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優敷山女

やさしきやまめ

『優敷山女』とは『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の登場人物及び14人目のヒロインのことである。
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「雑草だって生きてるんだど…」


プロフィール編集

氏名優敷山女
性別女性
年齢15歳
所属お花の蜜大学附属高等学校(1−3)
誕生日8月11日
星座獅子座
一人称おで

※133話にて判明。由来は『山の日』からだと思われる。



概要編集

恋太郎に14番目に告白をした運命の人。

一人称は前述のプロフィール通り「おで」で、語尾に「だど」を付けるなど訛っている。

(ちなみに、「しょぼんだど…」「すややだど」「もただど もただど」など擬音にも「だど」が付くことも。)

高校から入学した恋太郎たちとは異なり、お花の蜜大学附属中学からの内部進学生で中学時代から園芸部に所属している。(お花の蜜大学園芸部の畑は中学・高校・大学で共用のもの。)

園芸部顧問の盆能寺先生とはそのころからの知り合い。

動植物に対して常に感謝の念を抱く、心優しい大自然系少女。



人物編集

気は優しくて力持ちを地で行く性格で、頭の花と蝶々は髪飾りではなく生きている本物

本人によると「いつの間にか住み着いたが、追い出すのがかわいそうだからそのままにしている」のだそう。

ありとあらゆる生き物に対して心優しく、草むしりした雑草を雑草用の畑に植え直すほど。

口癖の「○○だって生きてるんだど」はその象徴といえる。(ただし、明らかに生きてないものお年寄りに対しても使う為、ファミリーからボケとしてツッコミで処理されることもしばしば。)

動物と会話をすることができ、中々人に懐かない花園家の愛犬アルスと愛猫ブッチもすぐに山女に心を開いた。


昔、山火事を見たトラウマから、無差別に動植物が殺されていくということで過剰なまでに火を恐れている。

ガスコンロやライターの火といった日常的かつ些細なものでも苦手で、見るなり転んだりその場にうずくまって動けなくなったりしてしまう(8巻のおまけページでは漫画的表現の火にまで反応して転倒している)。


身長は男子の恋太郎よりも高く、なんと200cm

体が大きく、力も強い。運動会で走った際には、「ドシンドシン」と大地を震動させていた。

熊を抑え込んだ経験があり、ファミリーに危険が及ぶ際には身を挺して守る守護神と化す。

それ故に他人から守られるという経験が少ないため、恋太郎に積極的にアプローチすることは苦手のようだ。

規格外な恵体ゆえに男の子から敬遠されてきた過去もあり、恋愛自体に引け目を感じていたが、恋太郎の真心や羽香里の後押しでそういったコンプレックスは徐々に克服していった。


実家が農家であったことから、元より野菜や果物を育てるのが得意であり、園芸部の畑で育てている作物は非常に出来が良く美味でファミリーからも大好評。

原賀胡桃にいたっては感動のあまり画風が変わるほどの勢いで「嫁ぎたいっ!!!!」と絶叫する有様である。


畑では虫や草を極力踏まないように常に竹馬に乗っている。



関連キャラ編集

皆さんご存じ運命の人。

彼女達に花冠を贈るために花をもらいに園芸部を訪れ、山女と開幕ビビーン!! した。

山女に動物が群がる様子を見て「ナウシカかな?」と発言した。(恋太郎はその後のナレーションの発言『ロボット兵じゃない?』を フキダシごと折り畳んでコマの外にポイ捨てしている)

焼頭先生から山女を守ったことがきっかけで、(彼女がいることは伝えているのだが、想いが抑えきれず)山女から告白を受ける。

山女はとっさに告白してしまったことを取り消そうとしたのだが、恋太郎は彼女が13人いることを告げた上で「一夫多妻の動植物の愛は本物の愛ではないと思う?」と問いかけた。

山女は「そんなこと思わないど…!!」と返し、14人目の彼女としてめでたく恋太郎ファミリーに加入した。(この時、山女は恋太郎のことを今まで助けてきた動植物なのかと勘違いしていた。)


お近づきの印として持ってきたクレマチスに羽香里が反応し、花好き同志で意気投合。

山女は「お花の育て方」を教え、羽香里からは「〝女の子の武器〟の使い方」を教わる、持ちつ持たれつな関係。

山女の得意分野を活かした作戦を羽香里が考案することも多い。

それからは、剣道の手合わせで肩車したり、運動会のフォークダンスで手合わせしたり、二人でフラワーショップをやったりと一緒にいることが多い。

楠莉の薬で赤ちゃん化した際も仲良く遊んでいる。


高等部1−3のクラスメイト。山女と恋太郎の出会いのきっかけを作った彼女。

育が花を必要としていた恋太郎に山女を紹介したことが、恋太郎と山女のビビーン!に繋がった。

山女は自分のせいで他人がケガをしてしまうのに負い目を感じてしまう為、キツさを求める育とは相性が良いとは正直言い難い。

一方で、山女を支えると恋太郎でも腕や腰を壊してしまう為に育は(キツさを求めて)山女を支えようとしがちである。

山女でも届かない高所のダンボール箱を取る際には育が山女を肩車する形となり、いつも肩車の下になることが多い山女は幼少期父に肩車された記憶を思い出し、育に感謝していた。


9巻表紙コンビの相方。表紙コンビでは最も身長差のある柔と剛のコンビ。

装備回では山女が紅葉を装備。

山女が紅葉に揉まれて癒されることで永遠に疲れず畑仕事ができ、紅葉は山女の胸を揉めば「もみルギー」が回復する為、事実上の永久機関と化す。


園芸部の顧問。山女とは中等部時代から園芸部の部員と顧問の関係。

盆能寺先生本人はダメ人間と自虐しているが、山女にとっては園芸部の為に自費で道具や苗などを購入したり、畑仕事を手伝ってくれたり、作りすぎて部員じゃ食べきれない野菜を消費したりしてくれるありがたい存在である。


山女の相棒。

入れ替わり回でも山女の魂の入った方に付いていく辺り、花や蝶々と違い山女の心に惹かれているご様子。

ラーメン回でガスマスクをしていたり、セクシーポーズをキメたり、アイドルダンスを習得して山女に教える等、かなり器用。

セクシーポーズをきめた際は、元々撮影していた山女や羽香里を差し置いて 芽衣の注目を引き、何枚もブロマイドを作成する程撮影した模様。

山女をナンパしてきた外国人には即ビンタ&サムズダウンするなど獰猛な一面も。

151話では突風で飛ばされてきたモモンガと対峙した。

命名はされていない為、山女と一緒にいるリスが常に同一個体なのかは不明。


花飾りではなく、実際に山女の頭に根を張っている。

その為、羽香里とフラワーショップを行った際に抜こうとしたが、抜くことが出来なかった。

シャンプーは(花にかからないように)そーっとやるのがミソ。


  • 蝶々

山女の頭に生えた花の蜜を吸いに集まる蝶たち。

入れ替わり回では山女の体(中身は)に残っており、山女の頭に生えている花がお気に入りのようだ。

山女が倒れたりすると、一旦飛び去って避難するなど外部刺激に敏感である。

山女のピンチの際には、リスと共にセクシーポーズを披露しガードした

ラーメン回では、芽衣が頼んだ「チャレンジクソ刺激湯気ラーメン」の湯気の余波に怯えながらも山女の目の盾になっている。


64話の回想シーンで初登場。

単行本のおまけページでは、山女が幼少の頃意図せず虫を踏み潰してしまい、大好きだった畑に入るのを躊躇うほど気に病んでしまったのを見かねて、竹馬に乗ることを教えた。

ただしその経緯が、虫への負い目を無くすため山女に催眠術をかけて踏み潰された虫を騙り、娘を諭す中で咄嗟に提案したというものであるため、山女の中では「ナウシカの世界観みたいな大きさの喋る虫が竹馬を教えてくれた」という認識になっている。


  • 山女の叔父・叔母

山茶屋「だど」を経営。繁忙期には山女に手伝いを頼んでいる。

山女と恋太郎のように、叔母の方が叔父より背が高い。

山女に彼氏の恋太郎を紹介された際はかなり気に入っていたが、恋太郎に23人(当時)の彼女がいることを聞いているかは不明。

夜には布団を一組だけ用意して2人の進展を目論んだが、相手が恋太郎であったため至極健全に終了した。

ちなみに叔父は「だどだど」しか言葉を発していない。


  • スパイ100-KN(イチゼロゼロ-ケイエヌ)

194話で山女が、ある日山の中で出会った宇宙人

乗ってきたとされる小型宇宙船の近くでケガしているところを山女に保護された。

最初はファミリーも未知の生物故に警察や国に任せた方が良いのではないかと思った。

しかし、ケガをして怯えている宇宙人を優しいファミリー以外の人に紹介したくないという山女の希望で、しばらくの間恋太郎ファミリーが面倒を見ることに。

祭李の焼きそばを関心を示し、ファミリーの独特な話し方を徐々にラーニングしていった。

キスは宇宙人にとっては異文化だったらしく、羽々里が恋太郎に「ちゅっちゅ」した際はひどく驚愕していた。

キズが治った際に宇宙人は「保護される時に実は山女を殺そうとしていたが、ケガをしていたので弱者のフリをしていたこと」を告げる。

それに対して山女は、生き物の本能で人間の〝天敵〟だと察知していたが「宇宙人だってケガをしたら痛いのはみんな一緒だからー」と思い保護した事と徐々に敵意が薄れてきた為仲良くなれると思いファミリーに紹介した事を明かした。


宇宙人の正体は100-KNという名のスパイ

侵略前の偵察のために地球に降り立ったのである。

キズが癒え母船に帰還した宇宙人は「地球人は戦闘能力的には侵略可能なレベルだが、心優しく貴重な人類である」と侵略を断念させようとするが閣下は動じない。

どうすれば恋太郎ファミリーを救えるかと考えた末に行ったのが「ちゅっちゅ」である。

羽々里の「幸福で脳みそが溶けて全てがどうでもよくなる」という言葉そのまま「ちゅっちゅ」は効果覿面、閣下を戦意喪失させそのまま宇宙人の故郷の星で大ブームとなった。

その後、宇宙人はこのキスブームの様子を地球に飛ばしたムービーレターでファミリーに知らせた。

こうして髪回に続き、羽々里及びファミリーによって地球の平和は守られたのだった。

2話でUFO、小説で宇宙人が登場しているが、本編でガッツリ宇宙人が出てきたのはこの回が初めて。



余談編集

名前の由来は、優敷が「雑草や虫をも大切にする心優しい性格」から、山女は「のように大きい」ことや「動植物が集い憩うのような存在である」ことからだろうか。


キャラデザの原案段階ではそばかすがあったが、修正され現在のキャラデザになっている。


その長身ゆえかよく進撃の巨人ネタで例えられる。(楠莉を肩車した際には、「楠莉 今進撃の巨人なのだ」という直球なセリフもあった。)

65話ではファミリーで恋太郎を取り囲んで身長差キスしたのだが、進撃の巨人の捕食シーンのように描かれており、それを見つめる運動部の生徒の後ろ姿は3人に酷似している。雑誌掲載時のアオリは、「◆何で…あいつが…食べられてるの?」だったので、パロディ元はこの巨人が捕食されるシーンが有力。

なお、進撃の巨人は出版社が異なる為、大丈夫かと心配する読者もいた。

ちなみに、この回は『リバース・カード オープン!! 装備魔法「白ワンピ」』『嫁ぎたいっ!!!!』といったおなじみのジャンプネタも披露している。


ヤクさんと山女で3日連続の誕生日となっている。(ヤクさんは8月9日、凛は8月10日)



関連タグ編集

君のことが大大大大大好きな100人の彼女 恋太郎ファミリー

園芸部

長身  緑髪 訛り


恋太郎の運命の人の系譜

ナディー → 優敷山女 → 茂見紅葉

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