人物
1989年11月4日生まれ。茨城県土浦市出身。身長155cm。
小学四年生の頃に「東映アカデミー」の養成所に入り2000年代前半の美少女戦士セーラームーン(実写版)、仮面ライダー響鬼などの東映特撮番組やテレビドラマ等に出演。
東映アカデミー在籍時、「ヤングフレッシュ」のメンバーとしてプリキュアシリーズの主題歌のコーラスに参加した後、2007年に『Yes!プリキュア5』のED主題歌を担当。同時に本人役で声優デビューを飾っている。
さらに2013年には『ドキドキ!プリキュア』では主メンバーの一人の声を担当、プリキュア主題歌歌手でTV本編にレギュラー出演を果たすのは工藤真由に続いて二人目、メインのプリキュアや役としては彼女が初となる。
ちなみに彼女の父親は高位の幹部自衛官であり、本人も予備自衛官である。
2013年末より体調を崩していたとのこと、回復に務めるも万全の状態に至らず、2014年2月7日、事務所HPと公式ブログを通じて、無期限の休養に入ることが発表された。
1stアルバム『ありがとうのうた』は、予定通り2月12日にリリースされた。
また同年9月14日放送の『ハピネスチャージプリキュア!』第32話のプリキュア10周年おめでとうメッセージでキュアソードが登場した時もエンディングで本人の名前がクレジットされた。
休業から約1年が過ぎた2015年3月23日、所属事務所のHPを通して、順調に回復していることが告げられ、同年3月28日、ABCラジオ『吉田仁美のプリキュアラジオ「キュアキュア♡プリティ」』の最終回にサプライズでゲスト出演、久々に公の場で声だけながら姿を披露した。
そして同年7月13日をもって活動を再開、同時に所属を「東映マネージメント」から「東映東京撮影所」に変更したことがスタッフよりTwitterで明らかになった。
12月1日の自身のブログでは、保育士試験に合格したことを報告している。
2016年5月9日付でアクセルワンに移籍したことを発表した。
2017年2月~2018年1月放送の『キラキラ☆プリキュアアラモード』のED主題歌を担当する。またもプリキュアEDを担当した事について、思わずキュア・レインボーズの面々に対して「またわたしが歌ってもいいんでしょうか?」と、わざわざ一人ずつ了解願いと承諾と確認に行ったのか(と、いうことを同年開催のテウチライブで工藤真由とうちやえゆかと五條真由美にバラされている。ちなみに3人は「そんな事、気にしなくてもいいのに」「私たちの分まで歌って、後に続く子たちに『プリキュア魂』を伝えてくれればいいだけ」とコメントしている)。結局は、それだけ義理堅く真面目な人である、ということである。
こうした真面目さを著すエピソードは読売新聞の英字紙「The Japan News」でのインタビューでも本人から語られている(アーカイブ記事)。それによれば、元々根が真面目すぎて完璧を求めすぎる性格だった。そのため仕事が増えて行くにつれ、あらゆる事で完璧さを追い求めすぎたせいで心と体のバランスが取れなくなり、さらにオーバーワークも祟ったことで前述の休業を余儀なくされてしまう。
復帰後しばらくして2度目の海外旅行となるインドへと旅だったとき、現地の人々のおおらかな生活を見て「ああ、こういうのでいいんだ」と価値観が変わり、これまでの完璧主義から転換し自分の目指すレベルを下げて、少しリラックスしながら仕事に取り組むようになったという。
2018年2月放送の『HUGっと!プリキュア』ではプリキュアシリーズでは初のオープニング主題歌を、同年3月公開の『映画プリキュアスーパースターズ!』ではエンディング主題歌を、そして翌2019年3月公開の『映画プリキュアミラクルユニバース』のオープニング主題歌を歌うことになる。
2019年2月12日、自身のブログにおいて、結婚したことを明らかにした。
2020年7月には第一子も誕生している。
主な声の出演作
※上記通りの影響で後任は加隈亜衣(第71話以降)。
外部サイト
公式ブログ 宮本佳那子の超めいっぱ~い(~2014年7月14日)
公式ブログ 宮本佳那子のこころをこめて(2014年7月13日~)