CV:南綾香(18禁版) / 井上美紀(家庭用移植版) / 渡部紗弓(アニメ版)
人物(EXTRA編)
白銀武の通う白陵大付属柊学園の女性教師。武からは『まりもちゃん』と呼ばれている。
同僚で親友の香月夕呼に振り回され、散々な目にあうことも。
見た目は喧嘩が苦手そうな優しい女性だが、酒を飲むと夕呼でさえ手に負えない酒乱の塊となる…。
ちなみに彼氏が過去にできたことがあるのだが、いずれも振られてしまっている…。
R18版では攻略できるが、酒を手にした彼女は単なる酒乱に留まらず淫乱で底なしの性欲を発揮するため主人公が身心共に吸い取られることになる。このためなぜかBADEND扱いのものしか用意されていない。なぜだ…
以下からはみんなのトラウマで有名なマブラヴオルタネイティヴに登場した神宮司まりもについて記す。
人物(オルタネイティヴ)
国連軍の軍曹であり、横浜基地衛士訓練学校の教官を勤めている。
態度は厳しいが、内面は「EXTRA」編と同じく優しい。
衛士としてはかなりの腕を持っており、「12・5事件」では撃震に乗り込んでクーデター軍の最新鋭戦術機を撃破している。
「UNLIMITED」編では無事だったのだが…
突然の最期
XM3実証試験時に起きた事故の際に失態を見せたことで落ち込んでいた武に自らの過去の話や、BETAとよばれる異生物の侵略による戦火の中で生きることの大切さを教え、励ましていたところ、武の目の前で突然現れた残存BETA(兵士級)に頭を噛み砕かれ食い殺される。
これだけならマブラヴではよくあることなのだが、発売当初は彼女の噛み砕かれた頭部が一切の規制無しで描かれたため、武のみならずプレイヤーにも凄まじいほどのショックとトラウマを与えた。
後にモザイクを入れる修正パッチが入り、さらにPC全年齢版、PS3版などの移植版では武の手で姿を覆われて見えない状態となっている。残酷描写を回避したいが原作オルタネイティヴをプレイしたい人はこちらをお勧めする。
テレビアニメ版
そんな経緯もあって当然のごとくモツむき出しの噛み砕かれた頭部は描かれず、代わりに原作では描かれなかった噛殺の瞬間が描写された。
…のは視聴者にとっての話。
気づいたら死んでいた原作と異なり、武ちゃん自身は兵士級登場からまりもちゃんが完全に食いちぎられ地に落ちるまでのすべてを真正面から目撃するハメになった。
マブラヴディメンジョンズ
『未来の「私」に、どうか勝利を見せてあげてくださいね。どうかこの「私」で叶わないとしても』
メイン画像の装いで搭乗、TACコードは『へパティカ』
オルタで兵士級に食い殺されたまりもを並行世界でクローン兵士として製造しその記憶を焼き付けた復元体で登場。
衛士としてかつ指揮官として活躍している。相変わらず我の強い部下たちが大量に増えて、更に頻発する騒動と夕呼に引き回され、日本政府や各方面への弁明等で頭と胃を抱える日々である。
年齢を多少気にしているのと、潜在意識に記憶が残ってるのか「大きな機械」が吸い込まれそうな気がして背中側ゾワッっとするため苦手になっている。
参考動画 ※R-18G注意
【警告】
繰り返しになるが、極めて残虐な描写なので視聴は自己責任にて。
問題のシーンが9:09近辺となる。
余談
スピンオフ作品『マブラヴオルタネイティヴストライクフロンティア』では、新キャラクターの白川美乃莉に寸前で助けられたためみんなのトラウマにならずに済んでいる(が、その際BETAの残骸の下敷きになり、体液をモロに浴びたので検査と治療に回されることとなった)。
関連タグ
みんなのトラウマ マブラヴ マブラヴオルタネイティヴ マブラヴアンリミテッドザ・デイアフター マブラヴ登場人物一覧 BETA 教官 まりもちゃん
ネタバレ注意
上記の通り、悲惨な最期を迎えた彼女。
彼女の死の影響もあり、武は精神的に追い込まれてしまい、BETA世界の夕呼先生の助力で元の世界に(逃げ出す形で)一時帰還する。
しかし、そこでもまたトラウマとなる事態が発生する。
武がBETAの存在する世界で体感した出来事が因果情報として元の世界に流れ込んでしまい、元の世界の人間たちにも次々と悲劇が発生してしまったのだ。
まりもも例外ではなく、BETA世界の彼女同様、ストーカーに殺され、遺体を隠蔽するために工業用の機械で頭を粉砕されてしまったのである。ニュース番組でそれを知った武や御剣冥夜たちはショックを受ける。
更に武を追い詰めていくかのごとく、幼馴染の鑑純夏も体育館で起きた事故で重症を負ってしまうという事態が発生した。
純夏が重症を負ったことで武は自殺を図ろうとするが、純夏の部屋に残されていた武との思い出を記した日記等を見つけ、決意を新たにした武は因果を絶って、BETA世界も自身の世界も救うために再びBETA世界での戦いに身を投じることとなった。
そして成すべきことを成し遂げた武により、武の元の世界はEXTRA編序盤の時期から始まる形で生まれ変わり、まりもをはじめとした仲間たちも因果の影響がなかったこととなり、無事再会を果たした。
その後の彼らの動向は『オルタードフェイブル』でごらんあれ。