ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

東洋に位置し、パラディ島にとっての唯一の友好国。読みは「ひぃ↑ずるこく」。

およそ100年前はエルディア帝国の同盟国で、当国の将軍家子息はフリッツ家と懇意にしており、パラディ島に逗留していた。

しかし、巨人大戦後にヒィズル国は敗戦国として立場を追われ、その混乱の中、将軍家の忘れ形見は島に残された。

それから約100年後、パラディ島に残された東洋人はフリッツ王の思想に逆らった為、王政により差別され、ミカサ・アッカーマンを唯一の生き残りとして、他の東洋人は絶滅し、対するヒィズル国はタイバー家当主であるヴィリー・タイバーと対面できるほど安定している。

尤も、国際社会で孤立することを恐れてかパラディ島と国交を結んだ後もヒィズル本国はパラディ政府に対して積極的なアプローチは避けており、パラディへの支援はほとんどキヨミ・アズマビト個人によるものである。彼女はアズマビト財閥が事業拡大することとパラディ島の地下資源の独占取引による巨額の収益を見込んでパラディ島に投資をしている。無論、失敗すれば財閥が傾くだけで無く、ヒィズル国から蜥蜴の尻尾のように切り捨てられる立場であるため、彼女にとってはハイリスクハイリターンの大博打である。

地鳴らしの描写から見るに、一般の農民は髷は結っていないながらも着物を着ている人が多く、中に書生姿の人がいたり、茅葺き屋根の家に住んでいる事から、文化レベルは日本でいうところの明治後半~大正時代に近いものと推察される。

一族

  • 将軍家

ヒィズル国の一族で、ミカサ・アッカーマンの母方の一族。約100年前、島に残された後、王の思想に逆らった事により王政から迫害を受け、現在の生き残りは混血児であるミカサのみで、純血者は彼女の母親が最後。

ヒィズル国の一族で、キヨミ・アズマビトを頭首としている。

他国と歴史的に強い結びつきをもつために一国の外交に多大な影響力を持っている。

ヒィズル国の将軍家を祖としているが、上記の通り、将軍家の忘れ形見を残してしまい、それから約100年後、ヒィズル国は安泰しているものの、将軍家の血族者を求めている。

家紋

三本の剣で「A」の形をとっている。

ミカサはこれを右手首あたりに母につけられ、その際この刺繍を産まれた子供につけるよう言われていた。

余談

名前の由来は「ひいずるくに」という語句。聖徳太子煬帝に宛てた国書の文句「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無しや」に由来するモノで、遠回しにヒィズルが日本をモチーフにしていることを表している。

関連タグ

進撃の巨人 アズマビト家 キヨミ・アズマビト ミカサ・アッカーマン

ワノ国 ジャポン…架空の世界を舞台にした作品における日本によく似た国

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 他日

    3 恩讐

     クサヴァーとクルーガー(フクロウ)の話です。  マーレ軍が復権派の情報を掴む数週間前。クルーガーは『後ろ盾』―――ヒィ ズルからの命令をクサヴァーに伝える。命令は、『獣の巨人』がジークに継承される よう工作せよというものであった。ジークに情が移ってしまい躊躇うクサヴァーは、 妻との過去をクルーガーに打ち明ける。クルーガーから返ってきたのは叱責ではなく、 彼の幼少期の話であった。
  • 他日

    6 百舌

     本文は約30,300文字。捏造設定のエレンの話です。冒頭と終盤は微妙なクルエレ(年齢 制限無し)です。  国際討論会で『地鳴らし』が不可避だと痛感したエレンは、未来を変えられない事に苦悩し、 壁内に戻ると仲間達を遠ざけるようになる。  鉄道開通が近づく頃、ウォール教団の司祭がエレンに接近する。司祭はエレンを「囲いの中 に閉じ籠る無知で不自由な家畜」と評し、「壁内に居場所が無いならヒィズルへ来ないか?」 と提案する。  出奔後に教えられた司祭の本名に、エレンはかつての仲間を思い出す。  諜報活動や菌類は創作でヒィズルの設定は捏造です。そしてオリキャラが目立ち過ぎます。  冒頭と終盤は【短調】の数週間後。それら以外は、原作123話で調査兵団が最初に マーレに潜入した頃と同130話でエレンがフロックに「世界を滅ぼす」と話す場面の間の話 です。
    37,171文字pixiv小説作品
  • 別離

     全2話です。  家族を殺されたクルーガー(少年期)はある男に引き取られ、 その男の助力でマーレを出国する。  数十年後、クルーガーはヒィズル軍の諜報員としてマーレに潜入 していた。ある日、ヒィズル軍の連絡員と接触しようとしていた クルーガーの前に現れたのは、意外な人物であった。  2話目が微妙なクルエレです。諜報活動は創作、壁外各国の 内情等は捏造、そしてオリキャラが目立ちます。【断ち切れぬ香り】 【告解 4章】の関連ですが、未読でも大丈夫です。原作9、13、 16、21~22、25~27、31~34巻が基です。
    21,897文字pixiv小説作品
  • 他日

    1 短調

     本文は約12,000字。サネウリです(同衾を婉曲に想像させる描写が四行)。  『始祖』を継承したウーリは、自身の願いをピアノ曲に隠した。ウーリの意思は 『道』を流れてエレンに伝わっていた。  854年の春。エレンは出奔する前に収容所を訪れ、サネスにある事を頼む。 頼みとは、ヒストリアを処刑の危険から間接的に守って貰う事であった。  【最初の戒め】の3年後の話です。
    15,966文字pixiv小説作品
  • 他日

    2 僥倖

     本文は約7500文字。グリシャの話です。  832年。過去・現在・未来の記憶が併存する『座標』から『道』を通じて、グリ シャの脳に『誰か』が見ている未来の記憶が届く。その記憶にいる未来のグリシャは、 「地下室を見せてやろう」と『誰か』に話す。  未来を知り困惑するグリシャを現在に引き戻したのは、診療所に来た男の扉を叩く 音であった。男は流行病に対処したグリシャの能力を知り、ある人物の治療を依頼す る。  【告解 2、3章】の約一ヶ月前の話です。
    10,213文字pixiv小説作品
  • それを読める日の到来

     スラバ要塞戦後のマガトの話です。  講和会議の合間、マガトに話しかけてきたヒィズル海軍の士官は、東洋人 と白人との混血であった。士官と話したマガトは疑念を抱いた。ヒィズルは 楽園に接近し、マーレから覇権国家の役を奪い取ろうとしているのではない かと。  アニメ版1、2、16・5A、29話、原作1、8、9、16、17、 21~28巻が基です。【別離 フクロウ】から31年後の話ですが、未読 でも大丈夫です。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

ヒィズル国
19
編集履歴
ヒィズル国
19
編集履歴