ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

Yes!プリキュア5

48

いえすぷりきゅあふぁいぶ

2007(平成19年) - 08年(同20年)まで放送された日本のテレビアニメ。『プリキュアシリーズ』第4作目。

概要

2007年平成19年)2月4日 - 翌2008年(同20年)1月27日まで、東映アニメーション朝日放送が制作し、テレ朝系列で放送された、『プリキュアシリーズ』通算4作目となるTVアニメ作品である(全49話)。

イラストタグ付けの際、『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア5GoGo!』のどちらを使うべきか迷った際は『プリキュア5』の方を使用することを推奨します

本作は前作『ふたりはプリキュアSplash☆Star』(以下『S☆S』)2期目が急遽キャンセルされたため、突貫作業で製作されたものであり、これは初代『ふたりはプリキュア』の誕生の経緯と酷似している。

しかし、初代時の様に新番組のためのスタッフを0から集めるのはリスクが高過ぎるということで、上層部は『S☆S』を担当したスタッフ達に改めて新番組を製作する様に依頼。

その指示を受けた鷲尾天Pは当初、「予定通り『S☆S』の2期目をさせて欲しい」と抵抗したが、スポンサー及び上層部からは受入れられなかった。鷲尾は、それならばと「プリキュア」の名前とフォーマットを継承した上で、従来のプリキュアとは異なる変身ヒロインものを製作することとした。それが「ふたり」ではなく、5人チームとなった『プリキュア5』なのである。

プリキュアはバディもの・コンビものというイメージがあったため、5人チームとなったことは視聴者を驚かせたが、鷲尾は「『MH』は3人、『S☆S』は(満と薫を入れて)4人、今回は5人」と段々人数が増えていると半ば冗談めいて紹介している。

人数が増加したたことを受けてキャラやストーリー設定にも変化があり、単独変身が出来る、必殺技も単独で発動出来る、プリキュアをサポートする妖精が美男子に変身出来る(恋愛要素をほのめかす)、といった、それまでの『プリキュア』のイメージにはなかった新しい要素が加えられた。

これは前作の商業成績が振るわなかったために大きな転換を図られたためである(不振については当該項目を参照)。

今回で盛り込まれた新要素のいくつかもまた、初代や2代目同様後のプリキュア作品の礎を築いた。「きらびやかな(可愛い)戦闘演出を強調させる」「キャラを変えてシリーズを続投する」始祖が前作なら、チーム編成特有の基本を作ったのが本シリーズで、それは以降にも継承されている。

なお、本作以降は現在まで「最初から最後まで一貫してプリキュアの人数が2人」という作品は制作されておらず(『魔法つかいプリキュア』の初期メンバー2人は除く)で、どれもが3人以上のチーム制となっている。

初代作『ふたりはプリキュア』は鷲尾天Pが大好きであった『噂の刑事トミーとマツ』に代表される2人組の刑事ドラマのイメージから「バディ(相棒)もの」として制作されたという逸話があるが、本作では「チームもの」として成り立たせるために『湘南爆走族』に代表されるヤンキー(暴走族)漫画で用いられる「ソウルブラザー(義兄弟)」のイメージが下敷きにされている。

前述の通り、前作2年目の代替に当たる繋ぎ作品という扱いで制作されたため、当初はこの作品がプリキュアシリーズ最終作品となる予定であった。しかし、結果的に人気を博したために翌年にはキャラを続投させた続編『Yes!プリキュア5GoGo!』が制作された。そして続編終了後は現在の様な1年交代制に移行。現在も続くプリキュアシリーズに至っている。

本作以降、プリキュアシリースは16:9サイズのデジタルハイビジョンとして制作されることとなった。

スタッフ

上記の通り、鷲尾Pの元でスタッフの多くは前年から継続しており、SD(シリーズディレクター)は小村敏明シリーズ構成成田良美、音楽は佐藤直紀が続投している。

キャラデザは「従来までとは異なるプリキュア」を強調するためか、プリキュアシリーズを初代から担当していた稲上晃に代わり、これまでシリーズで作画監督を務めて来た川村敏江氏が務めることになった。稲上は作画スタッフとして本作に参加している)。

ストーリー

夢原のぞみサンクルミエール学園に通う中2。ある日、図書館で不思議な本『ドリームコレット』を発見したのぞみは“パルミエ王国”からやって来たという不思議な生き物・ココと出会う。

ココは、邪悪な組織“ナイトメア”に滅ぼされてしまった故郷を蘇らせるため、どんな願いも1つのみ叶える力を持つ「ドリームコレット」を探し続けていた。ただ、その願いを叶えるためには「ピンキー」と呼ばれる妖精達の力を借りなければならないらしい。

ココを助けようと決意したのぞみは幼馴染・夏木りん、新人アイドル・春日野うらら、生徒会長・水無月かれん、図書委員・秋元こまちと共にナイトメアの野望に立ち向かうことを決意する。

※以上、公式サイト解説文を元にして記述。

登場人物

プリキュアの家族

りんの父・こまちの両親は登場せず。かれんの両親は劇中で写真に写っている姿のみ登場。

夢原家

夏木家

春日野家

秋元家

水無月家

サンクルミエール学園

生徒

教職員

呼称表

※変身前/キュア名 及び妖精姿/人間姿

が/にのぞみりんうららこまちかれんミルクココナッツブンビー
のぞみりんちゃん/ルージュうららちゃん→うらら/レモネード秋元先輩→こまちさん/ミント水無月先輩→かれんさん/アクアミルクココ/ココ…田先生ナッツナイトメア
りんのぞみ/ドリーム私/あたし春日野さん→うらら/レモネード秋元先輩→こまちさん/ミント水無月先輩→かれんさん/アクアミルクココナッツナイトメア
うららのぞみさん/ドリームりんさん/ルージュこまちさん/ミントかれんさん/アクアミルクさんココナッツナイトメア
こまち夢原さん→のぞみさん/ドリームりんさん/ルージュうららさん/レモネードかれん/アクアミルクさんココさんナッツさんナイトメア
かれん夢原さん→のぞみ/ドリーム夏木さん→りん/ルージュ春日野さん→うらら/レモネードこまち/ミントミルクココナッツナイトメア
ミルクのぞみ/ドリームりん/ルージュうらら/レモネードこまち/ミントかれん/アクアミルクココ様ナッツ様ナイトメア
ココのぞみ/ドリームりん/ルージュうらら/レモネードこまち/ミントかれん/アクアミルクココ/僕ナッツナイトメア
ナッツのぞみ/ドリームりん/ルージュうらら/レモネードこまち/ミントかれん/アクアミルクココナッツ/俺ナイトメア
ブンビープリキュア不明

主題歌

OP:『プリキュア5、スマイルgogo!』 工藤真由 3:56

前期ED:『キラキラしちゃってMyTrueLove!』 宮本佳那子 3:08

後期ED:『ガンバランスDeダンス〜夢見る奇跡たち〜』 宮本佳那子 3:57

主題歌演奏時間は全体的に長いが、『キラキラしちゃってMy_True_Love!』は3:08と短い(他は4分前後)。

放送リスト

備考・関連タグ等は自由に記入して下さい。

サブタイトル備考・関連タグ等放送日程
1希望のプリキュア誕生!のぞみ初変身2月4日
2情熱全開キュアルージュりん初変身2月11日
3はじけるプリキュアは誰?うらら初変身2月18日
4やすらぎのキュアミントこまち初変身2月25日
5プリキュアの資格かれん変身失敗3月4日
6プリキュア5(ファイヴ)全員集合!かれん変身成功/プリキュアが5人揃う3月11日
7親友ナッツ現る!ナッツ登場/初の5人同時変身シーン3月18日
8相性最悪?りんとかれんりんとかれんが衝突モード/デスパライア初登場3月25日
9プリキュアがばれちゃった!?増子美香登場4月1日
10腹ペコナッツを救え!のぞみ達がナッツハウスを宣伝/のぞみ変顔4月8日
11のぞみとココの熱気球ココのぞ回/のぞみが成績不振でメンバーから除外されそうになる4月15日
12うららのステージを守れ!うららの芸能活動回4月22日
13りんちゃんの部活決定―っ!りんがフットサル部に入部4月29日
14悩める生徒会長かれん部費のやり繰りに悩むかれん5月6日
15ハッスルのぞみのお手伝い!母の日回/のぞみ達の家事スキル判明5月13日
16こまち小説家断念!?ナツこま5月20日
17純情乙女の恋物語ビーズメーカー登場5月27日
18突撃! かれんの私生活増子がかれんの家に取材6月3日
19うららの秘密を探れ!うららの家族登場6月10日
20プリキュア5 歌手デビュー!?うらら歌手デビュー6月24日
21お世話役見習いミルク登場!ミルク初登場7月1日
22ミルクの家出で大騒ぎ!ミルクが家出する7月8日
23大ピンチ!悪夢の招待状絶望の仮面/コマチチャン/のぞみを除いた4人が敵の手に落ちる7月15日
24新たなる5人の力!プリキュア・ファイヴ・エクスプロージョン/ギリンマ退場7月22日
25プリキュア合宿大作戦!プリキュア・クリスタル・シュート7月29日
26ロマンス全開リゾートライフ!ナツこまココのぞ回/プリキュア・ミント・シールド8月5日
27りんちゃんイケメン幽霊とデート!?肝試し回/プリキュア・ルージュ・バーニング8月12日
28こまちの夏祭り奮闘記浴衣回/プリキュア・アクア・トルネード8月19日
29のぞみの1日マネージャープリキュア・レモネード・シャイニング8月26日
30ミルクの決意とみんなの力!ミルクがパワーアップアイテムに/アラクネア退場9月2日
31のぞみとココのラブレター事件ココのぞ回/ブンビーが事実上の降格/ブラッディ・ハデーニャ初登場9月9日
32りんちゃんのハッピーウェディングりんがティアラを作成9月16日
33大スクープ!プリキュア5独占取材!増子回/エンディング変更9月23日
34ミルクを守れ!白馬の騎士かれんキュアアクアとハデーニャの一騎打ち9月30日
35ナッツの鍵とこまちの心ナツこま回/OP画像一部及びアイキャッチ変更10月7日
36目指せ完走!マラソン大会ガマオ退場10月14日
37ココのヘルシー大作戦プリキュアシリーズ初のダイエット回10月21日
38プリキュア5のシンデレラ物語シンデレラ回10月28日
39恐怖!デスパライア現るデスパライアがのぞみ&ココの前に姿を現す11月11日
40理事長の正体を探れ!おたかさんの正体/工藤真由宮本佳那子が本人役で出演11月18日
41伝わる気持ち こまちとうららこまうら11月25日
42りんとかれんのひそかな約束りんかれ12月2日
43こまちの決意とナッツの未来ナツこま12月9日
44お世話役ってどんな人?ミルクがお世話係として悩む/ハデーニャ退場12月16日
45のぞみとココのクリスマスの誓いココのぞ回/クリスマス回12月23日
46カワリーノ非情の策略!ブンビー退場/ブラッディ退場2008年1月6日
47ドリームコレットを取り戻せ!ドリームコレットがデスパライアに使用される1月13日
48希望VS絶望 最後の対決!社員の正体が判明1月20日
49夢と希望のプリキュア5!最終回/カワリーノ退場/デスパライアがプリキュアと和解1月27日

劇場版

映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!2007年(平成19年)11月10日に公開された。

漫画

上北ふたごによるコミカライズ版が『なかよし』に連載された。

TV本編との違いとしてミルクが登場しないことがある(一方、続編『Yes!プリキュア5GoGo!』のコミカライズ版では「前から知り合い同士」として登場するため、紙面に登場しないだけでミルクが存在しない設定な訳ではない様子)。

Pixivイラストにおけるプリキュア変身前後の姿のタグ使い分けの配慮について

近年では、変身前の姿のみ描かれたイラストに対して変身後の姿の名前のタグが付けられている場合や変身後の姿のみ描かれたイラストに対し、変身前の姿の名前のタグが付けられていることが多い

しかし、その様な行為はどちらか一方の姿のイラストのみ検索したい人にとっては検索妨害に当たるため、行うべきではない

中には勿論、変身前後の姿双方のタグが付けられていることを気にしない人もいるであろうが、検索の際に気になるという人もいるため、その様な人への配慮としてタグの使い分けをしっかり行うことが推奨される

関連動画

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

Yes!プリキュア5
48
編集履歴
Yes!プリキュア5
48
編集履歴