「使えないヤツは使えない。哀れみをかける必要はないんだよ、さっさと忘れなッ!」
CV:小宮和枝
概要
『Yes!プリキュア5』の敵組織・ナイトメアの上級幹部。
普段は派手な服装で恰幅の良い大柄な中年女性の姿をしている。
デスパライアから信頼を得ている実力者で、ブラッディと共に、アラクネアの殉職で組織改編した新部署のメンバーとして登場する。
性格はかなり横柄で、部下になったブンビーをさんざん扱き使う他、デスパライアの側近であるカワリーノをも「ちゃん」付けで呼ぶ等、悪い意味で馴れ馴れしさを持つ。
たびたび投げキスをする癖があり、同僚からは恐れられており、ブンビーはいつも回避に成功するが、カワリーノは1回だけ喰らったことがある。
パルミエ王国滅亡時にココとナッツを襲撃し、ナッツに重傷を負わせた張本人である。
戦闘能力
戦闘時は派手な体色の鳥のような姿となり、赤い羽根を連射して攻撃する他、手にしたものを武器に変える力を持つ。
戦闘能力は非常に高く、人間態でプリキュア5を圧倒するほど。本気を出せばコワイナーと共同とはいえ、「ミント・シールド」すら撃破する。
劇中でキュアアクアと乗馬戦を繰り広げた他、プリキュア5シリーズ中でもたった2例しか確認されていないキュアドリームを本気で激昂させた人物。しかも、その状態での激しい攻撃をほぼ寄せ付けなかった強者である。
それと同時に、あの天真爛漫かつ、慈悲も見せることがある夢原のぞみが明確に心の底から憎悪した敵であり、『アンタだけは絶対許さない!!』と宣言される程である。
決戦
「私はそんなものなくたって... プリキュアを倒してみせる!」
失敗を重ねた結果、黒い紙の最終通知を受けるが、これを受け取らずにプリキュア5に戦いを挑むも敗退。
その後は本部に戻らず再戦に突入するが、突如乱入したカワリーノにより強制的に「黒い仮面」を被せられて超獣化し、最期は「プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン」の前に消滅し、ナイトメアの第4の殉職者となった。
余談
映画「DX2」では、アラクネアと共に復活を果たした。
本編ではあれほど嫌がっていた超獣化を自ら、それも高笑いしながら行っている。
アラクネアとの共闘でミルキィローズの「メタルブリザード」を打ち破った。