メンバー

結成当時のメンバーは朝加圭一郎・東雲悟・明神つかさの3名で構成されていたが、物語が始まる以前に悟がゾニック・リーとの戦いで重傷を負ってフランス本部に異動したため、彼の後任として後輩の陽川咲也が配属されている。

スーツカラーは
スーツカラーは。名乗りこそ2番目だが経歴は1番下。
スーツカラーは

正確にはメンバーではなく、グッドストライカーの能力によって三人が名前の通りに融合した姿。スーツカラーは赤・緑・桃の縦割りにされた三色

アイテム

今作のキーアイテムおよび巨大マシン。
パトレンジャーが使うものは陸上マシン型のトリガーマシン
#42以降、パトレンジャーが所有しているVSビークルは、トリガーマシン1号、2号、3号、バイカー、クレーン、ドリル、サイレンストライカーの7種類。

両戦隊共通の変身アイテム兼射撃武器。
巨大マシン搭乗時には操縦レバーとして使用。

共有武器。警棒に変形するメガホン。
メガホンモードでは催眠効果のある音声を放ち、命令を相手に聞かせることができる。
警棒モードでは必殺技が発動可能。

  • バックル
国際警察の身分証が入っている。

  • 専用パトカー
現場への移動に使用する、GSPOのパトカー。主に変身前の状態で使用される。
運転は主に咲也が担当する。
ベース車はランサーエボリューション
同型の車両が複数存在し、内1台は#19でスダル・ウルキューにより破壊され、別の1台は#49で巨大化したドグラニオ変則ビクトリールパンカイザーへ放った攻撃の余波を受けて焼け焦げた。

必殺技

  • イチゲキストライク

パトレン1号のVSチェンジャーに、グッドストライカートリガーマシンモードをセットし発動する。パトレンジャー3人が合体しパトレンU号になり強力な光弾を発射する。
合体し1人になってしまうためルパンレンジャーと違い他の必殺技と連携できないという欠点があったが、パトレンエックスの登場によりイチゲキエックスストライク(エクセレントエックス)と同時必殺技が可能になった。

  • ダメ!ゼッタイ斬り
パトメガボーの警棒モードで相手を斬り伏せる。警棒なのだが何故か斬撃。

  • バイカー撃退砲(警察ブースト)
トリガーマシンバイカーをVSチェンジャーにセットして発動。タイヤ型の光弾を発射する。バイカーをセットした1人が発射するパターンと3人同時に発射するパターンがある。

  • ストロング撲滅突破(警察ブースト)
トリガーマシンクレーン&ドリルをVSチェンジャーにセットして発動。クレーンバズーカとドリル弾が出現し武器になる。クレーンのアーム部分からワイヤーを伸ばしたりドリル弾を発射する。

『力』が無くとも『ヒーロー』たらんとしてきた戦隊が得た力は…?

#30にて新たなトリガーマシン、トリガーマシンスプラッシュが出て来るのだが、これはとある事情によりルパンレンジャーの方へ渡ってしまう。さらに、#38にて登場したサイレンストライカーも、紆余曲折を経て入手したルパンレンジャーから高尾ノエルの手に渡り、彼が快盗であると同時に国際警察の人間でもあったことから彼が所有、快盗としての自身の強化に使用していた。これらに加えてルパンレッド専用武器強化形態を得た事によりルパンレンジャー側の戦力強化が目立ち、特に物語の中盤ではパトレンジャーとルパンレンジャーに明らかな戦力差が生じてしまった。この展開を一部の視聴者は嫌がり、依怙贔屓や“『VS戦隊』のコンセプトを崩した”等と非難する事態も起こっている。

しかしよく考えると、パトレンジャーは“戦隊”である以前に“警察”、市民の安全と平和を守る『ヒーロー』である。彼等がギャングラーを倒すのはあくまで市民を守る手段の一つでしかなく、逆を言えば市民を守れれば、新たな力を手にしない、より率直に言えば『弱い』ままでも彼等は別に構わないのである。
実際、“平和な街をパトロールするお巡りさん”である事を夢とする圭一郎(#17)、人々を守る為なら謹慎中で装備を没収されようがクビ覚悟で出動する事も厭わない咲也(#19)、善良ならばたとえギャングラーでも助けを差し伸べるつかさ(#31)等からも解かる様に、彼等が本当の意味で望んでいるものは、『戦う為の力』では無く、『誰も戦わなくていい平和な世界』である。
ネットムービー『もう一人のパトレン2号』において、パトレンジャーの力が無い頃に己の無力さへ激昂する圭一郎へ先代パトレン2号候補者東雲悟が掛けた言葉、「今回は犠牲者を出さずに済んだ、それだけでも御の字だろう」は上のスタンスを端的に表している(※ある意味、この戦隊のテーマを象徴する台詞の一つとも言える。)。

それ故に、あくまで自分たちの目的のために戦う快盗がギャングラーという『敵』に対抗すべくルパンレンジャーとなり必然的により強い力を欲するのとは対照的に、あくまで市民の平和のために戦う彼等はギャングラーという『悪』と対等に戦えるパトレンジャーになった時点で満足しており、より強い力を求める事への執着が薄い。現にルパンレンジャーに渡ったトリガーマシンはといえば、スプラッシュは急を要する事態を考慮した圭一郎がいち早く現場にたどり着けるルパンレッドへ事実上託しており、サイレンストライカーについてもルパンエックス=ノエルに渡った事実を咎める事も彼等はしなかった(※#44を見る限り、ノエルがサイレンストライカーを預かっている事が両戦隊に協力する存在である証となっている様子)。

メタ的な視点では、ルパンレンジャーへの戦力集中は玩具の売り上げ不振による販売展開の路線変更と噂されている(実際バンダイの決算では年別歴代最低を記録しているゲキレンジャーを下回ってしまった)。そんな逆風に負けないどころか、このように両戦隊の価値観を象徴するのに利用した制作陣の手腕は流石という他ない。

そんなパトレンジャーに対して終盤、ステイタス・ダブルや、ギャングラー首領との戦いという、「力」を求めざるを得ない状況がついに訪れる事になった時に得た力も、パトレンジャーのスタンスを的確に現わしている。
(これについてはパトカイザーのサイレンパトカイザーの記述と、スーパーパトレン1号スーパーパトレンエックスの項目を参照)

ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー

ルパンレンジャーの3人がVSビーグルを使いパトレンジャーへと変身した。ただしいつもの戦闘スタイルとスーツの相性が悪いのか、動きが鈍く被弾することが多く、透真は「機動力を犠牲に防御力と攻撃力が強化されている」と評価した。またこのことから変身者に対する制限は無いと思われる。

余談

ルパンレンジャーが(義賊とはいえ)怪盗というアウトロー、復讐者、強い個人主義、といった今までと一線を画すダークヒーロー的な要素が強いのに対し、従来の「模範的なヒーロー」としてのイメージが仮託されている。
実際、下記に記すように警察モチーフ、及び警察や公的機関が母体となっている戦隊は非常に多い。

メンバーの名前の最初の字を拾っていくと「けいさつ=警察」になる。
苗字は朝や陽など朝・昼を連想させる漢字が入っている。ちなみに2号候補者であった東雲悟もこの法則に合致する(「東雲」は夜明け前茜色に染まる空の意)。 また、後任者と「雲が晴れて、太陽が姿を見せる」とも掛かっていると思われる。

同時戦隊ということもありルパンレンジャーと赤以外が被らないようにした結果、スーパー戦隊で初めてが不在かつ赤・青・黄以外の3人組戦隊となった。
個人名が番号なのは『烈車戦隊トッキュウジャー』以来2例目(「数字」として見れば『超電子バイオマン』からの3例目)。

また、偶然なのか赤・緑・桃は『ルパン三世』が着ていたジャケットの色と同じである。

関連記事

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー スーパー戦隊シリーズ

特捜戦隊デカレンジャー:同じく警察のスーパー戦隊。またテレビ本編の最終盤直前、かつてはまともな装備の無い生身で戦っていた事や、レッド候補者(レオン星人ギョク・ロウ)が再起不能の重傷を負って現場を去った過去が明かされている。
ジャッカー電撃隊:同じく敵組織に対してかなり強い警察的権限を持つスーパー戦隊。
秘密戦隊ゴレンジャーバトルフィーバーJ超力戦隊オーレンジャー:同じく公的機関のスーパー戦隊。
太陽戦隊サンバルカン:メンバーが3人で公的機関のスーパー戦隊。
特命戦隊ゴーバスターズ:メンバーが3人で公的機関のスーパー戦隊だがこちらは追加戦士がいるため最終的に4人と1体になった。
轟轟戦隊ボウケンジャー:敵組織とお宝を奪い合うスーパー戦隊。こちらは敵組織の方が複数存在する。
電撃戦隊チェンジマン救急戦隊ゴーゴーファイブ:ソーシャルゲーム『スーパー戦隊ウォーズ』にてデカレンジャー、タイムレンジャーと共にパトレンジャー陣営にいる戦隊。どちらも公的機関である。
緑川達也電子戦隊デンジマン)、巽ダイモン救急戦隊ゴーゴーファイブ)、石原軍平炎神戦隊ゴーオンジャー):いずれもメンバー唯一の(元)警察官
電光石火ゴウライジャーゴーオンウイングス:同じくライバルポジションのスーパー戦隊。
臨獣殿:スーパー戦隊ではないが、首領紅一点の幹部のコンビは、もう一組の主人公チーム的存在。
シグナルマン:激走戦隊カーレンジャーに登場した宇宙のポリス星から地球に単身赴任してきた追加戦士。

銭形警部:怪盗を追う警察の人間繋がり。

ポリスライダーズ仮面ライダーシリーズの警察。
宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド:『ヒーロー』に対する価値観がパトレンジャーと似ている仮面ライダー。
彼にとっては『ヒーロー=患者の命を救うドクター』であり、それになる為幼少期の悲惨な境遇から自分の足で立ち上がった上で地道に努力を続け、目標の入り口である研修医の立場に第1話時点で就いていた。
その時偶然(ほぼ宿命的)に仮面ライダーとなる力を手に入れたが、既に自分なりのヒーロー像を持っていた彼にとってそれは『普通のドクターでは救えない命を救う力』という認識であり、変身するのを拒む時はあれどその力に溺れる事は決して無かった。
そして本編後半、『無敵』の力を手に入れても(※)その心の在り方ゆえに飲まれず扱いこなし、患者を救う事を全うした。
※なお力の提供者は永夢の心の在り方に惚れこんでいるらしく、後にそれを逆説的に称えるゲームを製作し永夢に送り付けている。















ここから先は#48から最終回に向けてのネタバレの為注意!!
















そして最終決戦へ
#48・#49でパトレンジャーは快盗の正体と彼らが戦っていた理由を知る事となる。しかし、彼らにいかなる事情があってもこれまでの罪は消える事はなく、その素顔は指名手配される。
そんな時期に圭一郎は快盗になった魁利に出会い、騙していた魁利にではなく自分の不甲斐なさに怒りをぶつける。

その後、ドクラニオに敗北し、意識を失った透真初美花を確保。
1人でザミーゴの元へ行こうとする魁利には圭一郎が行くのをやめるよう必死に説得するが、その途中で巨大化したボーダマンが現れ、市民の安全を優先にする為魁利に背を向け現場へと向かう。

咲也は理由を聞いてからは落ち着いたが正体を隠していたノエルに怒りをぶつけ、二年前まで普通の高校生だった早見初美花がどれだけ辛い戦いをしていたかと心を痛める。
その咲也とドグラニオとの戦いで傷つき意識不明でベッドに横たわっている透真と初美花を見つめるつかさも複雑な思いを感じていた・・。

その後、意識を取り戻した透真と初美花は警察病院を脱出し、魁利の救出に向かおうとするも咲也とつかさに止められる。しかし、無茶をする魁利と共に戦うことを強く誓い、咲也達も彼らの決意を理解し送り出す。

#50でルパンレンジャーがザミーゴを倒し、大切な人達を取り戻す使命を果たした結果、最終回である#51はパトレンジャーがドグラニオとの決着をつける回となった(戦いの顛末はこちらを参照)。

両戦隊の活躍によりギャングラーは事実上壊滅状態に陥ったものの、残党はその後も出現しており、脅威は完全には去っていない。

かくして最終決戦後も、ギャングラーの残党を倒すため、そして市民の平和を守るため、警察である彼らはパトレンジャーとして戦い続けるのだった。

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