この記事はネタバレを含みます。
概要
「人類最強の兵士」×「平凡な兵士100人に匹敵する戦力を持つ104期生首席」。
非常に戦闘力が高い組み合わせである。
作中のミカサは、弁護のためとはいえエレンを折檻したリヴァイに対し「…あのチビは調子に乗りすぎた…いつか私が然るべき報いを…」と呟くなど、かなり明確な敵意を見せていた。
その後、巨大樹の森での女型の巨人との戦闘において功を焦ったミカサをリヴァイが庇い、負傷することとなった。この一件以来、ミカサの態度は軟化しており、ミカサ自身、その事に負い目を感じているようである。原作では、ストヘス区での女型の巨人捕獲作戦時において、自身の失態でリヴァイを負傷させてしまった責任を感じ女型の巨人相手に奮闘するミカサの姿が描かれている。
さらに、調査兵団が王政に反旗を翻し、中央憲兵と対峙する事態となった際に、ジャンらがリヴァイの指揮や対応に不満を述べる場面では、アルミンとともにリヴァイを擁護するなど、リヴァイの指揮や判断、戦闘能力に対してかなりの信頼を示すようになっている。
なお、誓約により、ヒストリア・レイスがリヴァイを殴った時、ミカサのみ悪い笑顔をしていた。信頼をしていようとも、負い目を感じていようとも、やはり少し敵意は残っていた模様。
一方リヴァイは、上記の通りエレン絡みで暴走することがままあるミカサに「自分を抑制しろ」と忠告するなど、彼女のことをエレン同様に気にかけているらしい(公式ガイドブックより)。また、最近の中央憲兵等との戦闘時では、この二人はコンビを組んで行動するケースが頻繁に見られることから、リヴァイもまたミカサの戦闘能力を高く評価し、信頼しているようだ。
なお、この二人については、リミッターを解除しいわゆる火事場の馬鹿力を自在に発揮できるとともに、そのために骨密度が常人に比して高いなど、身体や能力に関する特徴に共通性があることから、以前より二人の間に何らかの関係性があると推測されてきた。
このことについて、ケニー・アッカーマンの回想によりリヴァイがアッカーマン本家の一員であることやアッカーマン家の分家がシガンシナに移住(その中にミカサの父親も含まれていると考えられる)したことが明らかとなったことから、リヴァイとミカサは親戚関係にあたるものと考えられる。