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秋津茜

あきつあかね

「小説家になろう」に連載されているweb小説『シャングリラ・フロンティア』に登場するキャラクター(青髪の少女の方)。
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「はいっ!未だラスボスも倒せない未熟者ではありますがっ!胸を貸して頂けますと助かりますっ!」


「困った時は走る! それで大体のことは解決するんです!」


───謝る事が大事なんです! 例えどれだけ気持ちがこもっていなくても、ゴメンナサイって言った事実が大事なんです!


プロフィール編集

本名隠岐 紅音(おき あかね)
プレイヤーネーム
  • 秋津 茜(シャングリラ・フロンティア)
  • ドラゴンフライ(ベルセルク・オンライン・パッション)
年齢15歳
身長156cm
体重49kg
誕生日3月25日
星座牡羊座
好きなもの挑戦すること、走ること、採れたて野菜
嫌いなもの諦めること、病気、干物
趣味早朝ランニング
特技100メートル走
好きなタイプ一生懸命頑張っている人
嫌いなタイプ他人の努力を邪魔する人
全国大会優勝!
好きなゲーム『シャングリラ・フロンティア』、『ベルセルク・オンライン・パッション』
嫌いなゲーム『竜王監修! VR将棋~名人への道~』
座右の銘勝者は勝ち誇らなければならない、謙遜とは敗者に対する最大の侮辱である
CV寺崎裕香

概要編集

小説家になろうに連載されているweb小説『シャングリラ・フロンティア』に登場するキャラクター。

主人公・サンラクが所属するクラン『旅狼(ヴォルフガング)』のクランメンバーの一人。

その余りの光属性ぶりに、ファンからの人気が非常に高い。


「秋津茜」で一単語であり、サンラクなどからフルネームで呼ばれることが多い(コミックではシークルゥに「茜殿」と呼ばれる場合があり、他にも「秋ちゃん」はある)。


PNは蜻蛉由来であり、チャットのアイコンもトンボマーク。


人物編集

根っから明るく快活な性格をした絵に描いた様なスポーツ少女で、ペンシルゴンとは違った形でコミュニケーション能力が高い「コミュ力(ちから)」の権化。

何事にも真っすぐにぶつかり、基本的には会う人の殆どを全肯定するが、あまりにも真っすぐすぎるため、時おり口にしなくてもいいことまで口にしてしまう。余りにも真っすぐすぎる性格から『旅狼』のライトサイドとまで呼ばれる光属性後輩キャラ。

あまりにの光属性ぶりに、あのペンシルゴンが後ろ暗い事をさせられないと零すレベル。


現実では、元々は虚弱体質な少女であったが、その対策の為に陸上を始めたことで才能が開花し、現在では全国ベスト8に入るほどの陸上選手となった。

その生い立ちから、できるのにできないこと、頑張れるのに頑張らないことを嫌う性格。しかしそれは挑戦自体が不可能になるまで挑むことを止めないという、危うさをも秘めている。


雨に濡れると若干テンションが下がる(そして魔性属性が付く)。


田舎出身であるためか新鮮な野菜を日頃から食べているため、非常にプリミティブな味覚センスを持つ。


ワンコ属性があるのか、意外にも野良猫に逃げられるタイプ(反面、飼い猫には懐かれるタイプ)。

コミック版から、小さくて可愛いものを見ると衝動的に撫でたくなる設定が追加された。エムルや性転換したモルドが犠牲になり、ルストもロックオンされかけたが未遂に終わった(エムルは嫌がりはしたが、某ケモナーほど拒絶していなかった)。


学校での成績は中の下ほど。努力はしているが、いい点数を取ると本人より教師が喜ぶ。


ちなみに、シャンフロでのアバターの顔はうっかりリアルの顔をそのまま使ったものであり、ウカの狐面で顔を隠すのは、呪いを隠すだけでなく、顔バレを誘発したくないのが理由である。



シャンフロでの秋津茜編集

シャンフロでのアバターは青い長髪を後ろにまとめた健康的な少女。背丈はサンラクのアバターより低めなくらい。

詳述の通り、リアルでの顔つきそのままであり、緑目で顔にジークヴルムの呪いが付けられている。

コミック版の容姿は、原作者がキャラメイカーで作った隠岐紅音を、コミカライズ担当の不二涼介先生の不二マジックで仕上がったもの。ほんま凄いな不二先生……。


深淵のクターニッドの青の聖杯で性転換すると、髭面の厳つい筋肉隆々なおっさんと化す。……この姿で小さくて可愛いものに迫ったら事案でしかない。

原作者曰く、「イメージとしてはランバ・ラルシグ・カーティスを足して2で割った感じ」。


メイン職業は忍者でサブ職業は剣士。

忍者を選んだ理由はかっこいいから

また、ナチュラルに物欲センサー無効パーフェクトコミュニケーション能力を持つという、主人公よりなろう主人公っぽいチート能力を持っている。でも嫌味に見えないのが流石の光属性。


なお、プレイスタイルは「テンション系と学習能力系のハイブリッド」。パフォーマンスを上げながら学習して応用・反映するという、本能と理詰めのキメラ。

……ゼノモーフか何かか君は。


主な装備編集

  • ウカの狐面

普段から頭に付けている口元を露出するタイプの狐のお面。

頭に呪いが付いているが、これはアクセサリーなので問題なく装備できる。

顔バレを気にしなくていい時には、ズラして頭の右上に付ける形にしている。


  • 忍者装・照柿(しのびよそおい・てりがき)

ノースリーブの上着に男女共用の袴の一式装備。

腰の縄はシークルゥが鞄に擬態する際に利用する。

名称からして忍者職専門の装備と思われる。


  • 忍者刀「漆丸」

コミック版における秋津茜の武器。

シャンフロにおける小太刀は短剣系のスキルだけでなく、威力が半分になる代わりに刀スキルも使える仕様である。


主なスキル編集

  • 刃隠心得【空蝉】

忍術の1つ。魔法系統だが、詠唱の代わりに印を組むことで発動する。

創作の忍者では定番の変わり身の術で、アイテム「変わり身丸太」を身代わりとして消費し、自身や触れた相手を指定した場所に転移させる。


  • 刃隠心得【鎖縛帷子(サバクカタビラ)】

対象の全身を鎖のようなエフェクトで拘束する忍術。


  • 刃隠心得【不知火蕾(シラヌイツボミ)】

大きな火球で対象を攻撃する。火球の近くで火を使用すると爆発する。ただ、弾速は遅め。


  • 刃隠心得【追鼠火花(ツイソノヒバナ)】

複数の手の平サイズの火の玉を出現させ、バラバラな挙動で標的に向かって飛ばす。出現時に気の抜けるような音が鳴る(名称的に花火の笛(打ち上げる際に「ぴゅ~」と音を出す道具)が元ネタであろう)。


  • 刃隠心得【鼯衣(ムササビノコロモ)】

布をパラシュートの様に広げて降下し、落下の衝撃を軽減する。

あくまで軽減するだけで落下ダメージ自体は防げない。


  • 刃隠心得【朧隠(オボロナバリ)】

パーティメンバーの魔法攻撃によるフレンドリーファイアを無効化する。さらに魔法に擬態して敵に近付くという使い方も可能。


  • 刃隠心得奥義【竜威吹(リュウイブキ)】

忍者職収得に必要な最後のクエストの報酬である秘伝書に記された忍術(ランダムで1つ選ばれる)。

プレイヤーが強く印象に残っているドラゴンのブレスを模倣する。つまり、秋津茜が使用した際、ユニークモンスター・天覇のジークヴルムのブレスが放たれる。初使用時はレベルが低かった事もあり光源くらいにしかならなかったが、それでも夜襲のリュカオーンの影との戦いでは十分すぎる活躍をした。

プレイヤーの肺活量が威力に直結し、叫び続ける限りダメージエフェクトが持続する。

味方に誤射仕掛けて謝ったり、敵陣に突っ込むサンラクに激励しながら発射したりすることから、別名「謝罪砲」「応援砲」


コミック版からは三手の印で発動し、アニメOPでは発射時に目が赤い龍の瞳になるようになった。


  • 致命秘奥【ウツロウミカガミ】

ラビッツの秘伝書で覚えられる致命刃術【水鏡の月】が進化したもの。発動地点にプレイヤーのヘイトを譲渡した幻を生み出す。

サンラクも使うスキル。


  • 致命忍法【満開咲閃(ハナヒラケ)】

ラビッツで販売される秘伝書で習得する、致命忍法【◯分咲閃】が進化した魔法。

光が武器を包んで花びらの形で散った後に、鮮やかな花を撒き散らしながら一点を穿つ。


  • ヘルメスブート

一定時間経過、または被弾するまで空中歩行できるスキル。

フリートフロットから進化したスキルであり、サンラクも使用する。


活躍編集

作中で長らくリアルの姿が描写されたことが無かったが、短編および設定集の中で本名と詳しいキャラ設定が明かされた。

陸上の全国大会出場祝いにVRゲーム用のゲームハードを買ってもらったが、肝心のソフトを買う金が無かった為に、激安ワゴンセールとして売られていたクソゲーの山を購入していた。

その中の一本がバグによる人体を越えた技が出せる格闘ゲーム『ベルセルク・オンライン・パッション』(通称『便秘』)であり、「ドラゴンフライ」としてプレイしていた所墓守のウェザエモン戦に向けたスパーリングでやって来たサンラクと出会い、その指導を受ける。当然手も足も出なかったが、愚直に挑み続けた結果新発見のバグ技を決めて(本当は差し込みが間に合ったのだが、検証のために敢えて受けた)ラウンドを取り、ゲーム友達のような関係になった。


『シャングリラ・フロンティア』では、サンラクと出会う以前にユニークモンスター天覇のジークヴルム」と戦って呪いを付けられており、その戦いをきっかけとしてヴォーパルバニーシークルゥと出会い、サンラク以外では初めてラビッツに行くことになる。

そこでサンラクの噂を聞いた事から、自分の知っているサンラクと同一人物かどうか確かめるため一気に3エリア程を駆け抜けて会いに行き、サイガ-0と共に「夜襲のリュカオーン」と戦っている所を発見し、ビギナーながら助太刀として参戦する。

リュカオーン打倒後、一度はサンラクと別れるものの、ルスト&モルドと「深淵のクターニッド」の調査を行おうとしていたサンラクに、サイガ-0ともどもパーティに招待され(双方、うっかりパーティ解散処理をしてなかったのが原因)、再びサイガ-0と共にパーティを結成し、そのままクターニッドを一緒に倒したことから、『旅狼』に加わる。


『旅狼』に加わってからは、新大陸の方に移動した後、新大陸を一日で踏破できるまで踏破するという無茶苦茶な強行軍を行い、そこで黒竜ノワルリンドと出会う。

黒竜ノワルリンドとのエンカウントは相当なラッキーであったが、そうとは知らない秋津茜はそのままノワルリンドを相手にユニークシナリオを発生させると同時に、天覇のジークヴルムに挑むユニークシナリオを発生させる(同時にパーフェクトコミュニケーションでノワルリンドの好感度を上げた。流石光属性)。

その後、竜災大戦の発生に伴い、新大陸に渡航した全プレイヤーから恨まれているノワルリンドの味方となって天覇のジークヴルムに挑む。

その際に、ノワルリンドの下僕となり、本来いがみ合っていた竜人族(ドラゴニュート)と蜥蜴人族(リザードマン)の両勢力を和解させ、更には彼らを率いて新大陸の拠点へと導き、この大イベントの中心人物の一人になる。


その後、竜災大戦においてはジークヴルムを倒す派の旗頭となって戦い、ジークヴルムにとどめの一撃を加える。

一連の戦いにおいてボスモンスターであるノワルリンドのテイムに成功し、更にはその後、彼女の基本ジョブである忍者の上位職業である『龍忍聖』を発見し、上位職業への転職方法を開示したことで、元々のアイドル的カリスマ性もあって、『ドラ姫』の愛称で一躍忍者職のスターとなる。


余談編集

  • 漫画版の登場タイミングやデザインについて

活躍にある通り、シャンフロで初登場となるのはリュカオーン戦の最中であるのだが、週刊少年マガジンに掲載されている漫画版ではラビッツに初めて訪れた時が描かれる形で前倒しの顔見せとなった。(第77話)

そしてシャンフロの秋津茜がマガジンに顔を見せた当日の夜、作者である硬梨菜のTwitterで

「不二先生からデザイン聞かれた時に「大体こんな感じです」ってファンアートを送った」

「硬梨菜がキャラメーカーで作ったものを皆さんがファンアートにしてそれを不二先生が形にしている」

ことを明かしている。原作の描写と比較すると、アバターの顔につけられた傷(ジークヴルムのマーキング)の位置などに違いがある。


  • 恋愛力

本来はサンラクの妹の同級生として設定されていたキャラだが、最終的には無関係になっている。これは恋愛力が高すぎてヒロインちゃんに万が一にも勝ち目がなくなるため。


もしも彼女がメインヒロインであった場合、一話冒頭(ゲーム内で一年間交流がある設定)でいきなり彼女の告白(ハグして耳元で)でシーンが始まり、サンラクがシャンフロを攻略する話ではなく彼女がサンラクを攻略する話になっていたらしい。作者が手に負えない「恋愛ドラッグカー」。

「どうしましょう! サンラクさん! どうやら、私はサンラクさんの事が好きみたいです!!」


なのでアンケートの結果とはいえ田舎地方に飛ばされました。


裏設定によると、「小学校の頃の初恋」を擬人化した小学生生活を送っていたらしい。

ちなみに、学校でのモテ度は「青春の権化、男子の恋愛観の破壊者、彼女に関わると今後一生脳裏に夏空の下で走る少女の影がちらつくようになる」とのこと。うーんこの魔性属性。

クラスの男子の間では表面上は平和を維持しつつ裏で熾烈なせめぎ合いが行われる。なお、バレンタインでは義理チョコをクラス全員に配るため、来年度も嵐が吹き荒れる模様。うーんこの魔性属性。

まあ、そういう男子の邪な感情を、同性の友達がしっかりとガードしてくれるわけだが。光属性なので妬まれることはない。


最近では、リアルがモデルのペンシルゴンからあれこれアドバイスを受けて大人びてきたとか。


ちなみに、初恋は既婚していた従兄。


  • バストサイズについて

ペンシルゴンこと天音永遠と互角なDカップ。

斎賀一族には劣るものの、中学生としては中々の発育。


  • 天敵

そんな彼女だが、ディープスローターと接触してしまうととんでもない地雷を踏む恐れがある

というのも、ディープスローターには彼女の根幹を叩き割るレベルのコンプレックスを抱えており、ガチでマジな闇をぶつけられた秋津茜からは笑顔が消え、周囲の顔色に恐怖する元・光属性になってしまう。


幸いにも未だに対面していないが、ディープスローターが旅狼に入ろうものなら、いつかは顔合わせしてしまう恐れがあるかも……。


  • 反響

テレビアニメ版でも第2期においてオープニングで姿を見せていたため、第2期では確実に茜が出ると考えられていた。その中で、12月1日の放送で上述のラビッツを訪れる茜が放送の終盤で描写され、そこで遂に茜がテレビアニメ本編デビューとなった。


X(旧twitter)でも祭りになったが、その傾向はピクシブ百科事典でも大きく、土曜(11月30日)に放送された『BLEACH千年血戦篇』関連のワードが上位を占める中、唯一の小説ジャンル枠から大百科の注目記事(12月2日更新)に入り込んだ。実際、シャンフロ以外ではGTA(ストリーマーによるイベント)が滑り込んだくらいだったのを踏まえると、茜の登場は衝撃が大きかったといえるだろうか。その翌日の3日付更新では、まさかの注目記事2番目にまで躍進。顔見せでこの反響の為、アニメ本編で動き回った際にはどうなるか……。


関連タグ編集

シャングリラ・フロンティア

シャングリラ・フロンティア作中に登場するゲーム


イーブイ:シャンフロ主要登場人物をポケモンに例えた場合の、作者からの解答。圧倒的光属性。


ダイケンキムーランドケンホロウアギルダードレディア、どこからともなく現れて力を貸してくれるゼクロム:シャンフロ登場人物がポケモントレーナーだった場合の手持ち。「TRPGをやったら旅狼メンバー内で最もPC1が似合う人物」と言われるだけあってめっちゃ主人公っぽい。……特に最後のゼクロムの件に至っては某超マサラ人某人気ライバルとためを張れるくらいのポケモンたらし。

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