CV : 潘めぐみ
概要
『ハピネスチャージプリキュア!』の登場人物。キュアプリンセスに変身する。
地球上にある架空な小国「ブルースカイ王国」の王女。
同国次期女王陛下とされており、すなわち一国一城なお姫様である。
ブルースカイ王国は幻影帝国に支配されているため、亡命者でもある。
「白雪ひめ」という名前はジャパンにおける仮の名であり、本名は「ヒメルダ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ」という長い名前である。
童話の「白雪姫」が好きだったため、この名前を名乗るようにしたとのこと。
「すごごごーい!」「やばやばやばいよ」「そんなこと、あるけど」などの独特な日本語表現を口にする。
身長は153cmで、チームメンバー4人の中では最も小柄。
メンタル的に非常に脆弱で、臆病で泣き虫でネガティブ思考の持ち主。
第1話の時点では、プリキュアとして既に戦いを何度も経験しているものの全戦全敗で、いつも命からがら敗走していたという有様であった。
従来のプリキュアのイメージを完全に覆すヘタレキャラクターとして登場して視聴者を驚かせたが、本作の主人公である愛乃めぐみと友達になったことをきっかけに、真のプリキュアとして成長してゆく。
性格
ひめは、歴代プリキュアの中でもかなり特異な性格をしている。
例えば…
- 臆病者のくせにワガママで、駄々をこねるのは日常茶飯事。
- 物事を深く考えるのが苦手で、短絡的な行動が多い。
- 感情の浮き沈みが激しい。嫌なことがあるとすぐに落ち込んで自虐的になる。逆に良いことがあるとすぐ調子に乗る。
- 怖がりで臆病且つ打たれ弱く、怪物(サイアーク)との戦闘が苦手。時には逃げ出すことも。
- 極度の人見知りで、初対面の相手となかなかコミュニケーションがとれない。
- その一方、一度気を許した相手にはとことん馴れ馴れしくなる。これで相手を苛つかせることもしばしば。
- 幼少時は城を抜け出すほどお転婆なところもあった。
- 若干嫉妬心が強く、大事な人が赤の他人と親しくしていると「自分の元から離れてしまうのかもしれない」と考えるようになる。
- 泣き虫である。
…といった具合に、ひめは歴代のプリキュアの中でも類を見ない程に様々なマイナス要素を持ち合わせている。
何より致命的な問題点として、ひめは「友達=自分の言うことを何でも聞いてくれる便利なもの」という自分勝手な解釈をしていたことがある。
それゆえに、友達が欲しいひめの願望とは裏腹に、ひめには物語開始時点では友達が一人も居なかった。
まるで花咲つぼみと来海えりかの悪い部分を併せ持ったようなその人物像は、放送開始早々から「一人ハートキャッチ」「キュアマリンセス」などと呼ばれている。
もし前作の敵組織が健在だったら、とてつもなく強力な怪物にされていたのかもしれない。
但し、これだけ欠点ばかりが目立つということは、今後彼女の成長が描かれていくことも意味している。
まず、友達の件に関しては少しずつではあるが改善している。
特に第21話で落ち込んで引きこもっていた状態から立ち直り、「めぐみ(ラブリー)やゆうこ(ハニー)がいれば怖くない」と自信と戦意を取り戻した直後、いおな(フォーチュン)に加わるべき「プリキュアとしての仲間」がおらず1人で戦っていることに気付き、彼女を気遣っている(乱戦の最中、そういう集中力を切らすような心配事を思い浮かべること自体、かなり危険なことだと思うが)。
やはり、現在世界中で起きている災いの元凶であると同時に最大の被害者であり、祖国と最愛の両親をはじめとした全てを失い、命からがらリボンと逃げてきてた異国の地で彼女なりに孤独に苛まれてきただけあって、いおなのように1人で孤軍奮闘している人に対する気配りができるようになったと言える。
マイナス思考の点は相変わらず重症で、不安になると物事を悪い方向に考えてしまう。
その場合、脳内で謎の寸劇が始まったりする。
お姫様である為なのかファッションセンスは抜群で、そのことに関してはかなり自信がある。
ファッションに自信がないめぐみに「着てみるまでわからない! 似合う服の存在に気づいていないだけかも!」と活を入れている。
その際、「オシャレは出会いとひらめきとチャレンジ」「(チャレンジを)やって自分を磨く」と説いており、誰でも磨けば光ることや経験が力になることを解っているあたり、可能性を信じて努力する才能を持ち、そして相手の気づいていない長所を引き出せるのかもしれない人物でもあろう。
この点は正に本作のテーマ「自分のありようで幸せを掴みとる」を体現している。
また、いい加減さが目立つ一方でプリキュアになるということが何を意味しているのかは理解しており、サイアークに苦戦するめぐみを責めるのではなく、「めぐみをプリキュアに選んだことで結果的に彼女を不幸にしてしまったのでは?」と自責の念に陥るなど、それなりに自覚を持って活動していたことが窺える。実際に上述のキュアフォーチュンの発言のほか、オレスキーからも「キュアラブリーを守り切れていない」、「不幸な目に遭わせた」と指摘されている。
少なくとも、今までのネガティヴな発言から望んでプリキュアになった訳ではない模様。第21話にてぴかりが丘を蹂躙するサイアーク軍団を目の当たりにした時の回想シーンで、ブルースカイ王国が侵略されていった時、彼女はすでにキュアプリンセスに変身して目撃していたことを考えると、彼女がプリキュアになった経緯は、かなり苦し紛れ、その場しのぎ的な状況下だったと推測される(それでも、必要最低限の強い愛の心は持っていた模様)。
なお、4話からめぐみと同じぴかりが丘学園に通う事になるが、周りに気遣ってかクラスメイトにはブルースカイ王国の姫であることは隠している(外国人であることは知られている)。
基本的にノリはいい方だが、たまにめぐみやゆうこのテンションについていけず、いおなと共に常識人兼ツッコミポジションに回ることがある。ある意味でノリツッコミのバランスが取れているのかもしれない。
出自ゆえなのか、高い値段の食材が置いてあるスーパーで買い物をする、ラムネをサービスしまくる(奢る)など金銭感覚はゆるく、ケチンボ…もとい倹約家のいおなと揉めることもある。
蛙が苦手で、田植えで泥から姿を現した蛙に思いっきり驚いて腰を抜かす。
プリキュアとしての特徴はキュアプリンセスを参照。
能力
めぐみと出会うまでサイアークに勝ったことは無かったが、プリキュアを長いことやっていただけあって基本的な戦闘はそつなくこなしている。
そして何より特筆すべきは、(逃げ)足が速い。
これは変身前の時点でそうなので、運動能力は意外に高いのではないのかと推測される。
ただし、第9話でのプリキュア強化のため空手の特訓でめぐみと同じくへばっていたことや24話、25話での特訓回でランニングするノリについていけないシーンがあることから運動はどちらかというと消極的な方である。
学力は割と高い方で、特に英語は学年で唯一100点満点をとるほど高い。他の科目についても平均レベルは充分にクリアしており、他人に教えられる程度には授業内容を理解している。忘れられがちだが彼女は王女殿下なので、英才教育は一応受けているはずである。
ブルースカイ王国の公用語が何語なのか不明だが、何気に日本語がペラペラである(全員が共通語を喋ること自体、アニメのお約束ではあるが)。ただし、外国人らしく漢字の書き取りはまだ苦手。上述の英語の成績に加え、彼女の本名や国名、興奮すると英語を交えて喋る癖などから、ブルースカイ王国の公用語は英語である可能性が高い。
また、料理については6話でリボンに「一人では卵も割れない」と言われていたほどだったが、7話で一人でケーキを作ったり、15話で母の日用のカップケーキを作ったりと上達してきている。
本作プロデューサーの柴田氏によると「めぐみよりも全体的な能力は高いが、性格的な問題でその殆どが発揮されてない」というイメージらしい。
そして、上述した通りファッションセンスについてはかなり高い。
仲間たちがプリカードの「おしゃれカード」で様々なコーデをする場面でも、ひめが率先してその時のTPOに応じてカードを選んであげている。
さらに、仲間たちがおしゃれカードでキメる中で、ひめだけはカードに頼らずに自分の手持ちの衣装でファッションを選ぶことさえある。番組の目的の一つである「玩具の販促」に対する反逆とも言えるのだが、オシャレは自由で誰にも縛られるものではないというひめの信念をよく表しているといえるだろう。
物語が進むにつれて、人間として急成長していく。登場当初の臆病だった頃から比べ、短期間で「勇気」を自他共に認められるほどになっている。元が臆病なら、成長すること自体に人一倍大きな勇気が必要だったはず。彼女はこの天才的な急成長そのものが持ち味のひとつなのかもしれない。
容姿
青ないしシアン色の髪のロングヘアー。
そして雪城ほのか/キュアホワイト、日向咲/キュアブルーム、美々野くるみ/ミルキィローズ以来の太眉が特徴。
ギャグシーンによっては太すぎてまろ眉にも見える。
春秋冬服
普段着は白と水色のレースのヒラヒラしたドレス。胸元のブローチが特徴的。
夏服
普段着は水色を基調としたワンピースのドレスである。白い私服には水色の襟がある。胸元のブローチは花をあしらったものである。
普段着の共通項
ファッションセンスが抜群なだけあってコーディネートが上手く、めぐみとゆうこから「可愛い」と評価されている。
初対面の時にめぐみからは「こんなお人形みたいな服が似合う子は見たことない」と感心されており、着こなすのは困難なくらい高級な服装だと認識されている様子。
しかし、なぜか靴だけは素足にストラップシューズというラフな履き方をしている。
喜んでいるとき、ネコ化する描写がされることがある。
これはギャグシーンのパターンの一つであり、ひめがネコの獣人というわけでははない………はず
作業着
田植えや潮干狩りなど泥で汚れる作業をするときは、白のシャツにピンクのオーバーオール、水色のリボンがついた麦わら帽子を着用し、髪はツインテールにする。こういう時は大抵ジャージを着るめぐみやゆうこと異なり可愛い外見のものをチョイスするあたり、ここにも彼女のファッションセンスのこだわりが垣間見れる。
恋愛観
人見知りな性格とは裏腹に、恋愛ドラマに熱中したり、結婚式に関する知識が豊富だったりと、恋愛に関してはかなり興味津々である。
「3歳の頃から既に結婚式のドレスを決めている」と発言しているあたり、恋愛というより結婚願望がある。
理想のダンナ様は「白馬の王子様」。これは比喩表現ではなく、本当に王子の地位に就いている者が、本物の白馬に乗って自分を王妃として迎えに来てくれる、ということを夢見ている。しかし、ひめもまた歴史ある小国の王族なので、ある意味でこれはとても現実的な未来像なのだ。
とはいえ、王子だったら誰でもいいというわけでなく、一般的な「白馬の王子様」のイメージに相応しいような気品あふれる美男子であることを望んでいる。このあたりはひめもまた普通に「夢見る乙女」だということだろう。ちなみにドール王国のジーク王子はひめが理想とする王子様イメージを寸分違わず具現化させたような青年である。
他人の恋愛沙汰にも割と興味があるようで、幼馴染とはいえ余りにも仲がいいめぐみと誠司の関係を当初から疑っており、劇中で度々「めぐみは誠司のことが好きなの?」と探りを入れている。
また、物語が進むにつれ、本人は無自覚なようだが誠司に恋愛感情を抱きつつあるかのような描写が所々に垣間見え、26話でそれを自覚するに至った。(→誠ひめ)
しかし、27話で誠司とめぐみの互いの強い絆を再確認したひめは、その二人に対してみれば自分の誠司に対する感情は「恋に恋をしていただけ」と結論づけ、恋愛としてこれ以上発展させることを自ら止めている。
ひめはこの時の経験を通じて「恋とは何か」ということについて様々なことを見聞きし、恋とは甘くロマンチックなだけのものではないことを身をもって学習することになった。
住居
本国の王宮は幻影帝国に支配されているため、ぴかりが丘にある在日大使館(事実上の亡命御所)に住んでいる。
さすがに大使館だけあってかなり広い屋敷なのだが、ひめとリボン、ブルー以外に人が居る様子がなく、家事はリボンが担当している。
壁中に無数の鏡が飾られているが、この意匠は帝国占領下の本国王宮にも共通している。
ひめの部屋には巨大で特徴的なぬいぐるみが数個存在する。
通常大使館には複数の職員が常駐しているはずなのだが、国が乗っ取られて撤退したとも取れる。だとしても大使館として機能しないにもかかわらず、売却等がされずに残っているのは不明。
第2話でひめが警戒している辺り、この大使館の場所を幻影帝国に知られないようにしていた様子なのだが31話ではファントムを匿った上、36話ではめぐみの誕生日パーティを行った際にオレスキーの襲撃に遭った(ただしオレスキー自身がここをプリキュアにとっての重要な拠点だという認識がない様子)。
家族構成
両親はブルースカイ王国の両殿下。
物語開始時点では幻影帝国によって鏡に閉じ込められており、15話で姿が登場。
- ブルースカイ王国国王…国王というとこの人やこの人のように髭顔の壮年男性が思い浮かべられるが、彼は後述の王妃よりも年下で30歳ほどとのことである(アニメージュのハピプリ特別増刊号の「設定資料コレクション」による)。
- ブルースカイ王国王妃……めぐみ曰く、ひめによく似ている。
2人共44話で封印から解放されたが、最後までセリフは無かった。
ちなみに兄弟姉妹は作中を見る限りいないようでひめは一人っ子である模様。
ひめの隠しごと
伏線
ひめは何か重大な秘密を仲間たちに隠し続けている事が第1話の時点から示唆されている。
キュアフォーチュンはこの秘密の一端と絡んでいる様で、第1話ではキュアプリンセスに変身したひめに対して、「世界にサイアークがあふれたのは、あなたのせいよ!わたしはあなたを許さない!絶対によ!」と厳しい罵声を浴びせている。ひめはフォーチュンの罵声に気圧されたこともあるが一切弁明しなかった。
第8話ではそのキュアフォーチュンが、キュアラブリーに「プリンセスを信じてはいけない。さもないとあなたに大きな災いが降りかかる。」と忠告した。この際にもかなり動揺している。
その後もフォーチュンからは怨念に満ちた目で見られている。
またブルーからすべての災いの始まりである「アクシア」の箱の話が語られる機会があるたびに、あきらかにひめに動揺が見られた。
何らかの原因で近年にアクシアの箱が開封され、そこに閉じ込められていた「災いをもたらす者たち」が解放され、彼らが幻影帝国を作り上げた・・・というのが本作の初期設定なのだが、ひめの反応や上記フォーチュンの台詞からアクシアの開封にひめが関わっているのではないかと言うのが、視聴者の間では有力な予測として初期から広まっていた。となれば一味は何者かによって封印されていたと考えられる。
リボンはひめと同時に動揺している描写が良く見られるので、ひめと秘密を共有していると思われる。ブルーもめぐみたちの手前ではアクシアがなぜ開封されたのか把握していない素振りをしていたが、実はひめのために隠しており「そろそろ秘密をめぐみたちに話すべきでは」とひめに諭している。
一方のひめは「秘密を話せばめぐみとゆうこに嫌われる」と言っており、ひめは秘密を打ち明けることによってめぐみたちとの友情が壊れることを恐れていた。
真相
そして、とうとう20話でいおなの口からその秘密が語られた。
それは、視聴者の予想通り「ひめがアクシアの箱を開いてしまい、封印されたミラージュたちを解き放ってしまった」と言うものであり、世界に幻影帝国の脅威を広げる原因を作ってしまった事にある。
「こんなことになるとは思ってなかった」と弁解したように、ひめ本人には至って悪気は無かったが、いおなの姉である氷川まりあことキュアテンダーが倒されてしまった遠因になったことで、いおなからは酷く恨まれている。
解消
前述の通り、ひめの隠し事はばれてしまったが、めぐみとゆうこからは特に責められず、逆にブルーやリボンの予想通り「何があっても友達」と言ってもらえた。
いおなに対しては、謝罪や幻影帝国と逃げずに戦う姿勢を見せたことで理解してもらえた。
隠し事に関しての懸念は解決されたと言っていいだろう。
事情
23話では、蟠りがある程度氷解したいおなとひめが二人で買い物をした時に、いおなが「アクシアを開けた時のこと」を聞かれ、ひめの口から箱を開けた事情が語られた。
ブルースカイ王国では毎日アクシアにお祈りを捧げる習慣があり、ひめもそれを行使していた時にアクシアから助けを求める声が聞こえ、それで開けてしまったとのこと。その結果、開けた瞬間に封印されていた幻影帝国が復活した現在に至った。
前述したように「こんなことになるとは思ってなかった」という発言や、ゆうこの「それとも、わざとアクシア開けちゃったの?」という問いに対し「そんなことない!!」と真っ向から否定しており、悪意があって開けたわけではないのは確かであり、むしろ「助けて」と言われて開けたので幻影帝国がひめを騙したともいえる。
後に、箱を開けた詳しい事情を聞く前からめぐみやいおなは「悪いのは箱を開けたひめではなく幻影帝国」と結論付けており、この明かされた事情からも幻影帝国の卑劣さが窺い知れる。
明かされなかったこと
ひめはブルースカイ王国を取り戻すためにプリキュアとして戦っているのだが、作中ではどういう経緯でひめがプリキュアになったのかが最後まで描かれなかった。
ただし23話で語られた「アクシアを開けた時のこと」の回想シーンでは、幻影帝国の攻撃を受けている最中のブルースカイ王国で呆然と立ち尽くすキュアプリンセスの姿があり、少なくともブルースカイ王国から亡命する前にプリキュアに覚醒したことは間違いないようだ。
トリビア
声優について
担当声優の潘めぐみ女史は前々作『スマイルプリキュア!』へのゲスト出演を経てのレギュラー登板となった。
バトンタッチエピソード
2014年のプリキュアバトンにて、ハピプリのシリーズディレクターがハートキャッチプリキュア同様長峯達也氏であると言う事もあり、長峯ブルーの継承として潘女史は来海えりか/キュアマリンを演じた水沢史絵女史とパイナップルでバトンタッチを行った。
水沢女史曰く「今年のブルーであるキュアプリンセスは何かマリンに通じるような香りがひしひしとしております!」との事。
なお、バトンタッチの光景は写真に納められており水沢女史の旧ブログにも掲載されている。⇒当該記事
各話ネタ
テレビシリーズ
■第1話
- アバンにてサイアークと戦闘するが、いきなり逃げ腰。ようやく出した技が炸裂して遂に初勝利!…と思ったら全く効いておらず、反撃を喰らって変身が解ける。ピンチになったところをキュアフォーチュンに助けられるも、礼に対して先述のようなかなりキツイ言葉を返されるなど、開始5分足らずで散々な目に遭っていた。
- プリキュアとして結果を出せていないことに駄々をこね、拗ねる。ブルーが「愛の結晶」でパートナー、すなわち友達を探すことを薦めるも『友達って困ったときに助けてくれたり、何でも言うことを聞いてくれる、とっても便利なものなのよね』という、前作のジコチューの姫を思わせる思考で友達を探しに行く。
- 町中の大勢の人達から探すのが面倒なため、高い建物のてっぺんから「愛の結晶」を放り投げ、それが当たった子を友人にすると決める。そのテキトーな発想にリボンが驚愕していた。
- その結果、結晶が当たっためぐみに狙いを定めるが、いざ話しかけようとしても人見知りな性格のせいで全く声をかけられない。買い物に行くめぐみをひたすら尾行する挙動不審者と化す。
- 誰とでも仲が良いめぐみのコミュ力の高さにカルチャーショックを受ける。「マジかよ!?あの子、男子としゃべってるよ!」
- リボンに背中を押されてようやくめぐみの前に出るが、今度は緊張のあまりしどろもどろになってマトモに話せない。しかし、めぐみがひめのファッションセンスを褒めると一転調子に乗って自慢話を始める。これがきっかけで二人は意気投合することになる。めぐみのコミュ力と「人の良さを見抜く目の良さ」に助けられ、めぐみと友人になることに成功した。初っ端からネタ臭満載であった。
- しかしその場にナマケルダが召喚したサイアークが出現。プリキュアとして町を守るために変身して戦うが、アバンのときと同じくみじめな敗北をめぐみの前で晒してしまう。しかし、トドメをさされる直前にめぐみが我が身を呈して庇ってくれた。その熱い心に「愛の結晶」が答えて、めぐみはキュアラブリーに覚醒。ひめはついに念願の「一緒に戦ってくれる友」を手に入れたのである。
■第2話
- プリキュアになりたてで苦戦するキュアラブリーを見て、「また負ける」と思った彼女はラブリーを連れてブルースカイ王国大使館に退却。早く真央を助けに行きたいめぐみと口論になる。「プリキュアだからって、何でもできるわけじゃないの!めぐみは何も分かってない!!」
- 口論を止めに来たブルーに「神様の嘘つき!友達ができたのにサイアークを倒せなかったよ!どういうこと!?」と八つ当たり。相変わらず友達というものを便利なアイテムか何かと勘違いしている様子だった。
- ブルーが幻影帝国の作り出すサイアークが如何に恐ろしい存在かをめぐみに説明する。「アクシア」という箱が開けられて幻影帝国が復活したことが語られた時にひめの表情が曇ったので、アクシアに何か関係がある模様。
- その話を聞いて正義のスーパーヒロインとしての使命感に燃えるめぐみ。逆にひめは「やっぱり怖い!」と泣き出し大使館から出て行く。めぐみは彼女を追いかけるが追いつけず、「逃げ足は速いなぁ・・・」と呟く。
- 公園で悩んでるところで大森ゆうこと出会う。元気のないひめを見たゆうこは「特製ハニーキャンディ」をあげるが、あがり症の彼女は「あ、ああ・・・ありがとう!」と何とかお礼だけは言って足早にその場を去る。
- この後、ゆうこが探偵になっためぐみにひめの居場所を教えたので、めぐみに追いつかれた。
※納豆餃子飴ではありません
- 何度戦っても怖くて負け続ける自分はダメなプリキュアだと自虐的になるひめに対して、めぐみはひめの良いところをまくしたてた。ただし、「逃げ足が速い」ことだけ余計だったようだが。
- 「そんなに怖いと思ってるのに今までプリキュアをやめなかった時点ですごい頑張り屋」「さっき逃げたことだって私を助けるためなんだから恥じることはない、むしろあの逃げ足の速さは凄い才能」「ここまで頑張ったんだからあと少しだけ頑張ってみない?」
- めぐみに「幸せ注入」され、相棒に逆スカウトされたひめは乗せられて戦う気を起こす。
- 「ひめが私と一緒にプリキュアしてくれると心強いな」 「・・・ホント? わたしがいなきゃダメ?」 「ダメダメ! ひめがいないなんてありえないよ!」 「しょーがないなー、じゃ、やってあげよっかな!」 (←ドヤ顔)
- サイアークとの戦いでは、キュアラブリーが動きを封じている間に浄化技を決め、念願の初白星をあげる。1人じゃできなかったことが、友達と一緒に力を合わせることで初めて成し遂げられた瞬間であった。
■第3話
- めぐみの服をコーディネートしてあげ、友情を深める。
- 「プリキュアの正体は一般人には秘密」との約束が、めぐみによって誠司にすぐバレそうになって焦る。
- キュアラインを通じて、誠司に怪しまれるめぐみに「何としてもとぼけろ」と指示する。
- キュアライン越しの会話のはずなのに、キュアラインを押さえられるとモゴモゴ言っていた。
- 早朝にサイアークが出現したのでまだ寝ているめぐみにキュアラインで連絡をする。この時、どうやったのか不明だが文字通りキュアラインでめぐみを叩き起こした。
- パジャマ姿で出動してきためぐみに「オシャレは24時間!年中無休」と苦言。この回、めぐみが手間をかけさせることが多いせいか、今までとは打って変わってしっかりしていた。
- 戦闘では前回とは逆に自分がサイアークの足止め役をし、めぐみの浄化技初披露につなげた。
- 誠司が事情を知り、自分たちの協力者になることになったが、男子と話すことに慣れていないために握手を求められたときに固まってしまった。
- 「めぐみと誠司は付き合っているのか」という質問に顔が赤くなった。
■第4話
- ブルーからプレゼントされた制服に喜ぶが、翌日からめぐみと同じぴかりが丘学園に通うよう言われた途端、嫌がってソファの下に逃亡(1回目)。これまでは高貴な王族ということで専属の家庭教師が付いていたのか、学校に行った事がないらしい。
- 「学校に行けば友達が100人できる」とめぐみに言われ、テンションが上がって小躍り。翌朝、意気揚々と学校へ行くも、転校生である自分の噂をされた途端アガッてしまい逃亡(2回目)。
- クラスでの自己紹介時にもやはり極度に緊張してしまい、たまらず教室から逃亡(3回目)。しかし、すぐに担任の和泉先生に捕まり、教室に連れ戻される。
- この自己紹介で初めて「白雪ひめ」の名前が出てくる。自己紹介後、転校生のお約束であるクラスメイト達からの質問攻めにあい、緊張がピークに達して気絶。運ばれた保健室では布団に潜り込んでひきこもり、「大使館に帰る!」とまで言い出す。
- そこへお見舞いに来たゆうこが微笑みながら飴を手のひらにさしだして親交を深めようとする。ゆうこが2話でも飴をくれた女の子と気づいたひめは少し心を開きかけるが、やはり上手くいかず、ゆうこの手のひらから猫パンチで飴を引っ手繰って保健室から逃亡(4回目)。もはや野良猫の餌付にしか見えない絵面であった。
- そしてトイレの個室に閉じこもってめぐみと口論になり、プリカードで忍者に変身して逃亡(5回目)。
(※実際に使ったのは煙玉です)
- 今度は体育倉庫に閉じこもるが、あがり症で逃げてばかりの自分に落ち込む。そこで自分と同じ性格ゆえに生徒と仲良くなれずに落ち込んでいた男性教師の中野と出会う。お互いの境遇を語り合い、励まし合うことで少し落ち着いた。
- その中野先生がナマケルダによってサイアークにされてしまったため、救出するべく単独でサイアークに挑む。途中まで一人のため苦戦するが、「飴をくれたあの子(ゆうこ)にお礼を言って友達になる」ため、学校を守るべく力を発揮した。
- シャーベットバレエに初フォームチェンジし、必殺技「プリキュア・アラベスクシャワー」で周囲のチョイアークを凍りつかせ、サイアークも浄化した。
- その後、緊張しながらもゆうこに改めて「友達になって欲しい」と申し込み、快く受け入れられる。中学に入って初めての友達ができた。
■第5話
- 学校でめぐみ以外の人と話すことはまだ慣れていないが、ゆうこからは飴で手懐けられていた。
- めぐみの家にパンケーキをごちそうになるためにお呼ばれされる。大喜びするが、めぐみの家に移動する道中でめぐみの人助けに付き合わされて疲労困憊に。
- ポイ捨てをした子供には腹が立ったのか、自ら率先してプリカードで婦警になって現行犯逮捕。
- 人助けのために奔走した結果空腹がピークになり、「人助けなんて面倒くさいし、お腹が減るだけでいいことない」とプリキュアにあるまじき感想を述べる。
- 偶然通りかかったゆうこの弁当ボックスにしがみつく。弁当は客の物だからもらえなかったが、代わりに飴をもらった。着実に餌付けされている。
- めぐみの家で愛乃かおりと初対面。かおり特製のパンケーキをごちそうになり、ようやく満足。
- 仲のいいめぐみとかおりの親子の姿を見て幻影帝国で鏡の中にとらわれている自分の家族や国民、特に母親の事を思い出してしまい寂しさを感じた。
- ホッシーワのプリキュアをおびき出すためのベタベタな芝居を見て怪しむが、めぐみは何も疑わずに助けに行ったので一緒に騙されてしまった。
- 人間なんて自分のことしか考えていない、だから人助けをする連中は全て自己満足でやってるだけ、とめぐみの人助け生活を侮辱するホッシーワ。今日一日めぐみと一緒に行った人助けが大変だったけど温かい気持ちになれたことからめぐみの人助けをする心を馬鹿にされたことで怒りが湧き、パワーアップ。ちょっと前まで人助けを面倒だと見下していたひめだが、はからずも人助けの大切さを悟ることとなった。
- 今まで敗けフラグか苦戦フラグだった遠距離技の威力が上がった。
- 「情けは人のためならず」の格言を「情けは他人のためにならない」という意味と勘違いし、危うく間違って覚えかけた。
■第6話
- リボンが作った昼食に対して「今日はパンケーキの気分なの!」と駄々をこね、ついにはリボンを激怒させてしまい、喧嘩になって大使館を飛び出す。
- ちなみにひめの料理スキルは「一人では卵も割れない」程らしい。
- 結果、昼食を食べ損ねて空腹のまま町を彷徨うことになったひめは、たまたまジョギング中のゆうこと誠司に遭遇。出会いがしらにゆうこに抱きつき「飴を!飴をちょうだい!!」とせがむ。
(※イラストはイメージです)
- ゆうこはジョギング中のため飴を持っておらず意気消沈。そして誠司に「腹でも減ってるのか」と図星を突かれ、「シャー!!」と奇声を発した。まるで懐いていないネコである。
- 事情を知ったゆうこに実家のおおもりご飯に連行され、お手製のお弁当を食べさせてもらい、ゆうこを命の恩人と崇め奉る。そこで「お家の人が悲しい思いをしているんじゃないかな」と指摘されるも「リボンが悪い」と意地を張る。
- ゆうこの提案でおおもりご飯の手伝いをすることになる。コックのプリカードを使い、気合十分で望むがひめの仕事は大量のジャガイモの皮むき(いわゆる「仕込み」)で、派手な仕事を想像していたひめはふてくされる。
- しかし、ゆうこの「料理を食べてくれる人たちに笑顔になってほしい」という話を聞き、日頃リボンがどんな気持ちで料理を作っているのかを考えるようになる。
- ちなみに芋の皮むきで、ピーラーを使っているにもかかわらずジャガイモが里芋くらいの小ささになるほどむきすぎてしまったが、ゆうこの指導でだんだん上手になった。
- 料理する人の気持ちを理解したこととイモの皮むきのご褒美に揚げたてのコロッケをもらい、ご満悦。
- そんな中、リボンとめぐみがひめを迎えに来るが、相変わらず意地を張り続ける。そこにサイアークが出現。おおもりご飯を破壊しようとするサイアークの前に一人立ちはだかるゆうこを助けるべく、めぐみと共に変身。
- 「誰かのために料理を作るなんて馬鹿げた努力」というナマケルダに対して、今までリボンが料理を作ってくれることに対して何も考えていなかったことを反省した上で「料理を作る人の思いを馬鹿にしないで」とサイアークを押し返す。
- サイアークの体勢が崩れたところで新たなフォームマカダミアフラダンスに変身。敵味方を巻き込んで行動不能にし、ラブリーのトドメをアシストする。
- 戦いの後、リボンに昼のことを謝罪して仲直り。料理の大変さ、作ってくれる人の愛を知り、また一歩成長・・・したと思いきや、そのあとまた夕食を「パンケーキにして」とワガママを言い、「ワガママじゃなくてリクエスト」と屁理屈をこねる。やはりワガママな性格はそう易々と治るものではないのであった。
■第7話
- めぐみと誠司を大使館でのサプライズパーティーに招待するが、予定より早くめぐみが登場してしまいあせる。
- 前回で料理スキルの低さが露呈したひめだったが、今回のケーキ作りもやはりかなり危なっかしい手際であった。
- 例によってめぐみがジャージで来たことに憤慨し、「ガーリー」のプリカードでドレスアップ。
- 一人でケーキを作ることに拘るが、めぐみとリボンがお節介でスポンジをオーブンで焼くところまでやってしまったことに怒り、大使館から追い出してしまう。
- その後大使館に来た誠司に「なんだアンタか」。既に誠司の扱いが定着してしまっている。
- めぐみとリボンがケーキ作りを手伝ったことに怒ったのは、「めぐみへのサプライズプレゼント」としてひめ一人で作りたかったためだった。もっともめぐみが早く来てしまった時点でサプライズも何もなくなってしまったし、めぐみに悪気がないこともわかっているため、追い出したことに関して複雑な気分に。
- そんなところでサイアークが出現。ブルーには一人では危ないととめられるも、一人でできると撃退に向かう。しかしホッシーワに挑発され一人で戦うもののサイアークには大苦戦。
- 駆けつけてきためぐみの謝罪を受け入れ、絆を再確認。二人での合体技ツインミラクルパワーシュートを披露する。
- めぐみが焼いたスポンジに自分でデコレーションする。料理スキルが低い割には完成度の高いデコレーションであったが、なぜかその外見が今回出現したサイアークそっくりだった。
- この日パーティーを開催した理由は、「めぐみとの友達100日記念日」。そして「200日、300日記念もやるからね!」と宣言。
- ちなみにこの発言により、ひめとめぐみが友人になってから作中では3か月以上が経過していることが明らかとなった。
- 作ったケーキにめぐみと一緒に愛の共同作業、ケーキ入刀。誠司からも「結婚式かよ」と突っ込まれる。
■第8話
- 絶好調のプリキュアチームとしてニュースで紹介され、増子美代のインタビューに対し好調の秘訣を「二人の友情パワーです」と答える。そのニュースを自分で観て、めぐみと一緒にはしゃぐ
- 「プリキュアがそんな浮ついたことではダメ」とリボンに言われるも「調子に乗っているだけだよ~」と、ついに調子に乗っていることを自認する。
- ブルーから油断をしないように言われるが、めぐみと一緒にいることでかなり自信がついたようで「どんなサイアークもへっちゃら!」と断言する。
- めぐみからぴかりが丘祭りに行こうと誘われるも、「お小遣いは300円まで」と告げられる。これに対しては不満を言ったが、ブルーからは「その300円をどう使うかで祭りの楽しみ方が変わる」と意味深な事を言われた。
- ぴかりが丘祭りで同級生4人(石神りん、高野れい、古田かな、椎名えれな)と出会う。まだめぐみとゆうこと誠司以外の同級生に慣れていないため、めぐみの後ろに隠れてしまう。
- その4人と一緒に祭りをまわることになり、屋台を巡る。この時与えられた300円のうち200円でわたあめ(めぐみが見つけた屋台)やあんず飴(りんから教えてもらった屋台)を買う。焼きトウモロコシなど他に食べたいものも発見。お金が足りなくて買えなかったが、りん以外の3人から一口ずつ分けてもらった。
- 祭りでジャンボソース煎餅を売っていたゆうこから、最後の100円でその煎餅を購入。「さっきのお返し(えれなたちに対して)」として6等分してみんなに配った。
- 300円という限られたお小遣いを上手に使って祭りを楽しみ、りん達4人と親交を深めた。りん達は前からひめと仲良くしたがっていたようで、りん達と友達になることが出来た
- なんで自分と仲良くしてくれるのかをえれなに尋ねると、「そりゃあ、小さくて、可愛くて、外国の人で珍しいからだよ」と、ひめの人間としての中身を全く考慮してないことを直球で返されて呆気にとられる。れい曰く「友達になりたいきっかけなんて、そんなものです」
- かわいいは正義といわんばかりのこのやりとりは軽薄とも捉えられかねず、プリキュアシリーズでは珍しい流れ。しかし、ひめはオシャレのセルフコーディネートを欠かさないキャラクターでもあり、日本の学友に「キュートな外人美少女」として見てもらえたのは努力の成果なのである。それが友人作りにつながったのは、本作のテーマ「自分のありようで幸せをつかみとる」を如実にあらわしている。
- 「ミスフォーチュンの占い」にめぐみと一緒に入る(ソースセンベイの恩返しとして)。ミスフォーチュンの正体である同学年で隣のクラスの氷川いおなのことは知らなかったが、いおなの方はひめを見て表情が険しくなった。
- 「めぐみとひめの未来」を占ってもらうが、「二人の未来は最悪」と言われて凹む。
- りん達がオレスキーによってサイアークに変えられてしまったため救出に向かうが、子供からの声援をうけて顔が弛む。
- 戦闘時は新技「プリンセスカッター」を披露。ツインテ-ルを硬化させてガンダムのアンテナのように逆立たせ、そこから鋼鉄と化した毛髪の刃が無数に放たれる!というネタのような技だが、前話でラブリーに追い付こうと決意したのならばむしろこれくらいは当然だろうか。
- オレスキーがサイアークを2体召喚していたために敗戦濃厚になったところでキュアフォーチュンに助けられるが、フォーチュンがラブリーに「キュアプリンセスを信じてはいけない。さもないと、あなたに大きな災いが降りかかる」と告げる。そのことに対し、ひめはやはり何か後ろめたいことがあるのか一言も弁明しなかった
■第9話
- 前回のキュアフォーチュンの言葉の意味をめぐみに尋ねられ、かなり動揺した様子でしらを切った。しかし「めぐみに災いを降りかからせないようにする」と言い、めぐみと共にパワーアップを決行する。
- 手始めにジョギングを始めるが、ペースを考えずに走った結果2キロも走らないうちにギブアップ。
- 続いて誠司の通う氷川道場に入るが、「青の帯が良かった」「攻撃技教えてよ」とワガママ連発。めぐみ共々誠司から大目玉をくらう。
- 練習後、ハニーキャンディを差し入れにやってきたゆうこから凄まじい反射神経で飴を奪い取る。この際、完全に猫と化していた。
- 今回の戦闘はオレスキーとの再戦。シャーベットバレエでチョイアークをなぎ倒したことに気をよくして「フォーチュンがいなくても余裕ですぞ」とナマケルダの物まねまでしてオレスキーを挑発。
- オレスキーのサイアークの攻撃でラブリーがプリンセスを庇い負傷。オレスキーからも罵られ、昨日の「めぐみに災いを降りかからせないようにする」約束を果たせなかったことにかなり凹む。
- 前話に続いてのピンチを救ったのはキュアハニーのごはんの歌であった。ハニーからのアドバイスで道場で練習した防御技を活用し、なんとか逆転。オレスキーのサイアークに初白星を上げる。
- 戦闘後、ハニーの歌を気に行って歌い出すめぐみに対しひめは「変な歌」と突っ込みを入れつつも、ついついめぐみと一緒にデュエットしてしまう。この時点では笑い話に過ぎなかったのだが……。
■第10話
- 前回の戦闘もニュースで中継されていたため、キュアハニーの歌がめぐみたちの学校で大流行。しかしひめは、どこに行っても聞こえてくるごはんの歌にとうとう拒絶反応が出てしまう。嫌いというわけではないが、中毒性が強く「歌詞が頭から離れなくなる」ためらしい。
- ごはんの歌を「へんちくりんな歌」といい、作曲者のゆうこを凹ませた(この時点では、ゆうこ=キュアハニーであるとは判明していなかった)。
- ごはんの歌を気に入らないとする合唱部のひとみと意気投合する。調子に乗ったひめはハニーの歌の洗脳効果を指して「恐ろしい」とまで言い放ち、再びゆうこが落ち込み顔。
- ひとみは「あんな歌が部員の間で流行しているせいで、ちゃんとした歌の練習がおろそかになる」と不満気だったが、その考え方についてはひめはちょっと納得がいなかった様子。「日本では、音を楽しむと書いて音楽っていうんでしょ?」と、部員は音楽を楽しみたかったのではないかと、部員に対し厳しくなっていたひとみに提言。
- ゆうこが合唱部に差し入れしようとしたハニーキャンディをつまみ食い。
- ごはんの歌の替え歌でコンサートをするホッシーワの盗作行為に対して「やっていいことと悪いことがある」と怒る。
- 戦闘ではキュアハニーのごはんの歌に助けられ、ひとみも部員たちに好きな歌があるならそれをみんなで楽しむことも大切だとハニーの歌に理解を得たことから、ひめも同じく理解を示そうとした。「こうやって聞いたら、ハニーの歌もいいかも知れないね」
- その言葉を聞いたゆうこが、いきなり大喜びしてひめに抱きつく。ごはんの歌を褒めたことでなぜゆうこが喜ぶのかが分からず慌てたが、それはゆうここそがキュアハニーであるためであった。ゆうこに正体を明かされ、めぐみとリボンと一緒に驚愕する。
■第11話
- 親友であるゆうこがキュアハニーだと知り喜ぶめぐみと、料理人としてゆうこと意気投合するリボン。しかりひめは「友達なのに(ひめ達がプリキュアであることを知りながら)プリキュアであることを隠していた」ことからゆうこに対して不満気だった。
- しきりに「なぜ今まで黙っていたのか」をゆうこに聞くが、ゆうこからは答えをはぐらかされつづけることで不満が増大していき、ついには謎ポーズを真似ながら「何も気づいていなかった私たちをあざ笑っていたんだ……」と疑心暗鬼に陥る。
- ゆうこの祖父母のコメ農家で、流れで田植えの手伝いをすることになるが、ネガティブモードの精神状態のままなので何をやっても楽しくない。腰が痛いし泥だらけで、しかもカエルに驚いて転んでしまい、サイアクな目に遭っていると感じた。
- 自分に対して長靴や麦わら帽子を用意してくれたゆうこが悪い子ではないとは理解していたが、やはり正体を隠されたことについて釈然としないために素直になれず。
- ゆうこが「私の大事な友達を傷つけるのを見過ごせない」と戦う意思をみせたことから「あなたが何考えているのか全然わからないけど、私は友達だと思っているんだから!」と、怒りながらも自分は仲間であることを告げた。
- ゆうこが今まで隠していた理由をやっと聞いたが、「恥ずかしかった」という答えに「それが理由かい!」とツッコむが、「友達がいて幸せ過ぎて恥ずかしくなる気持ちはわかる」と一応の理解を示した。
■第12話
- テストにて、英語が学年で唯一100点であり、意外と成績優秀なことが発覚する。逆にめぐみのほうが成績最下位と言う体たらく振りであった。
- 学年で唯一英語が100点ということは、必然的に学年成績トップのあのお方は英語のみひめに負けたことになる。あのお方の心境はいかに…。
- クラスメートで野球部の山崎健太がめぐみと同様に追試を受けることになり、二人に対して勉強を教えることに。健太からおだてられてやっぱり調子に乗る。「さすが白雪、頭いいな!」「そんなこと……あるけど!」 転校したばかりの頃に比べればめぐみ以外のクラスメートとのコミュニケーションも普通にとれるようになってきたことが窺える。
- また、教えていた科目は100点だった英語でなく地理だったので、基本的に全科目ある程度は理解しているようで学力スペックは低くはないことが証明されている。
- プリカードで教師に変身して指導。ヒメルダ先生の授業はかなり厳しかったようで、めぐみと健太はヘトヘトに。逆にひめはちょっとしたSっ気に目覚めてしまったようで、「指導しているときの、上からの目線の感じ、正直嫌いじゃないんだよね」と悪びれもせずに口に出した。
- めぐみは自分たちのために厳しくしてくれるひめに感謝したが、健太にはスパルタだと敬遠されてしまう。健太への指導を引き継いだ誠司(学年成績二位)が健太に自然にやる気を出させるような上手な教え方をしており、ひめの対人コミュニケーションの技術はまだまだ発展途上であることも描かれた。
- しかし一方で、教えることで自分の復習にもなると言い、ひめの勉強に対する積極性が窺える。
■第13話
- 大使館のテレビで王子様とお姫様が出てくる番組を見て、プリカードでお姫様になりきりはしゃいでいた。もともとお姫様であるのだが、王宮を離れて久しいからお姫様らしいドレスはしばらく着ていなかったのかもしれない。その際誠司に「テレビ見るのに着がえる必要無くね?」と突っ込まれる。
- ひめ曰く「いつか白馬の王子様が迎えに来た時の予行練習」であり、人見知りではあるが恋愛には興味津々らしい。
- そこから先の本編はぴかり神社に参拝しにいっためぐみの視点となり、ひめは大森ゆうこと共に今回の出番は終了。まさかの変身なし。一方のめぐみはファントムに襲われて大ピンチとなり、キュアフォーチュンと共闘してそれを乗り越える展開となった。
- 第1話から登場している人物で既にプリキュアの力を得ている段階で参戦すらしないままAパートのみの出番を終えたのは史上初。この場合、連絡を付けるなり妖精が邪悪な気配を感じ取るなりして必ず仲間のもとへ駆けつけるのがお約束だが、今回のラブリー達は連絡する余裕も無く、リボンも何かに気付いた様子が無かったので、大使館に居たひめ達はラブリーの危機的状況を知る由もなかった(リボンには邪悪な気配を察知する能力が無いのだろうか?)。
■第14話
- 先週の出来事(自分たちが大使館でくつろいでる間の出来事)をめぐみから聞く。
- 誠司から連絡があり潮干狩りに行くことになる。ブルースカイ王国には海が無いのか潮干狩りを知らなかったが、ゆうこから「焼き蛤は美味しい」ということを聞かされやる気になった。
- 外国人のひめが珍しいのか、バスの待合所で子供たちに追いかけられていた。
- ヒーローを気取る卓真にあわせて「めぐみマン」と名乗っためぐみにゆうこも「ゆうこマン」と乗ってしまい、卓真を隊長とするチームに強制加入させられたが、ひめはに「女なのにマン(Man)なの?」とツッコんで乗り気でない様子。卓真がそこらの空気を読んでひめに「ヒメルダー」とマンがつかないコードネームがつけられたが、「私はひめマンじゃないの!?」と不満を述べる。
- 浜辺についたときは田植え回にも登場したオーバーオールを着用。掘り出したハマグリに水を噴きかけられた。
- 卓真と真央、えりがいい雰囲気になっているのを察していた。恋愛に関する興味がめぐみよりも強いことが前回に続いて描写される。
- 戦闘では、先週活躍できなかった鬱憤を晴らすようにいつものプリンセスとは対照的に果敢に攻めていた。
- 戦闘終了後、子供たちと共にゆうこの提供するハマグリごはんを食べてご満悦。
■第15話
- 母の日のため、母が好きなレーズンを入れたカップケーキを作るも、今のブルースカイ王国の状況では渡すことができないとして、めぐみとゆうこに食べてもらおうとする。
- その言葉に寂しさを感じためぐみとゆうこは、ブルースカイ王国にこのケーキを届けに行こうと提案し、母に会いたい気持ちが強くなる。その結果、リボンの猛反対を押し切ってブルースカイ王国に行くことに決まった。
- 幻影帝国に乗っ取られ、国民が全員鏡に閉じ込められた状況を久しぶりに見て悲しむ
- お城にいたころ、リボンにも内緒で外に出るため使っていた抜け道を通って警備の厳しい場内に潜入する。
- 王の広間にて、鏡に封印された両親に対面。会話もできない状況だったが、かつては卵も割れなかった自分が作ったカップケーキを届けた。
- 幻影帝国支配下のブルースカイ王国内ではプリキュアの力は大幅に落ちるため、戦闘は避けて逃げようとしたところ、ホッシーワがひめの城を「私たちのお城」と我が物の様に語ったことに対し戦闘態勢に入ってしまう。
- ちなみにこの時、「私の城」と言ってしまったことで、「キュアプリンセス=ブルースカイ王国の姫」であることがバレてしまった。
- チョイアークや警備のサイアークたちと戦闘になるが、パワーダウンのため3人がかりでも1体も倒すことができず、完全に劣勢になり、ブルーが用意したワープゲートに命からがら飛び込んで脱出した。
- ブルースカイ王国ではプリキュアの力が弱くなるため、乗りこんで奪還するのはほぼ不可能な現実に落ち込むも、めぐみの「百万倍強くなろう」という言葉に励まされ、両親を「百万倍強いプリキュアになって助けに行く」と持ち直した。
■第16話
- ニュース番組『プリキュアウィークリー』の増子美代がハピネスチャージプリキュアの正体を探るためにぴかりが丘にやってきた。めぐみたちが見た目や雰囲気が似てると目をつけて学校内で付きまとう。
- めぐみ、ゆうこ、ひめの三人組の見た目が「元気」「おっとり」「わがまま」とハピネスチャージプリキュアの特徴そっくりとして三人につきまとう美代だが、ひめは「なんで見た目でワガママってわかるのよ」と突っ込む。
- 「キュアプリンセスはわがままキャラ」と世間でみなされてることにはあえて突っ込まなかったあたり、自覚はちゃんとあるらしい。
■第17話
- 誠司が空手の大会に出場するということで学ランをきて応援しようとするめぐみとゆうこのテンションについていけず。ふと口にした「めぐみがお弁当作ってあげたら?」という提案を、めぐみが「3人で」と解釈してしまったため、弁当作りに付き合わされることに。
- 誠司への応援に乗り気でないのに付き合わされたことで、この回は誠司に対してツン度が高まった。
- めぐみやゆうこが誠司への応援に一生懸命になることが理解できず、にわとりのぬいぐるみを引っ張りながら「めぐみはやっぱり誠司のことが好きなんじゃないの?」と言う。
- 弁当作りの練習をするも、出し巻き卵を作るのが上手くいかず、大量の失敗作を作ってしまう。しかも練習用の卵を買いに行く際、大量のお使いを頼まれる羽目に。
- お使いの帰りに誠司と出会う。誠司が空手を頑張る理由を聞くが、「きっかけはめぐみだった」という話をされ、意味が解らずにツンとした態度をとった。
- 誠司と二人で帰路につくときにサイアークが現れたため、誠司にめぐみとゆうこへの連絡を頼んで一人で戦いに行くが、チョイアークに後ろから襲いかかられそうになった時に誠司が加入。誠司と背中を合わせて戦うことに。
- 数に押されて劣勢になったところでめぐみとゆうこが駆け付けてきた。めぐみがサイアークを惹きつけているところで誠司が空手を始めた理由を語った。
- 「めぐみはいつも他人のために全力で頑張っている。その姿を見ると自分も負けてられないと思うようになる」との誠司とゆうこの言葉に、自分も頑張らないといけない気になった。
- 新技ゲンコツツインマグナムを披露。めぐみの頑張る姿に早速影響されたのか、めぐみの得意技そっくりな技だった。
- 空手大会当日、誠司へのお弁当として、多種多様な出し巻き卵が揃った弁当を用意した。ひめの手にはたくさんの絆創膏があり、「頑張る人のために頑張った」跡があった。
■第18話
- ゆうこが主語抜きで「結婚することになった」と言ったので、ゆうこが結婚すると勘違いした。
- おおもりご飯で結婚式が開かれることになったが、「結婚式と言えばフレンチでしょ?」と、弁当屋ならではの惣菜料理を出そうとする大森家のノリに戸惑った。
- 花嫁となる幸代の幸せのために「サムシング・フォー」を提案。そこで結婚式の知識を見込まれ、結婚式開催の陣頭指揮を任された。
- 「さすがひめちゃん」とゆうこに言われ、「そんなこと…あるけど!」と調子に乗る。
- ウェディングドレスに対しては憧れが強く、3歳の頃から自分が着るドレスを決めていたという。
- 誠司に対し「お嫁さんに着てもらうならドレスか着物、どっちがいい?」と訪ね、ドレスと答えをもらった後に、めぐみに対し「誠司はドレスだって」と告げる。
- 大森家が結婚式のために用意した「からあげタワー」に驚く。結婚式と言えばウェディングケーキと考えていただけに衝撃だったようだ。
- 幸代のウェディングドレス姿を「白がまぶしいですぞ」と、ナマケルダのモノマネで称える。そしてサムシングフォーの「青い物」として、「朝四時から頑張って作った」青いブーケを渡す。
- サムシングフォーの「借りた物」に幸代の友達である氷川まりあの物を借りることになったが、まりあは行方不明のため、その妹であるいおなにまりあの私物を貸してほしいと頼む。
- 結婚式当日、まりあの私物を貸してくれたいおなに礼をいい、「お姉さん、早く見つかるといいね」と声をかけるが、「軽く言わないで」と言われる。
- 戦闘では、なぜか駆けつけてきたキュアフォーチュンと初めて共闘することになり、マカダミアフラダンスのハワイアンアロハロエで「結婚式の幸せムード」を元に戻した。
- 今回、この技でキュアフォーチュンを除く全員があ~え~となった。
- 戦闘終了後、「守りたいものがあるなら絶対に負けてはいけない」との言葉に返事をするが、キュアフォーチュンから「あなたには期待していない」と突き放された。
■第19話
- めぐみやゆうことの日常を楽しむが、ブルーから「そろそろ秘密を話すべき」と言われる。ブルーやリボンは、「めぐみとゆうこはそれでもひめの友達でいてくれる」とするが、それでもめぐみとゆうことの友情が壊れることを恐れて秘密を明かす勇気は出なかった。
- ゴン隊長の率いるサッカーチームの助っ人として試合に参加。同じく助っ人として参加したいおながカッコよくゴールを決めたのを見て、自分もゴールを決めたいと張り切る。
- しかしいおなからはパスがもらえない上に、無理に自分で決めようとして個人プレイに走る。おまけに個人プレイが失点につながるなど、試合ではあまり活躍できなかった。
- この試合中、いおなから「自分が目立とうとしてチームプレイをわかってない」と説教されるが、ひめは「氷川さんは上から目線で物を言いすぎ」と反発。ボールの奪い合いになるなど、険悪なムードになった。
- 戦闘はキュアフォーチュンと共闘することになるが、ここでもフォーチュンとのチームワークはできなかった。
- 試合終了後、自分は活躍できなかったことやチームワークができなかったことで浮かない顔になった。
- ゆうこ、めぐみ、誠司とともに帰路の途中、いおなが突然「自分がキュアフォーチュンである」ことを告白。彼女は今日のサッカーの試合とプリキュアとしての戦いで「仲間と戦うともっと強くなる」ことを理解したと言い、これからは同じぴかりが丘のプリキュアとして一緒に戦いたいと申し出てきた。
- ただし、いおなは「ハピネスチャージプリキュアの4人目の仲間に入りたい」と頼んできたわけでなかった。なんと「私(いおな)とめぐみとゆうこの三人で新しいチームを組もう」と提案してきたのだ。ひめはこのとき露骨に無視され、仲間として誘われなかった。
■第20話
- あからさまに自分を無視するいおなに「なに勝手なこと言ってるの!? めぐみとゆうこは私の友達よ! 私の友達に勝手に話しかけないでよ!」と反論。
- ひめは、キュアフォーチュンが自分の秘密をばらさないかと思ってかなり挙動不審になる。いおなはその様子から、ひめが信頼するべきチームの仲間たちに自分の秘密を話してないことに気付き、完全にひめを見限る。そして、ひめがアクシアの箱を開けた張本人だという密をめぐみとゆうこに暴露した。
- 「だって、だって! わたし・・・ だって! こんなことになるなんて思わなかったんだもん!」
- 事実を突き付けられたがゆえに反論もできないが、自分が悪いと認めることもできず、自慢の逃げ足で逃走してしまった。
- ひめの居所を探すめぐみからのキュアラインの通信を無視し、ハニーキャンディをむさぼりながら土管の中で自分の世界の閉じこもる。「おいしい…」(うつろな目で)
- しかし、探偵カードを使ったゆうこに居場所が見つかってしまい、なぜ逃げるのかと問われて感情を爆発させる。
- 「だって、アクシアのことバレちゃったじゃん! わたし、世界に不幸をばらまいた張本人なんだよ!? しかも、それをみんなに黙っていたりして… サイアクじゃん! ゆうこもめぐみも絶対嫌いになったよね?」
- 「そんでもって、わたしよりキュアフォーチュンを選ぶんだ! もうおしまいだ~!!!」
- ゆうこは、自分がキュアハニーであることを隠していたときにひめはゆうこのことを嫌ったか、と尋ね、ひめはそんなことはなかったと答える。ゆうこはそれをもって、「ひめが隠しごとをしていたとしてもめぐみは気にしない」と語る。
- ゆうこのおかげでようやく元気を取り戻したひめ。その直後にサイアークが急襲してきたと街の人から聞かされ、ゆうことともに現場に向かうのだが、そこでキュアラブリーとキュアフォーチュンが見事なコンビネーションでサイアークを撃退するシーンを目撃してしまう。
- めぐみはむしろひめといおなを和解させるためにフォーチュンと共闘していたのだが、めぐみといおながあまりに仲良さそうに戦っていたことから、ひめの中に再び「めぐみをいおなに取られる」という不安が広がってしまい……
- ひめが現場にいることに気付いためぐみが、ひめに対して「あなたに伝えたいことがある」と近づいてくる。これはめぐみが「何があってもひめを見捨てたりはしない」と宣言するつもりだったのだが、ネガティブモードのひめは「めぐみがひめを捨てていおなと組むため、解散宣言をつきつけようとしてきた」と被害妄想にとらわれてしまい、また逃走してしまう。せっかくのゆうこの説得フラグがへし折られてしまうという最悪の自体に。
■第21話
- 前話のショックから、大使館の自分の家に引きこもってしまう。さみしさのあまり17話で出てたニワトリの巨大ぬいぐるみをストレス解消に抱きしめるが、ひきちぎられんばかりの勢いだった。
- ドアの外からゆうこから出てくるように説得されるが、めぐみはなぜいないのかと聞いたとき、「いおなを仲間に入れるために説得しにいった」と正直に答えたため、ひめは再び「めぐみをいおなに取られた」と誤解してしまい、深く落ち込む
- 実際は、めぐみはいおなに「ひめと一緒にチームを組もう」と説得しに行ってたのではあるが………
- ゆうこの作戦で、美味しいクリームシチューを作ってドア越しから匂いをかがせる。あまりにもあまりなお約束作戦だが、引き籠って以来、何も食べてないひめはひっかかってしまい、ついドアを開けてしまう
- 正気に返って罠だと気付いたひめは、忍者カードで逃走。しかし、めぐみは犬カードを使って追跡。追いつ追われつの鬼ごっこがはじまり、大使館の外までひめは逃げ出す。
- なかなか追いつけないイタチごっこを続ける中でめぐみが突然泣きだしてしまい、ひめはびっくり。泣きたいのはこっちなのに………
- 「ちょっと~ なんでめぐみが泣いてるのよ! わたしのことなんてほっとけばいいじゃない! わたしのことなんて嫌いになっちゃってんでしょ!?」
- しかしめぐみは、自分がひめに嫌われたと思って号泣してたのだ。この時点でひめはめぐみのことを誤解していて、しかも傷つけてしまっていたことを自覚し、二人で号泣する。
- 落ち着いたひめは、河川敷でめぐみとゆうこに慰められる。ひめはいまだ詳細なことを話す勇気は持てない様子。だが、ひめに悪気はなかったということを信じた二人はそれをとがめなかった。
- しかし、ゆうこから「氷川さんにはちゃんと真実を話して、誤解を解いた方がいい」と言われる、ひめは「あの人怖いし、絶対無理!」と拒否するが、めぐみから、「学校に転校したばかりのときもひめは同じこと言ってたが、今は学校にちゃんといけてる」と励まされる。いおなとの話し合いにはめぐみとゆうこも同行してくれるという約束のもとに、ひめはキュアフォーチュンと初めて正面から向き合う決意をした。
- そんなときにファントムがぴかりヶ丘で大量のサイアークを作り出し、三人で変身し立ち向かう。数が多すぎて苦戦する中で、キュアラブリーが追いつめられ、大ピンチに。そこにキュアプリンセスが割って入る。「わたしのともだちに、なにすんのよー!!!」
- プリンセスゲンコツツインマグナムでサイアークを撃退したプリンセスに、ラブリーは前話で「自分が伝えたかったこと」を言葉にした(詳細は愛乃めぐみの項目の同話解説にて)。
- めぐみが自分をどれだけ好きでいてくれるかということをはじめて正確に理解し、自分がめぐみをどれだけ好きかといことも自覚してしまったひめは、友情というものの本当のあり方を知った。友達というものを「役に立つもの」のように考えていたひめの姿はそこにはなかった。
- キュアプリンセスとして、思いの力で今まで以上の力を発揮しだし、サイアークたちにひるまずに戦った。その姿は、まさに勇気のプリキュアの名に恥じないものであった。
- 「ラブリーがいる。ハニーがいる。わたしには大切な友達がいるから、もう何があっても最悪だなんて思わないわ!」
- 愛の思いの力で三人が強化されたことがあり、なんとか近辺のサイアークを倒しきる。戦闘が一段落したあと、ふたりに自分の思いをちゃんと伝えた。「あらためていいます。わたし、二人と友達になれて良かった!」「あらためて言うと、照れるね」
- しかしまだサイアークは街中にちらばっており、残りを掃討しにいく。そんな中でプリンセスはふと考えた。「わたしはみんながいればもう怖くない。でも、一人で戦っているフォーチュンは怖くないのかな………?」
■第22話
- ラブリー、ハニーと共にぴかりが丘のサイアーク軍団を一掃。この後プリカードが一杯になったら、他の2人から「ひめの願いを叶えるのに使って」と言われ感涙した。
- その直後ぐらさんからフォーチュンがファントムと共に姿を消した事を聞かされ、三人の中で最も動揺し、探し出そうとした。
- 神様ブルーとひめ達の祈り、願いの末に開いた、プリキュア墓場への入り口を一番乗りでくぐり抜け、フォーチュン救出のための最初の一撃を仕掛けたのは、彼女が最も憎み、軽蔑していたキュアプリンセスである。
- ちなみにこの時の技はプリンセスの弱さを演出するために多用されている負けフラグ技「弾丸マシンガン」。作中で一度も有効打が与えられたことがないという酷い技で、今回もやはりファントムには当たりもせずに避けられてしまったが、そのときにファントムが避ける動作をしたことで、フォーチュンを封印する一撃を止めることができた。戦いには全く役だっていない技という扱いは変わらないが、誰かを助けることには十分意味があったのであり、キュアプリンセスという最弱プリキュアの本質があらわれているのかも知れない。
- この後いおなに、アクシアの箱を開けた事の謝罪と今まで集めた全てのカードの譲渡を申し出た。
- 「アクシアを開けたこと、どう謝ればいいのか考えたわ。でも、どう謝ったって、許されることじゃない。許してなんて言わないわ。これで償えるなんて思わない。でも、私にできることはこれしかないから! あげられるものは、これしかないから!」
- いおなも「貴方にも願いがあるんでしょう? あなたの故郷を救いたいんでしょう?」と言って、譲渡を拒もうとするが「カードはまた集めればいい、お姉さんを助けてあげて」と言って返上を拒んで、ラブリー達の応援に向かった。この行為はいおなに大変な衝撃を与え、ひめとちゃんと対等に向き合おうという気持ちにさせた。
- そこにドヤ顔、仁王立ちでファントムの前に立ちはだかった。わざわざ倒されに来たのかと馬鹿にするファントムに言い放つ。「友達が戦っているのに、わたし一人逃げるわけないでしょ!!」
- 威勢は良かったが結局ファントムには敵わず三人ともまとめて変身解除状態に。しかしそこで、自分のためにここまでしてくれた三人を今は助けるべきだと考えたいおなが「大いなる願い」でプリキュアとしての力を得て、三人を助け出した。
- この時、フォーチュンの方も自分の今までのプリンセスへの態度について謝罪を述べる。まだ完全にわだかまりが解けたとは言い切れないが、その一歩にはなったようだ。
■第23話
- みんなの無事の帰還を祝ってホームパーティーをすることに。いおなに対してはまだ苦手意識が残っているのかまともに会話できず、いおなと二人で居間にいる時に気まずい空気になる。
- パーティーに使う材料を買ってくるように頼まれるが、いおなもついてくることになり、重い足取りで買い物へ
- ひめは高級な材料を買おうとするが、いおなの10円単位まで気にする買い物術を目にして唖然とする。
- プリキュアスナックを見つけるが、いおなからは「余計なものは買わない」と止められ、涙目になりながら「氷川さんのけちんぼー!」と言い放ち、口論に
- なんとか一つだけ買ってもらうことに成功するが、その姿がほぼ「親と買い物中の我が侭な子供」であった。
- プリキュアスナックから超レアなボンバーガールズプリキュアのカードをゲット。
- いおなからアクシアを開けた理由を聞かれ、真相を話す(詳しくはアクシアへ)。ひめは誰かに唆されてアクシアを開けてしまったのだが、いおなは以前ひめに対し話すら聞かない態度を取っていたため、いおなに対して話す機会がなかったという。いおなはその真相を聞き、今までの行動を恥じてひめの前から逃げてしまい、いつもと逆パターンになった
- 一人でサイアークとチョイアークの集団と戦い、数に押されて劣勢になっていたキュアフォーチュンの下に駆けつけて加勢。
- マカダミアフラダンスの「ハワイアンアロハロエ」を使用。フォーチュンのパインアラビアンの「オリエンタルドリーム」とのコンボで、サイアークを眠りながら踊らせた
- キュアフォーチュンから助けに来てくれたお礼と握手を求められ、二人の間のわだかまりが完全に解消された。
■第24話
- いおなの提案で海での強化合宿をすることになる。
- いおながプリキュア恋愛禁止令に反対する意見を述べたのに対してそれに同調。そして恋愛を肯定するいおなにたいし「好きな人いるの?」と詰め寄り、調子に乗りすぎて怒られる。ただし、この一連のやり取りは、二人が完全に打ち解けた証しだろう
- 浜辺にて、いおなから「(特訓のために)着替えてきなさい」と言われたのだが、ひめはプリカードでリゾート衣装に着替える。そしてめぐみとゆうこにたいして「マリンスタイル」に着替えるように勧める。当然ながらいおなからまた怒られた
(実際の映像とはだいぶ異なります)
- いおなからプリンセスボールの威力と精度を高めるべくバレーボールでの特訓を課される。この時、プリンセスボールが「命中しにくいうえ威力も弱い技」と、使えなさを自分で認めていた
- いおなが加入したことで「4人での決めポーズを決めないといけない」と提案した。意外にも反対する者もなく全員に受け入れられた。
- 浜辺の岩場で特訓するオレスキーを見つけるハピネスチーム。オレスキー、チョイアーク、サイアークが決めポーズも取った時ナマケルダ口調で「チームワークがなってないですぞ」と言い放つ。
- 戦闘では、拳にグローブを作り出して(ゲンコツツインマグナムの応用?)鋭いパンチを繰り出したり、威力が強化されたプリンセスボールでサイアークを倒すなど、特訓の成果を見せて大活躍した。
■第25話
- 前回に引き続き合宿回だが、りん達やかすみがコテージを訪れた。
- 特訓のため浜辺でランニングをしていたが、続けようとしたいおなに対し「みんなも来たことだしここはバーベキューでしょ!」と我が侭をいい、それを通させた。
- バーベキューで焼きトウモロコシをがっつく。「ひめちゃんはナイフとフォークで食べてるイメージ」をえれな達からは持たれていたらしい。
(※実際の映像ともイメージとも少々異なります)
- りんから「誠司に好きな子はいるのか」とひそかに質問を受けるが真意がわからず、かなの言葉で「(りんは誠司のことが)好きなんだー!」と叫んでしまい、口をふさがれる。その時点でひめは誠司の好きな人を知らないので何も答えられなかった。
- 誠司と付き合いの長いゆうこに誠司の好きな人を聞きだそうとするが「秘密~♪」と言われ、好きな人は存在することだけ教えられる。この時少なからずショックを受けたようだ
- 貝を獲りに海に潜った誠司の後をつけ、「モテモテ誠司を驚かせてやる」つもりで人魚のプリカードを使い、「人魚ひめ」となり海に潜るが、その途中で魚にたかられ、肘を岩に強打してしまい溺れかけ、逆に誠司から助けられた
- 誠司から助けられたときに、誠司の顔を見て赤くなった
- そこにナマケルダが襲撃し、様子を見に来たりんがサイアークにされて戦闘になるが、ナマケルダがいつも以上の熱心さで恋愛を否定する様子を見て「過去に何かあったのかな?」と疑う。
- りんが誠司に告白する場面をゆうこと一緒に陰から見ていたが、なぜかひめはガチガチに緊張していた。
- 誠司が「他に好きな人がいる」事を否定しなかったことから、その相手が気になり、再びゆうこに問い詰めるが、その相手はめぐみだった。そのことを知り、ひめは激しく動揺した。
■第26話
- 合宿が終了し、疲れがたまっていたために早く帰りたいひめ。しかし他のメンバーより荷物が多いせいか「駅までマラソン」をする他メンバーのノリについていけず
- 電車の中で、眠っていためぐみの寝顔を見ていた誠司を茶化す。
- 喉が渇き、水筒の飲み物も尽きたため、途中の無人ローカル駅の自動販売機を見つけ、誠司を連れて買いに行く。そこで「おしるこソーダ」なるジュースを見つけ、財布を忘れたので誠司に買ってと駄々をこねる。
- 誠司が当たりを連発したので、自動販売機内の変わった飲み物を手に入れるが、それに夢中になったために電車が発進。電車を追いかけようとしたら缶ジュースを踏んづけて転んでしまい、結果誠司ともども無人駅に取り残された
- これを「誠司のせい」と言ったり(当たりに夢中になっていたので少しは責任があるが)「私がプリキュアになってひとっ跳び」とプリチェンミラーをとりだそうとしたら電車内に置いてしまっていたりと終始グダグダ。誠司も誠司でキュアラインを置いてきてしまったので、大使館に連絡を入れるため公衆電話を探すことに
- 誠司が当たりを連発したので、自動販売機内の変わった飲み物を手に入れるが、それに夢中になったために電車が発進。電車を追いかけようとしたら缶ジュースを踏んづけて転んでしまい、結果誠司ともども無人駅に取り残された
- 前述したおしるこソーダを飲んだがあまりのまずさに悶絶。余計喉が乾いてしまったが、誠司からまともなオレンジジュースをもらう。
- その時、前回りんから聞いた「相楽君って優しい」という言葉を思い出す。
- 転んだ時に足を痛めていたため、誠司におんぶしてもらう。
- この道中、誠司に対し「めぐみにはこのこと黙っていてあげる」と、誠司がめぐみを好きな事に関して自分にバレていること、そしてめぐみにはバレてないことなどを持ち出してからかった。
- このときのあまずっぺー青春の雰囲気が、たまたま近くで森林浴をしていたホッシーワの気に障ってしまった
- ホッシーワのけしかけた昔の不良風チョイアークの集団に絡まれる。ひめは変身できない状況なので、誠司がひめを守るために戦ったが、数に押されて誠司が痛めつけられる
- そこにめぐみ達が駆けつけ、ゆうこによって怪我を治療してもらい、リボンからプリチェンミラーを受け取って変身。自分を守ってくれた誠司を傷つけたサイアーク達への怒りでパワーアップし、いおなですら苦戦するサイアークをおでこパンチなどを使い一人で倒した
- 帰りの電車の中で、誠司の顔を見ると赤くなり、胸がドキドキするようになり、「自分が誠司のことを好きになった」と気付いた。
■第27話
- 合宿から帰ってきて、大使館でみんなで宿題の片づけをすることに。しかし前回の件があって誠司のことを妙に意識してしまってあからさまにぎこちない様子。誠司と顔を合わせるのに耐えきれず、ついには部屋に閉じこもってしまった。
- 心配になったゆうこ、いおな、リボンはひめの部屋を訪ね、悩み事でもあるなら聞くと励ますのだが…
- 「じゃあ、言うけど…… わたし、恋しちゃったみたい。せ、誠司に…… ど、どうすればいい!?」
- その言葉に逆にパニックになるいおなとリボン。リボンはひめに恋なんて早すぎると反対。誠司がめぐみが好きなことを知るいおなは「メンバー内で三角関係になるとプリキュアとしてのチームワークが乱れる」と強い懸念を見せた。ゆうこは興味深そうな顔はしたが、この時点では何の評価もしなかった。
- 当然、地雷原になりかねないめぐみにはこのことはちゃんと話すことができなかったが、めぐみもまたひめに何か悩みがあるのかと心配して聞いてくる。しょうがなくひめは他人のたとえ話として事情を遠まわしに語る。「なんていうか、AさんとBさんがいて、BさんはAさんが好きなんだけど、CさんがBさんのこと好きになっちゃって、でもCさんとAさんは友達で・・・あうぅ~」
- めぐみはよくわからなかったようだが、ぐらさんの補足のおかげでいわゆる三角関係のことをひめが言いたがってることは理解。「でも、CさんとAさんは友達なんでしょ? なら大丈夫!」無邪気に答えるめぐみだが、ひめは「そ、そうかな・・・」とやはり不安顔。
- ぐらさんから「さっきの話って、おひめちゃんのことなんじゃ」と勘ぐられてリボンとともに必死でごまかす。一方、めぐみにも恋の話とかないのかと振られると、めぐみもまた妙に必死な様子で否定した。
- その後、ひめはゆうことふたりきりのときに、さっきのめぐみの様子が変だったと語る。ゆうこは「めぐみは神様のことが好きなのかも知れない」「だけどまだ恋までは行ってない」と看破する。自分があれだけ懸念していたチーム内での三角関係が、すでに発生しつつあることに大ショックを受けるひめ。
- しかし、ゆうこはめぐみと神様がカップルになっても、誠司はめぐみの幸せを願って恋心を永遠に胸にしまって暖かく見守るだろうから、人間関係がこじれることはないと推測する。
- 失恋には痛みや不幸が伴うはずと考えるひめは「そんなの誠司が可哀想」と反論するが、ゆうこは、好きな人が幸せならそれでいいと思うのも恋のありかただと諭す。そして自分もそういう決断をしたことがあると衝撃的な過去を告白する。「ひめちゃんは? 相楽くんとめぐみちゃんがカップルになったら見守らない?」
- 「わからないよ。でも、めぐみのことも誠司のことも好きだし…」
- 恋愛初心者のひめはさらに困惑。妄想の中で誠司とブルーがめぐみをとりあって決闘するという妙な寸劇をはじめてしまった。ちなみに結末は誠司が敗北してブルーが邪笑して不安顔のめぐみを抱きしめるという昼ドラ的展開もいいところだった。
- めぐみがブルーのことを意識してるのは誠司も気づいており、そのことで生まれた心の隙をナマケルダに突かれてサイアーク化。そこに通りかかったひめはキュアプリンセスに変身し、誠司を救おうと一人で必死に頑張るが、ナマケルダから「彼の恋のお相手はあなたでしたか」とからかわれると、ひめは顔を真っ赤にして否定。そしてその隙をつかれるような形でサイアークに押されてしまう。
- そこに合流してきた仲間たち。ナマケルダはキュアラブリーにも同じ煽りを行ったが、ラブリーは躊躇せず「恋とか愛とかよくわらないけど、私は誠司のことが大切なの!」と叫び、いつも以上のパワーで猛攻する。
- その姿にプリンセスも心の中にあった迷いのようなものが吹っ切れる。「ラブリーの言葉、ズシンときたわ! 誠司は私にとっても、大切な人だから!」
- プリンセスもまたいつも以上の力をみせ、ラブリーとの合体技ツインミラクルパワーシュートでサイアークを浄化する。
- 戦闘終了後、めぐみと誠司が互いをいたわりながら帰途につく姿を少し離れたところから見守るひめたち。ひめは「やっぱりあの二人がカップルになって幸せになって欲しい」と自分が思っていることを確信する。しかしそうなると自分は失恋したことになるのかなと、心の在り方に決着をつけれない様子。リボンは「ひめは恋に恋をしてただけなんですわ」と子供をあやす大人の視点で告げる。
- そこでゆうこが吊り橋効果の話を説明し、「ひめちゃん。相楽くんのことを思って、胸に手をあててみて。そのドキドキは本当に恋?」と問いかける。ひめは目を瞑って言う通りにしてみて…
- 「ドキドキしない! 恋じゃなかったのかも…… よかった。これで、これからも仲良くやっていける!」と無邪気に述べ、リボンといおなはそんなひめを見て安堵の様子を見せた。ゆうこだけは「そうかも知れないね」とやはり明確な評価は避けた。
- そんなやり取りを知らないめぐみは、後方の仲間たちに先に行くよと呼びかける。ゆうこ、いおな、リボン、ぐらさんは駆け出したが、ひめはその場で一人佇み、誠司とめぐみが並んで歩いている姿をじっと見つめる。
- 「本当に大切な人……か」
- そして、最後にそっと胸に手を当てた。
■第28話
- メンバーの知らない間に一人で世界中のプリキュアのサポートを行う世界のキュアハニーとなったゆうこについて「ゆうこは私たちハピネスチャージプリキュアのもの、だれにも渡さないんだから」と、チームから離れてしまうことを危惧。
- そしてゆうこがアロ~ハプリキュアの救援に向かうとき、ハワイのプリキュアにゆうこを取られないよう「一人で行かせない」と同行することに
- ハワイにいくということで、プリカードでリゾート衣装に着替えて浮かれ気味になるも、ハワイはマダム・モメールのせいで南極のような氷漬けの世界にされていたため凍えてしまう。
- 戦闘でアロ~ハプリキュアに加勢。「ハワイと言えばこれ」と、マカダミアフラダンスにフォームチェンジし、ハワイアンアロハロエを本場ハワイで披露。
- 戦闘終了後、オリハとオリナと友情を深めるゆうこをみて、ゆうこは自分たちの元を離れてしまうのではないかと再び危惧するが、ゆうこから「私はこれからもずっとハピネスチャージプリキュアだよ」というセリフを聞き、安堵する。
- このとき、ゆうこを「マイハニー」と称していた
■第29話
- 「アクシアの真の力を解放すれば幻影帝国を倒す力を得ることができる」というブルーの言葉に「そんな最強アイテムがあるなら早く出してよ」と、若干メタだけどもっともな反応をする。
- だが事情は少し複雑であり、クイーンミラージュ打倒をめざすいおなと、ブルーの気持ちを汲んでクイーンミラージュを倒すことをためらうめぐみの間で口論になった。
- クロスミラールームで一人たたずむブルーにおにぎりの差し入れをするが、作り慣れていないせいか形が大きく崩れていた。
- ブルーがミラージュとの過去を語ったとき、鏡に映しだされた当時の巫女姿のミラージュを見て驚く。そしてブルーの話を聞き、「ブルーとミラージュが恋人同士だったの?」と尋ねる。そして、ブルーがミラージュの気持ちを拒んで傷つけてしまったことについて「傷つけたのならちゃんと謝らないとね」と助言し、「ミラージュとの話し合いをするためアクシアを使う」こととなった。
- このあたりはアクシア解放の件をいおなに正面から謝罪し、ちゃんと話し合いをしたことで誤解を解くことに成功したひめだからこその意見だろう。
- アクシア解放の儀式のため、ブルースカイ王国の王族の衣装に着替えて神楽を舞う。リボンが言うには、「ブルースカイ王国の王女であるひめが踊れば、聖なる力を集めてブルーの力を高めることができる」ということ。
- その儀式の途中でオレスキートリオの邪魔が入るが、ひめは儀式のため変身せず踊りを続けた。(ゆえに今週はキュアプリンセスだけ戦闘なし)
■第30話
- シャイニングメイクドレッサーの使い方がわからないので、わかるまで「オシャレな鏡」として使い、いおなをコーディネートする。
- ラブリーが単独でアンラブリーと交戦しているときに他のメンバーと一緒にラブリーの下に駆けつける。そして発見したアンラブリーを「幻影帝国の新しい幹部」と認識するが、一切はファントムの変身であった。
- アンラブリーの精神攻撃の前に心が折れ、意気消沈し自虐的になっていたラブリーに対し、手の甲を抓る。そしてメンバー全員でラブリーを励まし、自信を取り戻させた。
- 「弱音なんてラブリーらしくないよ!」「ラブリーはそれでいいんだよ!迷惑なんて思ってないんだから」
- これまでは何かと自分を励ましていためぐみをこの時は励ますなどひめが確実に成長していることをうかがえるシーンになっている。
- 因みに、こういう類いのシーンではビンタが常套手段であるが、顔面殴打が御法度なプリキュアシリーズで、「手の甲を抓る」という手段をとった。
- アンラブリーを追い4人で対峙。プリンセス弾丸マシンガンでアンラブリーをけん制し、ラブリーの攻撃につなげた。
■第31話
- 開始早々、前回の出来事から幸せムード前回のめぐみに抱き付かれてもみくちゃにされる。
- おおもりごはんの米で作られたおにぎりを気に入り、かなり早いペースで食べる
- 前回敗れて傷ついたファントムは大使館で看病しており、ファントムと同じ建物で一夜を明かしていたことについて「不安でごはんも喉を通らない」とおにぎりを食べながら嘆いた
- さらには「寝不足だよ~」と嘆いていたが、実際に寝ずにファントムを見張っていたのはリボンとぐらさんで、ひめは朝までぐっすり寝ていた。この言動のため、リボンのみならずぐらさんからも憤怒に満ちた目で見られていた。
- ゆうこがファントムの看病をするのを陰から見守るが、こっそり覗き見したところ、ゆうこがファントムを寝かしつけているところが「ゆうことファントムが抱き合ってる」ように見えてしまい顔が真っ赤になり、一瞬「敵同士禁断の愛」が始まったのかと思った
- ゆうこが「昔好きだった子」の話を語りだしたので「コイバナ!?」と思い真剣に聞いていた。実際にはその子は犬だったが、ゆうこがその犬(デビット)と過ごした日々の話を聞いて、コイバナではないけど涙が出てしまった。
■第32話
- シャイニングメイクドレッサーにイノセントな気持ちを注入しようと謎の動作をする。
- いおなが冒頭で、シャイニングメイクドレッサーにイノセントな気持ちを送るために行った笑顔を「カワイイ」と気に入り、この回で度々「やってやって!」とリクエストする。
- いおなと二人でいたところ、海藤裕哉がいおなに話があるために席を外すが、陰でこっそりと裕哉のいおなへの告白を聞いていた。
- 恋愛に慣れておらず慌てるいおなに対し、キュアラインで誠司に連絡して裕哉とのデートのセッティングをする。そしてデートのためにいおなのオシャレをコーディネートするなどノリノリ。
■第33話
- 冒頭でめぐみの「イノセントフォームになりたい」歌を聴かされ、「最近そればっかり」と少々うんざりしていた。
- めぐみがまみのために作ったクッキーをゆうこと一緒に味見
(※知恵の実ではありません)
■第34話
- 「初めての文化祭」前日の準備で張り切って作業。料理の仕込み作業でネギを上手に刻んでおり、包丁使いが上達していた
- 「文化祭で素敵な彼氏ができるかも」というえれなの言葉に、「私の理想は白馬の王子様」だと宣言。高い理想をあげた
- この時にひめの脳内妄想で「理想の王子様」の姿が描かれたが、15分後に流れた映画CMに全く同じ姿のキャラクターが登場しており、CMのナレーションではめぐみが「ひめの妄想が現実に!?」とメタ視点全開のツッコミをしていた(このCM自体、今回の話と連動した限定バージョンである)
- 人手が足りないという入場ゲートの制作作業をしているめぐみ達の下へ手伝いに赴くが、山崎健太から「白雪が?大丈夫か」と戦力になるかを疑問視された。
- まずは材木運びを頼まれるが、力仕事は苦手なようで材木一本すら運べず
- つぎにめぐみが行っている釘打ちの作業の手伝いをすることになる。めぐみにやり方を教えてもらい、作業に取り掛かるが「簡単」と調子づいているうちに指を打ってしまう。
- 大工仕事だと役に立てないため、次の活躍の場を求めていおなのクラスに行く。しかし、いおなのクラスの準備ではもうやることがなかった。
- 「初めての文化祭だから活躍する気満々でいたのに、気が付けば役に立ってない」という現実に凹んでいると、いおなからは「文化祭はクラスのみんなと気持ちを一つにして初めて成功するから、一人で張り切ってもダメ」とひめに落ち着くように窘めるが・・・
- ひめはなんと「文化祭成功の立役者になることでちやほやされたい」という動機で張り切っていたのだ。ひめらしいと言えるが「一国の姫君がそんな自己中心的ではダメです」とリボンからダメ出しされる。
- いおなから、文化祭期間中の運勢は「大吉」と占われるが、実感がわかないひめは「うそっぱちだよー」と外でわめいた。
- 外で假屋崎会長とぶつかり、成り行きで假屋崎のポスター貼りの手伝いをする。会長は手持無沙汰で不貞腐れかけていたひめに仕事を与えることで、ひめのモチベーションを保たせた。
- ひめはこの過程で、文化祭をみんなで頑張ることを学び、「会長が生徒会長でよかった」と礼をいう。
- 二人でポスター貼りをしている姿が周囲にはいい雰囲気に見えたようで、えれなやれいから「ひそかに人気のある生徒会長様とデート」と囃し立てられた。ただし、ひめの方は気が多いと思われるのは誠司の件で懲りたのか「私の理想は白馬の王子様」と再度強調しており、假屋崎とのラブロマンスは展開されなかった。
- 先ほどの入場ゲートの見た目がイマイチだったので、オシャレ好きのひめの美的センスを見込んだめぐみからデザインを依頼される。そこでみんなでペンキとたくさんの風船でオシャレなデザインのゲートを作りあげた。
- 文化祭当日は自分のクラスの出し物である「ぴかり茶房」でウェイトレスをやるが、客があまりはいってこないので、外でチラシを配り呼び込みをした。
- 見違えるほど華やかになったゲートを見た假屋崎が「あのゲートは君が作ったのか?」とひめに尋ねるが、ひめは「クラスのみんなで作りました」と、クラスのみんなの努力の成果と答えた。
- ナマケルダが假屋崎をサイアークにし、文化祭をめちゃくちゃにしようとしたことに対し「絶対に許さない」と言いつつ変身。
- サイアークから学園を守るため、仲間が集合するまでたった一人で踏ん張り続ける。一人でも逃げずに果敢にサイアークに立ち向かう姿に、めぐみを仲間にする前の一人時代のキュアプリンセスの醜態(第1話冒頭)を知るナマケルダから成長を認められた。
- ゲートを壊そうとするサイアークを必死で喰い止め、「みんなの想いを大切にしたい」という気持ちを強める。
- 「私の勇気の力は小さいけれど、みんなの笑顔があれば無限大の力になる」
- その強い思いにドレッサーが反応し、イノセントフォームへの覚醒を果たした
- サイアークを新技「プリンセスウィンディウィンク」でダウンさせた後、ハピネスビッグバーンで浄化。戦闘終了後はイノセントフォームになれたことで大はしゃぎした
- 文化祭再開後、茶房に客がたくさん入ってきたので張り切って仕事に取組み、来訪した假屋崎といおなにラムネをサービス。自分もみんなも楽しい文化祭を満喫した。
■第35話
- ゆうこの「おおもりご飯」お弁当配達に、めぐみといおな共々同行。配達先の一つ「三ツ谷邸」にて、注文客の三ツ谷婦人の態度に不満を2回漏らし、婦人に2回も怒鳴りつけられペットのオウムに2回も虐められながら啄まれた。
■第36話
- めぐみの誕生日パーティーの準備をしているとき、主役なのに自分で手伝おうとしためぐみを「めぐみにやってもらったら意味がない」と追い出した。
- パーティー当日、めぐみの両親である愛乃かおり、愛乃勝とのあいさつで、「めぐみがお世話になっております」との言葉に「めぐみのお世話をしてます」と非常識な答えをして、いおなから小突かれた
■第37話
- ハロウィン祭りでお姫様みたいな衣装にチェンジ(お姫様だけど)。そしてブルーも祭りに誘い、ブルーの衣装をドラキュラ風にコーデする
- ハロウィンでチュロスやポップコーンの屋台に目が行くが、全部を買うことができるほどのお小遣いがなかった。
- めぐみからぴかりが丘ハロウィン祭りの定番である「かぼちゃのケーキ」を薦められる。そのケーキは半分こして食べるのが定番だったため、ゆうこと半分こした。
(※実際には縦に割っています)
- めぐみとブルーがいい雰囲気になっているのを目撃。押し黙る誠司に対し「いいの?このままじゃ神様にめぐみを取られちゃうよ?」と告げる。
- ブルーのことで度々赤くなるめぐみを見て、「めぐみってやっぱり神様の事好きだよね」という。そしてめぐみが好きである誠司のいく末を案じていた。
- 戦闘ではカボチャ型サイアークに対し「プリンセスガチンコヘッド」というおでこパンチを繰り出すが、相手の方が頭が固くて自分がダメージを受けた
■第38話
- キュアテンダーを洗脳して妹と戦わせたクイーンミラージュの外道なやり口に抗議して反撃される。
- 洗脳されたキュアテンダーとの激戦。イノセントフォーム化して超高速でテンダーと空中で殴り合う。近接戦が苦手なプリンセスにキュ荒ブリー並の挙動をさせるとはさすがはイノセントフォームというところだが、結局パワー負けして地面にたたきつけられていた。慣れない戦い方はするべきではないというところだろうか
- 激戦の果てにイノセントプリフィケーションを発動させたプリキュアたち。その力で洗脳が解けたまりあといおなが抱き合う姿にもらい泣きしていた。
■第39話
- 一人っこだったので姉が欲しかったと、めぐみと一緒にまりあにベタベタと引っ付く。その後、ハニーキャンディにつられてゆうこの下に。
↓
(※下のシーンの実際の映像とは異なります)
- 戦闘では、サイアークの放つエネルギー弾を回避するため一旦木の陰に逃げた。
- 「まりあがアメリカに旅立つ」という話を聞き、いおなも行くのかと心配したが、いおなは行かないことを確認し安堵して今後はいおなにひっついた。
■第40話
- 朝寝坊し、あわてて学校へ行く準備。そこにめぐみ達が迎えに来るという朝の風景が描かれ、しかもそれが日常化していることが判明
- 学校では「オシャレ番長」としてかなのデート用の衣装をコーディネートすることを頼まれるなど、かなりの人気者になっていた。
- めぐみが勉強を頑張るきっかけになったブルーのセリフを、ブルーのモノマネで説明
- いおなと裕哉がいい雰囲気になっていたのを、リボンのモノマネでからかう。
- このように学校生活を満喫しきっていたため、学校に行かない休日を退屈と感じていた。ブルースカイ王国を出たときとは考えられないくらい友人との触れ合いを大事にしていた。
- 休日にもかかわらず大使館を訪問してきためぐみ達に感激し抱き付いた。
- みんなでピクニックに行くことになったので、ピクニック用の服をプリカードでコーディネートする
- そこに「最後のチャンス」を与えられ後がないオレスキートリオが襲来し、大量のサイアーク軍団と戦闘になる。そこでプリンセスは水中で人魚ひめとなり、サイアーク数体を誘導してラブリーのフルパワーラブリーブラスター直撃につなげた。
- サイアーク撃退後にピクニック再開。平和な日常のハピネスを満喫し、明日も学校でハピネスだと宣言する。しかし、予告を見る限り、それは壮大なフラグになりそうであった。
■第41話
- 最終決戦を決意したクイーンミラージュの力によって、世界中のさまざまな都市の住人が一斉に鏡に閉じ込められ大量にサイアーク化する。ぴかりが丘もやられてしまい、事態が急変する。ブルーさえも呆然とし、仲間たちもどうすればいいか分からない。
- それはかつてブルースカイ王国が陥落したときの記憶をひめに思い起こさせるもので、トラウマがフラッシュバックする。しかしひめは臆することなく、ブルーに提言する。
- 「神さま。行こう、クイーンミラージュの所へ。世界中をブルースカイ王国のようにさせないために!」
- かつての臆病だったひめの姿はそこにはない。その勇気に仲間たちを感銘し、ブルーはハピネスチャージプリキュアの4人とともに幻影帝国本拠地に乗り込むことをついに決意した。
■第42話
- クイーンミラージュの居城に突入。ミラージュのいる謁見室に向かう中でオレスキートリオにたちふさがれ、プリンスセス、ハニー、フォーチュンの三人がトリオを足止めする役目を担い、ラブリーとブルーと妖精たちは先に進む。
- 三幹部と戦いの中で三人は分断され、プリンセスはナマケルダと一対一で決闘する構図に。
- サイアークには実質1対1で勝ったことのある(26話)プリンセスだが、幹部であるナマケルダには力不足であった。プリンセスボールはナマケルダに避けられ、苦手な近接戦闘ではぐるぐるパンチで突撃するが、ナマケルダのステッキでいなされ尻を叩かれてしまう始末。
- ラブリーのための足止めで必死なプリンセスの姿に、誰かのために頑張るなんで面倒くさい。そもそも他人のことなんて無視して一人で怠けてる方がよっぽどラクだといつもの軽い調子で諌めるナマケルダ。プリンセスは自分もかつてはそう思っていたけど、みんなと出会って面倒くさいことよりもドキドキやワクワクが増えたと、誰かのことを思うことの喜びを述べる。
- 「わたしはそんな気持ちをみんなに伝えたい。このイノセントな思いをあなたにも伝えたい!」
- 笑顔で決意を語ってイノセントフォーム化し、パワーアップしたパンチの一撃でナマケルダを吹き飛ばす。思いは言葉でなくて拳で伝えるものだったようだ。これもキュ荒ブリーと出会ってはじめて知った「ドキドキやワクワク」(物理)の一端なのだろうか。
- 「ナマケルダ、わたし、みんなのおかげでここまで強くなれたよ!」
- お母さんか先生に報告するような、本当に嬉しそうな無邪気な笑顔で自慢するプリンセス。その姿にナマケルダは戦意を失い、敗北を認め、プリンセスのはなったプリンセスウィンディウィンクを受け入れ、潔く浄化されることになった。
- 「ナマケルダ。あなたもいつか、信じあえる人に出会えるよ……」
■第43話
- この回はラブリーとミラージュのバトル展開のため出番は少なめだったが、窮地に駆けつけて勝利につなげた。
■第44話
- 前回の戦いにより、幻影帝国から解放されたブルースカイ王国。ひめは封印から解放された両親と抱き合って涙の再開をする。ちなみにその後の描写からして、王国は復活したもののひめはまだ日本に滞在するつもりのようだ。
- 世界を平和にしたにもかかわらず元気のないめぐみを元気付けるため、プリキュアシリーズ恒例となりつつあるパジャマパーティを開催
- そのパーティーの中で、「好きなら好きってさっさと言ってれば、こんな大変な事にはならなかったのに!」とブルーへの不満を吐露。おそらく大半の視聴者が思っていることを言ってのけた。
(※この緑の人は大半の視聴者の代弁者だと思ってください)
(※実際の映像とは異なります)
- 結果おでこをすりむきながらも、ラブリーを助け、ブルーへの失恋により精神的に落ち込んでいたラブリーを立ち直らせた。
■第45話
- 前話でめぐみが襲われたことで外出は控えたほうがいいというリボンだが、ひめは聞く耳もたず。
- 「今日はクリスマスイブだよ、こんな日に出かけないなんて無理~!! それにサイアークくらい、わたしたちがサクッとやっつけるもん!」
- 臆病だったひめも成長したもんだといえるが、それはときに無謀な油断を生むフラグでもあるというべきか。
- おおもりご飯でのランチ会のあと、夜の繁華街にみんなで繰り出す。カップルだらけの中に誠司とめぐみがそれに溶け込むかのように二人で並んで歩いている。その様子に深くため息をつくひめ。前回はめぐみが失恋で大泣きしていたが、誠司とのこういうシーンを見せられると何を贅沢なという気持ちが芽生えてもしょうがないかもしれない。ひめだってついこの前にひどい失恋したばかりなのですから。
- 「しょうがない、今年はいおなたちで我慢するか~」
- いおなとゆうこの肩を抱き寄せ百合宣言。三人でふざけあってるところにめぐみが私も入れてよとダイブしてくる。この二人はまだまだ恋人同士になれる自覚はなさそうだ。
- 序盤のフラグ通りにサイアークが襲ってくる。最初は一通り手こずるも、しかしそこは有言実行で果敢に立ち向かうひめ。「みんなが楽しみにしていた年に一度のクリスマスをダイナシにして、許さないんだから!」ウィンディウィンクで動きをとめイノセントプリフィケーションで浄化。もはや今のハピネスチャージプリキュアに敵なし……と言いたいところだが、実はこのサイアークはプリキュアたちを誠司から引き離すためのオトリであった。そして衝撃の展開が・・・
■第46話
- ピンチにかけつけてきた世界のプリキュアたちのうち、プリンセスはキュアサンセットとコンビネーションを組んで攻撃していた。
■第47話
- ラブリーがダーク誠司のバリアを破壊するための隙を作るため、他の3人とともに誠司の足止めを行う。プリンセスは爆弾ボンバーを百発以上同時にぶっぱなすというスゴ技をみせつける。成長したもんだ…
- ……だがただの一発も命中しないという大変残念なオチが。弾丸マシンガンでも命中率の悪さは指摘されているが、プリンセスは乱れ撃ちより狙い撃ちの方がうまく戦えるんじゃないかな?
(もっとも、今回はあくまでラブリーのための時間稼ぎが目的なので、某剣キュア先輩がよくとる戦術のように、攻撃でなく牽制をあえて意識したのかもしれない)
■第48話
- 本作のラスボスであるレッドと対峙するが、レッドの強さの前にイノセントフォームでの攻撃も通じず、封印されてしまう
(※実際の映像とは激しく異なります)
■第49話(最終話)
- めぐみがフォーエバーラブリーとなり、レッドを撃退。レッドはブルーと和解することになり、惑星レッド復興のためにミラージュと旅立つのを見送る。このとき、ブルーから「愛の結晶」を受け取る
- 全ての戦いが終結し今度こそ平和になった地球にて、元ナマケルダの生瀬が増子美代に追いかけられているところを目撃。無事に社会復帰したかつてのライバルを見て「元気そうでよかったですぞ」
- 母国も復興しているようであり、親からはブルースカイ王国に帰るように言われているらしいが、日本でみんなと学校生活を送りたいために日本に留まっていることが語られる。それを聞いて安堵しているいおなにくっつく
- 初めてめぐみと出会った場所(1話参照)に付き、これまでの出来事を懐かしむとともに、ブルーからもらった愛の結晶を「これが当たった子と友達になる」といい、再び投げに向かった。1話から変わっていないようで、1話時点とは違いもう誰とでも友達になれそうなひめの姿があった。
(※友達は普通に作りましょう)
特別出演
■HUGっと!プリキュア第36・37話
- 第36話ではドクター・トラウムの発明により街中が時間停止状態になり、めぐみたちともども動けなくなってしまう。
- 第37話では時間停止状態から復活しハグプリメンバーたちと合流。ラブリーとともにフォームチェンジしながら戦う。第37話で花海ことは/キュアフェリーチェ(「魔法つかいプリキュア!」)以降の後輩のプリキュア戦士12人(花海ことは(キュアフェリーチェ)から「キラキラ☆プリキュアアラモード」の6人にルールー・アムール(キュアアムール)(HUGっと!プリキュア)まででの約12人。)12人と初共演をした。
映画
■NS3
- 突如居眠りをしためぐみが起きないことをいいことに彼女の顔にいたずら描きをしてはしゃぐが、大使館に来たドキプリメンバーを見るや物陰に隠れてしまう。
- めぐみの居眠りが妖精に依るものと感づいたブルーによってドキプリメンバーと共に夢の世界に送り込まれる。そこでめぐみを見かけるが、突如現れたマアムに召喚された悪夢獣を見て悲鳴を上げる。ここでの戦いはドキプリメンバーのみ変身して、ひめはめぐみとともに傍観するもドキプリメンバーが倒しきれず彼女らと共に送り返される。
- 翌日、ドキプリ以前の先輩プリキュアが目を覚まさないことを知り、めぐみに引っ張られる形で再び夢の世界に。そこで忍者に変装するもののマアムに見つかり変身する間もなく(省略されたかもしれないが)敢え無く牢屋行きに。「もう最悪~!」と叫ぶがユメタがプリキュア教科書を投げつける形で渡された鍵で脱走。
- 程なくして再びマアムに見つかるが、今度は変身して悪夢獣と戦う。しかし悪夢獣の数は多くたちまち劣勢に陥るが、そこに自力で脱出した先輩プリキュア33人が合流。キュアラブリーと共にドキプリメンバーと共闘することに。チェリーフラメンコにフォームチェンジしたラブリーに続き、自分もフォームチェンジしようとした空から現れた悪夢獣に阻止されてフォームチェンジできず。またドキプリメンバーに助けられた時プリキュア5つの誓いのひとつ「愛は守り合うこと」を伝えられている。
- その一方で戦いのさなかラブリーと共にマアムの元に赴いた時、今までのことは息子のためにやっていると主張するマアムに「それはあなたの夢だわ。我が子を守ろうとして自分の夢を守ろうとしている。」と指摘する。
- 終盤での合体悪夢獣の戦いでは先輩プリキュアのアシストでラブリーとともに決め技を放つ。途中でやってきたキュアハニーの助太刀もあり合体悪夢獣を倒した。
- 事件解決後、ラブリーやキュアエコーとともに先輩プリキュアの帰還を見送る。そのあとで「永遠のともだち」という言葉に号泣。
- ラストでの記念撮影では無限顔をしている来海えりかの横にいた。
- ドール王国でジーク王子を見て一目ぼれする。
- しかしジーク王子にはひめに対する恋愛感情はなく、彼に襲われた時には「やってられるかー!」と叫んでしまう。
- つむぎに罵倒され落ち込んだラブリーの両肩を掴んで「違う、そんなのラブリーじゃない!」と叫んで励ます。本編31話同様、何かと自分を励ましてくれたラブリーを不器用ながら励ますというひめの成長がうかがえるシーンになっている。
- 立ち直ったラブリーや仲間と共にブラックファングに立ち向かっていくが、その力は強大でキュアフォーチュンやキュアハニーに続いて倒されてしまう。しかしラブリーがシャイニングメイクドレッサーによりスーパーハピネスラブリーにパワーアップ。彼女らと共に合体技を放ちブラックファングを倒す。
- ラストのバレエ発表会でめぐみ達とつむぎの演技を見に来たのだが、ジーク王子との一件が尾を引いたのか、「今度こそ幸せの赤い糸を…!」と叫んでいた。
- ハルモニアからの春のカーニバルの招待状が届きハルモニアの地名が出た時「どこ?」と言ってしまい、リボンから「ひめは前にお勉強していたはずですわ!」と怒られてしまう。それに対して「そうだっけ?」と返すあたりすっかり忘れていたようだが。
- 招待状が4羽の鳥に変化し、ひめ達は分乗してハルモニアに向かう。その途中で春野はるか達プリンセスプリキュアに出会う。
- ハルモニア到着後にはるか達と改めて顔合わせ。はるか達が「ごきげんよう」と挨拶してきて、ゆうこといおながぎごちなく返したのに続き、ひめもリボンに促されてであるが「ごきげんようでございますわ!」と返す。そしてはるか達が「プリンセスプリキュア」と名乗ったのに反応して、あの長い本名を名乗った(それに対してその本名をプリンセスプリキュアが言えたのは海藤みなみだけである)。
- 終盤ではめぐみ達仲間や先輩プリキュアとともに変身アイテムを奪われ地下に落とされてしまうが、ステージに残されたはるか達プリンセスプリキュアの3人が「イマココカラ」を唄ったことで変身アイテムが解放されて変身、40人全員で踊り上げる。
- ドロボーンとの戦闘ではオドレン達に幽閉されているハルモニア国王達を救出するため、キュアハニー・キュアマーメイド・キュアトゥインクルと共に牢屋の探索に向かう。国王達が地下牢にいると踏み、入口へのスイッチを手分けして探していたところドラゴンの胸像が怪しいと睨み付けたところ口が開いたので、レバーになっている牙を引いたところ入り口が見つかって地下へと入っていった。
- 国王達を見つけ救出した直後、ハルモニアの守り神であるドラゴンが覚醒したので急いでラブリーたちの元へ。ドラゴンが暴れたことでプリンセスプリキュアが説得しようと向かったが、逆に巨大な火球に飲み込まれそうになりラブリー・ハニーと共に助ける。その時にプリンセスプリキュアが落としたドレスアップキーを拾い上げ、キュアマーメイドに渡す。
- プリンセスプリキュアはドレスアップキーを使ってモードエレガント・プリマヴェーラにフォームチェンジ。プリンセスは仲間たちと共にプリンセスプリキュアに力を送り、「プリキュア・レインボートルネード」の発動に助力した。
- ドラゴンの怒りが静まったあと国王がプリキュアに謝罪するが、「王様は悪くない、悪いのはこいつら」とオドレン達を睨み付ける(それに対してオドレン達は往生際の悪さを見せていたが)。その後プリンセスプリキュアの歌とダンスを見ていた。
- ノイズの複製体に狙われるキュアミラクルを仲間と共に援護、4人で合体攻撃を仕掛ける。しかし倒すまでに至らず、ミラクルを先行させた後に自爆攻撃により仲間共々捕らわれてしまう。
- 幽閉先の牢獄でトラウーマによる尋問を受けることに。人形劇で感動させられるシーンでは「すごごごーくいいお話ね…。」と泣きそうになり、キュアダイヤモンドから「でも泣いちゃダメよ!」と注意される。
- ミラクルライトの力で牢獄を脱出した後は仲間や歴代プリキュアとともに闇の王となったトラウーマに立ち向かう。ソルシエールの魔法でパワーアップしたミラクルとキュアマジカルに助力しトラウーマ打倒に一役買う。
- 戦いの後で開かれたお花見では朝日奈みらいとリコが魔法使いであることを知り、制止する相田マナを押しのけみらい達に詰め寄る。
- 謎の敵ミデンにより仲間や歴代プリキュアともども小さな子供にされてしまう。
- 『スター☆トゥインクルプリキュア』のユニ(キュアコスモ)以降の19人(ユニから『ひろがるスカイ!プリキュア』のプリンセス・エルちゃん(キュアマジェスティ)までの19人。)19人と初共演。
注意
彼女をGo!プリンセスプリキュアのキャラと勘違いしてか、同作品のイラストのタグに彼女のタグをつけたり、その逆のパターンがしばしばみられるので、タグをつけないように。
Go!プリンセスヒメルダ殿下も参照。
関連イラスト
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身する前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアプリンセス』のタグを付ける行為は、変身後の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身後の姿しか描かれていないイラストに対して、『白雪ひめ』等の変身前の姿のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
プリキュア ハピネスチャージプリキュア! 愛乃めぐみ 大森ゆうこ 氷川いおな 相楽誠司
素足履き 餌付け 人魚ひめ プリキュアファッション仲間 泣き虫
カップリングタグ
王族同士のカップリング (姫キュア・ロイヤルプリキュア参照)
その他カップリング
舞ひめ のぞひめ こまひめ くるひめ えりひめ/キュアマリンセス やよひめ なおひめ れいひめ まこひめ ひめはる
歴代2号キュア
歴代青キュア
菱川六花 ← 白雪ひめ → 海藤みなみ