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CV:増元拓也(本編)、木島隆一&坂巻学(ミュージカル)

概要

ハピネスチャージプリキュア!に登場する幻影帝国が使役する怪物。

人間の精神エネルギーから生み出されるようで、ナマケルダら幻影帝国の幹部たちは「鏡に映る未来を最悪にしろ!」のかけ声で目をつけた人間(オウムなどの動物も一緒に)を棺桶のような形をした不気味な鏡の中に閉じ込め、その鏡の中からサイアークを出現させる。

召喚されたサイアークはプリキュアの必殺技で浄化されると「ゴクラ~ク···」の声とともに消滅する。


棺桶状の鏡に閉じ込められた人間は、生み出されたサイアークが浄化されるまでは死体のように眠り続ける。

サイアークが浄化されると鏡も消滅し、鏡に閉じ込められていた犠牲者たちも目を覚ます。そして救出された人たちの幸せの心を妖精たちが感じ取ることで、フォームチェンジアイテム「プリカード」が生み出される。


サイアークの素体に選ばれる条件についてはハッキリしないが、誰でもいいというわけではないらしい。

作中を見る限りは基本的には「精神活動が活発に働いている状態」の人間が狙われている。

つまり、いつも以上に喜怒哀楽を感じている人間やいつも以上に何かに熟考している状態の人間が狙われるということである。

第一話ではキュアフォーチュンがサイアークの素体にされた女性を救った際「幻影帝国は人間の心の隙をついてくる」と述べている。


過去作におけるデザトリアンジコチュー、次回作のゼツボーグなど人間の心から生み出される怪物たちは存在しており、パターンとしては3例目となる。前者2つは悩みや悲しみなどネガティブな感情や身勝手な考えいわば負の感情に囚われている人間から、逆に後者は夢や希望などポジティブな志向を持つ人間から生み出される。

だが本作では、ネガティブな感情でも喜びや幸せといったポジティブな感情に浸ることでも怪物化の条件になりうる、まさに「最悪」な現実といえるだろう。


また、サイアークはデザトリアンやジコチューと違って生み出す際に人間から“怪物のもとになる物”を手に入れる必要がない(デザトリアンはこころの花、ジコチューはプシュケーを人間から取り出す必要がある)ほか、一度に複数の人間が鏡に閉じ込められるケースや、一度サイアークにされたことのある人間がふたたびサイアークにされてしまうケースがある

劇中では相楽誠司の妹・真央愛乃めぐみ達のクラスメート・石神りんがその両方を経験している。


これらのことから、一般人にとっては極めて対処が難しく、シリーズ通して見ても始末の悪い存在ともいえよう。


外見的特徴

見た目は人間の2〜3倍程度の大きさになったチョイアークのような姿。チョイアークとのデザインの違いは、マフラーが追加されベルトのデザインが変わり、手足がサイボーグ化されたこと。この姿(メイン画像)が基本形であり、そこに素体にされた犠牲者の人となりや感情を反映したアレンジが加えられる。

これまでの作品の怪物に多かれ少なかれあった異形さは見られず、全個体が明らかな人間型をしているというのは特筆に価する。


また、マフラーの色はサイアークをつくり出した幻影帝国幹部によって異なる。

ナマケルダ:緑色、ホッシーワ:桃色、オレスキー:黄色、ファントム:白色、マダムモメール:紫色、ブラックファング:多彩色、クイーンミラージュ:青色、レッド:赤色)


上記の外見特徴はぴかりヶ丘のプリキュアチームが相対するサイアークに共通するものだが、世界各地のほかのプリキュアチームが戦っているサイアークの中には明確な人型をしてない個体やマフラーやサングラスを着けない個体などもいるようだ。


一部の幹部が作り出すサイアークは、マフラーの色以外にも、その幹部が作り出したことが明確にわかる記号的特徴がある。

  • 角つき
    • ファントムが生み出す個体。通常のサイアークとの違いは、白いマフラーの他マントが付き、サングラスの形状も異なり、そして頭に青い角がついている。強さも通常のものより耐久力が高く、召喚も一気に無差別に素体となる人間を選び多数召喚できる。
  • 赤いサイアーク
    • 幻影帝国滅亡後に出現。真の黒幕であるレッドが操る。身体の色が赤で体型が丸っこい。倒してもプリカードが生成されない。ファントムのサイアークよりもさらに強い。戦闘力が通常の三倍かどうかは定かではない。

戦闘

上述したとおり、すべてのサイアークは人型である。つまり、頭、胴体、足が二本、手が二本というパーツは必ず存在している。

ゆえに、すべての個体が純粋に格闘戦ができる

そして、格闘以外の攻撃方法については、外見のモチーフによって個体ごとに異なったものを見せる。


サイアーク自体が持つ戦闘力はどんな素体であってもそう変わらない様子であり、彼らに狙われた一般市民が生み出した喜怒哀楽の強さと直結することは少ない。

むしろ、戦闘力を決定するのは主に、生み出す幹部たち側の心の強さである。幹部たちの「不幸を望み、愛を憎む」という思いが強いほど、召喚されるサイアークはより強くなる。つまり、召喚時の「鏡に映る未来を最悪にしろ!」という掛け声は、単に召喚の合図のみならず、そこには召喚者の意思が込められているとも考えられる。

例えば、ナマケルダが最も忌み嫌う恋愛がらみから生み出された海藤裕哉を素体とするサイアークは、キュアフォーチュンですら苦戦するほどの強さを誇っていた。この傾向は、幹部どころか黒幕のレッドですら例外ではない。

これはプリキュアたちが「幸福を望み、愛を信じる」という思いによって強化されるのと対照的である。


これは逆に、幹部たち自身が成長しない限りはプリキュアの成長に追いつかないということを意味する。事実、ハピネスチャージプリキュアたちと最も多く関わった敵幹部であるオレスキートリオの三人が作り出すサイアークは、プリキュアメンバーが4人になった中盤以降は真正面からの戦闘では勝ち目が薄くなっており、いろいろと作戦が工夫されるようになった(4人揃う前のメンバーを個別に狙う、チョイアークとの連携を意識する、サイアークを複数体同時に生み出す、特定のプリキュアと戦闘スタイルの相性が悪いサイアークを作り出す・・・などなど)。

また、プリキュアの成長を加速させる脅威のアイテム「シャイニングメイクドレッサー」の登場後は、トリオの危機感も強まり、序盤のようなおちゃらけ感が薄まって本気で戦うようになっており、序盤よりかはサイアークが強くなっている様子は何度も窺える。

だが40話では最早トリオの作り出すサイアークではプリキュアに太刀打ちできないと本人達も認める程に相対的な実力差がついていることが証明され、そして業を煮やしたクイーンミラージュが自ら大量のサイアークをけしかけて最後の戦いに挑んだ。

侵略方法

サイアークは「世界を人間にとって最悪な形」に変えるために暴れている。つまり、人間が嫌がることを率先して行うわけだが、共通する活動として自分の周囲の環境を変容させる能力がある。

どのような変容が行われるかは、サイアークを作り出した幹部によって異なるが、変化した環境は人間にとって不快なもので、人間がまともに生活するには困難となるのは共通する。

幻影帝国はそのようになった場所を「不幸のエリア」と呼ぶ。そして不幸のエリアとなった場所は幹部たちにとっては快適な空間でもあるため、幹部たちにとっては一石二鳥である。

※作中では「炎に包まれるエジプト」「灰燼が降り積もるロンドン」などの光景が描かれているので、ほかにもサイアークを作り出せる幹部たちが存在しているとも考えられる。

 

地球の精霊であるブルーは不幸のエリアの拡大こそを「サイアークによる侵略」と呼んでおり、物理的な破壊行為などはこれに比べれば副次的被害に過ぎない。

サイアークは集中して念じるだけで、自分を中心にしたある程度の範囲空間を「不幸のエリア」へと変貌させれる。ただし、その間は全くの無防備となるため、プリキュアと戦いながら不幸のエリアを作り出すことはできない。

侵略を受けて「不幸のエリア」にされた場所は、それを作り出したサイアークの個体が浄化されない限りは回復しない。

世界各地のプリキュアたちは「不幸のエリア」にされた区域を元の環境に戻すためにサイアークと戦うわけだが、サイアークを倒しきれずに長期間「不幸のエリア」から解放されていない都市もある。

つまりプリキュアたちと幻影帝国は全世界規模でエリアの奪い合いをしているわけで、その勢力図は日々変動している。

上述のとおり「不幸のエリア」はサイアークを倒すと元に戻るが、物理的に破壊されたものについては元に戻ることもあれば壊れたままの場合もあり一定していない。ケースバイケースというか、その時の話の都合によってこのあたりの演出描写が変わったりする。

ただ、本作のプリキュアたちは町の建物や設備を壊されないようにあえて盾になることも多く、「壊れても元に戻るから大丈夫」みたいな認識で戦っているわけではないのは確かである。


このことから分かるように、サイアークたちがサイボーグのような直球型の戦士に見せかけて、実は非常に始末の悪い能力を持っている。かつてのシリーズ作の怪物の中でも見た目が怖い傾向にあったザケンナーコワイナーなどと違ってサイアークは見た目があまり怖くない分、余計に性質が悪い。

そういった意味では幻影帝国の実態を投影したものと言えなくもない。


戦闘が始まると人影が殆ど見られなくなるが、これは初代のように周辺の人間たちを意図的に眠らせている訳でも、前々作のように幹部が特殊な空間を発生させているわけでもなく、本作がプリキュアも敵も認知されている世界観であることから、単純に人々の避難意識が高いだけである。

実際、サイアークが現れると一般人たちが必死で戦場から離れる様子が作中でも度々描かれている。

もちろん、逃げ遅れたりして戦闘に巻き込まれてしまう人もいるが、マスコミ関係者に至ってはニュース映像を収めるためにあえて戦場にとどまろうとすることもある。

各話のサイアーク

話数モチーフ召喚者概要浄化技プリカード
1標準ナマケルダ冒頭に登場。一般市民の女性が素体のようだが生まれた経緯は不明。モチーフとなるものも特にない。目からビームを放つ。キュアプリンセスを追い詰めるが、キュアフォーチュンに一方的に倒される。プリキュアスターダストシュートポリス
1,2帽子ナマケルダ素体にされたのは誠司の妹である真央。新しい帽子を買ってもらった事で喜びに浮かれていたところを狙われた。肉弾戦で戦うほか、帽子に身を隠して身を守ることができる。プリキュアハッピーシュートチェリーフラメンコ★、ローラースケーター (★印···フォームチェンジカード。以下も同様)
3新聞配達人ホッシーワ新聞配達人が素体のようだが生まれた経緯は不明。無数の新聞紙をバラまいて視界を塞いでその隙に攻撃する。プリキュアピンキーラブシュートシャーベットバレエ★、ナース、忍者
4カラーコーンナマケルダ素体にされたのはめぐみたちの学校の先生である中野。生徒と上手く打ち解けられず落ち込んでいたところを狙われた。巨体で相手をプレスしたり、頭をまわして攻撃を跳ね返せる。プリキュアハッピーシュートロリポップヒップホップ★、お花屋さん、ポリス、ガーリー
5モグラホッシーワ素体となった人間や生まれた経緯は不明。倒しきれていない個体をホッシーワが呼び出した可能性もある。鼻のドリルで地中を進めるが、攻撃には使用しなかった。プリキュアピンキーラブシュートマカダミアフラダンス★、マリン、コックさん、テニス、ロック
6カレーライスナマケルダ一般市民の男性が素体のようだが生まれた経緯は不明。ゆうこの実家の弁当屋をカビまみれにするために生み出されたが、それを料理のサイアークに行わせるという点にナマケルダの悪意が透けて見える。戦闘の時は手に持っているスプーンで攻撃する。プリキュアピンキーラブシュートキュート
7ウエディングケーキホッシーワ素体にされたのは結婚式を挙げていた夫婦。招待客たちから祝福を受けて幸せに浸っていたところを狙われた。いちご型のミサイルや緑色の炎などを発射する。新郎新婦の二人が同じ思いを共有していたからなのか、二人一緒に一枚の鏡に閉じ込めて一体のサイアークを作り出しているツインミラクルパワーシュート浴衣、ポップ。リゾ-ト
8屋台(焼きトウモロコシと杏子飴)オレスキー素体にされたのはめぐみとひめの同級生4人(りんれいかなえれな)。お祭りで気分が浮かれていたところを狙われた。4人も一気に一枚の鏡に閉じ込めたうえ、2体のサイアークを作り出した。先に焼きトウモロコシのサイアークが囮になる形でプリキュアにわざと圧倒され、その隙に隠れていた杏子飴のサイアークがキュアラブリーとキュアプリンセスを不意打ちして窮地に陥れる。しかし、突如戦場に乱入してきたキュアフォーチュンがさらに圧倒的な強さで二体を同時に浄化した。プリキュアスターダストシュートアイドル、パーティー
9空手家オレスキー素体にされたのはめぐみの同級生のかずみ。氷川流空手道場の門下生でいおなに憧れていた。昇段試験に不安になっていたところを狙われる。空手家から作られただけあって高い格闘能力を有するほか、掌からバリアを発生させることができる。ツインミラクルパワーシュートドレス
10拡声器(スピーカーとホーン)ホッシーワ素体にされたのは合唱部の部長のひとみ。部員を上手くまとめられずに悩んでいるところを狙われる。ホッシーワの不幸の歌を増幅させることが活動の主体だが、戦闘のときは背中のホーンから音符ミサイルを連射するなど攻撃能力も高い。ツインミラクルパワーシュート山ガール
11案山子ナマケルダ素体にされたのは大森ゆうこの祖父母。ゆうこの友人たちが田植え仕事を手伝ってくれたことで、自分たちもいつもより頑張らなくてはと一念発起した感情さえも「興奮による心の揺らぎ」としてサイアーク素体の条件に適合した。歌を聞くことすら面倒臭がるナマケルダが生み出した個体のためキュアハニーの歌が効かない。スパークリングバトンアタック先生
12ピッチャーナマケルダ素体にされたのは野球部員の山崎健太。追試の勉強のために野球の練習がしたいのを必死に我慢していたところを狙われた。野球のボールを無数に投げて攻撃してくる。まともな戦闘ではプリキュアたちを苦しめたが、ラブリーの「野球で勝負よ!」という宣言にナマケルダが乗ってしまったことでなぜか野球勝負に。背番号4の架空の投手あの魔球と同じ魔球を繰り出して翻弄するが、配球を読まれてラブリーにホームランを打たれてしまう。打たれた後はスポーツマンらしく潔く負けを認め、無抵抗で浄化された。プリキュアピンキーラブシュートバスガイド、野球
13サイアーク登場なし(対ファントム戦)プリキュアピンキーラブシュート&プリキュアスターダストシュート(浄化は未遂)
14はまぐりオレスキー子供会の潮干狩りにきていた卓真真央、えりの小学生トリオが素体。イベントを楽しんでいた三人の浮かれた心や、女の子を守ろうとした卓真の決意、それにちょっとキュンとした少女二人の感情の揺らぎなどがまとめてサイアークを生み出すための精神エネルギーとして利用された。「女子二人の前で格好をつける…。そのような羨ましい行為はこのオレスキー様だけが許される!」とのこと。プリキュアとの戦闘ではチェリーフラメンコの炎系の技で美味しい焼きはまぐりにされてしまった。なお、真央がサイアークの素体にされたのはこれが二度目。スパークリングバトンアタックココナッツサンバ★、レポーター
15騎士クイーンミラージュブルースカイ王国の警護をしている個体。マフラーが青色なため、ミラージュが直々に作り出した個体だと思われるが3幹部の命令は聞く。プリキュアの力が殆ど発揮できなかったため、かなりの強敵となっている。
16テレビカメラナマケルダ素体になったのは増子美代。「愛の結晶」をもらったのにプリキュアに選ばれることができなくて落ち込んでいたところを狙われた。マイクを手に持っている。素体である美代のプリキュアの知識をこのサイアークも共有しており、それゆえにプリキュアが発動しようとする技を、叫んだ技名やポージングからすべて先読みして適切な対処をとっていた。しかし、この話で初めて使うココナッツサンバには対応できず、その効果で弱ってしまったところを浄化された。ツインミラクルパワーシュートサッカー、デザイナー
17サンドバッグオレスキー空手大会で優勝するために河原で一人稽古していた少年の「一番になりたい」という気持ちを利用して生み出された。モチーフがサンドバッグだけあって異常に打たれ強いツインミラクルパワーシュート犬、プリティ
18ウェディングドレスホッシーワおおもりご飯で結婚式をあげていた幸代と大輔のカップルをサイアークにする。7話と同じく新郎新婦のセットで鏡に閉じ込めたスパークリングバトンアタックひよこ、美容師
19大砲不明冒頭でキュアフォーチュンにやられたサイアーク。素体となった人間や生まれた経緯は不明。フォーチュンの強さを示すかませ犬役なので、あっというまにフォーチュン一人に倒されてしまったプリキュアスターストリームアイドル
19サッカーボールオレスキー素体にされたのは商店街のサッカーチームのキャプテンであるゴン隊長。団結とチームワークを熱く語って盛り上がっていたところを狙われた。中の人的に当然ながらサッカー技を使う。蹴りだすボールはサッカーゴールのネットを丸めたもので、命中するとそのネットが体にまとわりついてダンゴ状態になって拘束される。プリキュアスターダストシュートレーサー
20クレープホッシーワパティシエール風の女性が素体のようだが生まれた経緯は不明。下記のロックシンガーのサイアークとともに現れる。召喚者同士がケンカしていたためかサイアークまでケンカしていたがキュアラブリーが現れたため休戦しラブリーを迎撃した。プリキュアピンキーラブシュートパティシエ
20ロックシンガーナマケルダバンドマン風の青年が素体のようだが生まれた経緯は不明。上述のクレープのサイアークとともに現れる。召喚者同士がケンカしていたためかサイアークまでケンカしていたがキュアラブリーが現れたため休戦しラブリーを迎撃した。プリキュアスターダストシュート不明
21,22標準ファントムハピネスチャージプリキュアを一斉粛清するため、ファントムがぴかりが丘の人間を無差別に素体にし多数召喚。作中で描写された数だけでも40体は超えている。しかも、ファントムが召喚しただけあって一体一体が三幹部の個体よりも強い。ハピネスチャージチームとフォーチュンが別々で浄化するが、フォーチュンの方はファントムによって異空間に飛ばされてしまう。22話には剣道や相撲と言ったスポーツや格闘技をモチーフにした個体も複数登場している。この一連の戦闘の中でかなり大量のカードをゲットし、作中で明確に描写されてるだけでも9種を超えている。この分と今までリボンが集めたカードすべてをぐらさんに譲渡することで、二つのファイルを合わせて「大いなる願い」が成就した。プリキュアスターダストシュート、スパークリングバトンアタックアメカジ、ダンス、キャスター(以上、21話取得分) 人魚姫、マリン、ロック、キュート、テニス、お花屋さん(以上、22話取得分)
23買い物帰りの母子ホッシーワ買い物帰りの主婦とその息子(小学生くらい)が素体のようだが生まれた経緯は不明。二人セットで一枚の鏡に閉じ込められ、そこから母と子の二体のサイアークを生み出した。素体にされたお母さんの方はわりと若々しくて品のいい感じで、息子も爽やかで利発そうだったのだが、サイアークにされたら「パンチパーマで割腹のよい中年おばさん」と「Tシャツと野球帽のワンパク男子」という昭和のファミリーアニメのキャラみたいな外見に変えられてしまっている。主婦サイアークの方は夕食の材料の玉ねぎを爆弾に、ネギを剣として使い、さらにラップロールをバリアに使うなど、主婦の生活の知恵(?)で高度な攻撃を駆使した。息子サイアークの方はサイズや見た目がチョイアークとほぼかわらず、そのためにチョイアークの群れの中に隠れながら奇襲するという戦術をとり、フォーチュンを翻弄した。プリキュアスターライトアセンションアニマル
24アウトドアランプオレスキー素体にされた人物は不明。スイカ柄のミサイルを撃って攻撃する。プリキュアスターライトアセンションフィギュアスケート
25ハートマークナマケルダめぐみたちの合宿に飛び入り参加した石神りんが素体。誠司への恋心を利用された。りんがサイアークにされたのは8話に続いて2度目だが今回は単独。ハート型の光弾で攻撃する。プリキュアスターライトアセンションブリティッシュ
26不良ホッシーワ素体は古典的なツッパリスタイルの少年で、生まれた経緯は不明。公衆電話はおろか人と行き交う事すらない田舎に、なぜこんな格好の人物がいたのかも不明。赤いリーゼントの手入れに余念がなく、チョイアークもそれに合わせて青いリーゼントと学ランを着用。誠司とひめの青春の匂いを嗅ぎつけたホッシーワにけしかけられ、集団でからんできた。不良の喧嘩殺法や体を回転させてのパンチ攻撃でプリキュア達を苦戦させるも、プリンセスのおでこパンチでリーゼントを粉々に砕かれて敗北。プリキュアブルーハッピーシュートCA
27主夫ナマケルダめぐみがブルーに惹かれつつあることの心をざわめかせていた誠司が素体。25話同様に恋心の隙をつく形でのサイアーク化。見た目は主夫属性の誠司らしく、エプロンにフライパンという姿だが、戦闘は氷川流で鍛えた空手殺法を駆使する。かなりの強敵だったが、「大切な人」である誠司を助けたいというラブリーとプリンセスが同じ気持ちになったことで、いつも以上の力を発揮したために、連携技でなんとか浄化できたツインミラクルパワーシュート探検家
28マカロン不明パリのエッフェル塔で暴れていたサイアーク。素体となった人間や生まれた経緯は不明。キュアアールが単身で戦うが敗北寸前に追い詰められる。しかしそこにかけつけたキュアハニーの「ごはんの歌」で取り戻し浄化を成功させた。この様子は『プリキュアウィークリー』で日本でも放映され、「世界のキュアハニー」の名を広めることになるパッソーアルカンシェル
28ファイヤーナイフダンサーマダムモメールハワイ侵略に使役されていたサイアーク。素体となった人間や生まれた経緯は不明。モチーフとなっているファイヤーナイフダンスとは、両端に火がついた棒を振り回して激しいアクションをするハワイの名物である。二体が登場し、一体目はハピネスチャージプリキュアが、二体目はアロ~ハプリキュアが浄化した。プリキュアスターライトアセンション(一体目)、プリキュアハワイアンリノアフア(二体目)ピエロ
29サイアーク登場なし(対オレスキートリオ戦)プリキュアスターライトアセンション(浄化は未遂)
30サイアーク登場なし(対アンラブリー戦)プリキュアハピネスビックバーン(浄化は未遂)
31オレスキープリキュア達に保護されたファントムの奪回を命ぜられたオレスキーがプリキュアをおびき寄せるために、とりあえず目立つ大木をサイアーク化。素体の男性は浄化後にわずかに映っていただけで詳細は不明。プリキュアハピネスビックバーンマリン
32バスケットボール選手ナマケルダいおなに好意を持つ海藤裕哉が素体。頭部がバスケットボールになっている。ナマケルダが珍しく最初から本気モードになっていたためか、今までに作り出したサイアークの中でも相当強め。プリキュアたちを窮地に追い詰めたが、そのピンチがキュアフォーチュンのイノセントフォームへの覚醒を促すことになってしまった。プリキュアハピネスビックバーンロック
33ロケットオレスキー素体にされたのは宇宙工学者を夢見る理系女子の深大寺まみ。自家製ロケットの打ち上げを成功させたいという情熱の炎がサイアークを生み出す触媒に利用された。両手にロケットが生えてそれで飛行する様子はいつかどこかで見たことがあるような…? 「何かのために頑張る」というポジティブな気持ちでサイアークを作り出したオレスキーの行為は、人間の夢や希望を踏みにじったとめぐみを激怒させる。まみの夢を守るためにキュアラブリーは感情に任せてたった一人でこのサイアークと戦うが、一人だったがゆえに追い詰められる。しかし、自分の無力さを噛みしめながらも決して諦めることなく立ち上がり続けた。前回と同じくこのピンチがキュアラブリーのイノセントフォームへの覚醒を促す・・・ことにはならなかった。めぐみの窮地を救ったのは先だってイノセント化に成功したフォーチュンであった。「誰かのために絶対に諦めない」という気持ちだけではめぐみは殻を破ることはできなかったのである。プリキュアハピネスビックバーンパーティー
34テキ屋ナマケルダ素体にされたのはぴかりが丘中学生徒会長の假屋崎。文化祭に向かって頑張ろうというやる気がサイアークを生み出す触媒に利用された。文化祭というイメージからか屋台のテキ屋風のスタイル。カビを繁殖させる花火を打ち上げたり、団扇を両手にもって踊るように回転することで竜巻をおこしたりと、お祭りをイメージさせる攻撃方法が多い。みんなで準備を頑張った文化祭を守りたいというひめの思いがキュアプリンセスのイノセントフォームへの覚醒につながった。プリキュアハピネスビックバーンキュート
35オウムホッシーワ素体にされたのは豪邸に住む孤独な老婦人の三ツ谷のぶこおおもりご飯のお得意様でいつも弁当にケチをつけるが実は本心ではゆうこが宅配に来てくれるのを楽しみにしてる。そんな素直になれないツンデレな気持ちをサイアークを生み出す触媒に利用された。モチーフとなったオウムは彼女が唯一心を許しているペットである。高速で飛行し超音波で攻撃する。ラブリー、プリンセス、フォーチュンを倒すが、ご飯を楽しみにしていたのぶこの気持ちを悪用したことに怒ったキュアハニーのイノセントフォームへの覚醒につながった。プリキュアハピネスビックバーンドレス
36プレゼントオレスキー素体にされたのはめぐみに誕生パーティーに参加してくれたお客さん全員。その中にはめぐみの両親も含まれる。一度に十人を超える人間を鏡に封印したが、生み出したのは一体のサイアークのみだった。素体の数が多いだけ強いというわけでもなく通常どおりだったので、オレスキーがここまでしたのは純粋に感情的な理由である。オレスキーはめぐみと誕生日が同じで、自分が誰にも祝われないのにめぐみだけ幸せになっていることがどうしても許せなくて、めぐみを祝福してくれた参加者すべてをサイアークの触媒へと貶めたのだ。非常に子供っぽい嫉妬のようにも見えるが、このことはオレスキーのコンプレックスとトラウマを本気で刺激してしまい、彼としては珍しく終始憤怒の様子で戦っていた。キュアラブリーに変身しためぐみはオレスキーの怒りの理由を知ろうとし、それなら一緒にパーティーを祝おうと誘うが、「絶対に自分のことは理解できない」と拒否されてしまう。めぐみは「自分が人を助けられないのは無力だからだ」と考えていたが、それが間違いだったことに気づく。助けを求めない人間を助けることはどんな力があってもできないのだ。自分が何をやっても助けられないことだってあることを自覚して、なおかつそれでもその相手の幸せを願ってやまないある種の愚かさも悟った。それがキュアラブリーのイノセントフォームへの覚醒につながった。プリキュアハピネスビックバーンポップ
37ジャック・オ・ランタンオレスキー素体にされたのは真央卓真、えりの小学生三人組。ハロウィンまつりでの浮かれた気分を利用された。真央は前話ではめぐみの誕生日パーティーに参加してたので、なんとこれで4回目のサイア-ク化である。口から闇の蝙蝠を出して攻撃する。クイーンミラージュの「奥の手」が登場したことで自分の立場が危うくなったオレスキーも必死になっていたのか、いつもよりちょっぴり強めだった。キュアラブリーがイノセントフォームに変身してからはあっさりと逆転される。この醜態によって、オレスキーを焦らせていた「奥の手」がついに戦場に介入することに。またサイアーク浄化により素体となった真央ら3人は解放されたもののその直後に上記の奥の手が現われて37話分のプリカードを入手出来ず44話以降に登場する赤いサイアーク以外では唯一の事例となったプリキュアハピネスビックバーン
38サイアーク登場なし(対キュアテンダー・闇戦)イノセントプリフィケーション
39標準不明プリキュアとして復帰したキュアテンダーの活躍シーンが冒頭で描かれる。3体のサイアークと一人で同時に戦う無双ぶりを見せた。素体となった人間や生まれた経緯は不明。テンダー・ライジングスターバースト不明
39拳法家ホッシーワ中国拳法家風の道着を来たサイアーク。素体となった人間や生まれた経緯は不明。見た目を裏切らずカンフーで戦う。気弾で攻撃することもできるため遠近両用で一見隙がない。しかし、気弾を打つのに一瞬「貯め」のタイミングがあるため、その隙をついてふところに飛び込み形勢逆転した。チームワーク連携もバッチリとれたスマートな戦いぶりに、氷川まりあはハピネスチャージプリキュアの4人になら安心してぴかりが丘を任せられると確信し、アメリカへ飛び立っていた。イノセントプリフィケーションリゾート
40標準オレスキートリオミラージュから最後通告が渡され、後がなくなった3幹部が召喚した量産型。三人の力をあわせ、ぴかりが丘の河原周辺にいた数十人を一度にサイアークにした。三人の力を合わせたためか、マフラーの色が無数の色がまざりあった状態になっていた。触媒となる人間を選ばずに無差別に作り出したためか、一体一体はいつもの個体ほどには強くない。しかしそれでもこれだけの数なら総合的にはいつもよりもはるかに強い戦力なはずで、押し切れると判断したのだろう。しかし、ハピネスチャージプリキュアの成長度合いは三幹部が想定していた以上で、量産型サイアークたちはチョイアークを蹴散らすのと同じレベルで蹴散らされる。最終的には複数の量産型サイアークが集まって巨大化するもイノセントフォームにチェンジした四人に浄化された。だがこれは序章に過ぎず、痺れを切らしたクイーン・ミラージュが遂に動き出すこととなる。イノセントプリフィケーションクリスマス
41標準クイーンミラージュミラージュが極限まで力を振り絞って、パリ、ニューヨーク、ハワイ、東京などの侵略されていない大都市の住人を一度にサイアーク化。最終決戦を仕掛けてきた幻影帝国に対しもはや猶予がないと判断したブルーは、この事態を生み出したミラージュに侵略から手を引くよう説得すべく、ハピネスチャージプリキュアとともにミラージュの元へ向かうことになった。ゆえに、これらのサイアークたちと主人公たちの戦闘シーンは描かれていない(画面に映らないところでモブキュアたちが奮闘していたのは確かで、43話ではそれらの代表としてキュアテンダーがミラージュのサイアークとハワイらしき場所で戦ってる様子が描かれている)
41騎士クイーンミラージュ幻影帝国に占領されたブルースカイ王国を護衛する個体で、15話にも登場している。ミラージュの王城へ向かうハピネスチャージプリキュアを止めるべく三体が立ちふさがるが、成長したプリキュアたちはラブリーブラスターとハニーリボンのコンボで三体一度に無力化し、かつての屈辱を晴らした。前へ進むために無力化しただけでいちいち浄化をしていないため、プリカードは入手していない。ただし、この話ではファントムと決戦が行われ、そこで浄化技は使われている。イノセントプリフィケーション(ファントム)
42サイアーク登場なし(対オレスキートリオ戦)エメラルドイリュージョン(オレスキー)、プリンセスウィンディーウィンク(ナマケルダ)、ハニーテンプテーション(ホッシーワ)
43サイアーク登場なし(対クイーンミラージュ戦)イノセントプリフィケーション
44標準レッドすべての黒幕であるレッドが直接送り出した赤いサイアーク。モチーフとなるものは特にない標準型だが、体型がやたら丸っこく巨体。また、体色が赤いため他のサイアークとは印象が大きく異なる。戦闘力の今までのサイアークとはけた違いである。このサイア-クは侵略のためでなくキュアラブリーに絶望を与える準備として彼女を痛めつけるためだけに生み出されている。素体となったものは不明だが、召喚者が神であるため、そもそも人間を触媒にせず無から生み出した可能性もあるイノセントプリフィケーション
45サンタクロースレッドクリスマスイブの夜、ハピネスチャージプリキュア4人と誠司が町で楽しく過ごしていたところに襲い掛かってくる。クラッカーを大砲のように使ったり、リースをチャクラムのように投げつけたりと、クリスマスパーティーっぽいイメージの攻撃を重ねる。今回のサイアークも赤いサイアークだったが、レッドが戦闘指揮していなかったこともあり前回ほどは苦戦せず浄化できた。しかしこのサイアークはプリキュアたちの目を引き付けるオトリ役であり、これを召喚したレッドの真の目的は、プリキュアたちの邪魔が入らない状況で誠司を洗脳することであった。素体になった人間はやはり不明。浄化してもプリカードは生まれなかったのも前話と同じじである。イノセントプリフィケーション
46標準レッド惑星レッドから無数の赤いサイアークが地球上に降下。地球全土の破滅計画がついに始まる。そのうちの一体が、ダーク誠司との戦闘で変身解除状態に陥っていたハピネスチャージプリキュアと戦闘。誠司が悪堕ちする原因になった憎悪の感情を作り出したのは自分だったということに気づかされためぐみは大ショックを受け絶望に沈み、全く抵抗する気もないままサイアークの一撃をまともに受ける・・・が、それをキュアテンダー、そして世界のプリキュアたちが割って入って助けてくれる。彼女らの叱咤激励を受け、戦意をとりもどしたハピネスチャージプリキュアの4人はイノセントフォームに再び変身し、サイアークを浄化した。この後は主人公たちは惑星レッドへ最後の戦いにいくので、地球の防衛は世界のプリキュアたちに任される。ここから最終話まで世界のプリキュアが赤いサイアークと戦っている様子が合間合間で描かれた。イノセントプリフィケーション
47サイアーク登場なし(対ダーク誠司戦)イノセントプリフィケーション
48〜49サイアーク登場なし(対レッド戦)プリキュア・フォーエバーハピネスシャワー

中の人について

本編で演じる増元氏は同作で氷川いおなの祖父の声も兼任している。


関連項目

ハピネスチャージプリキュア! 幻影帝国

ソードマスターヤマト 元気爆発ガンバルガー・・・同じ名前の敵がいる

パラサイト(聖闘士星矢Ω)


ジコチュー ← サイアーク → ゼツボーグ

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