ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

CV:桑谷夏子

人物

HUGっと!プリキュア』の登場人物で、野乃はな/キュアエール野乃ことりの母親。職業人であり良き母、良き家庭人でもある。

家族構成は夫「森太郎(しんたろう)」、長女「はな」、次女「ことり」の四人構成。

はなを始めとした家族とは度々愛情表現としてハグを行っている。

メイン主人公の母親ということもあって、「育児」「お仕事」がメインテーマの一部に据えられた本作においては、すみれはそれらのテーマを象徴する一端を担っている。

第3話にて職業は記者であることが判明した。

引っ越し後に地元のタウン誌で記事を書いているので、出版社勤めではなくフリーライターだと思われる。

時折ネタ探しに近隣の観光名所などを見て回っているほか、第6話では成り行きから花屋でお仕事体験をしたはなたちの話を聞いて彼女らの体験ルポの連載を思いついた。

プリキュアの事情については知らないものの、歴代プリキュアの保護者に漏れず懐の広いところを見せ、第11話では、自分の小ささを思い知り変身もできずはぐたんを危機に遭わせてしまったはなを励まし元気づけた。

第12話でルールー・アムールから記憶操作を施され、ルールーのことを「知り合いの娘」と思い込まされてホームステイとして受け入れることになる。これはルールーがはなのことを調査するためのものだったのだが、はなやすみれの家族の一員として過ごすうちに逆にほだされているようになっていき、最終的にはアンドロイドであるルールーにヒトと同じような「心」を生み出すことになる。

第18話にて自分の罪を自覚したルールー本人から記憶操作を解除され、自分がルールーによって一種の洗脳を受けいていたこと気づいたが、娘のはながルールーの何らかの秘密を知っているのに本心から信じている様子を察したこと、そしてこれまでルールーと一緒に過ごした思い出から彼女を悪人とは思えず、あえて何もなかったようなふりをして今まで通りに振る舞い、さらにはルールーに何らかの悲しい過去があることまで察して「大抵のことはやり直せる。わたしはそう思うわ」と意味ありげなセリフで激励した上でルールーを家族として受け入れ続け、そしてあえて何も聞かないようにしている。

ルールーは自分の正体を追求されて追い出されることを覚悟で記憶操作を解除したので、このことにはひどく驚いていたが、はなは「ママなら当たり前のこと」と誇らしげではあった。

その光景は9代前の主人公の母親を見事に彷彿させるものである。

23話では転校前のはながクラス中からイジメられていた子を「みんなイジメなんて格好悪いよ」として庇ったら、代わりに自分がクラス中からイジメにあうターゲットになってしまい学校内で孤立していた過去がはな自身の回想で断片的に描かれた。最終的に不登校になる状態にまで追い詰められていたようだ。

そんな中、すみれははなが限界であることを誰よりもわかっていたため、ボロボロのはなをただ抱きしめて「もう我慢しなくてもいい、はなは間違ってない。はなの未来は無限大!」と応援をしてくれた。今の自分を可哀想として同情するのではなく、肯定し応援してくれたことははなにとってはとても大きな救いとなり、はなは自分も母のような「格好いいイケてる大人」になりたいと夢見るようになったのである。

そしてはなは転校して新たな生活を送るようになり、そして大切な友人たちと出会い、充実した日々を送れるようになった。そしてルールーもまた、はなを大きく成長させた大切な友人の一人だ。

すみれがルールーに対して言った「大抵のことはやり直せる」という言葉は、絶望に沈んでいた自分の娘が、友人たちから受けた刺激によって今のように元気に日々を送れるまでになってきた様子を間近でみてきたからでもあるのだろう。

最終話で11年の月日が流れ、すみれは夫と共に長女の出産を見届けるために病院へ駆けつける。

その際に娘の夫と思わしき男性を急かしており、その後は無事に孫が生まれたためすみれは【祖母】の続柄を得る事になった。

中の人について

野乃すみれを演じる桑谷夏子氏はプリキュアシリーズ初参加。ルールー役の田村ゆかり氏とは以前同じ事務所に所属していた友人同士であり、本作におけるルールーの記憶操作は、別作品における「メインヒロインの母親とヒロインの友人」という関係性の再現という側面があった。コラボネタが投稿されている。桑谷が演じた別作品のルールーと接点のある声優としてはほまれ役の小倉唯、ビシン役の新井里美がいる。

最終話ですみれが祖母になった事で桑谷も初めて祖母の役を演じる事になった。

関連タグ

プリキュア HUGっと!プリキュア

ママキュア

野乃はな 野乃ことり 野乃森太郎

桃園あゆみ「ひとつひとつやり直していけばいいのよ」と、元敵少女構成員を娘として受け入れたピンクチームの母親繋がり。ひとつひとつ、やり直していけばいいのよ…ひとつひとつ、やり直していけばいいのよ…byフチ

猫屋敷すみれ:同じ名前を持つプリキュアの母親繋がり。

歴代プリキュアシリーズの母親

ママキュア

立神藍子野乃すみれ薬師寺れいら

主役キュア

宇佐美さとみ野乃すみれ星奈輝美

桃キュア

宇佐美さとみ ← 野乃すみれ → 星奈輝美

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • プリン・ア・ラ・エール

    先週のはぐプリ5話の、隙間SSを書いてみました。本編後の野乃家の光景です。 <宣伝です>今年もやってます! プリキュアSS競作企画♪ 日曜日(3/11)まで 管理人を務めております「プリキュア!ガールズ掲示板(http://jbbs.livedoor.jp/anime/9772/)」と「オールスタープリキュア!ガールズSSサイト(http://www51.atwiki.jp/apgirlsss/)」のSS競作企画です。 題して「オールスタープリキュア!レッツ・ラ・競作!冬のSS祭り2018」 期間は2018年2月17日(土)~3月11日(日)の23日間です。 テーマは「スイーツ」または「ひらめき」。どちらか片方の単語そのもの、またはテーマが盛り込まれているお話を大募集します。両方使って頂いても勿論OKです。 まだ間に合います! どうぞお気軽にご参加下さい。また、読み手の方もよろしかったら覗いてみてください! ※プリキュア全シリーズは勿論、コラボSS(プリキュア&プリキュア、オールスターズ、プリキュア&その他)もOKです。来年スタートの新シリーズ「魔法つかいプリキュア!」のSSもどうぞ! ※体裁は、小ネタ、長短編なんでもOK。140文字SSも受け付けます。(140文字SSは、出張所(Twitter)でも受け付けます。) ※ただしお約束として、サイトの特性にあったものでお願いします。(男女間恋愛ネタと、オリジナルキャラのメイン起用・実在する人物(作者含む)を起用した作品はNG。サイトのQ&Aをご参照下さい。) ※掲示板への読み手の方の書き込みも大歓迎! どうぞ遊びにお越し下さい。
  • いつか聖者になる日まで

    『スーパースターズ』の後日談です。「Side Maho Girls」「Side Hana」「Side Sumire」「Side Kira-Kira Patisserie」の4章仕立て。 まほプリパートはドラマCD『ドリーム☆アーチ』のネタバレが含まれます。 はぐプリ編のみ時系列シャッフル、かついじめの描写が含まれますので、苦手な方はご注意ください。
  • ひなはなピュアストーリーズ

    ひなせとはなの結婚前夜

    Twitterの相互さんたちがジューンブライド企画をやっているようなので飛び乗り参加ということでひなせくんとはなちゃんが結婚する日の前夜の様子を書いてみました(とはいえ野乃家の描写なのですが) 一度森太郎さん、すみれさん、はなちゃんが語り合うシーンは書いてみたかったのでようやくここで実現となったわけで。
  • おとなになるということ

    ちょっと大人っぽい女の子になりたいはなちゃんとそれをめぐる周囲の様子というものを書いてみたくて書いてみたり。 ちなみにすみれママが若い頃かわいかったというのは完全なネタです。シスプリの可憐がモチーフ。中の人つながり。
  • 輝く未来を抱き締めに

    はぐプリ最終戦前妄想。 野乃母娘は仲が良好で、密に描かれてるからこそ、こんなやりとりをして欲しいと思いました。 口調が迷子ですが、それでもオッケー!な方のみお願いします!
  • 駿河のママキュア襲撃事件シリーズ

    野乃母娘最大の危機!?駿河たちの復讐!

    前回、駿河たちの計画を台無しにした記者、野乃すみれに復讐すべく、駿河たちが動き始めた…!
  • すみれママの素敵な母の日

    野乃はなちゃんとことりちゃんのママである、野乃すみれさん主体の母の日SSを一度書いてみたくて書いてみたり。 ほんと美人の上に優しいいいママさんですよね、すみれさん……

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

野乃すみれ
13
編集履歴
野乃すみれ
13
編集履歴