インテーク
いんてーく
インテークとは、主に二次元のキャラクターにおいて見られる髪型の一つ。
中央(もしくは少し前方)の髪の上部を左右に分かれるように上に持ち上げ、途中で下に折り返すことで「M」字型のシルエットを生み出したもの。現実で再現するのはかなり難易度が高く、二次元特有の髪型と言える。
航空機や自動車のエアインテーク(空気吸入口)を連想させることから名付けられた。
猫耳にも見えるため、その代用として用いられる事も。
インテークが一つのもの、左右非対称のものもあり、こちらは男性キャラや短髪キャラにもよく見られる。
主に90年代~00年代にかけての美少女モノで流行した。その後の10年代には一旦少なくなったが、近年では一つの作品の中に多種多様な美少女キャラが登場するソーシャルゲームや、外観の個性とインパクトが重要なVtuberのブームなどで「他と差別化しやすく目立ちやすい、個性的で可愛い髪型の一つ」として再びこのような髪型のキャラクターが注目されつつある。
また昔の美少女コンテンツに触れていた世代にとっては懐かしさや親しみやすさを感じる髪型でもあり、古き良き美少女キャラという文脈でデザインに取り入れられる場合も。
最近のキャラクターやリメイク等で採用されているインテークは昔と比べて髪型に馴染みやすくデザインされている事も多いが、髪飾りなどを用いてクッキリと大きなインテークを形作るパターンもある。
何にせよ可愛く描くには描き手の技量が問われる髪型と言えよう。
現実世界でもバブル期にワンレン(ワンレングス)の一種として似た髪型が流行っていたが、こちらは前髪からやっている(額が露出している)ため、厳密には別物。
尤も二次元では「M字部分が大き過ぎる」事でインテーク呼ばわりされたりもするが。
※1:インテークになったのは割と最近。アニメ系の作画だと判りやすい。
※2:初期立ち絵にはなかったが、浴衣mode以降の追加グラは改二を含めて全てインテークとなっている。アニメは初期絵を参照しているらしくインテークなし。
- 再注目の兆しあり。インテークを描いたイラスト特集 - pixivision(2022年10月4日)
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