日本の海の日
日本の祝日のひとつ。毎年7月の第3月曜日。平成7年(1995年)に制定された当初は7月20日であった。
それまでの「海の記念日」を国民の祝日化したもので、明治9年(1876年)に明治天皇が初めて軍艦以外の汽船「明治丸」で東北地方を巡幸し横浜港へ帰港したことにちなんでいる。
祝日法改正でハッピーマンデー制度が導入されたことに伴い、2003年から7月第3月曜日に移動している。国民の祝日に関する法律(祝日法)2条では、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。国土交通省の文書の記述などによると「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」とのこと。
海の日前後には関連するイベントが催され、海上自衛隊では満艦飾が行われる。
2020年と2021年限定であるが、1964年以来の東京オリンピック開催に合わせてスポーツの日と共に日付を移動した。そのため、7月に2年連続で4連休が誕生することとなった。
外国の海の日
大抵の国では国連の定めた6月8日の「世界海洋デー」に何らかのイベントを催すことが多いが、祝日でなくとも海にちなんだ記念日を独自に制定している場合もある。
ちなみに南米のボリビアでは3月23日を「海の日」として記念日を制定している。こちらは海の恩恵に感謝すると言うより、戦争により海岸沿いの領土を失い内陸国になったことを不当とする意味合いで制定されている。
Pixivにおける「海の日」
Pixivに投稿される作品でこのタグを用いるものは、主にギャグマンガ日和に登場する河合曽良、さらに厳密に言えば彼の笑顔を主体とした作品である。
よってここでは、河合曽良と海の日の関係性について記述するものとする。
河合曽良と海の日を関連付けたのは、原作の第29幕(JC巻の2収録)、『メカマツオ』という回である。
曽良の俳句を貶してしまった芭蕉が曽良に絶交され、旅を別々に行なうと言った曽良に芭蕉が何とか同行しようとする話だが、その中の2コマで芭蕉が曽良に「曽良はどういう時に笑うのか」という趣旨の質問を投げかけた際の回想シーンが登場する。そこで芭蕉は「曽良くんって全然笑わないけど、どういう時に笑うの?海の日?」という発言をしている。
それに対して曽良は、「いらなくなった物とか処分してさっぱりした時とかに笑うでしょうね…」
といった発言をしているため、別に実際に海の日に笑うわけではない。
しかしこれによって、普段笑わない曽良の笑顔と関連した唯一の日が海の日となり、海の日には曽良の笑顔を描くのが、自然とファンの間での暗黙の了解となった。
しかし、「いらない物の処分をした際に笑顔」という本人の発言から、芭蕉本人や彼の友であるマーフィー君(人形)に何らかの断罪を加える描写も多い。
関連イラスト
その他の例
多くはないものの、「龍咲海の日」(魔法騎士レイアース)ネタでの投稿もある。
アイドルマスターシンデレラガールズのマリンスポーツを好む杉坂海も7月20日を誕生日(杉坂海生誕祭)とする他、
7月20日が誕生日の「Go!プリンセスプリキュア」のキュアマーメイド/海藤みなみのイラストも投稿されている。
↑園田と海藤の貴重なコラボ絵。キュアライブ!も参照。
ちょっと待った!
私を忘れるなんて酷いです!!
…って、お前は何やってんだ?
ローラ:なっ、何ですか自分の立ち位置って…?