「すてきなママ 手の届かない 憧れのママ」
「大好きな優しいパパ パパもママが一番大切なの」
プロフィール
年齢 | 900〜902歳(原作。外見上は6〜8歳。テレビアニメ版では外見通りの年齢) |
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誕生日 | 母親(主人公)と同じく6月30日 |
誕生石 | 真珠 |
星座 | 蟹座 |
血液型 | O型 |
好きな色 | 赤、ピンク |
好きな食べ物 | プリン |
苦手な食べ物 | ニンジン(テレビアニメでは第64話まで)、魚(テレビアニメ第67話まで) |
好きな教科 | 図工 |
苦手な教科 | 国語 |
趣味 | うさぎのグッズ集め |
特技 | おねだり |
苦手な物 | お留守番 |
将来の夢 | レディになること |
経歴 | 区立十番小学校 |
概要
空から降ってきた謎の少女。セーラーちびムーンに変身する。うさ耳のようなピンクのお団子ツインテールが特徴。
ネコ型万能ロボット・ルナPから取り出した傘で月野うさぎの家族を洗脳し、「忙しい両親に預けられたうさぎの従姉妹」として月野家で居候する。なぜか「月野うさぎ」と名乗り、愛称のちびうさで呼ばれる。
少し生意気でワガママだが、友達と家族のために一生懸命な性格。うさぎの恋人・地場衛のことが好き。時空の扉の番人・セーラープルートと仲が良く、「プー」の愛称で呼んでいる。
正体
セーラープルートの時空の鍵で20世紀の時代に来た30世紀の地球の王女。本名は「うさぎ・スモールレディ・セレニティ」。
実は「クリスタル・トーキョー」の女王夫妻ネオ・クイーン・セレニティとキング・エンディミオン(未来のうさぎと衛)の娘である。パートナーは子猫のダイアナ。
容姿とドジな性格はうさぎ似で、しっかりした性格は衛似。ちびなことがコンプレックスで、素敵なレディへの成長を夢見ている。
未来の両親を「ママ・パパ」と呼ぶが、若い頃の両親を「うさぎ・まもちゃん」と呼ぶ。
立派な女王である母と違い、自分のようにドジなうさぎに親近感を持ち、うさぎとは行動パターンもそっくり。→世界一かわいい親子
若い頃の父に恋しているファザコンでもある。
うさぎを差し置いて衛とくっつくことが多くそれでいて某映画のように若い頃の両親の恋路を邪魔したことが原因で自分の存在が消滅するかどうか誰も触れていない辺りうさぎと衛を結ぶ赤い糸の丈夫さがうかがえるものである。
第二部(アニメR)
「――あんた「月野うさぎ」なの?――月野うさぎなら『幻の銀水晶』をもってるハズよ!だして!わたしなさい!さあ早く!」
デート中のうさぎと衛の上空から落下し、うさぎの頭に拳銃を押し当てて脅迫・発砲する衝撃的な初登場を迎えた(拳銃は実はおもちゃ)。
歴史改変を企む未来人組織・ブラックムーンに「Rabbit」と呼ばれて命を狙われており、うさぎの幻の銀水晶を持ち去ろうとした所を発見される。
実は未来世界のブラックムーン侵攻を招いたのはちびうさだった。母の銀水晶を持ち出して世界を守る結界を消してしまい、死の世界と化した30世紀を救うために過去の幻の銀水晶を持ち帰ることが狙いだった。
セーラー戦士とタキシード仮面を連れ、プルートの力を借りて30世紀に帰還するが、ある事件がきっかけでブラックレディに変身してしまう。
原作
月人と地球人の最初の混血であるためか、月の王家の印の三日月マークを持たずに肉体の成長も止まっている。
「偽の王女」という悪い噂まで流されてしまうが、頼りの母にはなぜか距離を取られて静観され、自分は愛されていないと疑っている。
銀水晶を持ち出したのは、いじめっ子に王女である証を見せようとしたため。
まだプリンセスの力に目覚めていないちびうさは銀水晶を使えず、「過去の幻の銀水晶」と「未来の幻の銀水晶」の接触による時空を超えたパワーでブラックムーンを倒そうと考え、プルートの時空の鍵を盗んで20世紀に来た。
うさぎたちの正体も知っていたが、過去の人間に未来を教えられないので知らないふりをしていたらしい。
しかし、ブラックムーンのせいでセーラーマーキュリー、セーラーマーズ、セーラージュピターをさらわれ、衛にべったりなのを見咎めたうさぎに嫌われてしまう。
旧作アニメR
母のまねをしようと銀水晶に触った途端に消してしまい、プルートの指示で過去の銀水晶を探しに20世紀に来た。
うさぎたちの正体を知らず、セーラー戦士の正体を知った時にうさぎと衛の正体にも気がついたらしい。当初は幻の銀水晶の真の持ち主がうさぎの周りにいると思い、睡眠薬を盛ったことも。
30世紀での悪い噂のくだりはオミットされ、両親不在中はセーラー戦士に面倒を見てもらうカットがある。
苦労知らずに見えるうさぎに苛立っていたが、紅のルベウスに内部太陽系戦士をさらわれた事件がきっかけでうさぎになついた。しかし、素直になれずにうさぎと喧嘩ばかりしている。
ちびうさを通して絶交期のうさぎと衛が一緒にいられた時間も多い。
第三部(アニメS)
セーラー戦士見習いの修行もかねて、20世紀で「真の友達探し」に奮闘する。
十番小学校に編入し、同級生の桃原桃子、更科九助と仲良くなった。学校での成績も良く、運動神経も悪くない。
無限学園に通う土萠ほたると急接近。目覚めてはいけない戦士・セーラーサターンをめぐる戦いに巻き込まれていく。→ほたちび
第四部(アニメSuperS)
ペガサスに変身した少年エリオスとの淡い恋を経験。「小さな乙女」と呼んで必要としてくれるエリオスのために奮闘する。→エリちび
以前ほど衛にファザコンを発動することは減った。男子に告白を受けたり、九助に意識される様子から、なかなかモテるようだ。
第五部(アニメセーラースターズ)
30世紀に帰還していたが、シャドウ・ギャラクティカの暗躍により未来の世界に異変が起こる。20世紀に戻る事を望むも母に禁止されていたが、偵察に行ったダイアナが殺された事で20世紀行きを決意。眠りから覚めたセーラーカルテットを連れて出発し、セーラーヘヴィメタルパピヨンに捕らわていたセーラームーン達の窮地を救う。
旧作アニメ・セーラースターズ
ネヘレニア復活の影響により未来へ帰れなくなる。衛をさらったネヘレニアとの戦いでサターンに再覚醒したほたると再会するが、衛の心を支配された事で歴史改変により消滅。衛がうさぎへの愛を取り戻すと復活した。
シャドウ・ギャラクティカ編では30世紀に帰ったため殆ど登場せず、事件には一切関与していない。また、衛がアメリカ留学へ出発した直後にギャラクシアに殺された事で再び存在が消滅していた可能性もある。
年齢など
原作漫画・Crystal
20世紀で22歳のうさぎが産んだ娘。30世紀の人類は幻の銀水晶の力で肉体の老化が20代でほぼストップし、平均寿命は1000歳という超長寿社会。
ちびうさは30世紀時点で900歳だが、なぜか小学生低学年程度の容姿で成長が止まり、精神も幼いままで、父のキングによると極めて珍しいケースらしい。
第三の幻の銀水晶を覚醒させてからは、肉体的・精神的にも成長が始まり、セーラー戦士として独り立ちしていく。
テレビアニメ(90年代版)
地球が何らかの原因で30世紀までコールドスリープ状態に陥った後、うさぎがクイーンとして目覚めた後に産まれたので、不老長寿でもなく見た目そのままの年齢。
動揺すると普段はない王家の印が額に現れてエナジーを放出する。後に母の銀水晶が体に入っていた事が発覚し、涙から出した銀水晶を借りてデス・ファントムとの決戦に使用した。
ミュージカル版
ミュージカルでのキャストは以下のとおり。
派生作品
『ぱられる せぇらぁむ~ん』では中学3年生。名前は月野ちびうさ。
親友ほたると共に日本最高学府を目指す受験生で、亜美を先輩と呼ぶ。性格は衛(しかも、前世を思い出せずとんがってた頃の)にそっくりである。夢は、ほたると共に官僚・政治家となって、世界を牛耳る事。何気にインテリ系眼鏡っ娘と化している。
実母のうさぎに対しては「うちの母親バカ(大フォントで書かれる)であてにならない」と辛らつ。挙句の果てに母親がやるべき(うさぎが忘れていた)仕事の書類をつまびらかに見せた上で、実母を完全論破して号泣させている。その母親に激似の妹のこうさぎにも辛らつ。
本編とはまた違ったその姿。納得する一方でショックを受けた者も多かったと言われる。
余談
実写版では、後のセーラールナである「新キャラクター」役のオーディションを、暫定的にちびうさ役のオーディションとして行った事がある。その為、セーラールナの見た目は『紺髪のちびうさ』と言っても差し障りがないものとなっている。
また、そういった背景もあってか、第二部へと繋がるラストシーンを除いて実写版の下地となった第一部には一切登場していないにもかかわらず実写未登場キャラと言われることもある模様。
関連イラスト
関連タグ
セーラーちびムーン スモール・レディ うさぎ・スモールレディ・セレニティ
プリンセス・レディ・セレニティ ブラックレディ ルナP 逆玉ちびうさ
冥王せつな 土萠ほたる エリオス ダイアナ 桃原桃子 更科九助
未来人 ピンク髪 ツインテール / シニヨン 赤眼 女子小学生 王女
クェス・パラヤ:生意気具合と両親絡みの寂しさで反発しまくる所がそっくり。劇場版Rではほぼ同ポジション。スパロボDでは二つの心を持っている親友もできた。