CV:佐々木誠二(03、FA共通)
概要
エルリック兄弟の師であるイズミ・カーティスの夫で、アメストリス南部の町ダブリスで精肉店を経営している。身長230㎝ぐらい。
非常に見た目が厳つく、その見た目に違わず凄まじいパワーの持ち主でもある(ホムンクルスのスロウスをパンチ一発でぶっ飛ばす、賢者の石で動く『不死の軍団』が相手でも難なく無双するなど)。実力的にはアレックス・ルイ・アームストロングと互角と見て間違いない。
大変な愛妻家で、虚弱体質の妻・イズミを常に気遣っており、妻の弟子の前だろうとお構いなしにイチャつくし、周囲の一目など一切気にせずノロける。
性格
その威圧感の塊のような風貌と寡黙さゆえに、ややもすると危険人物と間違われそうにもなるが、実際にはとても大らかで優しい人物である。久しぶりに会ったアルフォンスが、自分と同じ位の大きさの鎧の姿に変わり果てていても、大して驚きもせずに、「すごく大きくなったな」といって頭を撫でている。(このことに対しアルフォンスは「鎧になって初めて頭を撫でられた」と喜んでいた。)
イズミが兄弟の母親代わりなら、シグは家全体を静かに温かく見守る父親のような存在ともいえる。
滅多に怒ることはないものの、自分の妻に色目を使う輩には一切容赦しない。
なお、当然と言うべきか、イズミにはまったく頭が上がらない。ただし、別にイズミが鬼嫁というわけではなく、単に怒らせると自分の手に負えないため。
何気に少佐と同じく筋肉フェチ。
アームストロング少佐とのファーストコンタクトでは、某ジブリ映画の寸劇で出た筋肉自慢を二人で再現し、筋肉による(暑苦しい)友情を結ぶ。「約束の日」の最終決戦でも少佐と二人でスロウスに『ヒゲと筋肉のツープラトン』をぶちかまして勝利している。
なお、彼は約束の日に深く関わった人間の中で錬金術師でも軍人でもシン国関係者でもない数少ない完全な一般人である。しかも前述の通り、共闘とはいえホムンクルスの1人を仕留めるという何気に大金星を挙げている。
旧鋼では最終的に最愛のイズミに先立たれてしまうという不幸に見舞われている。