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ミカサ・アッカーマン

みかさあっかーまん

ミカサ・アッカーマンとは、漫画『進撃の巨人』およびそれを原作としたテレビアニメの登場人物。
目次 [非表示]

「エレン・・・あなたがいれば、私は何でもできる」

「そうだ・・・・・・世界は・・・残酷なんだ」

「・・・いってらっしゃい、エレン・・・」

「・・・またあなたに会いたい・・・」

「エレン・・・マフラーを巻いてくれてありがとう・・・」







プロフィール編集

身長170cm → 176cm(マーレ編)
体重68kg → 70kg(マーレ編)
年齢15歳(初登場時は10歳、訓練兵団入団時は12歳) → 19歳(マーレ編)
出身地シガンシナ区近郊(後にシガンシナ区へ移住)
所属訓練兵団調査兵団
誕生日2月10日
血液型AB型(あくまで作者による血液型へのイメージでありファンブックには記載されていない。そもそも進撃の巨人はファンタジー漫画であるので血液型が4種だと限らないとも諫山氏は仰っている)
CV石川由依
実写映画水原希子
2017年版舞台佃井皆美
2023年版舞台高月彩良
公式人気投票第1回:3位 第2回:7位 第3回:6位・第4回:5位

概要編集

諫山創による漫画『進撃の巨人』のヒロイン。作中ではほぼ絶滅したとされる東洋系の血を継いだハーフで(父は西洋人で母が東洋人)、幼少時に母親によって一族が受け継ぐ刻印の刺青(アニメでは刺繍)を右手首に付けられている。


容姿編集

母親譲りの整った容姿を持つ寡黙な美少女。ややジト目気味。

アニメでは艶やかな黒髪に潤んだ唇、揃った睫毛、隠れ巨乳、大きめな尻と、美少女っぷりに拍車が掛かっている。

幼い頃から長髪だったが、訓練兵入団後に「立体機動装置を使う時に髪が巻き込まれて、事故を起こす危険がある」とエレンから忠告を受けたことを切っ掛けに、ボブカットぐらいにまで短くした。

4年後は身長が伸び髪を更に短くし、顔立ちはより精悍さを増している。


人物編集

基本的には無口だが、トロスト区攻防戦の窮地においては、同期を奮い立たせるために口下手ながら演説を行うなど、必要とあらばしゃべることは厭わない。


極めて冷静で、表情を変えるなど感情を表に出すことはほとんど無い。エレンと出会う前は、目元も明るくごく普通の子供のように笑ったりしていたようだが……。

9歳のある事件(後述)以来、ミカサの世界はエレンを中心に回っている


エレンの傍で常に彼を守ることを使命としており、彼が危機に陥ると普段の冷静さを忘れて暴走することが間々ある。

ある出来事からエレンを危険だと認識して処刑しようとした兵団には一人立ちはだかり剣を構え、必要なことだったとは言えエレンを折檻した上官のリヴァイに対して「あのチビにはいつか報いを」と本気の目で復讐発言をし、エレンを攫おうとする有知性巨人達には非常に強い殺意を見せていた。

またエレンが戦死したと聞かされた時は、一見冷静ながらその実捨て鉢になって無謀な戦闘行為に走ったりなど、その執着ぶりは相当なもので、リヴァイからは「自分を抑制しろ」と忠告を受けている。

そのエレンとほぼ同じくらい特別な存在が、エレンと共通の幼馴染であるアルミン。エレンと同じくアルミンのことは全面的に信頼しており、エレンのことで暴走しがちな時でもアルミンの言うことには素直に従う。

その他に置いても、思考はエレンに準じており、エレン同様に人類の害と思う者には、たとえ元仲間であろうが躊躇いはあれど容赦はしない姿勢を見せる。彼女曰く6年前から自分の中で命の優先順位が決まっており、そこに例外はないとのこと。


ただし「エレン以外はどうでもいい」というような狂犬的な性格ではなく、苦楽を共にした104期生への情は深い。戦闘時や非常時には敵を倒すことを最優先したとえかつての仲間に刃を向けなければならない事態であっても向けることを選ぶが、内心躊躇いの気持ちは存在している。

本心としては仲間思いで、ただエレンが側に居てくれればいいという少女らしさを持つ。


エレンに対しての強い執着は、恋愛感情なのか家族愛なのかわかりにくいが、監督インタビューいわく「意外とちゃんと好き」とのこと。

ちなみにイアンにエレンのことを「恋人」と言われた時は、動揺し顔を赤らめながら「家族です」と訂正している。

また、エレンがヒストリアと(傍から見れば)親しげに談笑している光景を見て、ヒストリアに対しとても仲間に向けるようなものではない冷たい殺気に満ちた表情となっていた。

戦闘力の高さに目が向かれがちだが、精神面は年相応の女の子らしい部分も少なくない。作者曰く歌が上手らしい。

絆



その後のエピローグにおいて、シガンシナ区の大樹の根本にエレンを埋葬しており、彼の墓を守り続けていた。単行本34巻に加筆された後日談では定期的にエレンの墓に献花している。



経歴編集

ミカサちゃん

彼女は幼き9歳の頃、突如家にやってきた三人の人攫い達に両親を惨殺され、売り飛ばされかけた過去を持つ。

その時に助け出したのがエレンであり、この際、最後の一人を仕留め損なったために逆に殺されかけたエレンの「戦え!」という呼びかけにミカサが応えたことで幼い二人が人を殺すこととなる。

ミカサが「世界は残酷なんだ」という考え方をするようになったのは、この時からである(エレンも後にこの言葉を口にする)。

ミカサの觉醒

その後はシガンシナ区にあるイェーガー家(つまりエレンの家)に引き取られ、新たな家族を得る。

以降、全てを失った自分に新たな「家族」を与えてくれたエレンに執着するようになり、この時彼にもらった赤い(原作では黒)マフラーは今でも(暑い時以外は)身に着けているほどの大切な品である。



845年(10歳頃)、超大型巨人出現によるシガンシナ区への巨人侵攻により、ウォール・ローゼに避難。

そこでエレン達とともに劣悪な環境での農地開拓に強制従事させられる。

その後エレンが104期訓練兵志願したことから、「エレンを守る」ためにミカサも12歳で志願し、104期生の中で首席の好成績を収めた。

15歳で訓練兵団を修了すると、エレンが予てより希望していた調査兵団にひと足早く入ったことを知り、ミカサもそれに続いた。


戦闘能力編集

誘拐事件での過酷な経験を経て、自己を完璧な制御下に置くことができるようになり、自分の力を自由に切り替えることができる。この能力は以下に触れるように、アッカーマン家の者のみが持ちうるものであると考えられる。


この能力のため、訓練兵団ではあらゆる難解な科目も完ぺきにこなし、歴代でも類のない逸材であるとの評価を受け、104期を首席で卒業した。

トロスト区の攻防戦時には初陣でありながら多数の巨人を討伐し、優れた熟練兵であるイアン班長をして「並みの兵士100人と等価…失えば人類にとっての大損害」であると言わしめた。

また、巨大樹の森での調査兵団と女型の巨人との戦闘時に、アルミンは、高い知性を持ち通常の人間では歯が立たないであろう女型の巨人を討ち取る可能性を持つ人材として、リヴァイとともにミカサを想起するなど、作中ではその潜在能力はリヴァイに匹敵するものがあると認識されている。


本編内での露出がないのでわからないが、外見に反して体重が非常に重い設定であり、女性でありながらエレンを上回る。顔に似合わず実は筋肉がついており、特に腹筋はネタにされるほど割れている。19歳に成長したマーレ編では1本5kgもある雷槍8本を装備して立体機動をこなしていた。

ちなみにエレンは身長170cm、体重63kgで、決して男子の平均体格に劣るわけではなく、格闘術にも優れているのだが・・・。

作者によれば、本人は自分の現在の体格を兵士として必要なものと理解している反面、年頃の女の子としてはかなり複雑な感情を抱いているらしく、戦闘力と乙女心の間で常に揺れ動いているとのこと。


作者設定によると、ミカサとリヴァイは通常の人間が自分の身体を守るために本来備えている「筋肉を制御するリミッター」を自ら外すことのできる能力を持っているらしい(通常の人間で筋肉のリミッターが外れると俗にいう『火事場の馬鹿力』が出るが、前述の二人の場合は常に任意でそれを出せるということ)。

そのため、リミッターを外した際に身体にかかる負荷に耐えるための鋼鉄のような骨を持っており、骨密度の高さが体重の重さに繋がっているのだとか。


血筋編集

父方の一族。本家と分家に分かれており、ミカサは分家出身。かつて王家に仕えていた武家。彼女の戦闘能力・身体能力はアッカーマン家特有のもの。約100年前、の思想に逆らった為、同じく王の思想に逆らった東洋の一族と共に迫害されていたため、現在生き残りは極僅か。

その生まれから、壁外では「巨人科学副産物」として恐れられている。

母方の一族。かつてアッカーマン家と共に王政から迫害を受けていた。壁内では絶滅扱いされ、純血の者は高く売れると人身売買の対象になる事がある。ミカサの母親は壁内最後の純血の東洋人で、ミカサは混血ではあるが、壁内最後の東洋人。



余談編集

アッカーマン家と東洋一族編集

ミカサの両親は、中央からの迫害で壁内の最南端であるシガンシナ区の近郊まで追いやられた者同士であったとミカサは語っている。しかし全く外見の異なる東洋人である母はともかく、一見壁内の人類とほとんど外見的な違いのない父が迫害されていたことに疑問を抱いており、ミカサの父もその理由は詳しくは知らなかった模様。


後にケニー・アッカーマンの回想により、アッカーマン家と東洋一族はレイス家の「記憶操作」が効かない少数民族のひとつであり、貴族となった他の少数民族と違い王政の方針に従わなかった為に「記憶操作」が効かないことを恐れられ、王政から命を狙われ続けていたことが判明する。

ミカサがアッカーマン姓を名乗っていたのにもかかわらず王政から命を狙われなかったのは、ケニーがレイス家に下ったことでアッカーマン一族に対する迫害が終止したためであると考えられる。


ケニーの回想の中で、ミカサの父はアッカーマン家の分家であることが示唆されており、本家であるケニーやリヴァイとは遠縁にあたるものと推定される。このことから、力の覚醒の経験と超人的な戦闘能力の発揮というこの3人が持つ共通点は、アッカーマン家の血を引く者のみが持ちうる資質であると考えられる。


また、ケニーの回想の中に登場する彼の祖父が語るところによれば、アッカーマン家は元は王側近の武家であり、王政の懐刀として人類存続の担い手である王政の中枢にあったが、人類すべての記憶を塗り替え、過去の歴史を根絶し、一糸乱れぬ平和を実現するという王の統治の方針に異を唱えたため、王政から迫害を受け続けてきた。このため、アッカーマン家はケニーの曽祖父の代で後世を案じて「壁内の真の歴史」を伝えることをやめてしまったとのことである。したがって、「壁内の真の歴史」については、祖父からケニーには何も伝えられていないものと思われる。それとは対照的に、王政に反対した東洋人の末裔であるミカサの母は「私たち東洋人が伝えていかなければならないもの」として娘のミカサに刺青(アニメでは刺繍※)を託しており、そのマークはエルディア帝国の同盟国であるヒィズル国の将軍家アズマビト家の紋章である。


つまり、ミカサは王家の懐刀の一族と、他国の王族との間に生まれた作中でも特別な存在である。


※ただし、The Final Seasonにおける、キヨミに家紋を見せるシーンでは原作そのままに=刺青になっている。製作スタジオ及びスタッフが変更された事で、この改変が取り消されたのか、それともミスなのかは不明。幼い女の子に刺青を入れる描写がアウトだったのだろうか?


名前の由来編集

作者がヒロインの名前を戦艦から取ると売れるという話を参考に「戦艦 三笠」から

また作者の言及はないものの、スペイン語の「mi casa(ミ カサ/私の家)」の意味合いもあるのではという考察もある


関連イラスト編集

ミカサ私は強い

自由の翼Human field

ミカサ・アッカーマンミカサ


関連タグ編集

進撃の巨人 進撃の巨人の登場人物一覧


別名・表記揺れ編集

ミカサ アッカーマン


個別関連タグ編集

変態ミカサさん 地獄のミカサ 安定のミカサ 腹筋系アイドル ロリミカサ ミカサフィルター

ミカサマジ美人 ミカサマジイケメン ジャンホイホイ 平凡な兵士100人に匹敵する戦力を持つ104期生首席 ミカサ生誕祭


台詞編集

この世界は残酷だ


関連キャラクター編集

エレン・イェーガー アルミン・アルレルト キヨミ・アズマビト


グループタグ編集

104期生 訓練兵団 調査兵団 幼馴染3人組 アッカーマン家 ヒィズル国 進撃女子


カップリングタグ編集

エレミカ/ミカエレ 巨エレミカ アルミカ リヴァミカ ミカエレアニ

サシャミカ ミカアニ


他言語の記事編集

Mikasa Ackerman

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