概要
海の日以来、20年ぶりの新規制定の祝日であり、また戦後初の8月の祝日でもある。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という事で制定された。
ハッピーマンデーの対象ではなく、日曜日が山の日の場合は月曜が振替休日となる。
制定された理由としては「海の日があるのに山の日が無いのは問題だ」と登山愛好者や山岳関係者から意見があったようで、その後超党派の議員連盟が制定に動いたという経緯である。
しかし、山の日がある時期はお盆に重なることから基本的に長期休暇になる人が多く、その期間中にある山の日は祝日として意識しづらいこと、また歴史的な由来もなく先述した理由と相まって祝日にした意味があまりないとする意見もある。
余談
- 最初はお盆と連続する8月12日に制定しようとしたのだが、この日は日本航空123便墜落事故が発生した日、しかも同事故が山への墜落だったことも有り、事故の遺族や群馬県から「事故を祝うことになる」と待ったがかかったため、1日ずらして8月11日となった。
- 山の日が8月初の祝日と誤解されるが、戦前に大正天皇の誕生日である8月31日が天長節(天皇誕生日)となり祝日であった。正しくは2回目である。
関連タグ
青羽ここな-登山のマンガ&アニメヤマノススメの登場人物でこの日が誕生日。なお、下のキャラクターとは違い彼女の誕生日は山の日制定以前に定められていた。つまり偶然山に関するキャラの誕生日が後から山の日になった事となる。
緑風ふわり-この日に因んだ誕生日になっている。
きのこの山-山繋がりなのでこの日を「きのこの山の日」として記念日登録している(ちなみに「たけのこの里の日」は「さ(3)と(10)」と言う事で3月10日)。