概要
正式配属前の訓練兵が戦闘方法や巨人に対する知識を身に着けるために入団する兵団。キース・シャーディスが教官を務める。
全員訓練生ではあるが、巨人が壁内に侵入した場合にはほかの兵団と協力して軍事行動を行うこともある。
紋章は盾をバックにした白と黒の交差した剣。
入団対象となるのは12歳以上の男女で、志願制であるが、ウォール・マリア陥落後は巨人に対抗するために軍拡を求める世論に押され、12歳を迎えても入団しない者を蔑む風潮が強まり、そのため世間体を気にして入団する者が増え始めた。
入団した者は、各地にある訓練所に配属され、そこで立体機動装置の使い方や巨人の生体、弱点を学ぶ。ウォール・マリア陥落前はマリアとローゼ合わせて8つあったが、陥落後は4つに減っている。
各方面の駐屯地は300名もの訓練兵を擁している。ここでの訓練は極めて過酷で、脱走者や訓練中に命を落とす者が後を絶たない。兵団に志願しなかったり、訓練に合格しなかった落伍者は食料を確保するために農作業に従事する「生産者」となる。
全訓練課程修了後は調査兵団、駐屯兵団、憲兵団の中から希望する兵団を選択し、配属される。ただし原則として内地勤務となる憲兵団を卒業後すぐに志願できるのは成績優秀者上位10名のみとなる。