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大いなる希望の力! キュアドリーム!
CV:三瓶由布子
概要
キュアドリームは、プリキュアシリーズ第4作『Yes!プリキュア5』およびその続編『Yes!プリキュア5GoGo!』に登場するプリキュア。
サンクルミエール学園に通う中学2年生の夢原のぞみが変身する。
プリキュア5のメンバーの中では一番初めにプリキュアに選ばれた。
プリキュアオールスターズでは通算6人目のプリキュアとなる。
前向きで、希望に満ちあふれたヒロインとしての姿、そして、彼女のドジっ子な所を“あえて”好んでいるファンが多い。アホの子正義!
『Yes!プリキュア5』の第1話で、桃色の蝶に導かれるように変身したのがきっかけで伝説の戦士プリキュアになる。
プリキュアシリーズにおいて単独での変身、及び単独での必殺技発動が可能となったのは『Yes!プリキュア5』からであり、第1話ではたった一人のプリキュアの戦いをしてみせた。これはプリキュアシリーズでは史上初。(※)
他にも劇場版を中心とし、一人で戦うシーンがあるのも『Yes!プリキュア5』からである。
初戦で敵組織の第一の刺客ギリンマと彼が召喚したコワイナーを退け、以後他のプリキュア達を仲間にしていく事になる。
(※ふたりはプリキュアMaxHeartに登場したシャイニールミナスも単独変身が可能だが、当時はプリキュアとしてカウントされていなかった。またルミナスは単独で浄化技は出せないので、一人で戦ったことはない)。
明確に桃キュアとして設定された初のプリキュア(キュアブルームは元々イメージカラーが明確に設定されているわけではなく、コスチュームの色合いもマゼンタ寄り)であり、「プリキュアのメイン主人公はピンク」という伝統の始祖でもある。
変身すると、普段よりトーンが一段ほど下がった声色になり、変身の精神的影響が大きい事が示唆されている。変身時は潜在能力を自然に引き出せるらしく、普段からは想像がつかないほどに戦闘向きの資質を備えている他、自身に自信を持てるきっかけとなったからか、戦うことには躊躇しない気質である。
とても意志が強く、自分が決めたことを最後まで貫き通そうとするのは変身前と同じである。
どんなに心を折られかけても立ち上がり、仲間達も彼女のそんな姿勢に引っ張られ、形勢を覆すこともある。仲間達の精神的支柱であり、居なくてはならない存在。
そのため不思議なカリスマ性があり、プリキュアオールスターズのように他の作品のプリキュアと一緒に戦ったときも自然とその場を仕切っていた。ある意味、天性のカリスマ持ち。また、『三代目』故か、客演時の仮面ライダーV3のように、新旧プリキュアの橋渡し役を担う事もある。また、プリキュアオールスターズとして、桃キュアとしての直接の後輩であるキュアピーチと仲がいいようである。
しかし、直近の先輩後輩関係である二人が共に並び立って共闘した事はオールスターズ全体を通しても希少であり、共闘の組み合わせで最もありそうなのに、実現した事が本当に少ない組み合わせの一つに数えられている。
そんな彼女の意外な側面として、自分の大事な誰かが傷つけられたりした場合に限るが、怒りが頂点に達すると、二人称が『あんた』に変貌し、普段は隠れている激情を見せる特徴がある。『Yes!プリキュア5』作中で一回、怒りのあまりに我を忘れて攻撃を繰り返す姿を見せたことがあり、仲間を困惑させていた。
また後輩に先駆けて、激昂した際に一回のみだが、敵に対して絶対に許さない!!と発言した事が明確に確認されている初期のプリキュアの一人である事は意外に知られていなかったりする。
戦歴と変身回数では、初代のキュアブラック、キュアホワイトに次ぐほどに多い。
(ごく数回、変身しなかった(いつの間にか変身していた)エピソードもある)
戦闘スタイル
攻撃の属性は聖。結晶を操ることもある。夢のプリキュアだけあり、どんな時も希望を求めて諦めない。変身前はおっちょこちょいなだけあり、無茶をする事も多い。初期世代のプリキュア故か、高い近接戦闘センスを素で持っており、全プリキュアを通しても、変身前との落差が最も大きい一人。また、プリキュアとして経験を積んだ後のプリキュアオールスターズ以降の客演時では明らかに現役時代より戦闘センスが大きく増しており、客演する度に強くなっている描写が多い。また、客演時以降、近接格闘に限ればだが、彼女が直接的なダメージを受ける描写は減っている他、桃キュアきっての技巧派で鳴らすキュアピーチにもなんら遜色ない格闘センスを見せるようになっているため、戦闘能力のレベルは客演の度に増していると言える。
なお、5の初期メンバーの全員に共通することだが、コスチュームの変化は力のパワーソースの変化によるものであり、『GoGo!』以降は少なくとも、他のプリキュアと共通のパワーソースになっている事がプリキュアオールスターズで確認されている。基礎パワーの向上という恩恵か、年月が経ち、変身に熟れた影響か、いつの間にか、ドリームがコスチュームの変化後にも拘らず、(発動プロセスは変わっているが)無印時代の技の使用が可能となっていた事から、全員が戦い続けるうちに、新旧の必殺技の使い分けを可能とした事が判明した。
必殺技
無印時代の掛け声は、「夢見る乙女の底力、受けてみなさい!」
- プリキュア・ドリーム・アタック
- 光の蝶を作り出し、掌で打ち出す。ヒーリングっどプリキュアの映画では、『Yes!プリキュア5GoGo!』以降の姿でありながら、久方ぶりに使用した。(本来、『Yes!プリキュア5GoGo!』以降の変身はドリームアタックを現役で使用していた時代とは力の根源が違うのだが、以前から基礎能力が大きく向上したためか、チャージタイムが以前より遥かに短縮されている、前口上を必要とせずに撃てるようになっているなどの強化点が生まれている)
- プリキュア・クリスタル・シュート
- ドリームトーチ使用時の技。大量の結晶を放つ。
- プリキュア・シューティング・スター
- 『Yes!プリキュア5GoGo!』から使用。腕をクロスさせて光をまとい、自ら敵に突進して貫く。客演時は基本的に『Yes!プリキュア5GoGo!』以後の時間軸での登場なので、番組終了後の現在における代名詞になっており、近年における客演時にも使用している。また、『ひろがるスカイ!プリキュア』にてキュアスカイが登場するまで、歴代プリキュアの必殺技の中で唯一の「近接技」だった
- プリキュア・スターライト・ソリューション
- 後述するシャイニングドリーム時の技。スターライト・フルーレを使い、飛び出した5つの薔薇飾りから無数の閃光を放つ。現状では彼女最大の大技であり、初期のプリキュアオールスターズにおいて、この技がベースになった技が決めに使われた事がある。
- なお、ヒーリングっどプリキュアの映画で初期時代の必殺技が使われたことにより、キュアドリームはいつしか、発動にアイテムが必要である『クリスタル・シュート』を除いた、二つの単独技を任意で使い分けられるように能力が強化されたことが確定した。
無印版とGoGo版との違い
(画像左:無印、画像右:GoGo!)
『Yes!プリキュア5』(無印)と『Yes!プリキュア5GoGo!』ではコスチュームのデザインが大きく違っている。というか、変身のための力の根源も異なるので、もはや別のプリキュアである。
デザインモチーフとしては無印版は「蝶」、GoGo版は「薔薇」である
しかし、名前は同じ「キュアドリーム」なので、この項目ではあわせて扱っている。
どちらのバージョンのイラストもタグは「キュアドリーム」で混在しているので、どちらかのバージョンに限定して検索したいときは、作品名タグを入れるなど工夫が必要だろう。
無印版ではヘルシーで元気な雰囲気を出すためにおへそを露出しており、GoGo版は襟付きのジャケットで大人っぽさを出している。
二年目になるとヘソ出しがなくなるのは、キュアブラックのオマージュだろうか……
キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜第2話ではGoGo!版の姿に再変身を果たしている。
フォームチェンジ
- スーパープリキュア(キュアドリーム)
映画『Yes!プリキュア5鏡の国のミラクル大冒険!』で登場したパワーアップフォーム。
コスチュームのフリルが増量され、背中に大きな蝶の羽が生える。
変身には、劇場にいる良い子達と、大勢のミラクルライトによる応援が必要。
『Yes!プリキュア5GoGo!』TV本編の47・48話にもこのフォームが登場したが劇場版のとは違い、フリルの増量などはなくただ蝶の羽が生えただけである。
映画『Yes!プリキュア5GoGo!お菓子の国のハッピーバースディ♪』で登場したパワーアップフォーム。
背中に天使をイメージした羽が生え、コスチューム自体もデザインにかなり手が加えられて印象が大きく変わる。
- キュアレインボー(キュアドリーム)
映画『プリキュアオールスターズDX2』で登場したパワーアップフォーム。
細部の違いはあるものの、フォームとしてはシャイニングドリームと同じである。背中の羽が黄金色になっているのが最大の違い。
『DX3』でも同じフォームが登場する。
映画『ヒーリングっど♥プリキュアゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』に登場するパワーアップフォーム。
キュアグレースとの合体フォームであり、客演プリキュアとして史上初となる完全新規のパワーアップフォームである。
(画像左)
余談
ドリームキュアグレースフォームの登場により、キュアドリームは歴代桃キュアで最もパワーアップフォームを持つプリキュアの一人に数えられると同時に、番組終了から十年以上を経た後に、現役時代には存在していない『パワーアップフォーム』の設定を新規に与えられた初のプリキュアの称号を得た事になる。
また、前出の通り、シリーズ初期の桃キュアでは、キュアブラックやキュアピーチと並んで声付きの客演が多く、現役時代の個人必殺技を披露する機会にも多く恵まれている事、現役時代から通しての人気の高さなどから、現在ではキュアブラックに次ぐプリキュアシリーズの顔役と言えるかも知れない。
また、キュアドリームと名付けられた競走馬が存在する。
キタサンブラック産駒で2020年生まれの船橋競馬所属の競走馬で、馬名の意味は『治す+夢』である。
検索について
上述のように、『Yes!プリキュア5』(無印)と『Yes!プリキュア5GoGo!』のバージョンの違いによる検索に加え、『映画プリキュアドリームスターズ!』の登場によってキュアドリームだけでは映画関係が検索にヒットしてしまう可能性が出てしまった。
作品名を入れる、マイナス検索で映画を除外するなど工夫が必要だろう。
関連イラスト
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身した後の姿しか描かれていないイラストに対して、変身前の姿である『夢原のぞみ』等のタグを付ける行為は、変身前の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアドリーム』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
プリキュア5 Yes!プリキュア5 Yes!プリキュア5GoGo! はなチーム
夢原のぞみ のぞみ ダークドリーム シャイニングドリーム ドリームキュアグレース