「死守せよ!! 我々の命と引き換えにしてでもエレンを扉まで守れ!!」
プロフィール
概要
漫画『進撃の巨人』の登場人物。
駐屯兵団精鋭部隊の班長。
本編ではイアンのみだったが、アニメ版でフルネームが判明する。
トロスト区の壁外への門が超大型巨人に破壊された際、住民を避難させる後衛部の班長を務める。その際、実力を高く評価していたミカサを指名して後衛部へ配属させる。
冷静沈着かつ寛容な人物あり、巨人から出て来たエレンを包囲した際、エレンを排除しようとするキッツら駐屯兵団達とは違いあまり積極的には進言していない。
トロスト区奪還戦が開始された際、エレンを護衛する精鋭部隊の班長を務め、リコ、ミタビら兵士達とともにエレンを扉を封鎖するための大岩まで連れて行く。しかし巨人化したエレンは暴走してしまい、ミカサを襲ったのちに動かなくなる。
作戦が失敗した判断した班員達はエレンを置いて撤退しようとする中、彼だけはエレンの回収を提案する。リコ達からは反対されるが、巨人に勝つための方法が他に無く、例えそれが僅かな可能性だったとしても「命を投げ打って健気に尽くすこと」が必要だと説得し、接近する巨人達からエレンを守る。
アルミンの呼び掛けに応えてエレンが復活し大岩を運び出した際、ミタビの班が捨て身の囮になって巨人達を引き離しているのを目撃し、自分達も続いて囮となる事を決断する。
立体機動装置を十全に活かせない平地でありながらエレンを死守するために奮戦するも、最後は巨人に頭部以外を丸ごと捕食され戦死する。しかしエレンは門を封鎖することに成功し、人類の初勝利に貢献する事となった。
班員はおろか自身すら省みない判断は苛烈ではあったものの適切な判断であった。そして、人として思いやりを持った最前線の指揮官として職務を全うした。
アニメ版では戦死までの過程が新たに描かれており、巨人に捕食されそうになった部下を助けて巨人に喰われたことが判明。その兵士としての勇敢な姿に感銘を受けた視聴者も多く、放送終了後ネット上では彼の死を悼む声が多数上がった。
なお巨人に捕食される直前、それを目撃したミカサとアルミンに向かって何かを叫んでいるかのような描写があったが、彼が最期に一体何を伝えたかったのは明かされておらず、ファンの間では「走れ」や「生きろ」など様々な考察がされている。
ピクシス司令、ザックレー総統、そしてエルヴィン団長らと並び、アルミンが「何かを変えることのできる人間」として連想した4人のうちの1人。
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