概要
『ハピネスチャージプリキュア!』第27話放送前日の2014年8月9日に、番組公式サイトにおいて次々回の第28話で登場することが公式発表された。
ハワイで活動している姉妹のプリキュア。
二人での名乗りは「南国に輝くふたつの光、アロ〜ハプリキュア!」
幻影帝国との戦いにおいて度重なる敗北を繰り返した結果、エリアの半分が氷漬けにされてしまった事から妖精・アロアロを通じてブルーに協力を要請。ハピネスチャージプリキュアが救援に向かう。
姉妹の性格の違いからチームワークがガタガタで、そこをマダムモメールに突かれて連敗が続き、ハワイの半分を占領されてもはや南極と言わんばかりの氷の世界にされていた。
そういうこともあって姉妹仲が険悪だったが、ハワイの太陽と海の輝きを取り戻したいという気持ちについては二人ともブレがなく、ゆうこから「大切なものが一緒なら、もう一度力を合わせられる」と説得され、モメールのサイアークと再戦。
その中で、サンセットのピンチをウェーブが盾になって守り、傷つく。モメールが「ダメな妹を切り捨てないからこんな目にあう」と煽るが、ウェーブの姉を思う本心を言葉でなく行動で理解したサンセットは、今までのわだかまりを捨て、二人で息の合った合体技を放ってサイアークを浄化し、ハワイの太陽と海の輝きを取り戻した。
46話では逆にキュアテンダーや他のプリキュアチームと日本に合流し、助っ人としてラブリー達の前に現れ共に赤いサイアークに挑み浄化に成功。
他に出現した同種を殲滅する為地上に留まり防衛にあたる。
アメリカ合衆国を活動拠点とするプリキュアは、ボンバーガールズプリキュアに次いで2組目。
変身シーンおよび必殺技使用シーンに専用のバンクシーンが存在しており、モブキュアとしては破格の扱い。
更に『ハピネスチャージプリキュア!ボーカルベスト』には、二人のテーマソング「ふたりでアロ~ハ!」が収録されている。
なお、ハピプリの4代後に当たる『HUGっと!プリキュア』第37話において1カット登場。キュアテンダーと共に『Go!プリンセスプリキュア』から『HUGっと!』までの19人を含んだ歴代プリキュアに力を送った。
また、『プリキュアオールスターズF』でもキュアテンダーに加え、『ふたりはプリキュアSplash☆Star』の霧生満と霧生薫・『ハートキャッチプリキュア!』のキュアフラワー・『ハピネスチャージ』のキュアミラージュと他の世界のプリキュア、そしてクロスオーバー映画オリジナルのキュアエコーとパートナー妖精であるグレルとエンエン(『F』では番外扱い)と共にミラクルライトを振り、『スター☆トゥインクルプリキュア』から『ひろがるスカイ!プリキュア』の23人を含んだ歴代プリキュアに力を送った。
メンバー
本編と密接に絡むため、チーム名とプリキュア名に加え、変身者名と担当声優も公表されている。
公式発表された中ではテンダーとフォーチュンに続くシリーズ歴代2組目の姉妹、かつ初となる双子のプリキュアである(明言はされていないが、第14話に登場したローマのプリキュアも双子と考えられている)。
変身者はオハナ。長い巻きスカートと大きな花の髪飾りが特徴の、オレンジ色のプリキュア。
また、プリキュアではなかなか見られなかった褐色肌、外国人ということが一目で分かるのプリキュアのチームである。
モブキュアでは、インド、エジプトなどのプリキュアにもいたが、今回は変身バンクもある登場回の主役プリキュアである。
ハワイはアメリカ領土であるが、欧米系ではない、昔からの現地人も多いことで知られる。ボンバーガールズプリキュアが、いかにもな欧米系出身(一人はインディアンの血族らしいが)アメリカンプリキュアだったことに対して、
このアロ~ハプリキュアは、ハワイの現地人種の血を受け継ぐ、本来の意味でのハワイ人のプリキュアであることが分かる。同時にエキゾチックな印象もあり、アメリカ大陸の方のプリキュアとはまた別の姿を見せてくれた。
この回は、日本人が想像するリゾート観光地としてのステレオタイプのハワイというよりも、彼女達の人種が示すように、昔からあるハワイの文化がスポットに当てられており、彼女達がネイティブハワイアンなのは、そういった意味もあると思われる。
この回は、ログハウス風のオハナ、オリナの家と、近くの砂浜が舞台であり、ワイキキビーチや観光地のようなリゾートな場所は出てこず、昔からあるハワイの情景が強調されている。
必殺技
- プリキュア・ハワイアンリノアフア
サンセット「ハワイの精霊たちよ!」
ウェ-ブ「プリキュアに力を!」」
二人で手を合わせ、四葉状の円盤を召喚し、フリスビーのように投げつける。
それがサイアークを貼り付けにし、そこに浄化の光線を放射する。
関連動画
備考
オハナ/サンセット役の吉田とオリナ/ウェーブ役の仲谷は、番組としての『ハピプリ』においてそれぞれエンディング/オープニングテーマ曲を担当する歌手としてお馴染みだが、基本的には「レギュラー出演者との分業」が慣例である『プリキュア』シリーズの歴代主題歌歌手において、ゲスト扱いではあるが史上初となるプリキュア役との兼任となる。
しかし、これがもう一つの慣例「プリキュア役の声優は他の役での再登場は無い」に当てはまってしまった場合、両者が今後のプリキュアに出てくるキャラクターの役を担当する可能性が消滅してしまう、という事も考えられ、次作以降の人事が注目される。
しかし、キュアアールの例を見るとそうでもないようであり、今後、他の役として登場する可能性が十分にありえる。
関連タグ
キュアサンシャイン、キュアマリン いつえり… 「太陽」と「海」モチーフの先輩コンビ。
ワンダフルネットプリキュア、キュアソレイユ…褐色肌のプリキュア繋がり
本編出演歴のある主題歌担当者
工藤真由 … 『5』第40話と劇場版、及び『ハートキャッチ』第36話ゲスト、『スイート』レギュラー(フェアリートーン)
宮本佳那子 … 『5』第40話ゲストと劇場版、『ドキドキ』レギュラー(剣崎真琴/キュアソード)、『プリアラ』第43話ゲスト(かなこ)
池田彩 … 『ハートキャッチ』第36話ゲスト
北川理恵 … 『Go!プリンセス』第40話ゲスト、『魔法つかい』第28話ゲスト
※ … プリアラでは岬あやね名義での挿入歌担当。主題歌を担当するのは『ヒーリングっど』以降。