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はぐたん

はぐたん

プリキュアシリーズ15作品目「HUGっと!プリキュア」のキャラクター。
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CV:多田このみ

概要

HUGっと!プリキュア」に登場するキャラクター。
空から降ってきた不思議な赤ちゃん。性別は明言されていないが女の子であると思われる。
「はぎゅ~」という口癖がある。
誕生日は10月21日。(プリティストアの公式Twitterより)

「はぐたん」という名前は、この赤ちゃんと現代で最初に遭遇した野乃はなの命名によるもの。「はぎゅ〜」という声を聞いて安直に……もとい「ハグ」と解釈したことによる。(「アイ、アイ」「はー!」等、赤ちゃんの声をそのまま名前にしてしまうのは、プリキュアの伝統でもあるし)
この赤ちゃんのお世話役として一緒に現代日本へ来たハリハム・ハリーを含め名付けた者はいなかった(あるいは名付けたはいいが周囲に知らされなかった)らしく、以降名前として定着する。
ぱっと見ペットにでも付けそうな名前だが劇中では特に誰も問題視していないため視聴者からツッコまれることも。
外見は金髪の小振りなツインテールに、キュアエールキュアアンジュの物と共通する髪飾りを付け、マスカラ風のアイラインに赤い瞳と、どことなく変身後のプリキュアを彷彿とさせる見た目。服装に関してはいつもはピンク色のシャツとアクア色のパンツ、ハートのついた涎掛けと黄色がかった白い靴下を着用しているが、第19話ではクマ耳付きのマント、第24話では水色の水着、第25話では浴衣などのファッションを披露している。

第3話以降は一般人に対し「ハリー(人間態)の子供」という設定で通しているが、本当の両親については不明(後述)。
ハリーはこちらの世界で開店した「ビューティーハリーショップ」を住居としているので、はぐたんも普段はそこで彼とともに暮らしている。なおハリーは第3話にてはなの両親と仲良くなっているため、話によっては野乃家に預けられている時も多い。

元気で人懐っこい性格で、人見知りはほとんどしない。泣き虫でもある。第1話でオシマイダーに遭遇した時は、戦意ある表情で四つん這いでにじり寄っていった辺り、赤ん坊らしからぬ行動もとっている。
公式設定によると、はぐたんが好きなものはミルクはなさあやほまれ。ハリーは泣いていい。ただOPではハリーと楽しそうに遊んでおり(というかハリーがオモチャにされており)、はぐたんはハリーを気に入ってはいる様子。また、第15話ではぐたんがプリキュア仲間たちの名前を初めて読んだ際、実はそれ以前からハリーの名前を呼んでくれていたことが語られており、「一番長くはぐたんの面倒を見ている」と言う役割の重みはちゃんと本人に伝わっているようだ。
ちなみにはぐたんはハリーのことは「ハリー」と呼んでおり、「パパ」とは呼んでいないことは付記しておく。

キラキラ☆プリキュアアラモード』第49話(最終回)ではなとともに先行登場。キュアホイップキュアエールバトンタッチにも登場している。
幼さ故か第六感に優れており、この時はいちご山の長老の本体に気づいていた。また本編第9話のラストで農家の沼に隠れていたカッパや、第30話のラストでも木の枝から覗いている天狗の存在に気付いている。

プリキュア側のキーパーソンとして

第1話ではぐたんが現代日本にやってきた時、現代の時間の流れが数秒間だけ停止した。殆どの生物は時間停止と同時に自分達の活動も停止したため現象を認識できていないが、ごく一部の人だけはなぜか停止した時間の中でも止まることなく動けていた。そして時が止まった世界の中で赤ちゃんの泣き声を聞いた。
その声を聞いた人たちこそが、本作の初期から登場した3人のプリキュア変身者たちである。そして彼女たちはその声に導かれる形で、後にはぐたんと邂逅している。
そんな彼女たちの「未来を守りたい」という思いがはぐたんと共鳴したとき、ミライクリスタルが生み出されて彼女たちはプリキュアへと覚醒したのである。

第3話でハリーが語ったところによると、「はぐたんに8個のミライクリスタルのアスパワワを与えることができれば、未来が奪われた自分たちの故郷をもとに戻せる」ということ。
そしてミライクリスタルからアスパワワを抽出してはぐたんに与えることができるのは、プリキュアのみであるため、ハリーはプリキュアに助けを求めにきたというわけだ。

後述するようにはぐたんは魔法じみた不思議な力を発揮することもあるが、身体的にはごく普通の赤ん坊である。飛行能力なども持っていない。
はぐたんは人間同様の食事が生存に必要であり、排泄行為も普通にする。要するにミルクを与えたりオムツを取り替えたりしてあげないといけない。
そういう「普通の育児」に関してはプリキュアでなくてもできることである。そしてハリーとはぐたんの存在が街の人たちに認知されていることもあり、はな達だけでなく周囲の一般人達もはぐたんの世話をよく焼いてくれている。
本作のプロデューサーである内藤圭祐によれば、はぐたんの育児描写でもっとも注意しているのは「ワンオペ育児にしないこと」だとしている。
本作では、「育児の辛さや苦しさを試練として主人公に体験させ、それを乗り越えさせることで母性の尊さを描く」というアニメの育児描写の古典的演出はほぼ撤廃され、はな達もハリーもはぐたんの育児で大変ならば周囲の人たちにちゃんと助けを求めている。
はぐたんの育児をみんなで分担し共同することで、仲間達との絆がより高まるという方向性が本作の育児描写の根幹であり、その意味でもはぐたんはプリキュア側にとってのキーパーソンである。

秘められた謎

しかしはぐたんの本当の親は誰なのか、そもそもはぐたんがいかなる存在なのか等、誰もが気になることであろう事情は明かされていない。事情を知っているようなハリハム・ハリーは意図あってのことなのか、プリキュアたちにはぐたんについての説明を避けているような傾向もある。

第3話でははなから「はぐたんのお母さんはどこにいるのか」という質問に対し、ハリーは明確な答えは出さなかったが、そのかわりに、はぐたんやハリーが住んでいた時代はクライアス社によって未来を奪われ時間が止められた状態になってしまい、自分たちだけが「ミライクリスタル・ホワイト」の力で現代へ逃げることができたとだけ説明している。

上述したようにハリーは「はぐたんに8個のミライクリスタルのアスパワワを与えることができれば、止まった時間が再び動き出す」と説明しているのだが、なぜはぐたんに時間を取り戻す力があるのかについては語っていない。
しかしどんな事情があるにしても、この時代では寄る辺のないはぐたんを放っておくようなことはできない。プリキュアたちは本当のことをなかなか言わないハリーには多少の不満を感じつつも、彼と協力してはぐたんをお世話していくことについては受け入れている。

また、はぐたんは頭につけられたハート型の飾りからアスパワワを放出して魔法じみた不思議な現象をおこすことができる(この飾りは普段は青いが、アスパワワを放出しすぎたり奪われたりして不足すると赤く点滅する)。この時は両手を突き出し「は~ぎゅ~!」と叫ぶ。
5年前のきゅぴらっぱ~とほぼ同じようなものだが、先輩ほどには不思議な力を連発はしない。
少なくともミライクリスタルのアスパワワをある程度は吸収していないとこの力は使えなかったようで、初めて発動したのは第10話。この時点では5個のミライクリスタルのアスパワワを吸収できていた。
この時はプリキュア中当時唯一浄化技を持つキュアエールが変身できず、プリキュア側がオシマイダーとの決着をつけられなくなった窮地に対し光の爆発を起こしてオシマイダーを瞬時に浄化した。
しかしこの際ハリーは血相を変えてはぐたんを止めようとしており、それにも応じずオシマイダーを浄化してしまった後、はぐたんは体内のアスパワワを使いきったことで熱を出し、暫くは目を覚まさなくなっていた。
幸い続く第11話にて、はな達の看病や彼女達の心音を聴かされたことによりアスパワワがある程度回復し、目を覚まし元気になっている。

第19~20話では、プリハートが残り1つしかないことで愛崎えみるルールー・アムールのどちらかしかプリキュアになれないというシリアスなシチェーションの中で、はぐたんだけはつたない言葉で「いっしょ」と出てくるたびに呟いていた。そして第20話クライマックスで、えみるとルールーが「一緒にプリキュアになりたい」と心の底から願ったとき、はぐたんが第10話同様の謎の力を発揮。第1話同様の時間停止現象が発生すると、謎の女性のシルエットが現れてえみるとルールーをハグしたかと思うと、プリハートが分裂するという奇跡が起こった。これにより2人はキュアマシェリキュアアムールへとそれぞれ覚醒した。
ちなみにこのシルエットの女性は毎週のOPで堂々と出てきているにも関わらずこの時点まで本編で全くの未登場だったため、本作における大きな謎の1つとなっていた。

そして翌21話の終盤では、新たな武器を手に入れたがっているキュアマシェリを見た後、どうしようか悩んでいるハリーを見て、3度目となる力を発動。キュアブラックキュアホワイトを召喚してエール一行を驚かせた。だけど一番驚いたのは視聴者だろう(何の予告もなかったサプライズだったので…)
なお、第20・21話ではともに第10話のように倒れることはなかった。第10話時点ではぐたんが吸収したアスパワワはミライクリスタル3個分、第20話では6個分、第21話では8個分である。この数の違いのためと見るのが自然だろうが、敵の浄化には力を強く使うという考え方もできる。また、第20・21話ではえみるとルールーの「前向きな気持ち」から生まれた願いを叶えるために力を使っているので、第10話のようにはながネガティブモードだった時にはぐたんが自分だけの意思で力を使ったのとは事情が違うのもあるだろう。

なお、第20話でキュアマシェリとキュアアムールが覚醒したことで8個のミライクリスタルがプリキュア達の手元に揃った。これで初期の目的である「8個のミライクリスタルのアスパワワをはぐたんに与える」が叶ったことになるが、次に何をすればいいのかについてハリーは何も言及していない。ハリーが何も言わないのでプリキュア達はいつものように日常を過ごしているのだが、翌第21話でのハリーのモノローグで、本来ミライクリスタルが8個集まればはぐたんは元の姿を取り戻すはずなのに、はぐたんに目立った変化が起こっていないことにハリーが内心困惑していることが判明した。

第23話でクライアス社社長ジョージ・クライがはな達が住まう現代世界の時間を一時的に止めてしまった時、プリキュアさえ静止した世界の中ではぐたんだけは動けていた。そしてクライもその理由はわからずに興味を示した。クライアス社のトップでさえそうなのだから、はぐたんの正体は本当にハリー以外は知らないということであり、その秘密がいかに重大かが伺える。

第31話ではプリキュアたちがチアフルスタイルに変身するが、この時はぐたんも同時に衣装が変化し、浄化技発動時には発射時にエール達と共に参加している。
なお、ハリーはこのスタイルの存在を知らなかったようだ。

第36話では、いつかの時間軸のいちご坂ドクター・トラウムが禁断の時間操作能力を使ってキラキラプリキュアアラモードの6人を追い詰めていることを察知し、戦場にいるすべてのものを「この場所と時間」に転移させてしまう。そしてこれを皮切りにTV版プリキュアオールスターズ回が前後編で始まるという2度目のサプライズに。
四つ葉町での戦いの際はトラウムの仕掛けにより町の時間がそこにいるプリキュアも含めて止められそうになったが、はぐたんはその攻撃をまるで予知したかのように数秒前に察知し、不思議な力でバリアを作り出して魔法つかいプリキュアの3人やキュアピーチといった「ミライクリスタルをもたないプリキュアたち」の身を守った。

はぐたん成長・行動記録

本作は育児もテーマになっている物語であるがゆえに、はぐたんははな達の愛情を受けてスクスクと育っていく。つまり作中で成長過程がちゃんと描かれている。

登場した当初は言葉もちゃんと喋れず移動もハイハイだったが、設定画では普通に立っている姿が最初から用意され、実際に販売されているはぐたんのぬいぐるみ玩具では赤ちゃん言葉で喋るギミックがある。本編中でもこのあたりまでは成長によって成し遂げられている。

◼️第7話
はな・ほまれ・ハリーとともにオーディションを受けているさあやの緊張をほぐすためにハイハイで会場を訪れる(半ば乱入だったので、3人と1匹は当然オーディション会場を追い出された)。

◼️第8話
初めてのつかまり立ちに成功。

◼️第11話
「まぁま!」と言えるようになる(しかし第12話にて、はな、さあや、ほまれのみならずたこ焼きにも言っていたため対象を母親と認識した訳ではない模様)。

◼️第12話
歯が生えており、離乳食を食べられる時期になった。

◼️第14話
保育園にて、ハリーが保育士さんにした挨拶の言葉を真似ようとしている様子がうかがえた。またちゃんとした言葉にはなっていないが、イントネーションは再現できている。

◼️第15話
ほまれ・さあやを舌足らずながら名前で呼べるようになる。ハリー曰く、実はそれ以前から自分のことも名前で呼んでもらえていたとか。そしてはなの名前呼びはお預けにされた

◼️第16話
終盤にてルールーパップルに回収された際、目に涙を浮かべながらルールーの名を叫んでいた。
敵である事を知らなかったとはいえ、同じ時間を共に過ごす内に彼女の事も何時しかはぐたんは好きになっていた様だ。その直前、敵の攻撃でルールーがショートした時に「いや~っ‼」と泣き叫んでいた所からも、相手の痛みを悲しんで涙を流す優しさ、思い遣りの心が育まれていたのは確かだろう。そしてシリアスな場面で申し訳ないがはなの名前呼びはまたもお預けにされた

◼️第17話
激闘の末にはなと和解したルールーの元へ歩み寄り、「よちよち(よしよし)」とその小さい手で頭を撫でてみせた。はぐたんの中で育って来た思い遣りの心の結実と言えよう。これが最後の引き金となってルールーは堰を切った様に声を上げて泣き、彼女が人間らしい心を得る最後の一押しとなった。
余談だがこの回で「なかよし、よちよち」と2語文を話せるまでになっている。

◼️第18話
「ふれ~ふれ~、えみゆ~」とまたまたはなを置き去りにしてえみるの名前を呼ぶ。もうはなは泣いていい。

◼️第20話
キュアマシェリキュアアムールをそれぞれ「ま~しぇ!」「あむむ!」と呼んだ。プリキュア名まで呼べるのになおも置き去りにされるはな

◼️第21話
おぼつかない足取りながらもよちよち歩きを始めるようになる。これを機に、座ったりだっこされてない場面では立つのがデフォルトになっている。

◼️第23話
いつの間にかデジタルカメラの使い方を学習しており、データ内には大量の自撮り写真が入っていた。それを見たほまれたちはメロメロ。
そしてジョージに連れ去られそうになり、プリキュアたちに助けを求めたときには、ほまれ・さあや・えみる・ルールーを名前で呼んだのに対して、はなに対してはあくまで「ママ」と呼んでいた。これが意味することは一体……?

◼️第25話
輝木ほまれ主役回。ビシンによって怪物化したハリハム・ハリーを救うためにほまれが大活躍する話だが、この話では作中で初めてハリーの名前を呼ぶシーンが描写された(第15話でハリーの名前を呼んでいたことは明かされていたが、実際に描写されたのは初)
この話では、はぐたんは終始ほまれではなくハリーのことを応援するような感じが多かったのが特徴的でもあった。

◼️第28話
種族が違っても仲良くなれるということをテーマにしたお話であり、エピローグシーンではそのことを示すためにルールーえみるにハグをして、それに触発されるかのように、はぐたんがハリー(ハムスター態)に熱いハグをして、ハリーは超焦っていた。このテーマにしてハリほま要素が予想以上に薄いことに色々な意見もあったが、はぐたんがそういうオチをつけるならば仕方ないと言えるだろう。というか、やっぱりはぐたんは割とハリーのことを…?

◼️第30話
世界各国でその国々の衣装に着替えコスプレを披露(中には風でスカートを煽られるマリリン・モンローなんてきわどいネタもあった。幼子とはいえ大丈夫なのか…)。
また話の終わりでは「(天狗の姿を見つけ)てんぐー! てんぐー!」「手ぬぐいならもろうてきたで」「ちゃう! ちゃう!」というやり取りをハリーと繰り広げたが、何気にこれまではおぼつかなかった会話がバッチリできている。しかし関西弁なのは、ハリーと一緒にいる時間が長い影響なのか……。

◼️第31話
はな自身のトラウマを克服、前へ進めるようになった結果、メモリアルキュアクロックとミライクリスタル・チアフルが出現。プリキュア5人がチアフルスタイルへと変身した際、自身もそれに類似した姿に変身した。その後ミライクリスタル・チアフルを与えられ、更に成長した。

◼️第33話
「アンリ、おちゅかれ」と言った。更に「だっこして」とも言い、言葉の成長が着実に進んでいることをうかがわせる。

■第34話
朝食の席でルールーにおにぎりを作ってもらう。もう離乳食でない固形物も食べられるようだ。

■第35話
整形外科でほまれに対し「ほまえ~!きばりやっちゃ~!」と声援を送る。やはりというか、言葉遣いにはハリーの影響を受けている模様。

■第36話
別の世界から来た赤ちゃんの先輩であるシフォンはーちゃんと初共演をした。

余談

中の人について

担当声優の多田このみは『魔法つかいプリキュア!』の長瀬まゆみ役以来のプリキュアシリーズ出演。

エイプリルフールにて

はぐたんが言葉を喋るようになったのは上記の通り第14話からだが、第9話のアバンではな達プリキュアメンバーと同じく前回のあらすじ紹介を担当している。
当時はまだ言葉を喋れなかったので、あらすじ紹介は「は~ぎゅ」「はぎゅ~」のみで進行。しかもこの紹介、字幕等による通訳や他のキャラクターが乱入する等のツッコミも一切入らなかった。ちなみに文字放送字幕では「きゃあ! ひひ〜 は〜ぎゅ、は〜ぎゅ、だぁ!」などのように音声を忠実に文字化していた。
この第9話は本作内ではコメディ要素の強い回であり、はぐたんのあらすじ紹介はのっけからのシュールギャグとして扱われていた。
なお、放送日は4月1日エイプリルフールであった。この日は東映アニメーション側の公式サイトがはぐたんに乗っ取られてしまい、メニューの文字までもがはぐたん語表記になっていた。

関連キャラ

シフォンアイちゃんはーちゃんプリキュアシリーズにおける赤ちゃんキャラつながり。

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