「う゛ご゛く゛な゛! 国゛際゛警゛察゛だ゛!」
「おのれルパンレンジャー!!」
「俺はパトレン1号、朝加圭一郎だあっ!」
演:結木滉星
概要
パトレン1号に変身する警察官。警察戦隊パトレンジャーのリーダーを務める。
性格は一昔前の刑事ドラマに出てくるかのような熱血かつ真面目、一度決めたらとことん突っ走るタイプ。
強い正義感を持ち警察としての誇りも高く、それ故に異世界犯罪者集団ギャングラーは勿論のこと、快盗戦隊ルパンレンジャーの事も敵視し、真っ向から対立する。
いわゆる昔かたぎの熱血漢だが、指定の制服以外ではこれまた一昔前の刑事もので出てくるようなコートを愛用しており、#3で「ビストロ・ジュレ」にやって来た時は堂々と顔をおしぼりで拭いたり、#10でバカでかいくしゃみをするなど、歳のわりに妙にオッサン臭いところが見られる。
#11で国際警察の広告用の映画に出演することになった時には、当初は嫌がっていたものの撮影された映画を見て、傍から聞いても酷い棒読み口調だったものの「結構イケるな」と満足したりと、割と乗せられやすい一面もある。
子供好きであるが、あまり懐いてくれないのが悩みのタネ。体格や声の大きさで怯えさせてしまいやすく、#33でも迷子相手に頭を抱えるシーンがある。
どうもこの「子供」には10代後半の人物も含まれるらしく、悪意のある対応を見せることの多い夜野魁利のことを(快盗の正体だということは一切知らず、気づかないまま)割と真剣に気遣っている。ただそのせいで、魁利の心を気づかないうちに曇らせてしまうことも…。
メンバー内では唯一の寮住まい(内装は必要最低限のものしかなく、部屋番号はご丁寧に110号室)であり、一時期ギャングラーに対抗するため部屋を引き払ってテント住まいを行ったこともある。
レコードによる音楽鑑賞が趣味らしい。
熱血と正義の警察官
概要の項で述べたように強い正義感を持つがそれ故に悪党の事を考えている際には激昂することが多く、パトレンジャーに変身して最初にルパンレンジャーとの面々と対決した際には、#2冒頭の巨大メカでの追跡劇の末にレッドダイヤルファイターで逃げるルパンレッドに対し単身で翼に飛びつくという行動に出たが、寸前でファイターが避けたため「おのれ~、快盗~!!」と叫びながら海に落ちるという暴走と紙一重の猪突猛進さを発揮したこともある。
その為か一度快盗が絡みだすともうそれ以外に周りが見えなくなってしまうという弱点もあり、ヒルトップ管理官が襲われ新たなVSビークルを盗まれた時は激しく激昂し、ルパンレッドとの再戦しか頭になくなったことでつかさから叱責とビンタを食らった。
そして時としてその怒りは不甲斐ない味方に向けられることもあり、#3にて咲也がルパンブルーとの対戦時に危険な武器でもある支給装備のVSチェンジャーを奪われかけた時には咲也が本気でへこむ程怒りを露にした。
しかしその一方、上記の怒りを抑えて冷静になった際には仲間や民間人への気遣いや合理的な判断が取れる理性的な一面も併せ持っている。
どちらかというとギャングラーへの復讐心や「大切な人を取り戻す」という個人的な事情で動く快盗達とは異なり市民の安全を守ることを重要視している人間で、ルパンレンジャーが逃走した際にはより市民への危険度が高いギャングラーの殲滅の方を優先したり、ルパンレンジャーがギャングラーを倒した際にもギャングラーが一体消えたことの方を喜んだり、#2でも盗まれた宝石を取り戻す事よりも、放火によって家や店を失ってしまった人達のためにガラットを倒すと約束している。
#17での圭一郎の夢が「警察官の仕事が殆ど無いくらいの平和な日常」であったことからもそれが見て取れる。
- #8
「快盗の正体は『ビストロ・ジュレ』の三人ではないか」とつかさが疑ったことから、一時的に怒りを露わにはしたものの普段の様に感情的になる事もなく、つかさと咲也の二人と連携してルパンレンジャーの捜査を行った(ただしかなりバレバレな尾行がきっかけでルパン側にも勘づかれてしまい、その後コグレとグッティの協力もあって失敗に終わっている)。
- #10
前回事情を知らずにブレッツ・アレニシカを倒してしまった事で一方的に魁利から恨みを買ってしまうが、「アンタの顔は見たくない」と突き放す魁利に対し『警察官として危ない目に合いそうな人を見過ごすわけにはいかない』という理由から、「そんな顔して歩いていたら厄介な連中に絡まれる」と言って魁利の相談に乗ろうとした。
- #14
今話にて警察官を志した原点が明かされた。
小学生の頃に彼の実家周辺で通り魔事件が発生し、怖がる近所の住民を守ろうと張り切った彼は自作の武装で悪人を倒そうと張り切っていたが、ある警官(演者はパトレン1号のスーツアクターである高田将司氏)が「それは警察の仕事」と宥め、必ず犯人を捕まえると約束。
数日後、その警官が顔に傷を負いながらも約束通り犯人を逮捕した光景を目の当たりにした圭一郎は、感銘を受け警察官を志望する事となった。
自らギャングラーに挑もうとする幼稚園の子供にかつての自分を重ね「君たちの遠足は必ず守る」と約束し、その約束を守るために新たなVSビークル・トリガーマシンドリルを使用してギャングラーの捜査に出たが、それが裏目に出てVSビークルの中に仕込まれた罠によって毒針を背に受け、瀕死の重体に陥ってしまう。
それでも恐るべき気合でVSビークル・トリガーマシンクレーンを発見し、変身が解除された状態でオドード・マキシモフを撃破した。
- #15
意識不明の重体で入院していたが、辛うじて意識を取り戻した際に聞いた看護師の会話から、咲也とつかさが自分たちも重傷の身でありながらトゲーノ・エイブスに立ち向かっていることを知り、瀕死の身体に鞭打って現場に駆け付け、パトレンU号となって短期決戦に出たことでトゲーノの撃破に成功、無事に毒の脅威から解放された。
だが事件が解決し、幼稚園の子供とかわした「遠足を守る」という約束を守った際には、圭一郎ではなく咲也の方に子供が懐いてしまったが、そんな姿を見て「これでいいんだ」と穏やかに笑うなど、懐の深い一面が垣間見えた。
- #30
ルパンレッドとトリガーマシンスプラッシュを取り合っている最中に別所で大火災が発生。
その際自分のトリガーマシンよりルパンレッドのダイヤルファイターの方が現場に早くたどり着けると判断し、彼に消火能力を持つトリガーマシンスプラッシュを譲り消火するように頼んでいる。
総じて、犯罪者に対する一貫した敵意や反感を含め、警察官の鑑とも言える程に真面目で真っ直ぐな人物である。
一方で#26では快盗および高尾ノエルに盗品関与者をあぶり出した手柄を譲られた代わりに他のいいところはほぼ全部持って行かれたことに対して落ち着きながらも「(俺達は)手柄というよりも後始末をさせられた感じだけどな」とつかさ共々不満を漏らし咲也に励まされるという少々らしくなさげな一幕もあった。もっとも、これは彼とつかさがこの時はまだノエルを信用しきっていなかった(咲也だけは既にある一件を経てノエルと良い仲を築けていた)というところが大きいのだろう。
仲間に対して
#3後半でナメーロの罠に嵌まった際に咲也の機転によって助かった時には素直に褒めたり、#7で早見初美花にアタックを繰り返す咲也に本気かどうかを聞いた時には「可愛い娘にはとりあえず声をかける」と言う咲也に「ふしだらな!!」と不快感を露にしたがそれ以上は彼を責めておらず、必要以上に咎めることはしていない。
#11では咲也と圭一郎・つかさとの出会いが明らかとなり、訓練生時代につかさと共に見せた警察官としての実力から、咲也から憧れを抱かれていた事も発覚。
特に圭一郎からは、過酷な訓練で心が折れかけたところを「我々の使命は、悔し涙の先にある」と慰められた後に努力を重ねて国際警察の戦力部隊に配属された事から、強い影響を受けた節がある。
ただし圭一郎自身はこの時の事を覚えていなかった(逆に言うとこう言う他人を応援する事は自身の中で当たり前となっているとも取れる)。
#27では巨大化したピョードルとパトカイザーで対決したさい、咲也に「お前の武術修行の成果を見せてみろ!」と命令するが、古武術ではなくエアロビクスを習っていたと言う事実を初めて知ってしまい、思わず「咲也お前…一体何を習っていたんだ」と半ギレした。
警察学校の同期であり、腐れ縁。
劇中の描写や圭一郎自身の発言から、その頃から能力的にはつかさの方が一段優れていたようだが、そんなつかさに対しても特に嫉妬心や劣等感の様な感情は抱かず、友好的な関係を築き上げていた。
学校当時ぬいぐるみに頬ずりするつかさを目撃したことから彼女の可愛いもの好きという一面を知っており(つかさは隠していたつもりだった)、つかさ以外の仲間達には#4の事件解決後まで話しておらず、知っていたことが本人に発覚しても悪びれたり狼狽える事無く平然としていた(そもそも同話冒頭にて咲也に「つかさ先輩の弱みを知ってるんですか?」と聞かれた際「特に思いつかない」と発言している)ことから、本人の弱みだとは考えず素直に受け入れていた模様。
また国際警察に配属された当初、給料が上がったことを喜ぶつかさに対し「いや、生活も大事だ。否定はしない」と言いつつ、国際警察の持つ権限の大きさから高い志を持つ様に窘めており、つかさのその後の警察生活に大きな影響を与えている。
魁利との関係
#45までルパンレンジャーの正体が『ビストロ・ジュレ』の面々とは気づいていなかった(#8で一度は疑った)が、ルパンレッド/夜野魁利とは変身前後問わずよく絡む事が多い。
快活で誠実で正しい道を突き進んでいく圭一郎は魁利に兄・勝利を思い出させるらしく、結果的に兄へのコンプレックスを掘り起こされた魁利に邪険にされることもしばしばある。
#5
その正義感の強さ故に、VSビークルを巡って初めてルパンレッドと直接対決を行った際に「(どういう事情があれ)お前達は快盗(犯罪)という手段を選んだ時点で間違っている」とルパンレンジャーの問題点を客観的に指摘しており、その事を自覚していたルパンレッドを激昂させた。
続く#6ではルパンレッドへの怒りで周囲が見えなくなっていたが、つかさの叱責をきっかけに「自分がなぜ国際警察を選んだのか」「何のために警察官になったのか」を思い出し、ギャングラーとルパンレンジャーの戦いに巻き込まれかけていた母子を体を張って寸前で助け出した(ルパンレッドとの戦闘で組み合ってる最中に何かに気付いたように余所見していたので、その時に逃げ遅れた母娘に気付いた模様。直後のルパンレッドの攻撃も、一発目はあえて受ける事で弾道を反らし二発目は相殺する事で防ぎ、至近距離であることもあったにせよ避けようとしなかった)。
この行為で「グッと来た」グッドストライカーにトリガーマシンバイカーをルパンレッドから取り返してもらい、レッドも「今日は負けたわ」と引き下がる事となった。
戦闘後、上記のように以前の戦いで激昂したレッドのことを思い出し彼の正体について考え出すなど、心境に変化が生じ始めている模様。
#8
つかさの疑惑によって『ビストロ・ジュレ』の三人を捜査することになったが、その際に事前情報として三人の身許を調べた時には、魁利が「早くに両親を亡くし兄と二人で暮らしていたが、高校卒業を機にジュレで住み込みで働いている」と知り、軽薄なそうな見た目の割に意外と苦労人であることに軽く驚いていた。
#10
(事情を知らないとは言え)ルパンレンジャーが回収する前にルパンコレクションごとブレッツ・アレニシカを倒してしまった事で魁利に一方的に恨まれてしまうが、深夜に魁利に会った際にその深刻な表情から魁利が絡まれない様に心配したり、その後もジュレの方に出向いて魁利の様子を見に来ていた。
一方で#9の冒頭にて偶然にもザミーゴ・デルマに接触し、その情報を魁利に渡したことから魁利達が宿敵を知るきっかけを与えることになる。
その後、魁利からはジュレの常連ということもあって、「圭ちゃん」と綽名で呼ばれることになる。
#15
前話にてトゲーノの罠にはまって毒を喰らってしまい、意識不明の重体に陥った圭一郎の姿を見て、魁利はトゲーノを倒すために奮闘。
しかし毒の回った体で尚も起き上がり、全力でトゲーノと戦う圭一郎の姿に「本当に敵わない」と感服していた。
#37
強制帰宅ビーム対策としてテント生活を始めた際に透真・初美花と遭遇、彼らのついた嘘で一人ジュレにいる魁利が心配になり、テント持参で泊まりに来る。
その際の対応で兄・勝利を思い起こされ彼からは思い切り拒絶されてしまうが、翌日「また今度来ます。友人 朝加圭一郎」という書置きを残して無言で立ち去った。
#45~#48
ナリズマ・シボンズが同期の東雲悟の化けの皮を被って暗躍していた事を受けて「化けの皮にされた人間達は大量失踪事件の被害者ではないか」と睨み、被害者リストを捜索しているうちに魁利達3人の関係者も含まれている事実を知り……これまでのルパンレンジャーとの戦いの中で抱いた感覚から魁利達3人がルパンレンジャーではないかと推理。
やがて自分達を救う為にゴーシュに囚われたノエルを救出に向かった際、同じく現れた快盗がドグラニオに「そのマスクは邪魔だな…ちゃんと顔を見せてくれよ」と言われ遂に正体を明かし、自分の推理通り魁利達がルパンレンジャーと知る事となった。
#49
ビストロ・ジュレに捜索へ向かうも、既に魁利達は店を引き払い行方をくらました後だったが、その後魁利が密かに接触してきた。
魁利達が快盗と知ってどこか納得していた圭一郎に対し、魁利は「もっと怒れよ!ルパンレッドと戦っている時みたいにもっと怒れよ!」と激昂するが、圭一郎もまた「怒っているさ…自身の不甲斐なさに。俺は何故早く気づけなかったんだ!俺がもっと頼れる警察官だったら…苦しんでいる君達を救えたのかもしれないのに………」と、いつ魁利に手錠をかけてもおかしくない状況でもなお自分を責めた。
そして「アンタがどんな(に頼れる)警察官だろうと関係ないさ。警察官に頼らないヤツが快盗になるんだよ…」と呟いて去ろうとする魁利に、ザミーゴが行方不明者を化けの皮にしている事=急がなければ勝利達も化けの皮にされる危険性を告げた。
その後のドグラニオとの戦闘で町が崩壊し、負傷した透真と初美花が国際警察に確保された後、一人行方が分からなくなっていた魁利を見つける圭一郎。
一人でザミーゴと戦おうとする魁利に、圭一郎は「俺がいる。俺が警察官になったのは、苦しむ人々を助ける為だ。もし警察という立場故に目の前の君を救えないのなら………俺は警察を辞める」とまで言い出した。
直後に巨大化ポーダマンが町で暴れ始め、苦い顔をしていた圭一郎の背中を………快盗としてできること、そして快盗だからこそ今できることや救えるものがあると圭一郎の言葉で気づかされた魁利はそっと押す。
「アンタはそっちにいてよ。こんな快盗じゃなくて、もっとたくさんの人、助けなよ。俺が圭ちゃんになれないみたいに、圭ちゃんは俺みたいにはなれない」
「ありがチュー。熱血お巡りさん」
圭一郎もまた、魁利のその言葉に動かされて町へ向かう…目の前の一人ではなく、多くの人々を救う為に。
快盗と警察。その関係は相容れる事も、交わる事もない。それでも互いの『正義』を認め、自分達が進むべき道を示していく。
それが一年間の戦いを経て辿り着いた、二人の関係の答えだった。
スーパー戦隊最強バトル!!
BATTLE1に登場。顔出しとしての翌週客演はスーパー戦隊史上最速である。
最初こそリタの言葉に疑惑を抱いていたが、優勝すればどんな願いも叶うと言われ、世界平和の願いを叶えるために生真面目チームの1人として参戦。
登場した国際警察のオフィスでは「焼肉定食」の掛け軸が「唐揚定食」に変わっていたため、時系列は最終決戦から1年後ということになる。
1回戦でジュウオウイーグル/風切大和と戦うが、戦闘の中盤で世界平和の願いを口にした際、大和が変身を解除し「座って」と圭一郎を促す。それにより圭一郎も変身解除し、やや距離を取り二人は正座で向かい合うこととなった(余談だが圭一郎がしっかりと正座をしたのに対し、大和の方は何かあったらすぐに動けるようにつま先立ち正座になっている)。
対話にて大和はまず「(世界平和は)みんなが思っているけど言わないやつ…」と言い、「世界平和って誰か一人の力で簡単に与えられるものではない」「世界中のみんなで力を合わせてつかみ取るものだ」と論す。
圭一郎は驚きながらも納得しつつ大和の願いを聞き、その願いこそ叶えるべきと考えて勝ちを譲る…と、話し合いで戦いが終わった。
なお、この時点では大和の願いは視聴者に伏せられていた(後の回で判明)が、それだけに堅物の圭一郎が引き下がるほどの願いであることが強調された演出となっている。
大和に対してはスーパー戦隊の先輩であるため、終始下手に出て接していた(ルパパト本編では同僚や後輩との関わりが主だったため、あまり見せなかった一面である)。
余談
- 記事トップの台詞の通り、迫真のドスの効いた声から台詞が文字起こしされる際は濁点がつくのがお約束と化している。
- 視聴者から髪型のせいなのか眉毛のせいか、あば○る君だとか加○諒だとか近藤○園に似ていると言われていた。
- …と言っていたら#4終了直後の日曜ワイドにて本当に加藤氏が「刑事役」で出演するという珍事(?)が発生してしまった。
- 外見及び頑固だが強い正義感を持つ警察官の鑑のような性格からファンの間では「仮面ライダードライブのゲンパチこと追田現八郎に似ている。」と言われ、現八郎を演じた井俣太良氏も自身のTwitterで「パトレン1号がちょっとゲンパチっぽい」と公認している。
- テレビ朝日のクイズ番組、ミラクル9にて圭一郎役の結木氏と魁利役の伊藤あさひ氏が出演。アンケートクイズにて結木氏が「防水仕様になっていると便利な家電は?」と言う問題にて、「冷蔵庫」とドヤ顔で誤答し、周囲を騒然とさせてしまった(「海行った時に魚入れられるし…」と言う迷解答ぶりも発揮)。その上「これで9位当てたら格好いいですよね」と自ら振ってただけに、とんでもない爪痕を残す結果となった(ひとつ前の順番だった伊藤氏は普通に正解した)。
- 本作でその熱血キャラがネタとして語られることが多かったせいなのか、2019年1月27日の放送日にはtwitterで「朝加圭一郎 出産」がトレンド入りすると言う珍事が発生した。これは同日放映のHUGっと!プリキュアで野乃はなの出産シーンが本作の最終決戦と同じく盛り上がった結果AIに変な語句の拾い方をされたというなかば風評被害であり、本作の展開には一切関係ないにもかかわらず謎のコラボが視聴者の脳内で爆誕してしまった(なお過去の戦隊でそれに近いシチュエーションは実際にあった模様)。
- また、2年後に放送された本作と同じく香村純子がメインライターを務める『ヒーリングっど♥プリキュア』の主人公についても似たような騒ぎが繰り返されたが、こちらも偶然の出来事が不純な目で見てしまった視聴者によって盛り上がってしまったものによる。
- 4年後の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン5話でも、犬塚翼を追う警官・朝田刑輔が圭一郎よろしく「止まれ!さもないと、実力を行使する!!!」と発言するセルフオマージュと思わしき小ネタがあり、ちょっとした話題となった。
- なお、その翌週ではパトレンジャーモチーフの怪人・警察鬼が登場した。
- さらに2022年12月、結木氏の弟が同月に開催されていた世界中が注目したFIFAワールドカップでも大活躍し、世界中に衝撃を与えその名を轟かせた三笘薫選手であることが報道され(これについては翌年4月に結木氏側から公認した)、「弟は世界で実力を行使した」などと話題になり、元より日本人なら知らない人はいない戦隊シリーズの認知度もあって、戦隊ファンを中心とした特撮ファンとサッカーファンの両方を驚かせた。ちなみに、実の兄弟ということもあってか結木氏と三笘選手は顔のみならずは声質や雰囲気もそっくりである。
関連タグ
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 戦隊レッド 警察戦隊パトレンジャー
赤座伴番/デカレッド…14年前の警察系の戦隊の主人公。熱血漢及び正義感が強い所は圭一郎と同じ。
江成仙一/デカグリーン…同じく14年前の警察系の戦隊の一人だが、彼も子供の頃の警察官との出会いをきっかけに現職を志したという共通点がある。更に、その警察官を演じたのが自身の変身後のスーツアクターだったのも同じ。
銭形警部…『ルパン三世』に登場する刑事。ルパンを追い続けるライバルキャラ。本人も劇中#1から彼よろしくベージュのコートを着て冒頭のセリフを言っていた。#2の海に落ちるシーンも銭形を彷彿とさせる。また、#29で朝加の身に起こったことが銭形にもごく近い時期の放送で降りかかったという奇妙な繋がりも発生した。
追田現八郎…『仮面ライダードライブ』に登場した一般の刑事。こちらも熱血派。演者の井俣太良氏は#1放送日にパトレン1号である彼に対してエールのメッセージをTwitterで残している。
警察鬼:4年後に登場した敵で彼とパトレン1号を歪めて生み出された外見を持っている。