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野乃はな

ののはな

『HUGっと!プリキュア』の主人公。キュアエールに変身する。
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CV:引坂理絵

人物

2018年スタートの『HUGっと!プリキュア』の主人公で、新学期にラヴェニール学園へ転校してきた中学2年生の女の子。元気のプリキュア・キュアエールに変身する。
好きなものはたまご料理(オムレツオムライスなど)で、口癖は「フレフレ○○!」、「めちょっく!」。また公式サイトには無いが「めっちゃイケてる!」等も言っていることが多い。テンションが上がると腕を大きく回す癖がある。
転入前はシャインヒル学園と呼ばれる中学校に通っていた(第2話より)。
一人称は「わたし」(自分を鼓舞する時には「はなちゃん」と言うこともある)、二人称は「あなた」。言葉遣いは中性口調である。呼称は年上には「さん」付け、ストーリー当初こそ苗字に「さん」付けだったが、懇ろになったさあや・ほまれには「ちゃん」付けで呼び、最終的には呼び捨てに変わる。また、はぐたんと妖精にも呼び捨てで呼び、敵キャラには今のところ組織名(クライアス社)で呼び、人物名(チャラリート・パップルなど)ではまだ呼んでいない。

容姿

濃いピンク色の髪で両サイドに緑色のヘアピンを付けている。
一番の特徴は、転校初日の朝(第1話冒頭)に、心機一転のために自分でヘアカットした前髪。
本人は大人っぽく斜めにふんわり流した前髪にしたかったのだが、カットをミスしてしまいぱっつんの斜めヴァージョンみたいになってしまった(しかも若干切れ目も入っている)。

理想の野乃はな


デビュー失敗と本人は落ち込んでいたが、周囲からは意外と好評だった。
髪を切る前とは結構印象が違い、視聴者からはそちらの方も結構似合っているという声も。(→散髪前はな

HuGっと!プリキュア
前髪切りすぎた



さあやからはその容姿がマウンテンブルーバードに似ていると称されたことがある。

マウンテンブルーバード



体格は黄キュア並みに小柄な方で、身長はさあやほまれと比べると頭半分〜ひとつ分低い。
それどころか妹にも「身長がもうすぐ追い抜きそう」とまで言われている。

HUGっと!


学生服は後ろがYのサスペンダーを使用。これははなを含む一部の女子生徒に共通しているデザイン。

性格

自他共に認める「元気でお茶目」な女の子。しかしいつかは「超イケてる大人のお姉さん」、つまり格好いい大人になることが夢。しかしその夢が先行して空回りしがち。ドジおっちょこちょいで、作中ではよく転んだり池にも落ちたりしている。
しかし、一方で芯は強い。また、「委員長と話しているんじゃないもん、さあやちゃんと話しているの!」という台詞に見られるように、ハイスペックにもかかわらず自己肯定感が低い薬師寺さあやから積極的な反応を引き出したことからも、歴代の桃キュアに劣らないコミュニケーション能力や他者への憧れや長所を率直に口に出せる素直さの持ち主でもある。
さあやを始めとした周囲の友人たちは、単に社交的なだけでない実直で素直な性格こそが「はなのイケてる部分」だと感じている。もっとも、当のはな自身は自分のそういう部分を「子供っぽい」と感じており、褒められるのは嬉しいけれど少し複雑な気持ちというのが正直なところなようだ。

成績・身体能力は不明だが、第1話の「頭もよくて運動もできてイケてる大人のお姉さんになりたい」という台詞や、事ある度にはな本人が「勉強も運動もできない」と嘆いていることからどうも普通かそれ以下らしい。第1話では自分の理想像をリングノートに、第2話では学級新聞にキュアエールの絵を描くなどイラストを描くシーンが多いことから美術は得意だと思われるが、現時点では不明。

特技は応援としており、上述の「フレフレ○○!」等で周囲や自分をよく応援する。
しかし本作では「応援は時に重荷になる」という応援が持つ負の側面も序盤から強調されており、折に触れてその事実を突きつけられることになる(現時点ではほまれ絡みのエピソードに特に顕著)。それでもはなはその都度自分の意志を貫くが、その負の側面に加え、「応援は誰にでもできて特技ではない」という点も心の中で引っ掛かるようになりつつある。
はなが「応援」とどのように向き合っていくかも今後の見所だろう。

私がなりたい"野乃はな"

はなは「超イケてる大人のお姉さん」になりたいという夢を持っている。
しかし、この「超イケてる大人のお姉さん」というものは、さあやの「女優」やほまれの「フィギュアスケーター」のような具体的な職業や役割ではない。
はなが「超イケてる大人のお姉さん」になったとして、それで何をやりたいのかというのは実際のところ不明瞭である。
ただ、はな自身は「なりたい"野乃はな"がある」と折に触れて語っており、少なくともはなの中では明確なロールモデルが存在するようだ。

また、上述した「応援が特技」という設定ゆえに、はなは「他人の心に踏み込む」という役割になることが多い。これは逆に言えば、はなは自分の心情を曝け出さなくても物語に絡めるということでもある。
このため、はなの人格形成に関する情報は(さあやとほまれと比べれば)序盤では乏しい。彼女が「超イケてる大人のお姉さん」という曖昧模糊なイメージに強く執着する背景には謎があるとも言える。
「元気を振りまいている彼女こそ実は最も闇を抱えているのではないか」・「応援が第三者にも評価され意味を成す日が来るか」という推測や展開も浮上しており、今後のストーリーを左右すると思われる。

家族構成

父:野乃森太郎
母:野乃すみれ
妹:野乃ことり

プリキュアシリーズではそう珍しくなくなった共働きの家庭で、父の森太郎はホームセンターの店長、母のすみれは記者として働いている。
妹のことりは小学6年生。妹がいるピンクチームのプリキュアは春野はるか以来3年ぶり。

各話ネタ

■『キラキラ☆プリキュアアラモード』第49話(最終回)

  • 特別ゲストとして先行登場。
  • はぐたんを抱っこしてキラキラパティスリーのチラシを持っていちご坂を訪れるも道に迷う。そのとき声をかけられた女性を見て「ステキなお姉さま~!」と目を輝かせる。
  • その女性についていくとようやくキラパティに到着。そしてその女性がそこの店員琴爪ゆかりであることにびっくりする。
  • はぐたんがスイーツを食べたそうにしていたので赤ちゃん用のアニマルスイーツ「ひよこのピュレアニマルプレート」を作ってもらい、はぐたんに食べさせた後自分も味見してそのおいしさに感動する。

キラ☆プリ な一コマ


  • スイーツを持ち帰る途中で、そのスイーツからあふれ出たキラキラルがある物体に流れ込んで巨大化し、はぐたんとともにびっくりする。その物体はなんと長老の肉体だった。
  • そしてキュアエールに変身し苦戦するプリアラメンバーに加勢、プリアラメンバーがやらない肉弾戦を披露し、さらにポンポンを振って彼女らを応援する。プリアラメンバーが勝利した時はその場を離脱していた。
    • 闇のキラキラルで強化された怪物に対しては光のキラキラルを叩き込む以外は有効な攻撃にならないのは『キラキラ☆プリキュアアラモード』の根幹の世界設定なのだが、「別の世界観」を背景にもつキュアエールにはその理屈もさすがに通用しなかったようだ。
  • エンディング終了後のバトンタッチでは、キュアエールとしてはぐたんを連れて登場。キュアホイップとともに「キラキラキラルン、キラキラル」と唱える。

本編
■第1話
  • 転校初日の朝、大人っぽいイケてる髪型にするためにこの日の為に伸ばしてきた前髪を自分でカットするが、思うようにいかず、修正を繰り返してるうちにおでこが丸見えな失敗した髪型へ。

野乃はな


HUGっと! な一コマ


  • 転校初日から遅刻の危機となり急いで学校へ向かうも、大きい荷物を持ったおばあさんめがけて野球のボールが飛んできた場面に遭遇。身を挺しておばあさんをかばおうとした時、どこからか聞こえてきた赤ちゃんの泣き声と共に周囲の時間が止まった。が、次の瞬間にはおでこにボール直撃というお約束展開で、「めちょっく!」と悲鳴を上げながらダウン。
  • おばあさんの荷物を持ってあげたために結局遅刻。既に始まっていたホームルームに飛び込み自己紹介をするも、教室に入るときにモノの見事にコケたり自己紹介で笑われたり、最後には「遅刻したから後で職員室へ」と内富士先生に言われる始末。このような状況のため転校デビューは失敗だと感じていたはなだったが、薬師寺さあやは元気なはなに好意的な視線を送っていた。
  • 職員室に呼び出された後、はな以上に遅刻してきた輝木ほまれとすれ違う。背が高く足も長いほまれに見とれるも、失敗した前髪を見たほまれが笑っていたような気がして、「美人に笑われた…」と落ち込む(実際は好意的な笑みであった)。
  • 朝に聞こえた謎の赤ちゃんの泣き声が再び聞こえ、学校の屋上へ行くとそこにいたのはさあやとほまれ。空には流れ星が流れるなど不思議な現象が起きていたが、さあやが学校を案内してくれるという流れになり不思議な現象の正体はわからずじまいだった。
  • その夜、「超イケてる大人のお姉さんになりたい」という目標を胸に夜空を見上げていると、空から光り輝く赤ちゃんがはな目掛けて降ってきた。驚愕するが、その赤ちゃんの可愛さにメロメロになり、「はぐたん」という名前をつけると、喋るハムスターハリハム・ハリーまで登場。ハリーは「これはおまえの未来のためなんや!」とこの赤ちゃんのお世話をはなに強引に任せようとする。
  • 赤ちゃんの世話なんてしたことないし家族にどう言えばいいんだと困惑し、それはちょっと困ると素直に呟いたところで、ことりが夕食の時間だと部屋を訪れたため、はぐたんとハリーをぬいぐるみがある場所に隠してやり過ごす。あからさまに怪しい動作になってしまったのを「ダンスの練習してて」と言い訳し、変なステップ「ポーウ!」という奇声で誤魔化している間に、はぐたんとハリーはどこかに消えていた。仕方ないとはいえはなが迷惑がっているのをハリーは敏感に察知し、縁がなかったと判断したのだ。
  • 翌日、はぐたんについて「夢だったのかな?だけど確かに温かかった」などと考えているうちに、学校にクライアス社チャラリートが襲来。トゲパワワの影響で生徒達が続々倒れ、わけのわからないまま避難しようとしたところ、校庭に現れた巨大な怪物・オシマイダーと、はぐたんを発見する。はぐたんを助けるため駆けつけようとした時、オシマイダーが投げつけた岩石が目の前に落下。一歩間違えれば潰されていた恐怖で足がすくんで動けなくなってしまった。
  • だが、そのオシマイダーが今度ははぐたんに襲い掛かろうとした時、はなは迷うことなくはぐたんを守るようにその前に立ちはだかった。「どけ!」と迫るチャラリートにも「どかない!」と抵抗し、そのままオシマイダーをけしかけられるも、震える自分を鼓舞するかのように果敢に言い放つ。「ここで逃げたら格好悪い!わたしがなりたい野乃はなじゃない!」
  • その勇気ある心から溢れたアスパワワによってミライクリスタル・ピンクが生まれ、はなはキュアエールに変身。突然の出来事に困惑する……かと思いきや、はなは変身した自分の姿を見て「めっちゃイケてる!」と超感動。溢れるパワーをその勢いで弾けさせ、オシマイダーを見事に撃退した。

いっくよー!!



■第2話

  • 本作でもアバン冒頭の挨拶と前話のおさらいを継続、うらポジのように画面下から顔を出したはなが飛んでカメラの位置を下げ、全身が映った所で腕をぶんぶん振り回しながら挨拶する。
  • 先日の謎の怪物から皆を守ったキュアエールという謎のヒーローのことでクラスの話題は持ちきり。その人気にはなもご満悦で思わずお礼を言ってしまうも、「えっ?」というクラスメイトの反応と、ハリーから正体を言うなと口止めされていることを思いだし、「ありがとうってわたしも言いたい」とはぐらかす。とはいえ「言いたくても言えない、ヒーローはつらいよ」と独り言で漏らしてしまっているのだが。
  • さあやが図書室の場所をはなに案内してくれることや、阿万野ひなせが吹奏楽部の部活に出る関係で代わりにプリントの提出を請け負うなど、他の人にも優しく接するのを見ると、百井あき十倉じゅんながさあやの評判を語る。それを聞いた上で図書室に向かうときにまじまじとさあやを見たはな、「たしかにかわいい」とさあやを評価。
  • 放課後、ハリーとはぐたんの元へ向かう。はなが生み出したミライクリスタルの力でハリーが次元圧縮されていたコテージを実体化。以後はここがプリキュアたちの拠点となる様子。そしてハリーからクライアス社が未来を作る力・アスパワワを略奪しようとしていることを聞かされた。アスパワワが奪われ尽くされるとその世界から未来が失われ「時間が止まる」らしい。それを防ぐために一緒に戦う仲間を集めるよう請われるも、はなは「プリキュアはわたし1人でやる。はぐたんはわたしが守る!それに1人の方がかっこいいじゃん、目立つ!」と、頼もしくも能天気な宣言。
  • 翌日、図書館で学級新聞を書くさあやに接近。「マウンテンブルーバードに似てる」という謎の褒め言葉?をもらう。可愛くてそっくりらしい。

マウンテンブルーバード


  • どんな記事を書くのか悩むさあやに、そのマウンテンブルーバードのことや、プリキュアの記事を書くよう勧め、イラストは自分が描くという積極的なはなに、編集で悩んでいたさあやも笑顔になった。
    • ちなみにこの際キュアエールと青い鳥のイラストを描いているのだが、エールのイラストをよく見ると前髪が斜めではない普通のぱっつんになっている。まだ多少前髪は気にしていたらしきはなであった。
  • ハリーの家にてはぐたんを抱っこしながらお昼寝していると、ハリーから説明されたような時間が止まった世界でオシマイダーと戦う少女4人の夢を見る。1人の少女が、力尽き倒れた3人からミライクリスタルを託されたところで目が覚めた。途端にはぐたんが泣き出して大慌てしていると、何故かハリーの家に入ってきたさあやと対面する。持参のパソコンで素早く調べ、手際よくミルクを作るさあやに、はなもハリーも感心。
  • 実はさあやも、転校初日にはなが経験した時間停止現象に遭遇していた。なぜかわからないが、赤ちゃんの泣き声がする方向へ行くとはなといつも出会い、今日もそうやってハリーの家に来たのだと言う。
  • 頭も良く優しい彼女を褒めると、当のさあやは「わたしにできないことがあなたにはできます。あなたにできないことがわたしにはできます。力を合わせれば素晴らしいことがきっとできるでしょう。」というマザー・テレサの言葉を口にして、自由な発想となりたい自分の未来を持つはなの方がずっとすごいと謙遜する。しかし「わたしには何もないから」と、どこか淋しげな表情を見せるさあやを放っておけず、「委員長と話しているんじゃないもん、さあやちゃんと話しているの!」と彼女を励ましエールを送る。そして先程の言葉に思うところがあったようで、さあやにある「お願い」をしようとしたが……。

ハグプリ2話


  • その時、オシマイダーが出現。はぐたんのアスパワワが失われるのを見て、さあやの目の前で自らプリキュアであることを明かし、キュアエールに変身する。オシマイダー相手に1人で奮戦するエールの姿に、さあやの心にもアスパワワが溢れ、ミライクリスタル・ブルーが誕生。さあやはキュアアンジュへと変身する。
  • 「クレーンは重心が高いから、足元を狙えばバランスを崩すわ」という賢いアンジュのアドバイスを素直に実践してオシマイダーを倒したあと、はなはさあやに改めて「お願い」をする。「さあやちゃん!わたしと一緒にプリキュアやろう!」

■第3話
  • はぐたんがご機嫌斜めで泣き止まず、はな・さあや・ハリーは大弱り。ハリーが取り出したミライパッドで検索し、はぐたんのご機嫌を良くするものを探しに行くことに。
  • 着いた先は移動動物園。しかし動物を見せてもはぐたんにそっぽを向かれたばかりか、その泣き声がうるさいと、サラリーマン風の中年男性に絡まれてしまう。だがそこへほまれが現れ、男性に一歩も引かず反論して場を収めてくれた。かっこよく大人っぽいほまれに、はなは惚れ惚れ。
  • さらにそこへ、母のすみれと妹のことりが登場。のびのび町名物ののびのびタワー(なんつー名前だ)を取材に来たとのこと。赤ん坊を連れている姿を見られてたじろぐも、人間態のハリーの子だと思い込んでくれたため、騒ぎにはならずに済んだ。はぐたんもすみれに抱かれてようやく笑顔になり、リラックスして寝入るはぐたんの姿に、はなは改めて母の経験力の偉大さを知る。
  • ハリーにはぐたんの母親のことを聞くと、暗い顔になったハリーの口から、彼らの世界がクライアス社によって時間が止まってしまったことが語られる。アスパワワを奪われて未来がなくなった世界はそうなるのだという。だがハリーはミライクリスタル・ホワイトの力によって自らの時間が停止する前にこの世界へと逃げることができた。ホワイトのクリスタルはその転移で力を使い果たしたが、はぐたんに8個のミライクリスタルのアスパワワを与えることができれば時間は再び動き出すのだとハリーは語った。
  • そこへ、チャラリートが率いるオシマイダーが出現し、のびのびタワーを揺さぶり始める。母・ことり・ほまれや、他の人々を守るべく、はなとさあやはプリキュアに変身して戦い始める。その最中、オシマイダーの素体にされたのがさっき絡んできた男性と知り「おっさんだけじゃなくお前らみーんな明日は来ないから」と笑うチャラリートに、怒ったエールは反撃。「はぐたんのためにも!わたしはもっともっと大きくならないといけないから!イケてる大人に!かっこいい大人に!」と強烈なパンチでオシマイダーを圧倒し、浄化する。目覚めた男性も、心からトゲパワワが消えて晴れ晴れとした表情で去って行った。
  • 戦いが終わり、すみれに抱きついて安らぎを感じるはな。ことりに「甘えちゃって子供みたい」とからかわれつつも、ここで妙な恥ずかしさとか出さないのははなのいいところ。
  • はぐたんにミルクをあげるためにハリーは野乃家の台所を借りることになったが、今後もはぐたんのことで困ったら、いつでも野乃家にお邪魔して良いと言われ、こちらも一安心。途中で帰ってしまったほまれのことを思い出して気になるが、ミライパッドにはプリキュアであるはなとさあや、それともう一人の誰かを示す光のマークが増えていた。

■第4話
  • ハリーが「ヘアメーク、ファッション、その他女子の憧れがなんでも揃うショップ」を始めると聞き、「それいい! わたしもカリスマ店員になる!」と調子の良いことを言い出すはなだったが、ハリーから「いや、お前はやることあるやろ! 残りのプリキュア捜しや!」と釘を刺される。もちろんはなの脳裏に浮かぶのは、ほまれ一択。
  • 早速さあやに、ほまれをスカウトしたいのでどこに行けば会えるか聞こうとしたところ、当のほまれが教室に登場。完全に意表を突かれ、「にょほ~!」と奇声を上げ、北斗百裂拳のように手をバタつかせて大慌て。実はほまれはクラスメートで、しかもご丁寧に、はなの真後ろの席なのであった。
  • ところがあきじゅんなは「ほまれは不良だから気をつけろ」と言う。フィギュアスケートをやっていてスポーツ特進クラスから移ってきたのだが、突然スケートをやめてしまい、学校にも全然来ていないらしい。おかげではなとも転校以来教室で一度も顔を合わせていなかったわけだが、はなはその悪い評判を聞いても、ほまれがそんな人間とは思えなかった。
  • さあや・ハリーと買い出しの途中、動物病院から出てきたほまれとばったり。迷い犬を、飼い主が見つかるまでの間、その病院で預かってもらっているとの事。トラックに轢かれそうになったところをほまれが救ったのだが、その時、一瞬時間が止まったのだという。はなやさあやが遭遇したのと同じ現象だった。
  • 小学生と中学生らしき少年達が、バスケットボールの場所を巡って言い争っている場面に出くわし、「意地悪ダメ!」と割って入る。なし崩しに3対3のバスケ勝負になり、ほまれが目の覚めるような動きを見せ、最後ははなのシュートがマグレで入って勝利した。喜んでほまれに抱きつこうとするもコケて「めちょっく!」。ほまれに聞かれて「『めちょっく!』ってめっちゃショックの略なの、イケてるでしょ!」と笑顔。ほまれも吹きだした。
  • 帰り道、「ほまれちゃん!」と呼び掛け、いきなり「ちゃん」付けで呼ばれて戸惑うほまれに「わたし、ほまれちゃんと仲良くなりたい、またね!」と手を振るも、ほまれは無言で去って行った。
  • ほまれがフィギュアをやめたのは怪我が原因と知り、さあやと共に悩んでいるところにオシマイダーが現れ、駆け付けるとそこにはほまれと素体にされた梅橋先生の姿が。先生を救うべく、2人はほまれの前でプリキュアに変身する。
  • ルールーの分析によるプリキュア攻略データがインストールされた今回のオシマイダーは今までよりもはるかに難敵で、そのパワーに叩きのめされて地に伏すエールとアンジュ。チャラリートからさっさとギブアップしてクリスタルを寄越せと挑発されるが、「プリキュアはあきらめない!」と2人は立ち上がった。その不屈の姿に胸を打たれたほまれの心からミライクリスタル・イエローが生まれるも、そのミライクリスタルはほまれを試すかのように頭上より高い空中を飛んでゆき……
  • 「それはお前の未来だ」とハリーに言われたほまれは全力で追いかけ、ジャンプしてそれを掴もうとするが、怪我をした時の恐怖を払拭できていなかったために失敗し、クリスタルは消えてしまった。「無理……わたし、跳べない」と嗚咽しながら倒れこむほまれ。その姿を見たオシマイダーも「俺は何て不甲斐ない教師なんだ…」と苦悩し始める。素体となった梅橋先生の心が色濃く残っていたのだ。
  • そんな2人の苦悩を目の当たりにしたエールの心に火がついた。「フレフレほまれちゃん!フレフレ先生!負けないで、負けちゃダメ!」と応援を送りながら、すさまじい勢いとパワーでオシマイダーに猛攻撃し、浄化して先生を助け出した。
  • 一件落着したものの、ほまれの顔は暗く沈んでいた。「なんか、ごめんね」とほまれから謝られてしまったはなはどうしようもない気持ちになり、再度エールの言葉を送ろうとするがほまれから「やめて!」と強く拒絶され、挙句に「ごめん、今のわたしには…」とまたまた謝られてしまった。
  • これ以上自分が何か言ってもほまれを追い込むだけ。はなは自分の気持ちをぐっと抑えながら、去っていくほまれの背中に「また明日、また明日ね!」とだけ声をかけ、ずっと見送っていた。

また・・・明日ね



■第5話

  • ビューティーハリーショップの開店を間近に控え、さあやと内装をするも「何かが違う」と感じ、ほまれに助けを求める。しかし、何かがというか、根本的に大間違いな有り様になっていたのだが。幸い、ほまれのアドバイスにより、シンプルでお洒落に飾り直したお店はキュアスタで評判になり大盛況。
  • なぜプリキュアになれなかった自分を誘ってくれたのかと問うほまれに、「プリキュアとか関係なく、ほまれちゃんが好きだし仲良くなりたい」と答えるが、ほまれはうつむいて外へ出て行ってしまった。戸惑うもやはり放っておけず、さあやと共に後を追う。
  • 怪我をして以来、素直に人と接することができなくなってしまった自分を省みるほまれは、前回、はなの応援を拒絶してしまったことを謝る。はなも上手く言葉にすることができず、フレフレしか言えなかった自分を悔やんでおり、2人はお互いに自分にはないものを持っている相手を羨ましく思っていた。「わたし、なりたい野乃はながあるの、だから頑張るの」というはなに、ほまれははっとさせられる。
※ちなみに「おっちょこちょいだし、ぐいぐい行き過ぎて引かれちゃうこと多いし」がはなの自己分析。

第4の壁


  • 「『ほまれちゃん』と呼ばれるのは恥ずかしい」と言われ、どう呼んでよいのか思案していると、現れたチャラリートがほまれを攫っていってしまう。駆け付けた先では、ほまれの心から誕生したオシマイダーが暴れ出しており、はなとさあやはプリキュアに変身。
  • 高速回転するオシマイダーに苦戦しながら、何としてもほまれを救おうと奮戦する内に、ほまれは自分の弱さと決別しキュアエトワールに覚醒。力を合わせた3人はオシマイダーを見事倒した。
  • 戦い終わっての別れ際、「また明日ね、ほまれちゃん…じゃなくて、また明日ね、ほまれ!さあや!」と「ちゃん」付けを通り越して呼び捨てに変わる。はなのぐいぐいっぷりにさあやも追従し、ほまれも「呼び方なんて何でもいいのに」と言いつつ笑顔になった。自分をどう呼んでくれるのか待ち構えていると「ののはな」となぜかフルネームで呼ばれるも、イケてると言われて有頂天になり、浮かれてはしゃいだ弾みに川に転落。しかし笑い合う3人は、本当の友達になったのだった。

■第6話
  • 「明日の土曜日、みんなでデートしよ!」と言い出し、どこへ行くかと思えばホームセンター。「服もアクセサリーもスポーツ用品も何だってそろうんだよ!あぁ~もう~!ホームセンターやばくない?」と大はしゃぎ。イケてる大人のお姉さんを通り越して昭和のオバちゃん臭いこと言い出したはなのセンスに仲間たちも苦笑い……と、思いきやさらに斜め上の方向で目を輝かせる人がいた。
  • このホームセンター「HUGMAN」は、はなの父・森太郎が店長を務める店舗だった。フラワーショップの咲田マリが、バイトが病欠して手が足りなく困っているのを見て、ミライパッドでエプロン姿にチェンジ。父に許可をもらって店を手伝う事に。
いや、ちゃんとしたエプロンですから。

お仕事スイッチON


  • 「花は生きている。愛情を持って接すれば、花は必ずわたし達に笑顔をくれる」というマリの言葉にはなは感銘を受ける。しかしはなが店内に水をこぼしてしまったせいで、マリは客の女性にクレームをつけられてしまう。
  • その頃はぐたんがいなくなって一騒ぎ。はな・さあや・ほまれ・ハリーは「棚に座っていたはぐたんをお持ち帰りしてしまう幼児&それに気づかない母親」や、「飛んできたはぐたんが背中のリュックにすっぽり入ったことにも、『は~ぎゅ~』という声にも全く気付かない青年」等、ツッコミどころ満載のモブキャラの皆さんに振り回されるが、森太郎がはぐたんを保護してくれた。
  • その間にもひっきりなしに携帯に電話がかかってくるなど忙しそうだが、森太郎は「毎日一つ一つの仕事を一生懸命やることが、お客様みんなや家族の未来の幸せを作る」と笑顔。はなはそんな父の背中に「フレフレ、パパ!」と応援を送る。
  • そこへパップルがタクシーで到着、客の叱責で落ち込むマリの心からオシマイダーを出現させる。「ミライクリスタルを手に入れ、明るい未来を消す事がクライアス社の仕事」と嘯くパップルだが、先刻の「皆の幸せの為に一生懸命仕事をする」という森太郎のものとはあまりに対照的で非道な台詞に「そんなひどい事、仕事なんて言わせない!」と怒ったエール達の、3人力を合わせた攻撃の前では、オシマイダーは敵ではなかった。
  • 先程の客の女性も「ここの花が一番きれい」と戻ってきてくれて、マリも笑顔になり一件落着。はなは「みんなを笑顔にする仕事をもっとやってみたい」と思う。ところがやってきた母・すみれが、さあやに「あなた、さあやちゃんじゃないの?『野菜少女』の」と声をかけると、さあやの顔は戸惑いと共に曇り出し……

■第7話
  • さあやが「野菜少女」と知って、CMソングを歌ったりしてはしゃぐ。その時現れた一条蘭世によって、さあやが大女優薬師寺れいらの娘である事を知らされ「あのCMの奇麗な人」とようやく気づきさあやにサインをねだる。なんとも純粋。
  • しかし、当のさあやはその頃の自然に演技できていた自分と、周囲の目を気にして考え込んでしまう今の自分とのギャップに悩んでいた。そんな彼女にはなとほまれはそれぞれのエールを送り、笑顔が戻ったさあやと3人で水をかけてはしゃぎ、笑い合う。青春だなぁ。

びちょびちょの美長女


※だが↑こうなったであろうことは想像に難くない。

  • オーディションの日、固くなっているさあやをリラックスさせるべく、オーディション会場を間違えたという設定でほまれとCA姿で会場に乱入。「フライト中にかわいいもの欠乏症にかかった搭乗客をCAが応急処置する」というプロットの謎コントを披露し、その流れでさりげなくさあやをハグした。結果的にほまれ、はぐたん、ハリー共々審査員から追い出されたが、このセコンド乱入がさあやの減点対象になった…訳ではないだろう、多分。

野乃はなちゃん悪い顔


  • プリキュアのデータを分析し尽くしたルールーの指揮するオシマイダーの前に大苦戦。いわく「あなたの動きは直線的で読みやすい」との事。直情的な桃キュアの伝統だから仕方ない。

■第8話
  • いきなり現れてほまれをハグした若宮アンリは、彼女をモスクワに連れて行こうとする。「ほまれを縛るのをやめてくれないか、君達とほまれは住んでいる世界が違う」と言うアンリの言葉にはなは悩む。
  • ほまれと別れたくはない、しかしここは彼女のスケートの才能を輝かせられる場所なのだろうか……?悶々としながらも、ほまれに電話をかける。とりとめのない会話であったが、お互いを思う気持ちの伝わったはなとほまれは笑顔になった。
  • 翌日はほまれの発案でピクニック。「♪丘を越え行こうよ~」と元気に若干微妙な歌唱力で歌う。もぐもぐを散歩させていると、アンリが再びほまれを説得しているところに出くわす。
  • 「君、ほまれのために何ができるの?」と問われて「ほまれの夢を応援する」と答えるが、「君って無責任だね。応援なんて誰にでもできる。その無責任な『がんばれ』が彼女の重荷になってるんだよ」と辛辣な言葉を投げかけられてしまう。そしてほまれもアンリの差し伸べた手を握るかに見えたが、同時にはなの手も握り、「一緒には行けない、見て欲しいものがある」と言い出す。
  • 皆をスケートリンクに連れてきたほまれは「わたしは一度逃げた。でもそんなわたしにはなとさあやが新しい世界を見せてくれた」と言い、はなに「フレフレして」とリクエストする。はなが笑顔で応援を送る中、ほまれは転倒してももはや挫けることなく、遂にジャンプを決めた。はなやさあやとの出会いが、ほまれにもう一度飛びたいという強い気持ちを蘇らせたのだ。「よかった、よかったね!」とはなは大泣き。

「フレフレして」


  • アンリも今のほまれを認めてモスクワ行きを諦め、はなとも和解して一件落着したが、彼の「応援なんて誰にでもできる」という言葉は、まだはなの心に引っ掛かっていた。そんなはなの前に不思議な男性が現れる。綺麗な模様の描かれた本を持つ彼は、「かつて『楽園』と呼ばれた世界の美しい物語」を口にする。それが彼の持っていた本の内容なのか、それとも何かの例えだったのかはわからなかったが、はなは「大人の人だ…」と呟きながら、夕陽の中去ってゆく男性の後ろ姿を見送っていた。

■第9話
  • 今日はのびのびケ原にレッツ・ラ・クッキン…じゃなくてレッツ・ラ・ハイキング。勢いよく出発しようとするはな達のまえに、ことりの同級生の愛崎えみるという女の子が現れる。道端の小石から始まって、ハイキングのありとあらゆる危険性を主張する超心配性なえみるに、呆気に取られるはな達。
  • お腹が鳴ったのでおやつターイム!と、リュックの中からバナナを取り出そうとするが、なぜか出てきたのはキュウリ。ことり曰く「お姉ちゃん寝ぼけて準備するから」だそうだが、それはもう寝ぼけるとかいう次元では……。

おやつのキュウリ


  • さらにえみるが「河童の里に連れ去られ、河童にされてしまう」と脅かしたものだから、「河童になりたくなーい!」とパニックになってあさっての方向に走り出し、えみるを巻き込んで川に転落。水落ち大好き主人公。
  • メロディタンバリンを猿に取られ、はなが後を追い、制止しようとしたえみるも一緒に追いかける内に、仲良く迷子になるお約束の展開に。さらに、穴に落ちそうになったはぐたんを助けようとして、結局えみるもはなも穴に転落するというこれまたお約束のアクシデント発生でピンチ。ギャグ回とはいえ、今日はすっかりトラブルメーカー扱いである。あァァァんまりだァァアァ!
  • 「みんなに迷惑をかける自分はダメ人間」と落ち込むえみるだが、はなは「友達が怪我をしたり危ない目に遭わないように、隠れて皆を守るえみるはヒーロー」と励ます。実際、お腹が空いたはぐたんがぐずり出しても「わたし達が慌てるとはぐたんが余計不安になる」とえみるが落ち着いて歌を歌いだすと、はぐたんは笑顔になった。誰かのために一生懸命になれるえみるとはなは、何だかんだ言っても似た者同士なのであった。
    • ちなみにこの時はなはいきなりえみるを呼び捨てにしており、えみるからは馴れ馴れしいとまで言われてしまっていたが、はなは気にも留めていなかった。ただ、これまでの話の流れを見る限り、はなにとって相手を呼び捨てにするというのは、むしろ相手への敬意に近いようだ。
  • えみるの歌声を聞きつけたさあやとほまれが駆けつけ、無事救出されるが、今度は河童型のオシマイダーが現れる。えみるはオシマイダーと戦うプリキュアがはな達だとは知る由もなかったが、「ヒーローはみんなを守るためにどこでも駆け付けるの!」と言うエールの姿に目を輝かせていた。
  • 一件落着した後、えみるは「ありがとうございました、はな先輩」と丁寧に礼を言う。なんだかんだ言って、遭難した時にはなが励ましてくれたことはえみるにとって支えになっていたようだ。

ハグプリ9話


  • 一方、はなは初めての「先輩扱い」に大喜び。でも何か忘れてるような……その忘れていたメロディタンバリンは無事に猿から返してもらったのであった。ていうか、お偉いさんに怒られそう。

■第10話
  • 「はぐくみフードフェスティバル」にて、お仕事体験をすることに。「大人っぽいイケてるわたしになるために頑張るぞ!」と張り切ったまではよかったが、ミライパッドで衣装チェンジしたところ、さあやとほまれはウエイトレスなのに、はなだけはなぜか鉢巻・法被・腹巻のテキ屋スタイルになってしまった。ハリー曰く「ミライパッドはんにも考えがあるんかもしれん」とのことだが……。

たこやきめちょっく!


  • スタイルがスタイルだけに、半強制的にたこ焼き屋の屋台の専属にされてしまうはな。ところがこのたこ焼き屋、オヤジが愛想のない頑固一徹なタイプで、味はいいのに毎年イベントで客がつかないらしい。はなは客の呼び込みに精を出すが、逆にオヤジから怒鳴られてしまう。味だけで勝負できる自信があるのだから静かにしていろという昔気質のオヤジに「すびばせ~ん!」とすっかり萎縮。
  • 一方、さあやは来客に適切な情報を提供し、ほまれはローラースケートで素早く料理を運ぶなど大活躍。はなは二人の仕事ぶりを真似しようとするが知性も体力も2人ほどではないはなは上手く仕事をこなせず、逆にドジを踏んで二人に助けられる始末。
  • 格好だけでなく、仕事でも差をつけられてしまい、「同じ年なのに何でこう違うんだろう?新しいミライクリスタルも、わたしだけない…」とはなは落ち込む。さあやとほまれに励まされても、ひなせに「野乃さんは野乃さんにしか出せない音を奏でればいい」と温かい言葉をかけられても、「わたしには何もない…」と、どうしても今日のはなは前向きになれなかった。

何も出来ない、はなだもん…


  • それでも何とか頑張らなくてはと「おいしいたこ焼きいかがですか~!」と呼び込みをしていると、「ウチのたこ焼きを食べたこともないのになんで美味しいと客に呼びかけれるんだ」と、オヤジは自分が作ったたこ焼きを勧めてきた。それを食べたはなは口の中がアツアツになってまともに喋れなかったが、あまりの美味しさに「おいひいおいひい、あふくておいひい!」とオーバーリアクションでその感動を表現してしまい、周囲の客からの笑い声が返ってくる。それは好意的なものであったが、ネガティブモードのはなは、「笑われた、余計なことをしてしまった」と解釈してしまい半ベソで逃げ出す。
    • なお実際にはその時のはなのリアクションが受けて、タコ焼き屋には人が集まるようになるのだが、逃げ出した彼女がその「仕事を頑張った成果」を知る事はなかった。また、はなが半ベソで逃げ出した様子を目の当たりにしたオヤジは、自分の口下手ではなを追い詰めたと自責の念にとらわれており、それがトゲパワワを生み出してオシマイダーの素体に選ばれてしまう事になる。
  • ハリーとはぐたんに「大人になったら何でもできると思ってたのに、何もできない」と苦しい胸の内を吐露しているところにオシマイダーが出現。ところが、何度プリハートを振りかざしても変身できない。未来への迷いでアスパワワが減衰してしまったのか、キュアエールに変身できなくなってしまっていたのだった。
  • 駆け付けたさあやとほまれが変身して戦い始めるが、エールを欠いた2人は苦戦を強いられる。しかし傷つきながらもアンジュとエトワールは「何もできないんじゃない、何をやるかだよ!」と逆にはなを励ます。その言葉で我を取り戻したはなは「フレフレアンジュ!フレフレエトワール!」と精一杯の応援を送った。今できることはこれだけ、しかしそうだとしても全力でやるしかない。声を限りにはなは叫ぶ。
  • それでも、現時点では浄化技はエールしか使えないという事実は厳しく、アンジュとエトワールはオシマイダーの放った巨大鉄球を必死で食い止めるのが精一杯。鉄球はそのまま転がり続け、離れて応援していたはなやハリー達の方へと転がっていった。大慌てで逃げ出すはな達だったが、はなが転んで逃げ遅れてしまう。鉄球に押し潰されそうになった瞬間、ハリーが抱いていたはぐたんから眩い閃光が迸った。血相を変えてやめさせようとするハリーの声も聞かず、はぐたんは力を振り絞って周囲を光で包み、それを浴びたオシマイダーは浄化された。だが命拾いしたと思ったのも束の間、はぐたんは気を失い、目を覚まさなくなってしまった……。

■第11話
  • 昏睡状態に陥ったはぐたんは目を覚まさぬままで、激しい自責の念に苛まれるはなは「わたし、プリキュアもうできない!」と言い出す。「わたしには何にもない。わたしはさあやとほまれとは違うもん!だからプリキュアにもなれなくなっちゃったんだ!」と、すっかり責任感と自己嫌悪の泥沼に落ち込んでしまい、さあや・ほまれ・ハリーの声も振り切って出て行ってしまう。
  • その夜、悶々として眠れずにいると、娘の異変を感じ取ったすみれがやってくる。「どうしてわたし、何も持っていないんだろう」と悩みを打ち明けると、すみれは優しく頭を撫でながら「はなが生まれてきた時とてもうれしかった。今もそう、あなたの笑顔がママ達を幸せにしてくれる」と言ってくれた。その言葉に涙が止まらなくなり「今のわたしめっちゃカッコ悪い、どうしたらいいかもう分かんない!」と泣きじゃくるはなをすみれは「フレフレはな!」といつもの娘の口癖でエールを送り、「悩むのは、はなが少し大人になった証拠。前を向いて今を頑張れば、きっとすてきな未来がやってくる」と励ました。
  • 翌日、少し前向きな気持ちを取り戻し、鏡の中の自分に「フレフレわたし、頑張れ頑張れ!」と気合を入れて出かけようとすると、家の前でさあやとほまれが待っていた。「わたしが憧れたはなの良いところは一杯ある。だから何もないなんて言わないで!」とさあやは言い、ほまれは何も言わずはなをハグしてくれた。心から自分を心配してくれる2人を前に、はなはようやく笑顔を取り戻す
  • ミライパッドがのびのびタワーを映し出し、はぐたんを元気にするヒントがあるかもと、一同はタワーに向かう。そこでは、ひなせ達吹奏楽部の演奏会が行われていた。「楽器1つ1つの個性が合わさって、想像を超えた素敵な音が奏でられる」という彼の言葉を思い出したはなは、目を閉じて耳を澄ます。聞こえるのははぐたんの呼吸と、心臓が脈打つ音。小さいながらも一生懸命生きている証の音だった。「はぐたん聞こえる?わたしの心の音はどんな感じかな?聞いた人が、はぐたんが元気になれるような音が鳴ってるかな?」とはなははぐたんに語りかけ、さあやとほまれも一緒にはぐたんに寄り添い心音を聴かせる。そんなみんなの思いが通じたのか、遂にはぐたんは目を覚ました。
  • ミルクを作ろうと走り出すが、うっかり通りすがりの人にぶつかってしまう。それは先日の夕暮れ時に出会った、美しい表紙の本を持つ男性だった。「この物語は君に運命を感じてるのかもしれないね。明日を失いつつある世界のため、剣は何も持たない少女を選んだ」と、手にする本の一節らしき言葉を彼は口にする。だがそれが終わらぬうちに、タワーのすぐ側にオシマイダーが出現する。
  • 変身しようとするも、前回の変身失敗が脳裏をよぎり躊躇するはなを「きっとできるよ!」「フレフレはな!」と励ますほまれとさあや。その声に応え、再びキュアエールに変身を果たす事が出来た。だが今日のオシマイダーはいつもに増して手強く、凄まじいパワーを発揮して、「クリスタルよこせ!」と叫びながら襲い掛かってくる。そんな中、瓦礫に押し潰されそうになる妹・ことりと愛崎えみるの姿を見たエールは、懸命に2人を守る。
「わたしは逃げない…わたしはプリキュアだから!みんなの笑顔が好き…みんなを元気にしたい!フレフレみんな、フレフレわたし!」
  • その愛と勇気溢れる心から、ミライクリスタル・ローズと、プリキュアの剣が生まれた。その様子を見ていたジョージ「少女は剣に選ばれ、民衆と共に戦う」と、意味ありげな事を呟いていた。

ハグプリ11話


鬼籍に入られた巨匠の作品ではありません。)

  • 漲る力に誘われるまま、オシマイダーに剣を振り下ろそうとするエールだったが、その刹那、オシマイダーの中に怯える何者かの心がある事を感じ取る。度重なる失敗の末に、怪物化させられたチャラリートの成れの果ての姿だったのだ。

止め(流血差分あり)


  • 寸でのところで攻撃を止めたエールは「違う…これはわたしのなりたいプリキュアじゃない!」と呟く。そしてチャラリートも「いつも中途半端、何にもできない、何にもなれない!何でオレは何も持ってないんだ!」ともがき苦しみながら、等身大へと縮んでゆく。それはまるで昨日までの自分の姿を見ているようだった。
  • そんな彼をそっとハグしたエールは「こころが苦しいの分かるよ。わたしもそうだもん、わたしも頑張れない時がある。大丈夫だよ、その気持ちわたしが抱き締めるから」と優しく語り掛ける。とどめを刺さないのかと問いたげにプリキュアの剣は近づいてくるが、「違うよ、必要なのは剣じゃない」とエールは返す。そして剣はメロディソードに姿を変えた。敵を斬り捨てるのではなく、その心を理解して抱き締め、救うための力。「これがわたしの応援、わたしのなりたいプリキュアだ!」エール・アンジュ・エトワールは、プリキュア・トリニティコンサートでチャラリートを浄化したのであった。

剣じゃない


  • 一件落着し、元気になったはぐたんを抱き締めるとなんとはぐたんが「まーま!」としゃべる。そんなはぐたんの成長を喜ぶはなには、いつもの元気な笑顔が戻っていた。

映画
スーパースターズ!
  • はぐたんを郊外の花畑に連れていくと、ウソバーッカという怪物が現れさあやとほまれが連れ去られてしまう。はなは二人を助けるためキラキラプリキュアアラモード魔法つかいプリキュアに助けを求めるが、そこでもウソバーッカの来襲を受けてしまう。その中ではなは今回の騒動の原因が5歳の時に交わすも守られなかったクローバーという不思議な少年との約束にあったことに気付き、彼に謝罪しようと決意する。
映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア

余談

桃キュアでは花咲つぼみ星空みゆき以来3人目の転校生キュアである。
また、(十六夜リコ等の、人間界で仮の名前を名乗っている者はそちらを名前としてカウントした場合)フルネームが平仮名表記で4文字と歴代で最も短い。

中の人について

担当声優の引坂理絵は本作のオーディションを受けた時点で芸歴2年目の新人声優。プリキュアシリーズでは前作『キラキラ☆プリキュアアラモード』が初出演であり、ヤパパなど複数のサブキャラのCVを担当した。
引坂はこの野乃はな役がアニメ初主演であり、「合格した時言葉が出ないくらいびっくりして大泣きし、暫く興奮が冷められなかった。はなの元気な所が自分と似ていて共感が持てた」とコメントしている。
引坂の起用はプリアラ現場でも話題になったようで、前作主人公の宇佐美いちか/キュアホイップ役の美山加恋曰く、「ヤパパがプリキュアになれたー!!」と非常に喜ばれたという。

関連イラスト

はなちゃん~
めちょっくかわいい


野乃はな
フレーフレー



関連タグ

HUGっと!プリキュア キュアエール
転校生 桃キュア ピンクチーム
サスペンダー

関連キャラ

春野はるか/キュアフローラ:形は違えど自身の壁にぶつかって変身能力を喪失した繋がり。下に妹がいる点も共通している。

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