趣味:エレン (※公式ネタ)
概要
作中においてミカサは、クールで口数少なく無表情なままエレンの傍らにつき、直情的で時に冷静さを失いがちなエレンのブレーキ役として働くことも多い。
いわゆるお目付け役というか。
が、
その実、エレンに対して非常に強い想いを抱いているため(これはエレンとミカサが幼い頃に面したとある事件に起因する)、エレンが面倒事に巻きこまれそうになればすぐに助けに向かうし、彼に危害を加える者がいようものなら途端に普段の冷静さは影を引っ込め、アルミンを除きたとえ同期だろうが上官だろうが激しく敵意を向けるなど、エレンに関することで何かと暴走することが多い。
また、エレンが立体機動装置試験に合格して「自分はミカサに世話を焼かれてばかりでは無い!」と誇らしげに喜ぶのを見て、「私と離れずに済んで安心している」と勘違いするなど、その思考は捻じ曲がっているレベルで過保護。これには聞いていたアルミン、ライナー、ベルトルトも呆気に取られていた。
言うなれば、ミカサの世界はエレンを中心に回っており、たとえ綺麗な髪を異性に褒められたとしてもエレンの「立体駆動装置を使う時に髪が巻き込まれる」という一言でバッサリ切るほど。その首元には、常にエレンからもらった赤いマフラーが巻かれている(暑い時は普通に外しているらしい)。
ミカサの行動目的は全てエレンの行動に基づいており、エレンが向かう所にはミカサ自身も必ずついていくことを(エレンに頼まれずとも)固く決意している。
ミカサ自身の力が人類の巨人に対抗し得る大きな力だと見なされていてもなんのその。エレンが内地へ行くならミカサも内地へ、エレンが調査兵団へ入るからミカサも調査兵団へ入るのだ。
これらの本編でのミカサの姿から、pixivではエレンに対する暴走がさらに過激になっているイラストが投稿されている。
その主な被害者はエレン。次に暴走を止めようとしているアルミンとジャンが巻き添えを喰らうことも少なくない…。
また、エレンを弁護するためとは言え彼に凄まじい折檻を施したリヴァイを、上官に当たるにもかかわらず
「あのチビは調子に乗りすぎた・・・いつか私が然るべき報いを・・・」
と躊躇い無く意気込んでいたことからリヴァイが天敵として描かれていることも多い。
そのせいもあってかミカエレのみならず腐向けのリヴァエレ・エレリ系のイラストにもしばしばミカサは登場し、このタグも盛んにつけられる傾向がある。
過保護方面はもとより性的な方面に暴走しているケースも多く、変態と化している例も少なくない。エレンが直々にセクハラを受け、パンツが盗まれるなども。(→変態ミカサさん)
ただしここまで来ると原作本編には全く存在しない描写となるため、いわゆる変態化にあたり、人を選ぶ要素となることに注意。
注釈
なお、当人はあくまで「家族」という認識でエレンの世話を焼いている。
他者からはどんなにヤンデレに近いレベルで恋慕しているように見えても、本人には「家族だから」という認識しか無いらしい(公式ガイドブックでも、動揺しながらではあるが「弟」と発言)。
ただし、インタビューを受けた監督から「意外とちゃんと好き」との受け答えがある。
以上のことを考慮すると、自覚がないだけで異性として意識している可能性は十分高い。
解釈は各々に任せられる。
さらにリヴァイとの関係についても調査兵団入団時こそエレンへの仕打ちを根に持って敵視したものの、それ以降はエレン奪還時にリヴァイに命を救われ、ミカサのエレンを守りたいという気持ちにリヴァイが理解を示したことなどもあって特に険悪な関係というわけではない。